• 04 Sep
    • 「交響曲第3番」ベスト・ワン!?

      音楽家・作曲家への道のり第一歩は、まず、音楽通・音楽愛好家になることです。好きで好きでたまらない音楽を聴き抜いて、調べ抜いて、楽しみ尽くす心をなくして、プロにはなれません。私は、折りに触れて、現代音楽の作曲家の仲間や知人と、一献ご一緒することがあります。時には、古今東西の作曲家の書いた「交響曲第#番」の中で、最高傑作はどれだろうか・・・といった話題で、何時間も話が尽きないこともあります。何だかマニアックだなあと思われるかもしれまえんが、考えてみれば、車の話題、スポーツの話題、歴史の話題、等々、好事家が集まっての談義がそれぞれにマニアックな訳です。では、あらためて皆さんにも話題を提起しましょう!「貴方の交響曲第3番ベスト・ワンは誰の作品ですか?」マニアックな答えがある方は、是非メッセージをお寄せください。ご参考までに、私なりの考察を披露しておきましょう。ベートーヴェンの第3番「英雄」は、いきなり大本命の登場といった感があります。交響曲の規模が、4楽章で約30分というサイズをようやくスタンダードとするに至った古典派後期に時代に、いきなり55分規模の深淵な作品を書いたベートーヴェンは、やはり只者ではありません。メンデルスゾーンの第3番「スコットランド」は、作曲年順では最後の交響曲になりますから、この作曲家の作品の中ではなかなかの重量感がある名曲ですね。シューマンの第3番「ライン」も、作曲年では最後の交響曲になりますから、この作曲家の作品の中では、規模はそれ程大きくはないものの、ユニークな5楽章構成と相俟って、独特の円熟味を感じさせてくれます。ブラームスの第3番は、この作曲家の4曲の交響曲の中では比較的地味な印象ですが、独特のロマンティシズ厶を湛えた名曲で、ファンも多いと思われます。チャイコフスキーの第3番「ポーランド」は、所謂3大交響曲(4~6番)に比べると、やはり今一歩でしょうか。ブルックナーの第3番も、なかなかの存在感を放出しています。この作曲家の後年の大作の基盤が、既にこの作品で固まったと見て良いでしょう。マーラーの第3番「夏の交響曲」は、ベートーヴェンの「英雄」に対抗する存在と言えるでしょう。あまりに巨大な作品故に滅多に演奏されませんでしたが、近年はかなり演奏機会にも恵まれるようになってきていて、第2番「復活」の陰にかくれていた状況から完全に脱却して、名曲としての地歩を確かなものにしてきています。シベリウスの第3番は、この作曲家の作品の中での知名度は必ずしも高くありませんが、知る人ぞ知る名曲と言われています。ヴォーン・ウィリアムズの第3番「田園」は、この作曲家独特の、そしてイギリスの風土独特の雰囲気が静かに染み入るように拡がっていく作品です。終楽章に声楽(ヴォカリーズ)が印象的に導入されます。その他、ラフマニノフの「第3番」、ルーセルの「第3番」、オネゲルの第3番「典礼風」、根強いファンがいる交響曲です。そして私のとっておきの第3番は・・・勿論、ベートーヴェンの「英雄」とマーラーの「第3番」を外せはしないのですが・・・もう1曲、スクリャービンの「交響曲第3番」です。滅多に演奏されませんが、演奏機会の多い第4番「法悦の詩」の原形を既にこの作品から聴き取ることが可能です。もっと頻繁に演奏されて良い名曲だと私は思います。私の愛聴盤は、下の写真のディスクです。キリル・コンドラシン指揮アムステルダム・コンセルトへボウETCETERA / 32CD-3118 KTC-1027

      1
      テーマ:
    • 私鉄全駅・全車両基地20/京王電鉄2(井の頭線・相模原線・高尾線・動物園線 他)

      <私鉄全駅・全車両基地>のご紹介は今回で第20号です。前号に続いて京王電鉄の紹介です。###私鉄全駅・全車両基地20/京王電鉄2###京王電鉄は、東京の新宿と西郊の拠点の八王子を結ぶ本選を核として、その後の太平洋戦争期の大東急統合を経て、帝都電鉄として発展してきた井の頭線も合わせて、今日の路線網に至った私鉄です。この号では、旧帝都電鉄の路線であった井の頭線と、本線である京王線の支線である相模原線、高尾線、動物園線、競馬場線、そして高尾山口駅や駒場東大前駅が紹介されています。井の頭線を擁している京王電鉄は、かつては京王帝都電鉄という社名を名乗っていました。旧帝都電鉄の路線である井の頭線は、今でも重要なドル箱なのだそうです。軌間も日本では普通の狭軌=1067ミリで、旧京王電気軌道系統の京王線とその視線の旧馬車軌間=1372ミリとは異なっています。したがって、使用車両は、井の頭線専用の独自の形式を充当しています。比較的短距離の路線ながら急行も頻繁運転されています。渋谷から2駅目の駒場東大前駅は、学生街と住宅街の雰囲気な交錯する閑静な駅です。一方では、ダービーなどの開催で有名な府中競馬場正門前駅も京王電鉄にはあります。なかなかバラエティー豊かな沿線です。そして、その線路を走る車両もまた京王独特の車両達で、カラフルな印象で好感が持てます。その他、私が生まれ育った頃、昭和30年代から40年代の写真が数多く掲載されていて、私にとっては懐かしさ満点です。下の写真の右上のカットは、私の生年の渋谷の風景で、マークシティーに建て替えられる以前の駅ビルの建設中の時期を伝えています。さて、この雑誌はの次号は関西に移って、阪神電鉄の紹介になります。乞うご期待!

      テーマ:
    • プレビュー〜邦楽2010コンサート【音のカタログ vol.7】は9月13日(水)開催

      作曲家グループ邦楽<2010>では、毎年、新作を中心に「音のカタログ」コンサートを開催しています。来たる9月13日(水)には、その7回目となる【音のカタログ vol.7】が開催されます。8作品のうち5作品は初演、または改作初演となります。当日は出品者、出演者関連の楽譜を会場のロビーに展示され、購入することが出来ます。私=松尾祐孝は、旧作ではありますが、<フォノ第11番~二十絃箏独奏の為に~>を出品します。吉村七重氏のために2012年に書いた作品ですが、今回は内藤美和さんに二十五絃箏で演奏していただくという新機軸の提示となります。この"音のカタログ"は、毎回、様々な志向と個性を持つ作曲家達が、様々な邦楽器を含む楽器編成の作品を出品して、質量共に充実した演奏会になっています。皆様のご来場をお待ちしております。#####【音のカタログVol.7】##### 作曲家グループ<邦楽2010>コンサート 2017年9月13日(水) 6時半開演(6時開場)     杉並公会堂 小ホール(荻窪)  チケット:¥3000 (当日前売りとも)program(演奏順未定)●神坂真理子:  「桜吹雪」?尺八・箏・十七絃のために? (2016)尺八:金子朋沐枝、箏:野田美香、十七絃:合田真貴子●川越道子:   Shakuhachi & SYNTAL No.4 [初演]尺八:大山貴善、SYNTAL: 川越道子●眼龍義治:   すいふようー二面の箏のためのー[初演]箏:身崎有希子、松澤佑紗●田丸彩和子:   雙蝶のわかれ〜北村透谷の詩による〜 [初演]筑前琵琶:尾方蝶嘉、薩摩琵琶:川嶋信子●橋本 信:   EtamineⅢ(エタミーヌⅢ)[初演] 尺八:大河内淳矢、琵琶:榎本百香、十七絃:吉澤延隆●前田智子:「阿頼耶」  ~~尺八とヴァイオリンのために~~(2016)[改作初演]尺八:田嶋謙一、ヴァイオリン:河村典子●松尾祐孝:   フォノ第11番~二十絃箏独奏の為に~(2012)二十五絃箏:内藤美和●溝入敬三:  “マイクロトーンズ・スタディ” 十三絃箏のための (2016) 箏:神囿歌世子●(司会)田中隆文(邦楽ジャーナル編集長)チケット販売開始 6月13日より●申込み・問合せ:作曲家グループ<邦楽2010>事務局            邦楽アソシエーション Tel.03-5338-9530 Fax.03-5389-7690 info@asoshi.com●後援:邦楽ジャーナル    公益財団法人     日本伝統文化振興財団    日本現代音楽協会/協力:おことの店 谷川デザイン:田中茉莉杉並公会堂東京都杉並区上荻1-23-15?TEL:03-3220-0401JR中央線・東京メトロ丸ノ内線 荻窪駅北口から徒歩7分【作曲家グループ<邦楽2010>参加作曲家(2017.6.1現在)】石井由希子/神坂真理子/川越道子/川崎絵都夫/菅野由弘/眼龍義治/北方寛丈/吉川和夫/橘川 琢/慶野由利子/ シュムコー、コリーン・クリスティナ/近藤春恵/佐藤容子/篠田大介/高橋久美子/高橋雅光/たかの舞俐/田口和行/田中修一/田中範康/田丸彩和子/ダリル・ゼミソン/壺井一歩/中澤道子/橋本信/尾藤弥生/藤原典子/マーティン・リーガン/前田智子/松尾祐孝 /松村百合/三村磨紀予/溝入敬三/三輪眞弘/森亜紀/山口淳

      テーマ:
    • 新快速から転出後も各地で活躍した117系〜「国産鉄道」第86巻

      月曜日の朝一番の記事は、Nゲージサイズ模型が付録についてくる雑誌、「国産鉄道」の紹介を続けています。アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社発行「国産鉄道コレクション」の記事と付録模型の紹介、今回は第86巻になります。毎号のお楽しみ、Nゲージサイズ模型の付録は、京阪神を結ぶ新快速の近代化に大きな足跡を残してシティライナーの愛称でも親しまれた117系電車の紀伊半島方面の路線に転出後の塗色の先頭車クハ117形でした。いつものようにパッケージを解いて奥底から冊子を取り出してみましょう。81号以来、巻頭記事が付録模型の形式の解説記事になっています。新快速として京阪神間を疾走した後、紀伊半島方面の路線にも転出した117系でした。現在も現役で活躍中です。続くページは、長野電鉄2500系の特集です。青ガエルの愛称で親しまれた東急の名車5000系が長野電鉄の譲渡されたものです。朱とクリームの塗色もよく似合いますね。更にページをめくると、今度は地味な裏方の車両、国鉄荷物車の新たなスタンダードとなったマニ50形荷物客車の特集です。このような荷物客車は、今では見ることが無くなりました。一方、四国88ヶ所札所の85番札所=八栗寺に登る路線長0,7キロのケーブルカーの特集にも目を惹かれました。昭和の香りを漂わせるレトロな宇宙線のような派手な赤い車両がお遍路さんや観光客を運ぶという何ともミスマッチな小鉄道です。そして、このところの巻末記事の定例通り、最後の4ページはリゾート列車の特集でした。キハ47形をベースに製作された"瀬戸内マリンビュー"の、なかなか優雅な姿は魅力的ですね。お待ちかねの付録、Nゲージサイズ模型は、勿論、巻頭記事で紹介された紀伊半島路線仕様の117系近郊形直流電車クハ117形の雄姿でした。

      テーマ:

プロフィール

マリオ

性別:
男性
誕生日:
猛初夏日
自己紹介:
松尾祐孝(まつお・まさたか) 1959年 東京生まれ 1982年 東京藝術大学音楽学部作曲科...

続きを見る >

読者になる

AD

このブログの読者

読者数: 99

読者になる

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。