• 31 Jan
    • 私の数少ない合唱作品=組曲<The Four Seasons>〜カワイ出版オンライン

      私は、大人になってからはほとんど歌う機会の無い生活を過ごしていますが、幼少期には児童合唱団にも通い、日本の歌や世界の歌をたくさん歌っていました。幼稚園時代には、東京の城南方面の名団体である「ひばり児童合唱団」に在籍して、民放の幼児向け歌唱番組等に出演もしていました。また小学生時代には、NHKの児童合唱団である東京放送児童合唱団(現NHK東京児童合唱団)に在籍して、立川清澄さんと相良直美さんが司会をされていた「世界の音楽」のバックコーラスや教育テレビ音楽番組などで頻繁に歌っていました。そんな経験がかえって徒となったのか、作曲家への道を辿って行く中で、男声を含む混声合唱作品をなかなかイメージすることができず、合唱作品にはほとんど手を染めずにいました。東京放送児童合唱団の出身者というご縁もあって、同団の年少団員向けの編曲や欧州演奏旅行向けの日本的な小品の作曲を手掛けるようにはなっていきましたが、混声合唱曲は、未だにほんの少ししか書いていません。合唱作品系列の私の代表作としては、今のところはこの作品松尾祐孝/合唱オペラ<ニングル> [音楽之友社刊](原作:倉本聰/台本:松尾祐孝/作詩:大森淳子)が挙げられますが。そんな私の合唱作品の中でも、一風変わった作品が、ここでご紹介する<THE FOUR SEASONS>~マザー・グースの原詩による~という訳です。この作品は、当時まだ駆け出しの作曲家であった私に、非常勤講師として勤務していた洗足学園音楽大学附属高校の音楽科合唱団から委嘱をいただき、1988年11月3日に初演された、想い出深い作品です。テキストには、マザー・グースの原詩(英語)をそのまま用いて、1月から12月までの季節の巡りを表現する組曲仕立てに構成した、アカペラ作品が誕生しました。簡明な英語と簡潔な音楽が相俟って、素朴な中にも暖かな感興を想起させる作品になったと、些かの自負を持っています。初演後間もなく出版される機会にも恵まれ、全国各地の様々な合唱団に演奏していただきました。カワイ出版による初版本はこのようなシンプルなデザインでした。###松尾祐孝/    女声/児童合唱のための<THE FOUR SEASONS>###Prologue            (ca; 1'30”) January             (ca; 1'20”) February           (ca; 1'10”) March             (ca; 0'40”) April             (ca; 1'00") May              (ca; 0'40") June             (ca; 0'40") July              (ca; 2'00") August             (ca; 0'40") September          (ca; 0'30") October            (ca; 1'40")Intermezzo           (ca; 0'20") November           (ca; 1'20") December           (ca; 3'00") total : ca; 16 min.演奏時間約16分の一陣のそよ風のような作品です。初版本はおそらく品切れだと思われますので、もしも興味の在る方は、出版元のカワイの下記のサイトからのご注文となります。松尾祐孝「The Four Seasons」カワイ出版オンラインhttp://editionkawai.shop16.makeshop.jp/shopdetail/002002000459/008/004/order/現行のオンライン注文版はこのようなデザインです。

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    • <歳時記>第2曲=「二月:梅仰ぐ」(二重奏曲)

      2014年9月8日に開催した<松尾祐孝邦楽器作品個展>で全曲版世界初演が行われた琵琶の為の作品、全12曲の曲毎の紹介を、一昨日から始めています。<歳時記~琵琶の為の現代音楽小品集>「一月:瀧凍る」(独奏曲)「二月:梅仰ぐ」(二重奏曲)「三月:燕飛ぶ」(二重奏曲)「四月:しゃぼん玉」(二重奏曲)「五月:粽結う」(二重奏曲)「六月:草蛍」(独奏曲)「七月:大雷雨」(三重奏曲)「八月:走馬燈」(独奏曲)「九月:大やんま」(二重奏曲)「十月:阿蘇噴煙」(三重奏曲)「十一月:冬紅葉」(二重奏曲)「十二月:初雪~降誕祭」(三重奏曲)今夕は<歳時記>第2曲=「二月:梅仰ぐ」をご紹介しましょう。演奏時間約2分20秒の、二重奏曲です。琵琶は4絃の楽器として発展してきたようですが、5絃の楽器も多く用いられています。古典の世界では、5絃の楽器でも、4&5絃を同一調絃として、1本の絃のように扱うことがほとんどのようです。現代作曲家である私はその2本の絃に注目しました。片方のテンションをかけると微分音程を自在に生み出すことができるのです。左手の隣接する二本、例えば2指と3指、或いは4指と5指の、微妙なコントロールが必要になります。その微分音程のグリッサンド的な漸次変化を駆使した私が考案した記譜法が随所にちりばめられた五線譜ではありますが、独自の楽譜になっています。一部分に「Ha~~~」という声(唄)も用いながら、梅の蕾が綻んでくる初春の情景を醸し出していきます。琵琶は、平家琵琶を想い浮かべていただくとお解りのように、語り物の伴奏楽器として発展してきた経緯もありますから、声(唄)との相性は必然となります。

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    • テレビ第1シーズンの最終作はフォーク自身が監督=刑事コロンボ「パイルD-3の壁」

      「刑事コロンボ」シリーズの紹介を続けています。私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、懐かしく想い出しながら記事をアップしています。「刑事コロンボ」シリーズの記念すべき第1作「殺人処方箋」、そして第2作「死者の身代金」の成功によって一躍人気キャラクターとして認知されたピーター・フォーク扮する刑事コロンボの大活躍が評判となり、「NBCミステリー・ムービー」で定例放映化が決まりました。若き日のスティーヴン・スピルバーグが監督した第3作「構想の死角」から、この第9作「パイルD-3の壁」まで、計7作品がその第1シーズンとなりました。今日は、その第1シーズンの最後を飾った作品の紹介です。###刑事コロンボDVDコレクション vol.33###        「パイルD-3の壁」監督=ピーター・フォーク脚本=スティーヴン・ボチコ原案=ウィリアム・ケリー製作=リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク撮影=ロイド・エイハーン音楽=ギル・メレ出演:ピーター・フォーク(刑事コロンボ)パトリック・オニール(エリオット・マーカム役)フォレスト・タッカー(ボー・ウフィリアムソン役)ジャニス・ペイジ(ゴールディ・ウフィリアムソン役)パメラ・オーステフィン(ジェニファー・ウフィリアムソン役)他世界を股にかける大事業家がヨーロッパ訪問の留守の間に、その若妻に取り入ってスポンサーに仕立てて新機軸のビルの建設計画を推し進めていた建築家との軋轢から、殺人事件が発生します。とは言っても、死体がでないので失踪事件として次第に露見することになるのですが・・・建築家マーカムはしたたかで、なかなかボロを出しませんが、遂にコロンボが罠にはまったように見せかけて実はその裏をかいて遂に決定的な場面が生まれます。ピーター・フォーク自身が監督を務めているこの作品、コロンボ刑事がいつもよりも少し颯爽としているようにも感じられます。これでテレビ定例化第1シーズンの紹介が終わりました。続いて第2シーズンに入っていきます。益々楽しみな「刑事コロンボ」シリーズです。YouTube / 刑事コロンボ パイルD 3の壁

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    • 日本現代音楽協会の自由出品展<アンデパンダン展> は2月1日&2日の開催!

      日本現代音楽協会の自由出品展=<アンデパンダン展>は、通常は秋恒例のシリーズで、【現音・秋の音楽展】の一環として開催されます。しかし、今年度は他の授業の都合等を勘案して、来たる2月1日(水)&2日(木)に開催されます。YouTube / 2017 2/1-2, 3/3 現代の音楽展       - GEN ON AIR 特別編いよいよ明日と明後日に迫っていきました。会員作曲家諸氏の個性の饗宴にどうぞご期待ください。皆様のご来場をお待ちしています。    〈現代の音楽展2017〉  いま聴く 生まれたての音符たち     アンデパンダン展 第1夜2017年2月1日[水]18:00開場/18:30開演  東京オペラシティリサイタルホール 橋本 信 / Shin HASHIMOTOノスタルジアII(作曲2016年初演) 藤本三四朗(アルトサックス) 新野将之(ヴィブラフォン) 梶 俊男 / Toshio KAJIpanopticon(作曲2016年初演) 橋本晋哉(チューバ)野崎勇喜夫 / Yukio NOZAKIIntimité 〜2本のギターのための〜(作曲2016年初演) 山田岳・土橋庸人(ギター)内本喜夫 / Yoshio UCHIMOTOチェロ協奏曲(2017年版-1)(作曲2016年初演) 翠川敬基(チェロ)北條直彦 / Naohiko HOUJO 記憶の風景より〜弦楽三重奏のための〜(作曲2016年初演) 佐藤まどか(ヴァイオリン)岡さおり(ヴィオラ) 松本ゆりこ(チェロ)休憩くりもとようこ / Yoko KURIMOTOウェーベルンの旋律によるパラフレーズ        —青春の思い出に—(作曲2016年) 栗本洋子(ピアノ)露木正登 / Masato TSUYUKIデュオ・コンチェルタンテII  〜バセットホルンとピアノのための(作曲2016年初演) 鈴木生子(バセットホルン)及川夕美(ピアノ)北條美香代 / Mikayo HOJO深輝〜トランペットとピアノのための〜(作曲2015年) 神代修(トランペット)中桐綾奈(ピアノ) ロクリアン正岡 / Locrian MASAOKA組曲「死生共存」-ソプラノ、テノール、ピアノによる(作曲2016年初演) 第一曲 「死無流(しむる)」  第二曲 「死対生」   第三曲 「永遠の少女と老人の諦念」    第四曲 「偉人・イチロー対ドーピング・露西亜」 薬師寺典子(ソプラノ) 金沢青児(テノール) 大須賀かおり(ピアノ)    〈現代の音楽展2017〉  -いま聴く 生まれたての音符たち-     アンデパンダン展 第2夜2017年2月2日[木]18:00開場/18:30開演  東京オペラシティリサイタルホール 平良伊津美 / Itsumi TAIRAAffectus II(作曲2016年初演) 大野和子(フルート)平良伊津美(ピアノ)浅野藤也 / Fujiya ASANO独白〜クラリネット独奏のための(作曲2016年初演) 田中香織(クラリネット)近藤浩平 / Kohei KONDO水を運ぶ少年 作品163(作曲2016年初演) 大升良美(フルート)坂場圭介(ギター)堀 悦子 / Etsuko HORI玉梓(たまづさ)—ピッコロ独奏のための(作曲2015年) 野口 龍(ピッコロ)高見富志子 / Toshiko TAKAMI挽歌〜オーボエとファゴットのための(作曲2016年初演) 大植圭太郎(オーボエ)岡本正之(ファゴット)休憩木下牧子 / Makiko KINOSHITA“SPARKS” マリンバ・ソロのための(作曲2015年) 西久保友広(マリンバ)倉内直子 / Naoko KURAUCHI変異の相互作用 -アルトフルートとバスクラリネットのための                 (作曲2016年初演) 間部令子(アルトフルート)菊地秀夫(バスクラリネット)田中範康 / Noriyasu TANAKAギターのための「ノクチュルヌ」(作曲2016年初演) 佐藤紀雄(ギター)高原宏文|Hirofumi TAKAHARAコミュニオンIX(作曲2016年初演) 菊地秀夫(クラリネット)松本卓以(チェロ)増本伎共子 / Kikuko MASUMOTO弾き歌いによる箏曲 「西脇順三郎からの“四つの詩”」(作曲2015年) 井上雅代(チェロ) 小笠原貞宗(ピアノ)岡坂慶紀 / Keiki OKASAKAプリズムー3人のクラリネット奏者のために(作曲2016年初演) 板倉康明・西澤春代・川越あさみ(クラリネット)※就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮下さい。 演奏順、曲名は変更となる場合が有ります。 制作:日本現代音楽協会事業部 チケット:全自由席4,000円(各夜共)東京オペラシティチケットセンター インターネット予約 電話:03-5353-9999日本現代音楽協会 電話:03-3446-3506 gendai2017(a)jscm.net www.jscm.net主催:日本現代音楽協会(国際現代音楽協会日本支部)助成:一般社団法人日本音楽著作権協会後援:一般社団法人日本作曲家協議会

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  • 30 Jan
    • CD紹介:山口賢治「尺八の現在(いま)」

      尺八家=山口賢治氏の現代音楽作品によるCDをあらためてご紹介しましょう。私の作品=<美しの都 Ⅲ ~尺八と十七絃箏のために>も、氏の演奏で収録されています。お聴きいただければ幸いです。山口賢治氏は、洗足学園音楽大学の現代邦楽コースと同大学附属機関の現代邦楽研究所で後進の指導にもあたられ、日本現代音楽協会の公演や「音楽づくり」ワークショップ等でも日頃からお世話になっている方です。この度、満を持して、全曲邦人現代作品という意欲的な内容のCDを制作されたという訳です。######山口賢治「尺八の現在」#####  Kenji Yamaguchi, Shakuhachi Today1)菅野由弘/楔形譜2)松尾祐孝/美しの都 Ⅲ3)森本恭正/かつてのアルカディア4)下山一二三/雪渓第2番5)山本和智/ /timber/ for Shakuhachi and 2 percussion6)清水一徹/レスタウロ7)稲森安太己/尺八独奏のための「禁じ手」尺八:山口賢治三味線:野澤徹也 箏:小林道恵 箏・十七絃:野澤佐保子打楽器:篠田浩美 大家一将山口健治『尺八の現在』【企画・制作】山口健治【録音・制作協力】洗足学園音楽大学【録音エンジニア】高木理央【ジャケットデザイン】黒部晃一リリース:2012年4月企画制作:山口賢治 / YSEK001 / 定価3000円(税込)#############################7名の作曲家の作品を満載した濃い内容のCDです。「邦楽ジャーナル」オンライン・ショップで購入できます。http://hj-how.com/SHOP/2497新しい作品を自ら委嘱したり発掘したりしながら、邦楽器の新地平を開拓する演奏家を、皆さんも是非応援してください。

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    • <歳時記>第1曲=「一月:瀧凍る」(独奏曲)

      一昨日の記事で全曲の概要を解説した<歳時記>、2014年9月8日に開催した<松尾祐孝邦楽器作品個展>で全曲版世界初演が行われた琵琶の為の作品集ですが、その全12曲の曲毎の紹介を、今日から始めていきます。<歳時記~琵琶の為の現代音楽小品集>「一月:瀧凍る」(独奏曲)「二月:梅仰ぐ」(二重奏曲)「三月:燕飛ぶ」(二重奏曲)「四月:しゃぼん玉」(二重奏曲)「五月:粽結う」(二重奏曲)「六月:草蛍」(独奏曲)「七月:大雷雨」(三重奏曲)「八月:走馬燈」(独奏曲)「九月:大やんま」(二重奏曲)「十月:阿蘇噴煙」(三重奏曲)「十一月:冬紅葉」(二重奏曲)「十二月:初雪~降誕祭」(三重奏曲)さて初日の今夕は、<歳時記>第1曲=「一月:瀧凍る」をご紹介しましょう。演奏時間約1分45秒の独奏曲です。琵琶は、開放絃を奏でるだけで、魂を揺さぶられるような不思議な感興が沸き起こる音を持っている希有な楽器です。その開放絃の音の魅力を活かしながら、定常的な拍節感を全く廃した音楽が進行します。左手の指で絃を弾くピツィカートと、同じく左手指で鳴っている絃を叩くように押さえると僅かに鳴る音を、交互に並べると、とても心地よい弱奏の効果を生むことができます。この手法も織り交ぜながら、厳寒の中で凍りついてしまった大樹のような瀧を目の前に対峙した感興を、音楽に託した1曲目となっています。

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    • 第1シリーズの最後に急遽追加された作品〜刑事コロンボ「死の方程式」

      「刑事コロンボ」シリーズの紹介を続けています。私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、懐かしく想い出しながら記事をアップしています。「刑事コロンボ」シリーズの記念すべき第1作「殺人処方箋」と、テレビ映画シリーズ化を決定的にした第2作「死者の身代金」によって、一躍人気キャラクターとして認知されたピーター・フォーク扮する刑事コロンボの大活躍が始まりました。「NBCミステリー・ムービー」で定例放映化が決まり、その最初の作品が、若き日のスティーヴン・スピルバーグが監督した「構想の死角」で、続く「指輪の爪あと」と「ホリスター将軍のコレクション」も傑作でした。そして「二枚のドガの絵」と「もう一つの鍵」に続く通算第8作が、この「死の方程式」です。実は、テレビ映画シリーズ化となった「死者の身代金」から始まる第1シーズンは、当初は6作品の予定だったそうですが、NBCの役員の幹部達があまりの面白さに驚き、急遽もう1本を追加することになったのが、この「死の方程式」ということです。実際の全米での放送は、第1シーズンの7作品中の6番目としてオンエアされたようです。急遽細作が決まったため、監督・撮影・音楽等のスタッフの陣容も若手は起用されましたが、出来栄えはなかなか素晴らしいものになっています。###刑事コロンボDVDコレクション vol.32###         「死の方程式」監督=エドワード・M・エイブロムス脚本=ジャクソン・ギリス製作=リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク撮影=ハリー・ウルフ音楽=ギル・メレ出演:ピーター・フォーク(刑事コロンボ)ロディ・マクドウォール(ロジャー・スタンフォード役)アイダ・ルビ丿(ドリス・バックナー役)ジェームズ・グレゴリー(デヴィッド・バックナー役)アン・フランシス(バレリー・ビショップ役)他制作スタッフに若手が起用された効果が吉と出た作品です。テンポよく見ごたえ十分のストーリー展開です。最初は頼りなさそうな主人公(犯人)は直ぐにボロを出しそうな感じを視聴者に抱かせつつも、なかなかしたたかに局面を潜る抜けて、まんまと社長の座に就きます。しかし最後は、コロンボの計略にはまって、自白と同等の行為を引き出されてしまいます。クライマックスのシーンが、岩山を登る観光地のロープウエイという設定は、まるで映画<007シリーズ>のようでもあります。YouTube / 刑事コロンボ 死の方程式 SHORT FUSE

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    • 大阪環状線や中央線で活躍したオレンジ色の103系〜「国産鉄道」第62巻

      月曜日の朝一番の記事は、Nゲージサイズ模型が付録についてくる雑誌、「国産鉄道」の紹介を続けています。アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社発行「国産鉄道コレクション」の記事と付録模型の紹介、今回は第62巻になります。目玉のNゲージサイズ模型の付録は、国鉄の通勤電車の代表選手、103系電車の先頭車でした。いつものようにパッケージを解いて奥底から冊子を出してみましょう。巻頭記事は、定番の私鉄電車の特集です。ステンレス車両の開発のパイオニア、東京急行電鉄(現・東急電鉄)の6000系の懐かしい写真ば満載です。オールステンレス車両の決定版7000系登場までの試行錯誤をしていた時期の東急の名車です。続くページには、EF59形電気機関車20~24号機という渋いテーマの記事が掲載されていました。一方で、このところ頻繁に掲載されている軽便鉄道の話題も目を惹きます。本号には、本四連絡に夢を馳せた下津井鉄道が紹介されていました。更に歴史的駅舎の話題も続きます。近江鉄道の新八日町駅は、何と大正初期の建築が今尚現役で健在という貴重な存在です。本号は記事のバラエティーがいつになく豊です。広島の宮島連絡船の記事も掲載されていました。そして主役の登場が巻末記事です。101系に続いて登場して、国鉄最大両数を誇った通勤電車の決定版、103系の特集です。以前にも取り上げられた形式ですが、あらためて様々な情報が掲載されていました。お楽しみのNゲージサイズ模型は、その先頭車、103系通勤型直流電車クハ103形のです。オレンジ色の103系というと、大阪環状線が想起されますが、首都圏の中央線にも一部充当されていました。その大阪環状線にも、遂に新型車両が導入される模様です。オレンジ色の103系はそろそろ引退してしまうかもしれません。

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  • 29 Jan
    • tvk「猫のひたいワイド」2月2日放送で声優アニメソングコースが紹介されます!

      1月14日に開催した【AS Campus Winter Theater】に、tvk(テレビ神奈川)の取材が入りました。マスコミから注目していただけることは、誠にありがたいことです。洗足学園音楽大学が2016年4月に開設した声優アニメソングコースの初めての学年末成果発表公演を取材していただきました。その模様が、来たる2月2日(木)正午〜13時半の番組、「猫のひたいワイド」で放送されます。12時40分頃から約10分間のオンエアということです。皆様、お時間が許すようでしたら、是非ご覧ください。

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    • 1/14&15【東京タワー文化フェスティバル】の映像をYouTubにアップされました!

      1月14日(土)&15日(日)に第1回が開催された【東京タワー文化フェスティバル】の大展望台club333コーナーの映像が公式YouTubeサイトにアップされました。14日(土)の映像はこちらです。YouTube / 東京タワー文化フェスティバル2017-115日(日)の映像はこちらです。私と拙作は15日の11分位から登場します。YouTube / 東京タワー文化フェスティバル2017-2邦楽器を中心とした日本独自の音楽文化を、"オリパラ2020"を契機に世界に発信していこうという文化イベントの模様を、どうぞお楽しみください。

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    • 琵琶作品の集大成=<歳時記〜琵琶の為の現代音楽小品集>

      随分前から、私に琵琶の魅力を伝えてくださった田原順子さんから、お弟子さんたちのための現代音楽作品への導入になる練習曲の作曲を勧められていました。その話を聞いて、最初はピアノ教則本の「ハノン」のような、メカニカルな練習曲を発想して実現しようと考えたのですが、どうしても自分で気に入るカタチに練り上げられませんでした。そこで今度は、今まで書いた私の作品の随所に盛り込まれた、新しい記譜法や奏法、或いは伝統的な奏法を発展させたもの等の、一つ一つに焦点を当てた小品をたくさん作曲して、それを並べた組曲(曲集)とする方向に、構想を固めていきました。最終的には、一月~十二月の12曲から成る組曲、しかも普通の組曲とはことなり、独奏曲、二重奏曲、三重奏曲、を組み合わせた組曲というカタチを決断しました。昨年の11月7日に、その内の半分が先行初演されました。「一月:瀧凍る」(独奏曲)「三月:燕飛ぶ」(二重奏曲)「六月:草蛍」(独奏曲)「七月:大雷雨」(三重奏曲)「八月:走馬燈」(独奏曲)「十月:阿蘇噴煙」(三重奏曲)そして初夏までに全12曲が完成して、先月に開催された<松尾祐孝邦楽器作品個展>で、全曲版の初演が行われました。「一月:瀧凍る」(独奏曲)「二月:梅仰ぐ」(二重奏曲)「三月:燕飛ぶ」(二重奏曲)「四月:しゃぼん玉」(二重奏曲)「五月:粽結う」(二重奏曲)「六月:草蛍」(独奏曲)「七月:大雷雨」(三重奏曲)「八月:走馬燈」(独奏曲)「九月:大やんま」(二重奏曲)「十月:阿蘇噴煙」(三重奏曲)「十一月:冬紅葉」(二重奏曲)「十二月:初雪~降誕祭」(三重奏曲)演奏は、田原順子琵琶研究所《聚の会》のメンバー6人で分担していただきます。三重奏曲は1パート二人にして、6人全員で演奏していただきました。琵琶演奏メンバー:重山紀子  伊藤純子  中村祐子              竹本彩乃  藤本はるか  樋口真子  琵琶史上に類例を見ない小品集の誕生となりました。これからも、部分演奏や全曲演奏等、様々なカタチで演奏を重ねていただけると思います。

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    • ヒッチコック風サスペンス仕立て〜刑事コロンボ「もう一つの鍵」

      「刑事コロンボ」シリーズの紹介を続けています。私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、懐かしく想い出しながら記事をアップしています。「刑事コロンボ」シリーズの記念すべき第1作「殺人処方箋」と、テレビ映画シリーズ化を決定的にした第2作「死者の身代金」によって、一躍人気キャラクターとして認知されたピーター・フォーク扮する刑事コロンボの大活躍が始まりました。「NBCミステリー・ムービー」で定例放映化が決まり、その最初の作品が、若き日のスティーヴン・スピルバーグが監督した「構想の死角」で、続く「指輪の爪あと」と「ホリスター将軍のコレクション」も傑作でした。そして「二枚のドガの絵」に続く通算第7作が、この「もう一つの鍵」です。###刑事コロンボDVDコレクション vol.31###         「もう一つの鍵」監督=ノーマン・ロイド脚本=スティーヴン・ボチコ原案=ハニー・スレイダー製作総指揮=リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク製作=エヴァレット・チェンバース撮影=ラッセル・L・メティ音楽=ビリー・ゴールデンバーグ出演:ピーター・フォーク(刑事コロンボ)スーザン・クラーク(ベス・チャドウィック役)レスリー・ニールセン(ピーター・ハミルトン役)リチャード・アンダーソン(プライス・チャドウィック役)ジェシー・ロイス・ランディス(チャドウィック夫人)他何と犯人の恋人役が後年に「裸の銃を持つ男」で世界的な人気を博すことになるレスリー・ニールセンですが、勿論ここでは野心的な弁護士=ピーター・ハミルトンをクールに演じています。犯人役はいかにも才女といった感じの、広告宣伝会社経営者一族=チャドウィック家の令嬢で、肩書きだけの役員に甘んじているベスで、ピーターとの交際に強く反対する兄を殺害してしまいます。用意周到な完全犯罪が成立したかに思われましたが、しかし、コロンボは僅かな疑問から執拗な操作と推理を展開していきます。そして遂に、犯行の全容を解明してみせるのです。ヒッチコック風のテイストも感じられる、冷徹なミステリーになっている作品です。YouTubeでとても楽しい映像を見つけました。有名なトーク番組?に刑事コロンボが出演して、抱腹絶倒のスピーチを喋りまくって周囲を圧倒して万雷の拍手の中を颯爽と退場していくという、貴重な映像をじっくりとご覧ください。YouTube / Columbo @ Dean Martin Roast (JP sub)       刑事コロンボテレビ出演 (日本語字幕)

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    • 日本現代音楽協会の自由出品展<アンデパンダン展> 第2夜は2月2日開催!

      日本現代音楽協会の自由出品展=<アンデパンダン展>は、通常は秋恒例のシリーズで、【現音・秋の音楽展】の一環として開催されます。しかし、今年度は他の授業の都合等を勘案して、来たる2月1日(水)&2日(木)に開催されます。YouTube / 2017 2/1-2, 3/3 現代の音楽展       - GEN ON AIR 特別編会員作曲家諸氏の個性の饗宴にどうぞご期待ください。今日は、第2夜の内容を紹介しましょう。2月2日の開催です。皆様のご来場をお街しています。    〈現代の音楽展2017〉  -いま聴く 生まれたての音符たち-     アンデパンダン展 第2夜2017年2月2日[木]18:00開場/18:30開演  東京オペラシティリサイタルホール 平良伊津美 / Itsumi TAIRAAffectus II(作曲2016年初演) 大野和子(フルート)平良伊津美(ピアノ)浅野藤也 / Fujiya ASANO独白〜クラリネット独奏のための(作曲2016年初演) 田中香織(クラリネット)近藤浩平 / Kohei KONDO水を運ぶ少年 作品163(作曲2016年初演) 大升良美(フルート)坂場圭介(ギター)堀 悦子 / Etsuko HORI玉梓(たまづさ)—ピッコロ独奏のための(作曲2015年) 野口 龍(ピッコロ)高見富志子 / Toshiko TAKAMI挽歌〜オーボエとファゴットのための(作曲2016年初演) 大植圭太郎(オーボエ)岡本正之(ファゴット)休憩木下牧子 / Makiko KINOSHITA“SPARKS” マリンバ・ソロのための(作曲2015年) 西久保友広(マリンバ)倉内直子 / Naoko KURAUCHI変異の相互作用 -アルトフルートとバスクラリネットのための                 (作曲2016年初演) 間部令子(アルトフルート)菊地秀夫(バスクラリネット)田中範康 / Noriyasu TANAKAギターのための「ノクチュルヌ」(作曲2016年初演) 佐藤紀雄(ギター)高原宏文|Hirofumi TAKAHARAコミュニオンIX(作曲2016年初演) 菊地秀夫(クラリネット)松本卓以(チェロ)増本伎共子 / Kikuko MASUMOTO弾き歌いによる箏曲 「西脇順三郎からの“四つの詩”」(作曲2015年) 井上雅代(チェロ) 小笠原貞宗(ピアノ)岡坂慶紀 / Keiki OKASAKAプリズムー3人のクラリネット奏者のために(作曲2016年初演) 板倉康明・西澤春代・川越あさみ(クラリネット)※就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮下さい。 演奏順、曲名は変更となる場合が有ります。 制作:日本現代音楽協会事業部 チケット:全自由席4,000円東京オペラシティチケットセンター インターネット予約 電話:03-5353-9999日本現代音楽協会 電話:03-3446-3506 gendai2017(a)jscm.net www.jscm.net主催:日本現代音楽協会(国際現代音楽協会日本支部)助成:一般社団法人日本音楽著作権協会後援:一般社団法人日本作曲家協議会

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  • 28 Jan
    • 全音オンラインショップ:クラリネットのための「2つの小品」

      以前に出版されていた私の作品が、今ではインターネット上のオンラインショップで購入できるものがいくつかあります。その一つを、今日はご紹介しましょう。私は、作曲家として駆け出しの時期に、クラリネットのための作品を数多く書きました。その中の、小編成作品(独奏曲とピアノとの二重奏曲)をまとめて一冊にした出版譜が、この商品です。###松尾祐孝/クラリネットの為の「2つの小品」###取り扱い:全音オンラインショップhttp://shop.zen-on.co.jp/p/590090掲載楽曲:1)<フォノⅢ>~クラリネット独奏の為に~ (1986)  PHONO Ⅲ for Clarinet solo (1986)2)<錯乱>~クラリネットとピアノの為に~ (1987)  DISTRACTION for Clarinet and Piano (1987)版型/頁 :菊倍判/56頁JAN :4511005031464コード :ISBN978-4-11-590090-5定価(税込):1,995円 (本体1,900円)###########################これらの作品は、前者1)は藝大時代の同級生でもあるクラリネット奏者=板倉康明氏との協働作業から、また後者2)は、アメリカの気鋭のクラリネット奏者=E. Michael Richards氏との協働作業から、生まれた作品です。どちらも、独奏作品<フォノ>シリーズと、二重奏作品<ディストラクション>シリーズのそれぞれの方向性を決定した、私自身にとっても重要な作品です。特殊奏法を駆使する場面もあり、技術的にはかなりの難曲となっていますが、全体の構成や響きの感覚を掴んで演奏すると、ひとつの音楽的小宇宙が創出される作品達です。若い演奏家の皆さん、どうぞ挑戦してみてください!今日の写真は、真夏の「海ほたる」東京湾のど真ん中の人工島の風景です。

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    • シリーズ最新作=<コントラストリングス第3番〜二胡と二十絃箏の幻想曲>

      さて、“コントラストリングス”シリーズの最後です。今度は、二胡と二十絃箏の二重奏曲です。旧友であり世界的二胡奏者である許可(Xu KE)氏と、二十絃箏奏者の重鎮である吉村七重氏のお二人を、三年前の春にたまたまお引き合わせできる機会があり、そこでの会話から両大家が協演する作品を実現するという構想が生まれたのです。そして、その夏に脱稿した作品が、<コントラストリングス第3番~二胡と二十絃箏の幻想曲>という訳です。中国の伝統楽器の中の抱絃楽器=二胡と、日本の伝統楽器の中の拡張版である伏絃楽器=二十絃箏の対照と協創を意図した作品ということで、迷わずに“コントラストリングス”というタイトルを冠することにしました。作品は通奏される約12分の音楽になっています。先ず、漂うような楽想による“プロローグ”に始まり、二胡による短いカデンツァ風のパッセージを経て、“愛の歌”に移行してたおやかにヴォルテージを上げていき、今度は二十絃箏による短いカデンツァ風のパッセージを経て両楽器がスリリングに疾走する“プログレッション”で一気呵成に結尾まで到達するという構成になりました。許可(シュイ・クゥ)氏と吉村七重氏の演奏の触発がとても興味深く楽しかった初演コンサートでした。###現音<秋の音楽展2013>アンデパンダン展 第2夜###2012年11月11日 [月] 17:30開場/18:30開演  東京オペラシティリサイタルホール下山 一二三/飢渇河原燈籠[作曲2013年/初演]  vc.=松本卓以 bass-cl.=菊地秀夫   perc.=山本晶子 相川瞳内本 喜夫/プレリュードとファンタジー[作曲2013年/初演]  vc.=翠川敬基北條 直彦/独奏フルートのための「響きのゆくえ」                [作曲2013年/初演]  fl.=増本竜士岡坂 慶紀/弦楽四重奏曲[作曲2010年/初演]  アンバーカルテット  vn.=久米浩介 佐藤奏 va.=高木真悠子 vc.=荒井結子林 文夫/海~佐藤春夫詩集より「海の若者」「伊都満譚詩」                  [作曲2013年/初演]  bar.=竹澤嘉明 pf.=持田みどり植野 洋美/ Transponder -for trumpet and piano                [作曲2013年/初演]  tp.=曽我部清典 pf.=植野洋美  梶 俊男/archon for viola solo[作曲2013年/初演]  va.=般若佳子田口 雅英/三味線弾き歌いの為の「女宮木」              [作曲2013年/初演]  三味線=山本普乃松尾祐孝/CONTRASTRINGS no.3[作曲2013年/初演]  二胡=許可 二十絃箏=吉村七重北條 美香代/花信風~アコーディオン・ソロのための~                  [作曲2013年/初演]  ac.=大田智美主催:日本現代音楽協会(国際現代音楽協会日本支部)助成:一般社団法人日本音楽著作権協会 後援:一般社団法人日本作曲家協議会- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

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    • 映画「生きてこそ」(原題=<ALIVE>)との運命的な出会い!/ vol.1

      映画「生きてこそ」(原題=ALIVE)をご存知でしょうか。私には、全くの偶然ながら、この映画と劇的な出会いを果たした強烈な想い出があります。毎週土曜日の「映画は楽し!」の記事で、三週間連続位で、その想い出を綴っていきましょう。1972年、私が中学一年生の時、ふと目に留まった新聞記事がありました。「アンデス山脈の奥深くで墜落・遭難した飛行機が、絶望視されていたにも関らずに72日ぶりに発見されて、乗員乗客45人のうち16名が奇跡の生還を遂げた。」という内容の外電でした。「そんなこともあるのだな・・・」と、記憶の片隅のインプットされたのでした。それから20年と少々の時を経て、私は30歳台に入っていました。大のスキー好きになっていった私は、1994年の冬(1月だったか2月だったか)に、遂に念願を叶えてカナダのウィスラー&ブラッコムに、スキー旅行に出かけることができたのです。いよいよ出発した私は、ヴァンクーバーまで飛行機でひとっ飛び、そこからツアーバスに2~3時間揺られて、世界的なスキーリゾート=ウィスラー&ブラッコムに着くことができました。ウィスラー側とブラッコム側の二つの嶺それぞれに展開するスキーエリアの間の谷間にあるタウンは、多くのホテルやコンドミニア厶、そしてレストランやカフェ、スキーショップや土産物店やスーパーマーケットが集まっていて、とても便利で安全な観光地でした。翌日は初日ということで、ガイドさんに率いられて広い広いスキー場を巡って案内してもらいました。そして翌日からは完全にフリータイム、思いっ切り自由に、ウィスラー側もブラッコム側も滑りまくりました。ゲレンデの下部や標高400メートル程、最高部は2000メートル程とうロケーションです。雪質は北海道に一歩を譲るかもしれませんが、日本の地形には見られない、氷河に削られた山容がもたらす絶好に斜面が延々と続くゲレンデのスケールは、日本の八方尾根でもニセコでも得られないものがあります。(ウィスラー・ブラッコム スキーリゾート公式サイト)http://ww1.whistlerblackcomb.com/japan/index.ウィスラー・エリアの最高地点は、ピーク・チェアーという当時は3人乗りのリフトで断崖絶壁の上に上がった所でした。そこからの眺めは、それまでの私の経験には無かったもので、延々と重なる白い峰々が延々と東(ロッキー山脈の内陸側)に向かって重なっている景色に、暫し我を忘れて見とれました。「素晴らしい景色!」「何と美しい!」という感興が、心の中に幾重にも沸き起こりました。そこから大回りで麓のタウンまで滑り降りて行くと、10数キロありましたが、楽しいスキートレイルでした。そしてその夜、運命の出会いが私を待っていまのでした。・・・来週と再来週土曜日の記事に続けます。ウィスラー&ブラッコムを紹介している素敵なYouTubeをリンクしておきましょう!

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    • 日本現代音楽協会の自由出品展<アンデパンダン展> 第1夜は2月1日開催!

      日本現代音楽協会の自由出品展=<アンデパンダン展>は、通常は秋恒例のシリーズで、【現音・秋の音楽展】の一環として開催されます。しかし、今年度は他の授業の都合等を勘案して、来たる2月1日(水)&2日(木)に開催されます。YouTube / 2017 2/1-2, 3/3 現代の音楽展       - GEN ON AIR 特別編会員作曲家諸氏の個性の饗宴にどうぞご期待ください。今日は、第1夜の内容を紹介しましょう。2月1日の開催です。皆様のご来場をお待ちしています。    〈現代の音楽展2017〉  いま聴く 生まれたての音符たち     アンデパンダン展 第1夜2017年2月1日[水]18:00開場/18:30開演  東京オペラシティリサイタルホール 橋本 信 / Shin HASHIMOTOノスタルジアII(作曲2016年初演) 藤本三四朗(アルトサックス) 新野将之(ヴィブラフォン) 梶 俊男 / Toshio KAJIpanopticon(作曲2016年初演) 橋本晋哉(チューバ)野崎勇喜夫 / Yukio NOZAKIIntimité 〜2本のギターのための〜(作曲2016年初演) 山田岳・土橋庸人(ギター)内本喜夫 / Yoshio UCHIMOTOチェロ協奏曲(2017年版-1)(作曲2016年初演) 翠川敬基(チェロ)北條直彦 / Naohiko HOUJO 記憶の風景より〜弦楽三重奏のための〜(作曲2016年初演) 佐藤まどか(ヴァイオリン)岡さおり(ヴィオラ) 松本ゆりこ(チェロ)休憩くりもとようこ / Yoko KURIMOTOウェーベルンの旋律によるパラフレーズ        —青春の思い出に—(作曲2016年) 栗本洋子(ピアノ)露木正登 / Masato TSUYUKIデュオ・コンチェルタンテII  〜バセットホルンとピアノのための(作曲2016年初演) 鈴木生子(バセットホルン)及川夕美(ピアノ)北條美香代 / Mikayo HOJO深輝〜トランペットとピアノのための〜(作曲2015年) 神代修(トランペット)中桐綾奈(ピアノ) ロクリアン正岡 / Locrian MASAOKA組曲「死生共存」-ソプラノ、テノール、ピアノによる(作曲2016年初演) 第一曲 「死無流(しむる)」  第二曲 「死対生」   第三曲 「永遠の少女と老人の諦念」    第四曲 「偉人・イチロー対ドーピング・露西亜」 薬師寺典子(ソプラノ) 金沢青児(テノール) 大須賀かおり(ピアノ)※就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮下さい。 演奏順、曲名は変更となる場合が有ります。 制作:日本現代音楽協会事業部 チケット:全自由席4,000円東京オペラシティチケットセンター インターネット予約 電話:03-5353-9999日本現代音楽協会 電話:03-3446-3506 gendai2017(a)jscm.net www.jscm.net主催:日本現代音楽協会(国際現代音楽協会日本支部)助成:一般社団法人日本音楽著作権協会後援:一般社団法人日本作曲家協議会

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  • 27 Jan
    • 「交響曲」(番号無し等)ベスト・ワン!?

      音楽家・作曲家への道のり第一歩は、まず、音楽通・音楽愛好家になることです。好きで好きでたまらない音楽を聴き抜いて、調べ抜いて、楽しみ尽くす心をなくして、プロにはなれません。私は、折りに触れて、現代音楽の作曲家の仲間や知人と、一献ご一緒することがあります。時には、古今東西の作曲家の書いた「交響曲第#番」の中で、最高傑作はどれだろうか・・・といった話題で、何時間も話が尽きないこともあります。何だかマニアックだなあと思われるかもしれまえんが、考えてみれば、車の話題、スポーツの話題、歴史の話題、等々、好事家が集まっての談義がそれぞれにマニアックな訳です。このブログでは、これまでに、「交響曲第1番ベスト・ワン!?」から「交響曲第10~番(二ケタ番号)ベスト・ワン!?」までの話題を提起してきました。そして今回は、最後の、正に番外編として、「交響曲」(番号無し等)ベスト・ワン!?」を探訪してみましょう。先ず、ベートーヴェンの直後の時代に先進的な標題交響曲を数多く書いた、ベルリオーズの作品に触れない訳にはいきません。「幻想交響曲」は、いきなりの本命候補です。個人的には、昨年暮のアンサンブル・ヌーボーの演奏がまだ記憶に新しいところです。往年の名指揮者=アンドレ・クリュイタンスのタクトで壮絶な名演を聴かせてくれたパリ音楽院管弦楽団の1964年の来日公演のライヴCDは、今なお燦然と輝く名盤です。ベルリオーズ「幻想交響曲」アンドレ・クリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団(パリ管の前身)1964年来日公演ライヴCDALTUS / ALT-003交響曲「イタリアのハロルド」は、実質的にはヴィオラ協奏曲です。私が、自作<フォノスフェール第1番~尺八と管弦楽の為に>と共に帯同した東京フィルハーモニー交響楽団の"ヨーロッパ演奏旅行1994"にもプログラミングされていて、何度も聴き重ねた想い出があります。劇的交響曲「ロミオとジュリエット」は、後のマーラーを想起させるような大作です。その他、交響曲とは題されていませんが、劇的物語「ファウストの劫罰」も、交響的な大作です。その他、フランクの交響曲も素晴らしい傑作です。第1楽章のソナタ形式の扱いが、ベートーヴェンの「第9」の第1楽章の発展型と解釈できます。3楽章構成の素晴らしい作品です。ショーソンの「交響曲」、ダンディの「フランスの山人の歌による交響曲」等々、フランスの作曲家には今日の話題の対象となる番号無し交響曲作品が目白押しです。19世紀後半から、フランスには独自の三楽章交響曲の伝統が根付いたと捉えられます。チャイコフスキーには番号付の6曲以外に、「マンフレッド交響曲」があります。日本ではほとんど演奏されませんが、ヨーロッパではメジャーオーケストラのプログラムにも散見されます。なかなかの名曲です。20世紀に入ると、定型にあてはまらない楽曲が増えてきます。ストラヴィンスキーの交響曲群もその典型例と言えるでしょう。「交響曲ハ調」「三楽章の交響曲」「詩篇交響曲」と玄人好みの名曲があります。YouTube / ギーレン指揮:     ストラヴィンスキー:交響曲ハ調(2006年ライヴ)バルトークには、交響曲というタイトルこぞ冠していないものの、実質的には交響曲に類する名曲があります。「弦・打・チェレスタの為の音楽」と「管弦楽の協奏曲」です。どちらも名曲として定番の作品です。イギリスの作曲家=ブリテンにも自由な構成の交響曲があります。「鎮魂交響曲」「春の交響曲」「チェロと管弦楽の交響曲」、どれもレパートリーの定着している名曲です。第2次大戦以降の世代にまで視野を広げていくと、もうそれこそ枚挙に暇がないことになってしまいそうです。番号無しではありませんが、バーンスタインの交響曲第2番「不安の時代」は、私の大好きな作品です。とっておきの私の隠し球は・・・交響曲というタイトルではありませんが、4楽章交響曲の伝統と前衛音楽の気概とトーンクラスターの音響が見事に融合した作品、ルトスワフスキの「オーケストラの為の書(本)」Livre pour Orchestre を挙げておきましょう。素晴らしい名曲です。YouTube / Witold Lutoslawski. Livre pour orchestre.     (指揮=Günther Herbic 管弦楽=RTVE.)この記事シリーズはこれにて完結となりますが、また折りに触れてオーケストラの名曲を探訪していきましょう。若い皆さん、是非オーケストラを聴きましょう!

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    • 吉村七重氏との協創作品=フォノ第11番〜二十絃箏独奏の為に〜

      《フォノ Ⅺ 》~二十絃箏独奏の為に~の紹介です。この"PHONO"シリーズ初の邦楽器作品です。### PHONO ⅩⅠ       - for Twenty-stringed Koto solo ###    フォノ第11番~二十絃箏独奏の為に~            (2012)   <吉村七重氏協働制作作品~  日本現代音楽協会「朝日現代音楽賞受賞記念演奏会」      &深新會作品展発表の協働プロジェクト作品>演奏時間:約13分初演:2012年10月26日    東京オペラシフィ・リサイタルホール   <深新會第32回作品展>(主催:深新會)               演奏:吉村七重再演:2013年2月24日(日)/ JTアートホール <吉村七重リサイタル   ~朝日現代音楽賞受賞記念演奏会>         (主催:日本現代音楽協会)############################曲は、イントロダクション~アリア~プログレッション~エピローグという性格の異なる4つの部分が切れ目無しに演奏される音楽になっています。吉村七重さんの見事な演奏によって、拙作に息吹が副込まれた瞬間は、正に作曲家冥利につきるものでした。再演は更に見事な演奏でした。そして、まだ私が独奏作品を書いていない多くの楽器の為に、西洋楽器にも邦楽器にも、このフォノ・シリーズを書き重ねていきたいと考えています。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -この私のPHONOシリーズは未出版のものが多いので、楽譜をお求めの方は、直接ご連絡をいただくか・・・「マザーアース株式会社」(Tel:03-3455-6881)を通してお問い合わせください。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -今日の写真は、楽譜をイメージしたスウィーツ、遊び心満点の一皿のカットにしましょう。

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    • 意味深長なタイトルの裏側は!?〜刑事コロンボ「二枚のドガの絵」

      「刑事コロンボ」シリーズの紹介を続けています。私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、懐かしく想い出しながら記事をアップしています。「刑事コロンボ」シリーズの記念すべき第1作「殺人処方箋」と、テレビ映画シリーズ化を決定的にした第2作「死者の身代金」によって、一躍人気キャラクターとして認知されたピーター・フォーク扮する刑事コロンボの大活躍が始まりました。「NBCミステリー・ムービー」で定例放映化が決まり、その最初の作品が、若き日のスティーヴン・スピルバーグが監督した「構想の死角」で、続く「指輪の爪あと」と「ホリスター将軍のコレクション」も傑作でした。そして、通算第6作がこの「二枚のドガの絵」です。###刑事コロンボDVDコレクション vol.30###        「二枚のドガの絵」監督=ハイ・アヴァバック脚本=ジャクソン・ギリス製作=リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク撮影=ラッセル・L・メティ音楽=ビリー・ゴールデンバーグ出演:ピーター・フォーク(刑事コロンボ)ロス・マーティン(デイル・キングストン役)ドン・アメチ(フランク・シンプソン役)キム・ハンター(エドナ・マシューズ役)ジョーン・ショウリー(マチルダ役)他まだ髪の毛が黒々としている若いコロンボ警部(実はシリーズ開幕当初は警部補)が、まだ初々しい感じのシリーズ序盤の作品が続いています。この作品では、絵画コレクションがずらりと並ぶ屋敷での初動捜査の際に、主人公(つまり犯人)に絵の署名(サイン)について惚けた質問をして、一旦はむっとさせるものの、次第に会話が噛み合っていくシーンから登場します。このあたりの脚本と演技の冴えには、心から感心させられます。「こんな詰まらないことを話すために来たのか!」等と強気の姿勢を崩さない犯人(美術評論家)は、あろうことか第二の犯行も重ねてしまいます。そんな美術評論家にのらりくらりと迫るコロンボは、今回も遂に犯行の出口を解きほぐします。タイトルの「二枚のドガの絵」の意味は・・・?この謎解きは、実際に見てのお楽しみとしましょう。それにしても、毎回登場する犯人のセレブぶりに圧倒されます。アメリカンドリームを実現してあこがれの生活を送る犯人に、一見よれよれで頼りないコロンボがジワジワと攻め寄って遂に犯行の手口を解明する・・・というストーリーに、一般市民が溜飲を下げるという構図が、最初期から確立していたころがよく判ります。何度見ても興味深く楽しいシリーズです。YouTube / SUITABLE FOR FRAMING       刑事コロンボ 二枚のドガの絵

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プロフィール

マリオ

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誕生日:
猛初夏日
自己紹介:
松尾祐孝(まつお・まさたか) 1959年 東京生まれ 1982年 東京藝術大学音楽学部作曲科...

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