松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

創造芸術は人間の根源的な表現欲求と知的好奇心の発露の最も崇高な形。音楽家・作曲家を目指す貴方、自分の信じる道(未知)を進んでいきましょう。芸術・音楽・文化と共に東日本大震災を乗り越えよう~頑張れ日本!〜がんばろうニッポン!


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大相撲九州場所が終わりました。
横綱昇進以来、13勝以上の場所が無かった鶴竜が
14勝1敗で優勝しました。ようやく
横綱の面目を保つ場所になったと言えるでしょうか。

YouTube /【大相撲九州場所】横綱鶴竜が3度目の優勝
       インタビューの最中なのにニュース


残る二人の横綱、白鵬と日馬富士は、
やや精彩を欠いた場所となって
共に11勝4敗に終わりました。
故障上がりとは言え、
白鵬の脆さが少々気になりました。

さて、大関陣に目を向けましょう。
先場所に15戦全勝で初優勝となった豪栄道は、
序盤こそ綱取りの興味を繋ぐ白星街道でしたが、
終わってみれば9勝6敗という平凡な星勘定で、
これが普段の地力というところでしょう。

稀勢の里は、終盤に3横綱を総ナメにして
12勝3敗(準優勝)の星を挙げました。
序盤の取りこぼしさえなくなれば、
いつ優勝してもおかしくない実力者だけに、
毎場所もったいないといったらありゃしない。
来場所、全勝優勝でもすれば、
横綱の声がかかるかもしれません。
何しろ、ここ5場所の勝ち星が、
13勝・13勝・12勝・10勝・12勝ですから、
日馬富士(9勝・10勝・13勝・12勝・11勝)
鶴竜(10勝・11勝・途中休場・10勝・14勝)
よりも横綱らしい星勘定なのです。
初場所の9勝を加えて69勝で年間最多勝に輝きました。
しかし優勝が無い・・・!!!

年間最多勝を獲得した力士で優勝経験がないまま
引退した例は皆無ということです。
稀勢の里の優勝を横綱昇進は来年こそ成るのでしょうか。

YouTube / 稀勢の里、無念の年間最多勝=大相撲九州場所


照丿富士は、初日から連敗したときは
どうなるかと思いましたが、何とか8勝を上げて
大関の座を守りました。
故障が癒えて体調が回復すれば横綱候補の実力が
あるだけに、早く本調子の姿を見せてほしいものです。

琴奨菊は5勝10敗と大負けに終わり、
来場所はカド番です。
そろそろ引退が近づいているのでしょうか。

関脇の高安、大関昇進を期待していた私としては、
7勝8敗の負け越しは全くの期待外れでした。
小結で11勝、関脇で10勝と繋いできただけに、
残念でなりません。

期待の遠藤も7勝8敗に終わり、
三役昇進には届きませんでした。

そのような中で、小結の玉鷲の10勝や
前頭3枚目の正代の11勝は立派でした。

また、新入幕の石浦が、
小兵ながら素晴らしい相撲を見せて、
11日目までは1敗で優勝戦線のトップを走るという
大活躍で、相撲ファンを唸らせてくれました。

YouTube / 石浦 10連勝 相撲2016 11月場所11日目
        妙義龍 VS 石浦


今年の大相撲は、
白鵬2回、日馬富士1回、鶴竜1回、
琴奨菊1回、豪栄道1回と、
5人の優勝力士がでました。
近年では珍しいことです。
来場所こそはここに稀勢の里が割って入って
日本人横綱の誕生を見たいものです。


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<深新會第34回作品展>は12月7日(水)19時開演、
会場は東京オペラシティリサイタルホールです。
私は、独奏曲PHONOシリーズの最新作、
《フォノ第14番》〜チェロ独奏の為の断章
を出品します。
皆様のご来場をお待ちしております。

深新會第34回作品展

### <深新會第34回作品展> ###
  2016年12月7日(水)19時開演
 東京オペラシティリサイタルホール
主催:深新會 
後援:日本現代音楽協会 
   一般社団法人日本作曲家協議会

太田彌生 /《麁妙 繪妙(あらたえ にぎたえ)》
               (2016)初演
  姫本さやか(Fl.) 中島久美(Va.)
 
河内琢夫 /《風、河そして星々》
     〜弦楽四重奏のための(2016)初演
  手島志保(Vn,) 平岡陽子(Vn.)
  東義直(Va.) 和田夢人(Vc.)

中川俊郎 /《ファンファーレ集 第1集》
               (2016)初演
  曽我部清典(Tp.) 中川俊郎(一部Pf.)

野澤啓子 /《Les mains jointes》
      〜トロンボーンとピア丿のために
               (2016)初演
  村田厚生(Trb.) 野澤啓子(Pf.)

松尾祐孝 /《フォノ第14番》
       〜チェロ独奏の為の断章(2016)初演
  多井智紀(Vc.)

        ・・・曲順未定・・・

チケットは、出品作曲家を直接ご存知の方は、
そちらにコンタクトをしていただければ幸いです。
一般の方は、下記の情報を参考にしてください。

入場料=3,500円
深新会オンラインチケットサービス http://.gakuyusha.co.jp/
東京オペラシティチケットセンター TEL. 03-5353-9999
Confetti TEL. 0120-240-540(受付時間 平日10:00〜18:00)
     WEB予約 http://confetti-web.com/
マネージメント/問合せ:楽友社 TEL. 03-3443-0909
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このシリーズの前回(先週の月曜日)の記事で、
関西の私鉄の中では京阪電鉄が特に気になる存在だった
という話をしましたが、関東の私鉄では今回の
京浜急行電鉄のファンでした。
勿論、地元の東急電鉄は別格の存在ですが、
あの赤を基調に白を配した電車は、子供の頃から憧れでした。

中でも、旧型電車の230型に興味津々でした。
上下に大きな窓がすらりと並んだ片側2扉の
レトロモダンという言葉がピッタリの雰囲気を持った
軽快なイメージを持った車輌でした。

私が子供の頃にはまだ現役で走っていて、
主に川崎市内を走る大師線で活躍していました。
正月になると、川崎大師参詣臨時直通特急に起用され、
品川駅から川崎大師駅まで直通で乗り通すことができたので、
家族一同での初詣を川崎大師に行くことが大いなる楽しみでした。

何しろ、普段は営業列車は走らない川崎駅構内の連絡線
(高架線上の本線と地上を走る大師線を結ぶスロープ状の線路)
を降りた後に、行き止まりの大師線の川崎駅に入線して、
スイッチバックで方向転換して川崎大師に向かっていくという
滅多にお目にかかれない光景を乗車しながら味わえるのですから、
鉄道ファンの子供としてはワクワクしない筈がありません。
何とも楽しく懐かしい想い出です。

私鉄全駅・全車両基地10/京浜急行電鉄

###私鉄全駅・全車両基地10/京浜急行電鉄1###

この号では、品川・泉岳寺から浦賀に向かう本線の内の、
東京側から弘明寺駅までと、東京のターミナル=品川駅、
大改修工事が完成した京急蒲田駅と、
そこから羽田空港アクセスの容量が一段とアップして
活況を呈している空港線、そして前述の想い出の路線=
大師線が紹介されています。

懐かしの風景も満載

勿論、この週刊シリーズの特色の一つである懐かしい写真も
品川駅や今は無き平沼橋駅の遺構など、数多く掲載されています。
赤いで電車がずらりと並ぶ新町検車区の写真もこの通りです。

新町検車区

京急の紹介は、次号に続きます。

下の写真は、私がまだ唯一手元に残しているHOゲージの模型車輌、
京急の旧1000系2両編成です。まだしっかり走ります。

花月園ジオラマを行く1000系
花月園ジオラマの京急1000型
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昨日から、熊本訪問紀行を始めています。
先月の私のプチ独り旅の想い出です。

早朝の羽田空港をターミナルビルからバスで移動して、
いよいよソラシドエアに搭乗です。
初めて国内でLCCを利用する機会でした。

ソラシドエア

爽やかなカラーリングのソラシドエア機です。
「空 sora」と「種 seed」を、
音階の Sol La Si Do に引っかけて、
Solaced air ソラシドエア としたようです。
音楽にもリンクしているエーミングが
なかなか可愛らしいですね。

さあ搭乗!

さあ、搭乗します!
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イギリスの“おらが国の交響曲”の第2弾とも言うべき作品が、
このエルガーの交響曲第2番です。

一昨日と昨日の記事に続いて、
サー・エドワード・エルガー(1857-1934)の
交響曲の紹介を続けます。

交響曲第2番は、1911年にロンドンで初演されました。
エルガー指揮/クイーンズ・ホール管弦楽団による演奏でした。
また同年内にストコフスキー指揮/シンシナチ交響楽団
によって、アメリカ初演も果たされたそうです。

この作品は、当初は、イギリス国王エドワード7世に
献呈されることになっていましたが、
1910年に崩御されたため、その追悼に捧げられました。

第1楽章は、ブルックナーの交響曲を彷彿とさせる
茫洋としたスケールを持つ、
3主題を指摘しうるソナタ形式で構成される冒頭楽章です。
なかなかヴォルテージを上げていかない展開部が、
多少じれったくもありますが、
同時にイギリス的なノーブルさでもあります。

第2楽章は、緩徐楽章です。哀歌とも言うべきな切々とした
旋律と楽想が連綿と続いていきます。
イギリスの気候風土、曇りがちな天候とグレーな風景に
相通じるような微妙な陰鬱さが続きますが、
楽章の中ほどで愛情の暖かさが差し込むように、
音楽が少しづつ晴れやかになっていきます。
聴き終わってみると、量感たっぷりの緩徐楽章に感じられます。

第3楽章は舞曲楽章に相当しますが、珍しいことに
ロンド形式(ABACABA)で構成されています。
しかも、中間部(C)で第1楽章の第2主題が回帰する
という点でもユニークです。

第4楽章は、ソナタ形式による終楽章です。
ノーブルな第1主題によって開始されます。
第2主題もイギリス風の味わい豊かな旋律の彷徨に発展します。
展開部も勇壮に発展していきますが、
やがてヴォルテージを収めて再現部の回帰して、
ノーブルな主題が再び高らかに歌われます。
終結部(コーダ)に入ると、
音楽は落日の哀愁といった雰囲気を醸し出し、
最後は静かに消え入るように全曲を閉じます。

全曲を通奏すると約55分に及ぶ
正に「威風堂々」たる交響曲です。

私の仕事場のライブラリーにあるこの作品のCDが、
下の写真です。
ジュゼッペ・シノーポリ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
グラモフォン / F00G-20340
エルガー/交響曲第2番

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-エルガー/交響曲第2番

バロック期のパーセル以来、作曲家の巨匠を輩出できなかった
イギリスでしたが、エルガーの登場以降、20世紀に入ると
名曲の数々が誕生するようになります。
イギリス音楽、エルガー、ウォルトン、ヴォーン・ウィリアムズ、
ホルスト、ディーリアス、ブリテン、等の作品を、
皆さんも是非聴いてみてください。
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日本現代音楽協会今年度最大の公演のお知らせです。

リゲティ公演チラシ最新版

### ジェルジ・リゲティ没後10年によせて ###
2016年12月11日(日)上野学園石橋メモリアルホール

演奏会のみならず、一般愛好家参加型ワークショップ
も行われます。機械式メトロノームを持ち寄って、
巨匠の問題作《ポエム・サンフォニック》を
実演してみようという試みです。

ポエム・サンフォニック

■15:30~ ワークショップ
「ポエム・サンフォニックを読み解く」

リゲティの話題作《ポエム・サンフォニック》は、
メトロノーム100台が一斉に鳴り響く奇想天外な作品。
そこには音の聴取に対する
鋭い洞察と哲学が詰まっています。
この作品のワークショップと実演を行うにあたり
100名の参加者を募集いたします!
ゼンマイの巻き具合と速さを調整して、通
常通り起動するだけです。
100台のメトロノームが織りなす音のカオスと秩序を、
皆さんの手で作り上げてみませんか?

15:00~ 受付
15:30~ ワークショップ
17:30~ 受講者による上演

▼参加条件
参加者1名につき「ゼンマイ式の振子型メトロノーム」
1台をご持参ください(メーカー、大きさは問いません)。
▼参加料
一般:1,000円/中学生以下:500円
 (受付にてお支払いください)
「ジェルジ・リゲティ没後10年によせて」コンサートチケット
をお持ちの方は無料ですが、要事前申込。
▼申込方法
1.お名前・2.ご住所・3.電話番号・
4.一般/中学生以下の別を下記までお知らせください。
日本現代音楽協会 E-mail 80th@jscm.net 
         FAX 03-03-3446-3507
▼申込締切:2016年11月30日(水)
※参加者が100名に達した時点で募集を締め切ります。
※受付場所、ワークショップ会場は
 参加申込後お知らせ致します。
※メトロノームの故障・破損については責任を負いかねます。
(特殊な用い方は致しません)

■17:30~ ワークショップ参加にによる
《ポエム・サンフォニック》実演

■18:00~ コンサート
シアター仕立てによる《アヴァンチュール》と
《ヌーヴェル・アヴァンチュール》の一挙上演や
オルガン作品《ヴォルミナ》等、リゲティの
1960年代の作品を中心としたプログラムです。

▼曲目
リゲティ/ヌーヴェル・アヴァンチュール
          (作曲1962-65年)
リゲティ/ヴォルミナ(作曲1961-62年)
リゲティ/コンティヌウム(作曲1968年)
リゲティ/木管五重奏のための10の小品(作曲1968年)
松平頼曉/オートル・アヴァンチュール(作曲2016年初演)
現音会員/オルガンのための新作(作曲2016年初演)
リゲティ/アヴァンチュール(作曲1962-63年)

演出:大岡淳 指揮:杉山洋一
松井亜希(ソプラノ)澤村翔子(アルト)
青山貴(バリトン)
木ノ脇道元(フルート)大植圭太郎(オーボエ)
勝山大舗(クラリネット)岡本正之(ファゴット)
猪俣和也(ホルン)會田瑞樹(打楽器)
山澤慧(チェロ)佐藤洋嗣(コントラバス)
新垣隆(チェンバロ)中川俊郎(ピアノ)
近藤岳(オルガン)
副指揮者:橋本晋哉 コレペティートル:篠田昌伸 
発音指導:ダリル・ゼミソン
制作監修:徳永崇、西尾洋、福井とも子、渡辺俊哉

チケット(全自由席)
前売一般 4,000円/前売学生 2,000円 /当日 4,500円 
※日本現代音楽協会会員、維持会友は無料。
東京文化会館チケットサービス、
および日本現代音楽協会にて発売中。

チラシ中面
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週刊「私鉄全駅・全車両基地」シリーズ(朝日新聞出版刊)
の紹介とその私鉄にまつわる私の想い出を綴る記事シリーズも、
今日で第9弾となりました。

鉄道ファンというと、以前は何となくマイナーな存在で
気恥ずかしい感じも無くはないところでしたが、現在では
堂々と“鉄ちゃん”や“鉄子さん”を語れる時代になりました。
ちなみに私は“乗り鉄”&“撮り鉄”です。

関東・首都圏の私鉄は、地域独占型の立地条件の路線・会社が多く、
背景に在る世界有数の人口密度に因る大量の通勤輸送の達成が
大命題となっている傾向が強いのです。
一方、関西の私鉄は、国鉄(現JR)や私鉄他社との競合が生じる
都市間輸送の側面を持つ路線・会社が多く、
関西圏ならではにサービスの充実が特色になっています。

第9弾は京都と大阪を結ぶ京阪電鉄の特集です。
私の個人的な趣味としては、地元の東急電鉄は別格として、
関東では京浜急行電鉄、関西ではこの京阪電鉄に
特に興味を強く持ってきました。

###私鉄全駅・全車両基地09/京阪電鉄###

私鉄全駅・全車両基地09/京阪電鉄

京都と大阪の都市間連絡輸送や観光客輸送と、
主に大阪を中心とした通勤路線としての性格を併せ持つ
京阪の本線は、東京の鉄道ファンから見ると気になる存在でした。
国鉄(現JR)や阪急との競合を勝ち抜くために、
特別料金無しで乗れる特急電車は頻繁運転して、
しかもその車両にテレビカーや二階建車両を組み込む等、
ユニークな施策を展開してきた京阪電車は、
子供の頃から私の憧れでした。

カラフルで特徴豊かな車両のバラエティ

京都の鴨川東岸を走る部分は、
本線の中でも特に鴨東線となっています。
かつては三条駅が終点で、路上を走る京津線の風景が
いかにも京都という雰囲気で、私は大好きでしたが、
京都市交通局東西線(地下鉄)との相互乗り入れに移行して、
三条駅付近の風景は一変しました。
また、本線は出町柳駅まで伸延されて、
叡山電鉄と乗り継げるようになり、
京都の交通網は一段と便利になっています。

下の写真は、三条駅を始めとする
京都エリアの懐かしい風景です。

三条駅等の懐かしい風景

京津線で山科を越えて行くと、浜大津駅で
琵琶湖畔を走る小型車両路線、石山坂本線に接続します。
この辺りの風景もまた、ローカルな味わいが素敵です。

石山坂本線エリア

様々な個性と味わいがある京阪電鉄が大好きな私です。
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先日、縁あって熊本を訪ねる機会がありました。
忙しい日常からほんの少しだけ非日常を味わう
貴重なリフレッシュの時間となりました。

幸い、素晴らしい好天に恵まれて、
手持ちの簡単なカメラでもかなkり良い写真が撮れたので、
今日から暫くの間、朝の記事シリーズとして
アップしていこうと思います。

初回の今朝は、早朝の羽田空港の風景です。
初めて九州地盤のソラシドエアを往路に利用したところ、
ターミナルビル直結ではなく、
駐機場までバスで移動となりました。
飛行機と同じ地面をバスで移動する機会は、
何だかワクワクしました。

早朝の羽田空港1

早朝の羽田空港2

早朝の羽田空港3

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昨日の記事に続いて、
サー・エドワード・エルガー(1857-1934)の
交響曲の紹介をしていきましょう。

交響曲第1番は、
1908年にマンチェスターで初演されました。
ハンス・リヒター指揮/ハレ管弦楽団の演奏でした。
遂に誕生したイギリス人にとっての
“おらが国の交響曲”の誕生に、聴衆は熱狂して、
初演から一年間で100回あまりも
再演が重ねられたそうです。

第1楽章は、いかにもイギリスといた感興を醸し出す、
悠然としたしかもノーブルな序奏主題(全曲のモットー)から
開始した後、テンポを上げてソナタ形式主部に入ります。
提示部が終わると序奏主題が一瞬顔をのぞかせて、
展開部に移行していきます。
展開はひとしきり盛り上がった後、
再び序奏主題が仄かに登場して、
やがてかなり変容した再現部に突入します。
そして再現部を締めくくると更に序奏主題が登場して、
楽章を閉じるコーダ(終結部)を印象づけます。

第2楽章と第3楽章は続けて演奏されます。
第2楽章は通常のスケルツォとなやや異なる印象ですが、
所謂舞曲楽章に相当する楽章と考えられます。
無窮動な導入に始まり行進曲調の勇壮な楽想も登場する、
ピリリとパンチの利いた中間楽章です。

第3楽章は緩徐楽章に相当します。
前半部の主題は第2楽章の主題と実は同じ音型によるもので、
エルガーが中間楽章の相互関連を強く意識して作曲したが故に、
両楽章を続けて演奏するように指示したことが解ります。
後半の主題は、第1楽章の序奏主題に
共通する楽想を持っています。

第4楽章は、冒頭楽章に続いて
序奏を伴うソナタ形式に基づいて構成されています。
その序奏では第1楽章の序奏主題も敷延され、
ベートーヴェン以来の全曲の有機的な統一を、
エルガーも図ろうとしたことが良く解ります。
ソナタ形式による主部が終楽章らしい前進的な音楽を奏でた後、
全曲を締めくくるコーダ(終結部)に進んでいきます。
第一楽章の序奏主題(つまりは全曲のモットー)が
高らかに奏されて、全曲を閉じます。

この交響曲の成功によって、エルガーの作曲家としての名声は
決定的になったと言えるでしょう。
ドイツやフランスではさっぱり演奏されないようですが、
本国=イギリスやアメリカではしばしば演奏されています。
日本では、指揮者=尾高忠明氏が、イギリス(ウェールズ)は
カーディフのBBCナショナル・オーケストラ・オブ・ウェールズ
の首席指揮者に就任して以降、日本にイギリスの交響曲
(特にエルガーとウォルトン)を精力的に紹介するようになって、
クラシック音楽ファンに浸透するようになりました。

写真は、そのマエストロ尾高&BBCウェールズの
組み合わせによるこの曲のCDの写真です。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-エルガー/交響曲第1番

尾高忠明指揮/
BBCナショナル・オーケストラ・オブ・ウェールズ
BIS / CD-727
エルガー/交響曲第1番
序奏とアレグロ(弦楽四重奏と弦楽合奏のための)
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現代音楽界の統括団体の雄として長い歴史を誇る
日本現代音楽協会(JSCM)は、
隔年(西暦偶数年)で現代音楽演奏コンクールを
<競楽>を題して開催しています。
1位には朝日現代音楽賞(賞金50万円)が贈呈されます。
2位・3位には日本現代音楽協会から賞金が授与されます。

今年は第12回の開催となっています。
審査委員長は、安良岡章夫(作曲)、
審査委員は、金子仁美(作曲)斉木由美(作曲)
村田厚生(トロンボーン)溝入敬三(コントラバス)
という審査員によって、既に
11月4日(金)5日(土)にお行われた予選は終了して、
本線出場者(12人・組)が決定しています。

情報詳細は「日本現代音楽協会」HPでご確認ください。
http://www.jscm.net/?p=4221
競楽Xll

本選は、2016年12月4日(日)13:30開演、
(開演時刻は変動の可能性がありますので、
 上記HPでご確認ください。)
会場は古賀政男音楽博物館けやきホールです。
小田急線・東京メトロ千代田線 / 代々木上原駅から
徒歩約3分にあります。
入場無料、聴衆賞の投票もありますので、
皆様、是非、若い演奏家を応援に来てください。

競楽Xlllチラシ
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