• 31 May
    • 柔らか作品でありながら創意工夫の極み〜ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」

      昨日の交響曲第5番に続いて「田園」にも触れておきましょう。今更、私がその魅力を語るまでもない天下無双の名曲ですが、新年度の開幕という時期にあたり、このブログでも紹介したくなりました。##ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)##       交響曲第6番 へ長調 作品68 「田園」初演:1808年12月22日/ウィーン/アン・デア・ウィーン劇場交響曲第5番と共にこの演奏会で初演されたということですが、この演奏会は失敗であったと伝えられています。しかしその後に評価は直ちに高まっていったということです。時間的な規模という観点からは、以前に発表されていた交響曲第3番「英雄」に一歩を譲るところがありますし、精神的な質量感の圧倒的な迫力という点では、交響曲第5番には及ばないかもしれません。しかし、その音楽が湛える柔らかな楽想を支える構成や随所に見られるアイデアは、後世に多大な影響を与えるに充分な創意工夫の極みと言っても過言ではないでしょう。各楽章には作曲者自身による注記が施されています。第1楽章~田舎に着いたときのほがらかな気持ちの目覚め~は、ヨーロッパの田園風景の起伏を思わせる柔らかな第一主題から始ります。(・ラシレドーシラソードーファーソーラーシラソー~)第5番の第1楽章と同様に、提示部・展開部・再現部・終結部の規模がほぼ完全に拮抗しているベートーヴェン流ソナタ形式の一つの凝縮された完成型がここにも在ります。特筆すべきは、展開部で、上述の動機の一部(ドーシラソードー)の音型が、執拗に繰り返されてまるで現代のミニマルミュージックの元祖のような構成による発展が画策されているところでしょう。第2楽章~小川のほとりの情景~は、ソナタ形式を活用した緩徐楽章です。12拍子という複合拍子が、小川のせせらぎが聴きながら林の中の木漏れ陽の中に佇んでいるような田園風景を想起させてくれます。楽章終盤の終結部で、小鳥の声を描写したような独特の部分が登場します。空間を感じさせる音楽です。第3楽章から、通常の交響曲には存在しない第4楽章によるブリッジを経て、終楽章(第5楽章)まで、一気に続けて演奏されます。このような、終楽章に向けたドラマ展開の盛り上げは、同じ演奏会で初演された第5番と双璧です。第3楽章~田舎の人々の陽気な集い~は、楽譜に表記はないものの事実上のスケルツォという点で、第5番に共通します。今日の研究では、トリオが2回出現するという見解が定着していますが、私もそれを支持したいと思います。井戸端会議に花が咲いていた農村の人々の集いで、やがて興が乗ってきて踊りが始る・・・というような感興が連想される音楽です。その陽気な集いが、一転俄にかき曇り、驟雨に襲われます。第4楽章~雷雨、嵐~は、全く独創的な音楽です。ティンパニがまるで雷鳴のような効果を上げます。ピッコロも大活躍します。しかしその驟雨も通りすぎて、また陽射しが回復して暖かな情景に回帰するかのように、第5楽章~牧人の歌-嵐の後の喜ばしく感謝に満ちた気分~に穏やかにバトンタッチします。この楽章の主部は堂々たるソナタ形式ですが、展開部の前半と終結部にも第一主題がはっきり現れますから、ロンド形式と融合させたべートーヴェン流のロンド・ソナタ形式と捉えるべきでしょう。更に注目すべき点は、その第一主題が、登場する度に変奏を施されていることです。変奏曲の様式も組み合わせていると言えるでしょう。最後は穏やかに全曲を閉じます。この交響曲第6番「田園」は、表面上は融和な音楽ですが、実は創意工夫の極みであり、ロマン派以降の作曲家に多大な影響を与えた、極めて重要な意義の深い作品であるのです。YouTube / ベートーヴェン 交響曲第6番《田園》サー・エイドリアン・ボールト指揮 / BBC交響楽団私の仕事場での愛聴盤は、ホグウッド盤です。指揮=クリストファー・ホグウッドアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックポリドール/L'OISEAU-LYRE/F32L-20282(421 416-2)

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    • 『サンダーバード』讃!〜にせ者にご注意〜

      『サンダーバード』讃!~にせ者にご注意~タイトルから推察される通り、国際救助隊のニセモノが登場するのです。そして救助活動とみせかけている中でまんまと新型戦闘機の設計図を盗み出してしまうのです。アメリカ軍に犯人と思い込まれた国際救助隊は、うかつに出動すると基地の場所が判ってしまい攻撃を受けかねないという窮地に追い込まれます。そのような状況の中で、宇宙観測ステーションの隊員が宇宙空間に投げ出されてしまう事故が発生、ジェフ(パパ)が苦渋の選択を迫られる・・・という物語です。偽物の居所を察知すべく、全世界に秘密のネットワークを敷く秘密諜報員の中で、とぼけた味が微笑ましい47号が大活躍を見せて、ペネロープ嬢(ロンドン・エージェント)とパーカー(ペネロープの執事)の協力によって、何とか事件は解決していきます。ちなみにその秘密諜報員47号ですが、ジェフ・トレイシーのアメリカ空軍時代の同僚で、現在は南部の田舎で静かな余生を送っているという人物設定です。ボロボロのクラシックカーで疾走するシーンも登場しますが、何とチューンナップ仕様でブーストアップして、最新型スポーツカーをぶち抜いてしまします。シリアスなストーリーではありますが、非常にコミカルな演出が利いています。このような人間模様の描写も、人形劇であることを忘れてしまうような出来栄えで、ただただこの時代の物づくりの素晴らしさに感服します。写真は、様々な装備を搭載したコンテナが並ぶ、サンダーバード2号の格納庫の光景です。「今日は何番装備で出動するのだろう!」とワクワクしながら、こどもの時分はブラウン管の前にかじりついていたのです。

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    • 大相撲5月場所から7月場所へ

      あらためて、大相撲5月場所を振り返ります。先ず上位陣の成績です。横綱:白鵬=15戦全勝(優勝)横綱:鶴竜=11勝4敗横綱:日馬富士=10勝5敗大関:稀勢の里=13勝2敗(準優勝)大関:琴奨菊=10勝5敗大関:豪栄道=9勝6敗大関;照ノ富士=2勝13敗関脇:琴勇輝=7勝8敗関脇:勢=4勝11敗小結:魁聖=8勝7敗小結:隠岐の海=6勝9敗その他、平幕で活躍した力士は下記の通りです。11勝4敗=前頭8:御嶽海     前頭11:松鳳山(敢闘賞)     前頭15:遠藤10勝5敗:前頭4:栃丿心(技能賞)白鵬の全勝優勝には敬意を表します。稀勢の里は、あと一歩の何かを掴めば、来場所に優勝して横綱になれるでしょう。下位力士の取りこぼさない安定感が出てきました。鶴竜と日馬富士の両横綱は、そろそろ横綱審議会から引退勧告を突きつけられてもおかしくない為体です。何度も言うようですが、鶴竜は横綱昇進後、まだ一度も13勝以上の星を挙げていません。琴奨菊と豪栄道の両大関が、勝ち越しがやっとという状況から脱して、安定感がでてきたことは、ここ数場所での収穫です。一方、大関昇進時は一気に横綱に駆け上がるのでは・・・と思われた照丿富士が故障にも見舞われて全く精彩を欠いていることは残念でなりません。早く身体を万全に戻して、再起してほしいものです。関脇以下の力士で、大関に駆け上がりそうな存在は、まだクローズアップできません。活きの良い、相撲内容が良い若手の台頭が望まれます。7月場所(名古屋場所)では、今度こそ、稀勢の里の優勝を見てみたい私です。

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    • 日々花開く紫陽花

      仕事場の窓下の紫陽花、古木も若木も日一日と開花が進んでいます。若木の方はもうほぼ満開です。古木も負けじと蕾を膨らませて、そろそろ開花の様相です。

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  • 30 May
    • 音楽作品の在り方を変えた独創性の極み〜ベートーヴェン/交響曲第5番

      今更、私がその魅力を語るまでもない天下無双の名曲ですが、新年度の開幕という時期にあたり、このブログでも少々触れておきたくなりました。##ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)##        交響曲第5番 ハ短調 作品67初演:1808年12月22日/ウィーン/アン・デア・ウィーン劇場交響曲第6番「田園」と共にこの演奏会で初演されたということですが、この演奏会は失敗であったと伝えられています。しかしその後に評価は直ちに高まっていったそうです。時間的な規模という観点からは、以前に発表されていた交響曲第3番「英雄」に一歩を譲るところがありますが、音楽そのものの持つ精神的な質量感の重さや、動機労作に基づく全曲を統一する有機性という点においては、それまでの西洋芸術音楽史上で最も強烈な作品が誕生したと言えるのではないでしょうか。第1楽章は、有名な運命動機(・ソソソミーーー・ファファファレーーー~)が音群細胞の増殖のように一気呵成に全楽章を構成していきます。提示部・展開部・再現部・終結部の規模がほぼ完全に拮抗しているベートーヴェン流ソナタ形式の一つの凝縮された完成型がここに在ります。第2楽章は二つの主題を基にした自由な変奏と展開ですが、その主題達も、よく観察すると運命動機の応用である事が判ります。所謂緩徐楽章ですが、そこに壮大なクライマックスも置かれるところは、「英雄」で打ち出されて以来の新機軸で、ロマン派の交響曲にも受け継がれていきます。第3楽章は、楽譜に表記はありませんが、事実上のスケルツォです。今日の研究では、トリオが2回出現するという見解が定着していますが、私もそれを支持したいと思います。スケルツォ主題が運命動機のダイレクトな活用であることは、出だしを聴くだけで明白です。トリオはフーガを応用しながら、舞曲の時代の伝統をまだ踏襲もしていて、前半と後半の繰り返し記号が残っています。3度目のスケルツォ主部は、オーケストレーションを変えてボリュームを下げて聴き手の集中を促します。やがて属音保続上に展開する神秘的な移行部を経て、そのまま続いて演奏したまま終楽章冒頭の勝利の讃歌のような第一主題に突入するアイデアは、正に画期的です。その終楽章(第4楽章)は、淀みなく次々と主題が繰り出す豪壮かつ爽快な提示部から始ります。勝利の讃歌を思わせる第一主題は、第1楽章冒頭から提示される運命動機の三度音程下行音型の反行、つまり三度音程上行音型の活用で、「闘争から歓喜へ!」というベートーヴェンの精神的なモットーを、動機労作の面からも具現しています。見事というほかありません。この楽章の主部は、堂々たるソナタ形式です。展開部の終盤では、第3楽章から第4楽章への移行部がもう一度現れ、勝利の讃歌に至る感動を再体験することになります。そして、再現部から雪崩れ込む終結部は、一旦仮の終止を迎えたかという様相を呈しますが、そこからは今度は全曲のコーダに相当すると考えられる更なる終結部の突入して、これでもかという波動を畳み込んだ後に、ようやく全曲を閉じます。また、交響曲史上初めて、ピッコロ、コントラファゴット、トロンボーンいった楽器を導入したことも、管弦楽法の発展に大きく寄与した作品として位置付けられます。古典派のそれまでの器楽作品が、貴族的な社会や中産階級の社会の予定調和の中でのドラマ展開であったとするならば、この作品は、人間の魂を根底から揺さぶるような音楽、心理の深層をえぐり出すような迫力を伴った音楽が、遂に誕生したと言えるのではないでしょうか。音楽の精神的質量の飛躍的な拡大、楽曲構成に於ける独創的な創意工夫、ベートーヴェンの偉大さを思い知らされる名曲です。カラヤン指揮&ベルリン・フィルの演奏をリンクしておきましょう。YouTube / ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」        カラヤン1988年ライヴ私の仕事場での愛聴盤は、ホグウッド盤です。指揮=クリストファー・ホグウッドアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックポリドール/L'OISEAU-LYRE/F35L-20116(417 615-2)

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    • 『サンダーバード』讃!〜恐怖のモノレール〜

      『サンダーバード』讃!~恐怖のモノレール~この回では、ロンドン・エージェント=ペネロープ嬢が物語の中心人物となっています。成り上がり者の実業家=クラプトンが、太平洋モノレールの会長に就任して、イギリス一の富豪であるペネロープに出資を迫るという切掛からドラマは展開していきます。途中では、お城のようなペネロープ邸の金庫を狙う賊と、邸のセキュリティ・システムの攻防も、人形劇ということを忘れさせてしまうようなリアリティで描かれていきます。一方で、懸垂式モノレールが高速で快走するシーンを、実物の実写さながらに見せるところも、全く見事と感嘆せざるを得ません。物づくり、手作りの味わいと、リアリティが、この時代(1960年代)は良くマッチしていたのです。さて物語は・・・結局、ジェフ・トレイシー(パパ)も知人の資産家としてペネロープと共にモノレールに試乗することになって、クラプトンにそのスピードと豪華な設備を自慢されるのですが、落雷による橋梁の崩落にも関らず、モノレールは走り続けて、遂には危機一髪という場面を迎えてしまうのです。勿論、最後は我らが国際救助隊の活躍によって、無事に救出されるのですが・・・最後のペネロープ邸の場面のオチは、笑えます!このあたりの大人のブラック・ユーモアのセンスは、いかにもイギリスです。写真は、この他の回にも登場する、精巧なモノレールが登場するジオラマです。

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    • <AO入試徹底指導&相談会>次回は6月5日(日)〜洗足学園音楽大学

      <AO入試徹底指導&相談会>今年度の2回目の開催のお知らせです。AOという言葉は、アドミッション・オフィスの略称です。従来からある一般的な入試での一発勝負による選抜方法以外に、各教育機関のニーズに応じた推薦や自己アピール等の要素を取り入れた選抜方法を工夫して実施する傾向が、ここ10年で随分と浸透してきているのです。私の勤務先でもある洗足学園音楽大学は、その「AO入試」を最も有効に活用している教育機関の一つと言えると思います。受験希望者を継続的に指導・支援して最終受験に導きながら、単なる選抜の域を超えて個々のレベルアップを図りながら少しでも高い水準で入学を迎えられるように考えられた、導入教育一体型といえるような実施内容を推進しています。特に<音楽・音響デザインコース>の実技試験に代表される「自己アピール」での人物評価を大きくクローズアップした選抜方法は、卒業生の動向に照らしてみても充分な成果を挙げていると言えるでしょう。2013年度から新展開を開始している<音楽教育コース>も、「自己アピール」方式の実技試験を導入しています。音楽に寄り添いながら、学校教育や生涯学習の世界で働いていきたい貴方、どのような音楽指向の方でも大歓迎ですので、是非アプローチをしてみてください。そして、この4月から新設となった<声優アニメソングコース>の実技試験にも、自己アピール方式を導入しています。そのプレゼンテーションへのアプローチについての指導コーナーも開講されます。6月5日(日)12:30~17:00に今年度1回目の<AO入試徹底指導&相談会>が開催されます。声優アニメソングコースのコーナーは、12:30~14:30の予定です。詳しくは洗足学園音楽大学HPまたは上記のサイトにアクセスするか、同大学入試センターにお問い合わせください。当日の飛び込みでも何とか参加できると思いますが、事前の申し込みをお勧めします。http://www.senzoku.ac.jp/music/examination/event/ao_160505.php大学入試の事情、特に音楽大学の入試の事情は、ここ10年で大きく様変わりをしました。しかし、人間にとって音楽は欠くべからざる大切なもの、音楽を音楽と認識できるという素晴らしい能力は地球上で人間だけが持つものという事は、変わりがありません。音楽と伴に在る豊かな人生を・・・受験生の皆さんの念願成就をお祈りしています。

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    • 前面貫通タイプにイメージチャンジした特急形電車=481形200番台「国産鉄道」第43巻

      月曜日の朝一番の記事は、Nゲージサイズ模型が付録についてくる雑誌、「国産鉄道」の紹介を続けています。アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社発行「国産鉄道コレクション」の記事と付録模型の紹介、今回は第43巻になります。本号の付録は、前面貫通タイプの特急形電車として国鉄ボンネットタイプのイメージチェンジの嚆矢となった485系特急形直流電車クハ481形200番台のNゲージサイズ模型でした。さて、いつものようにパッケージを開けましょう。冊子の巻頭記事は、北勢鉄道~三重交通~近鉄~三岐鉄道と社籍を変更しながら庶民の足として営業されているナロー鉄道のモニ220形の紹介です。続く記事は、九州の交流電化に伴い登場した旅客用の電機機関車=ED72形の特集です。当時はまだ蒸気機関車が多く残っていた九州の事情に合わせて、重量のかさむ蒸気暖房供給機器を搭載するために、中間に務動力台車を配して軸重を分散する必要があったために、EFではなくEDになったのでした。そして、独特の顔つきが個性的です。一方で、音楽関係の記事、"ちゃっきり節"というコーナーもあり、目を惹かれました。その他、中国の主要幹線に残る庶民の長距離列車、普通旅客快車(1461/1462列車)の記事がユニークです。そして巻末に本号の主役の登場、クハ481形200番台直流特急電車の特集記事です。ボンネットタイプから前面貫通タイプへのイメージチェンジは、新時代の到来を思わせてくれました。お楽しみの付録模型はこの通り、485系特急形直流電車クハ481形200番台、なかなかの出来栄えです。

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  • 29 May
    • 伝説的大混乱の初演から103年〜ストラヴィンスキー「春の祭典」

      ストラヴィンスキーの三大バレエについての記事、いよいよ今日は最後の「春の祭典」です。実は、今日=5月29日は、この作品の初演から丁度103年目にあたります。1913年5月29日、パリのシャンゼリゼ劇場で、ピエール・モントゥーの指揮によってこのバレエ音楽「春の祭典」の初演が行われました。客席にはサン=サーンス、ドビュッシー、ラヴェルなどの錚々たる顔ぶれが揃っていたということです。公開のゲネプロ(ステージ・リハーサル)は、平穏無事に終わったそうですが、本番は大スキャンダルと言われるようになった、伝説的な大混乱となったことは、あまりにも有名です。曲が始まると、客席から嘲笑の声が上がり始め、。次第に野次がひどくなっていき、賛成派と反対派の観客達がお互いを罵り合い、殴り合りあい、野次や足踏みなどで音楽がほとんど聞こえなくなり・・・という前代未聞の状況になったそうです。タイムマシーンがあったら是非行ってみたい場面です。翌年に演奏会形式で再演(指揮は再びピエール・モントゥー)は大成功を博し、以後はロンドンやニューヨークでも絶賛され、名曲としての不動の地位を獲得していったのでした。その世紀の初演の指揮者=ピエール・モントゥーのタクトによる演奏のYouTubeをリンクしておきましょう。YouTube / ストラヴィンスキー 春の祭典ピエール・モントゥー指揮 パリ音楽院管弦楽団 1956年第1部 大地の礼賛第2部 生贄の儀式この作品は、まだ「火の鳥」を作曲していた頃に見た夢(幻想)からインスピレーションを得て作曲を開始したものと言われています。<第1部:大地の礼賛>#序奏#春のきざし(乙女達の踊り)#誘拐#春の輪舞(春のロンド)#敵の部族の遊戯#長老の行進#長老の大地への口づけ#大地の踊り<第2部:生贄の儀式>#序奏#乙女の神秘的な踊り#選ばれし生贄への賛美#祖先の召還#祖先の儀式#生贄の踊り(選ばれし生贄の乙女)この作品のスコアは、作曲家にとっては正にバイブルの一つです。私も随分と目を通しました。様々な場面で示唆に富んだ、独創的なオーケストレーションが展開されています。私の仕事場の一番の愛聴盤(CD)はこのディスクです。ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」ウラディーミル・フェドセーエフ指揮/           モスクワ放送交響楽団JVC/VDCー1028「ペトルーシュカ」も収録されているブーレーズ盤はお得です!ストラヴィンスキー/       バレエ音楽「ペトルーシュカ」&「春の祭典」ピエール・ブーレーズ指揮/クリーヴランド管弦楽団グラモフォン/435 769ー2嘗てのLP時代に一世を風靡した名盤はこれです。ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」ピエール・ブーレーズ指揮/クリーヴランド管弦楽団CBS-SONY / SOCL-1076

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    • 「サンダーバード」讚〜秘密作戦命令〜

      この「秘密作戦令」は、心和む番外編です。救助活動中に、現場近所に住む少年=チップ君が、着陸待機中のサンダーバード2号の装備コンテナの中に入り込んでしまい、そのまま一緒に帰還してしまう!?というところから、このコミカルな物語は始ります。東西冷戦たけなわの時代に制作されたこのシリーズですから、国際救助隊の先進技術が何者にも悪用されないように、写真一枚撮らせない厳格な秘密主義を貫いているという設定になってる訳ですから、可愛い闖入者といえども一大事です。しかし無下に追い返す訳にもいかず、また、自分の関った救助活動を自慢したくもある各隊員は、可愛くも少々生意気なチップ少年にまんまとほだされて、基地の各所を案内したり想い出話に興じたり・・・果ては、箝口令を指示していたパパ=ジェフ自身までが、好々爺になってお喋りする始末で・・・結局は、眠っている間に送り届けて、夢の中での出来事だったと思わせることにしたという、何ともソフトな「秘密作戦命令」なのでありました。それにしても、南海の孤島にある(と思われる)国際救助隊の基地をカモフラージュしているトレイシー邸は、何とモダンなデザインでしょう。ル・コルビュジェ設計のサヴォア邸や、フランク・ロイド・ライト設計のカウフマン邸/落水荘といった近現代名建築にも一脈通じることは、一目瞭然です。そのトレイシー邸のテラスの延長には、プールが優雅に曲線を描いています。実は、緊急出動態勢になるとこれがスライドして、地下の基地からサンダーバード1号が、轟音を鳴り響かせて飛び立っていくのです。これがまた恰好良いのです!チップ少年でなくても、この基地とトレイシー邸には、是非とも行ってみたいものです。何方か、テーマパークを造ってくれませんか!?完成オープンしたら、絶対に行きますよ!

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    • <サウンドクリエイター大賞>応募締切間近!

      <サウンドクリエイター大賞>こと<サウンド・クリエイター・オブ・ザ・イヤー>が、今年で第4回の開催を迎えています。締切が近づいてきましたので、応募をお考えの方はお早めに手続きをしてくださいね!昨年に続いてサイキックラバーのYOFFYさんに審査員に加わってただくことになりました。そして、声優業界・アニメ制作業界の要人、南沢道義氏(81プロデュース社長)にも審査に加わっていただく予定になっています。結果発表エキシビションは、6月29日に東京ビッグサイトで開催されます。<コンテンツ東京2015>で開催される<第5回クリエイターEXPO>と連系しての実施です。4月4日から作品応募の受付が始まっています。皆様の奮ってのご参加をお待ちしています。【クリエイターEXPO東京】を包括する【コンテンツ東京2015】と連携して設定されたテーマが要求する方向性(クライアントの要望に相当)に沿った作品を公募して、提出された作品の音楽性・技術力・テーマへの対応力等の様々な側面から総合的な判断の下に人材を発掘するコンクールです。音楽コンテンツ制作の実際の現場に近い状況を設定したコンクールにするために、テーマ(課題)を公式ホームページやYouTubeやフライヤー等で告知をして、それが要求する方向性にマッチした音楽作品の制作を要求するというユニークなスタイルのコンクールを実現していきます。今年のテーマは「架空のテレビアニメのための音楽」です。このテーマをイメージした作品コンテンツであれば、テーマソングでも、キャラクターソングでも、ある場面の音楽(インスト)でも結構です。新鮮な作品コンテンツの誕生を期待しています。##<第4回サウンド・クリエイター・オブ・ザ・イヤー>##      ~略称:サウンドクリエイター大賞~   ***第4回の課題(テーマ)=       「架空のテレビアニメのための音楽」*** 募集作品=1分30秒~5分の範囲の音源      オリジナル作品コンテンツ 応募受付期間=2016年4月4日(月)~        2016年6月1日(水) 午後5時まで 参加料=1作品につき10,000円(複数作品の応募も可能)  音楽クリエイターと映像クリエイターがタッグを組んで 応募することも可能。参加料は1作品につき10,000円。 表彰内容 【グランプリ】=1名(組)/賞状・賞金25万円授与         第4回(または第5回)         クリエイターEXPO東京 個人ブース無料提供 【ファイナリスト(入選)】=数名(組)/賞状を授与。 表彰式=エキシビション:     <クリエイターEXPO東京>会場内で開催      2016年6月29日(水)/ 東京ビッグサイト       第4回クリエイターEXPO会場にて実施● 運営委員会 顧   問 :赤松 昌代     (公益財団法人日本音楽教育文化振興会理事長) 運営委員長 :佐々木 隆一 実行委員長 :松尾 祐孝 実行副委員長:松井 朋巳 実行委員  :佐藤 旬 ● 審査員(予定)  渡辺 俊幸 (作曲家・編曲家)  YOFFY  (シンガーソングライター)  山下 康介 (作曲家・編曲家)  南沢 道義 (81プロデフュース代表取締役)  松尾 祐孝 (作曲家・指揮者・音楽プランナー)● コンクール事務局(JMECPS事務局内に設置) 公益財団法人日本音楽教育文化振興会 公式HP:http://www.jmecps.or.jp/webscc4facebook:https://www.facebook.com/web.s.c.c01エキシビジョン会場=東京ビッグサイト

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    • キャンパスの植栽は春満開〜その3

      洗足学園のキャンパスには、植栽管理専門のベテランの方が手入れをされている見事な植栽があちらこちらにあります。一昨日からすこしずつ、春満開の草花をご案内しています。

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  • 28 May
    • 天才の煌めき〜まばゆいばかりのオーケストレーション!「ペトルーシュカ」

      「火の鳥」の大成功によって、一躍クラシック音楽界の、そしてパリの社交界のスターとなったストラヴィンスキーは、その素質・才能を見出した天才的興行師=ディアギレフとの協働を更に続けていきます。そして、三大バレエの第2弾、「ペトルーシュカ」を発表します。バレエ・リュッス(ロシアバレエ団)によってパリ・シャトレ座で初演されましたが、「火の鳥」から僅かの間に長足の進展を遂げた複調やドビュッシーの確立した作曲技法に通じる進歩的な書法から生み出される新しい音楽の響きに、保守的な聴衆やオーケストラは、少なからず拒絶反応も示したようです。しかし、この作品の持つ大らかな音楽とまばゆいばかりのオーケストレーションは、正に“天才の煌めき”というに相応しいものであると私は確信しています。物語は、サーカス小屋の人形達が主人公で、命を吹き込まれて、恋をし、悩み、決闘まで起し、カーニヴァルが大騒ぎになったところで魂が抜かれて、もとの静けさに返っていくというような寓話になっています。ストーリー本筋に関係ないカーニヴァルの出し物(行進)の場面が華やかなステージを繰り広げる第4場が、バレエの華やかさを表出しつつも、どこかドライな印象が漂うステージになります。<第1場:謝肉祭の市>#導入 - 群集 #人形使いの見世物小屋#ロシアの踊り<第2場:ペトルーシュカの部屋>#ペトルーシュカの部屋<第3場:ムーア人の部屋>#ムーア人の部屋#バレリーナの踊り#ワルツ(バレリーナとムーア人の踊り)<第4場:謝肉祭の市(夕景) >#乳母の踊り#熊を連れた農夫の踊り#行商人と二人のジプシー娘#馭者と馬丁たちの踊り#仮装した人々#格闘(ペトルーシュカとムーア人の喧嘩)#終景:ペトルーシュカの死#警官と人形使い#ペトルーシュカの亡霊3管編成で演奏できる1947年版も魅力がありますが、やはり4管編成を必要とする原典版を聴くことをお勧めします。私の仕事場に在る愛聴版(CD)です。ストラヴィンスキー/    バレエ音楽「ペトルーシュカ」&「春の祭典」ピエール・ブーレーズ指揮/クリーヴランド管弦楽団グラモフォン/435 769ー2嘗ての名盤LP=ブーレーズ&ニューヨーク・フィル盤です。ストラヴィンスキー/     バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)ピエール・ブーレーズ指揮/     ニューヨーク・フィルハーモニックCBS-SONY / SOCL-1015YouTube / ストラヴィンスキー/バレエ《ペトルーシュカ》                 (1911年原典版)ユージン・オーマンディ指揮/フィラデルフィア管弦楽団

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    • 「サンダーバード」讚!〜大ワニの襲撃〜

      今日ご紹介する「大ワニの襲撃」は、シリーズの中でも一際異彩を放つ作品です。何しろ本物の(勿論小型の種類でしょうけれど・・・)ワニを撮影に使って、大ワニに襲撃される密林の湿地帯の光景を、実写人形劇として撮影しているのです。物作りの素晴らしさや楽しさを支持しながら、毎週日曜日に「サンダーバード」を話題にしている私ですが、この回を見た時は、子供心にも「ここまでやるのか!」と、感心するやら呆れるやら・・・、とにかくご一見あれ。舞台設定はアメリカ東南部のジャングルで、そこに研究所を構えるオーチャード博士が、生物を急成長させる薬品の抽出と精製に成功したところから、この回の話は始る訳です。しかし、使用人がそれを盗み出そうとした際に、無神経にも薬品の一部を下水に流してしまい、周囲の湿地帯に生息するワニが巨大化してしまうのです。そしてそして、国際救助隊が大ワニに立ち向かうということになるのです。ちょっと、ウルトラマンのような感じですね。いったい、この回の撮影には、どれくらいの時間と忍耐を要したことでしょう。指示をしたところで言うことを理解するはずもない本物のワニの気の向くままの動きを根気強く撮影して、編集に編集を重ねて、完成させたに違いありません。でも、制作に携わった人々は、大変ではあっても、きっと楽しくて楽しくて仕方なかったことでしょう。物作りは、本当に楽しいものなのだと思います。今日の写真は、サンダーバード5号です。宇宙ステーションで、世界中の無線を傍受して、救助すべき事故や災害をキャッチします。サンダーバード3号とのドッキングも可能です。通常は、次男のジョンが常駐していますが、ときどき末っ子(5男)アランが交代して勤務します。

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    • ピーター・フォークの"かみさん"が出演!?〜刑事コロンボ「美食の報酬」

      土曜日のブランチタイムに隔週で掲載している「刑事コロンボ」の各作品の紹介を再開します。今日は新旧シリーズの紹介を通算して66作目となります。旧シリーズからの順番に直すと第42話にあたります。私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、懐かしく想い出しながら記事をアップしています。今回は第7シーズンの2作目となった「美食の報酬」です。###刑事コロンボDVDコレクション vol.66###        「美食の報酬」監督=ジョナサン・デミ脚本=ロバート・ヴァン・スコイク製作=リチャード・アラン・シモンズ撮影=ヂューク・キャラハン音楽=ジョナサン・チューニック出演:ピーター・フォーク(刑事コロンボ)ルイ・ジョールダン(ポール・ジェラート役)シェラ・デニス(イヴ・ブラマー役)リチャード・ダイサート(マックス・デュバル役)マイケル・V・ガッツォ(ヴィットリオ・ロッシ役)マコ(小津役) 他批評のさじ加減と引き換えにレストランのオーナー達から報酬を得ていた悪徳料理評論家が犯人という、ちょっと凝った設定の作品です。殺害方法が毒殺という点も、「コロンボ」シリーズ史上初めてのもので、当時のファンを驚かせたものでした。脇役を固めるゲストスターの顔ぶれがまた豪華です。ルイ・ジョールダンは、後の「007オクトパシー」の敵役、マイケル・V・ガッツォは、「ゴッドファーザーPART2」でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた名優、映画やブロードウエイでトニー賞等にノミネートされたマコ岩松等が、燻し銀の活躍をみせています。また、ルイ・ジョールダンは、この作品の放映の直前にピーター・フォークの二度目の結婚の相手となって"かみさん"になっていたのでした。YouTube / 刑事コロンボ コンプリート ブルーレイBOX           トレーラー

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    • キャンパスの植栽は春満開〜その2

      洗足学園のキャンパスには、植栽管理専門のベテランの方が手入れをされている見事な植栽があちらこちらにあります。昨日からすこしずつ、春満開の草花をご案内しています。

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  • 27 May
    • パリで大成功を収めたストラヴィンスキー三大バレエの第一弾!「火の鳥」

      昨日の記事「第一次世界大戦開戦から100年」を受けて、今日からストラヴィンスキーの三大バレエ作品をご紹介します。天才的な興行師であったセルゲイ・ディアギレフが、ロシアの豊富なバレエ界の人材を夏のシーズンオフを活用してパリに集結して公演を打つようになった「ロシアバレエ団」の活動の中で、もっとも輝かしい功績は何かと言えば、イーゴリ・ストラヴィンスキーという希有な才能を見出して世に送り出したという点が筆頭に挙げられるでしょう。ストラヴィンスキーの三大バレエを、今日から3日連続で私なりに紹介していきます。三日目の日付は、「春の祭典」の初演から丁度100年目になります。三大バレエの最初は「火の鳥」です。実は、当初はリャードフに作曲が委嘱されていたそうですが、この作曲家の性癖もあって順調に仕上がることはなく、急遽ストラヴィンスキーに白羽の矢がたったということです。そういう経緯が無ければ、この名曲は誕生しなかったのでしょうし、ひょっとしたらストラヴィンスキーの存在もここまでビッグネームにはならなかったかもしれません。人の縁の綾とは、実に奇跡的な巡り合わせの上に成り立っています。#######バレエ音楽「火の鳥」#######構成=1幕2場振付・台本=M・フォーキン作曲=イーゴリ・ストラヴィンスキー美術=A・ゴロヴィン衣装=A・ゴロヴィン L・バクスト初演=1910年6月25日/パリ・オペラ座初演バレエ団=バレエ・リュス(ロシアバレエ団)主な初演バレエダンサー: 【火の鳥】=T・カルサヴィナ【イワン王子】=M・フォーキン【王女】=V・フォーキナ【不死身のコシチェイ】=E・チェケッティ楽曲構成:1 導入部2 カスチェイの魔法の庭園3 イワンに追われた火の鳥の出現4 火の鳥の踊り5 イワンに捕らえられた火の鳥6 火の鳥の嘆願7 魔法にかけられた13人の王女たちの出現8 金のリンゴと戯れる王女たち9 イワン王子の突然の出現10 王女たちのロンド11 夜明け12 魔法のカリヨン~カスチェイの番兵の怪物たちの登場  ~イワンの捕獲13 不死の魔王カスチェイの登場14 カスチェイとイワンの対話15 王女たちのとりなし16 火の鳥の出現17 火の鳥の魔法にかかったカスチェイの手下たちの踊り18 カスチェイ一党の凶悪な踊り19 火の鳥の子守歌20 カスチェイの目覚め21 カスチェイの死~深い闇22 カスチェイの城と魔法の消滅~石にされていた騎士たちの復活  ~大団円##############################数種類の組曲版も存在しますが、何と言っても原曲、全曲版の魅力に留めをさすでしょう。4管編成にも及ぶ大管弦楽を駆使した、鮮烈なオーケストレーションは、ロシア民謡のエッセンスに溢れた大らかな楽想やストラヴィンスキー独特の鋭敏なリズム感の炸裂も交えながら、若くして大家の風格さえ漂わせるような、壮大な音楽を具現してみせています。オスティナートを活用する場面もある近代的に拡張された調性音楽手法による作品ですが、第一次世界大戦直前の、様々な意味で飽和状態だったヨーロッパ、パリの聴衆のエキゾチズムへの憧れを擽るに充分な音楽だったのでしょう。興行的にも大成功となり、後続の「ペトルーシュカ」、そして「春の祭典」の誕生への繋がっていったのです。私の仕事場のライブラリーに在る愛聴盤はこれです。ストラヴィンスキ/バレエ音楽「火の鳥」全曲版(「幻想的スケルツォ」「花火」も収録)シャルル・デュトワ指揮/モントリオール管弦楽団LONDON/414 409-2嘗て聴いたLP、ハイティンク盤も懐かしいです。ベルナルト・ハイティンク指揮/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団PHILIPS / SFX-8656

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    • 『サンダーバード』讃!〜世界一のビルの大火災〜

      今回の~世界一のビルの大火災~は、今日の超高層ビル時代への警鐘を既に鳴らしているような寓話的示唆に富んだストーリーです。縮尺サイズの人形劇実写ということを忘れてしますような、火や煙の効果や機械の動きのリアルな表現が、この回も存分に堪能できます。今回のストーリーは、それこそ雲を突くような超高層ビルが世界中から注目されながらグランド・オープンしたものの、運転が未熟なある人物の車の無謀運転から、地下駐車場で事故と火災は発生してしまい、それが瞬く間に延焼して、遂にはビルが倒壊してしまうような大惨事に発展してしまうのです。人間の避難は何とか間に合ったものの・・・と思いきや、家族連れが監視カメラから外れていたために、地下に閉じこめられている事が後に判明・・・しかし最早救助の術は無し・・・そこで、国際救助隊の登場となる訳です。とじこめられた家族には小さな男の子も含まれていて、固唾を飲んで見守っているブラウン管の前の子供たちの更なる感情移入を誘います。勿論、われらが国際救助隊は、間一髪ではあるものの、見事救出に成功するのですが、それにしてもハラハラします。この回で活躍する装備は、ジェットモグラです。これは放送当時の男の子に人気ナンバーワンのメカで、プラモデルがバカ売れしたものでした。巨大なドリルそのももといったボディが、地中に傲然と潜り、救助に進んでいくのです。<サンダーバード>は、人間の手仕事・物づくりの大切さを、強く楽しく私たちに伝えてくれます。今回写真は、勿論、ジェットモグラです!

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    • オープンキャンパスは明後日開催!〜洗足学園音楽大学・声優アニメソングコース

      洗足学園音楽大学の大学案内冊子の最新版2017年入学受験生向けヴァージョンが出来上がり、オープンキャンパスも新クールに入っています。次回の開催は、明後日=5月29日(日)です。私=松尾祐孝のコース&カリキュラム説明に続いて、逢坂力先生(声優・ナレーター / 81プロデュース所属)と江原陽子先生(歌手・ナレーター)の指導による「声優体験授業」を行います。最後に、個別相談のコーナーも設定します。当日申込参加も可能です。お気軽にお越しください。皆様の参加をお待ちしています。洗足学園音楽大学に新コースが続々と誕生します。2015年度からスタートした新生"バレエコース"に続いて、2016年度には"声優アニメソングコース"がスタートしています。既に下記のようなサイトも開設されています。♫ 声優アニメソングコース公式サイトhttp://www.senzoku.ac.jp/music/school/course/anime/course.php♫ 公式facebookサイトhttp://www.facebook.com/sgas2016FBサイトから ♫ 公式twitter サイトにジャンプできますので合わせてご覧ください。加えて、これらの情報をまとめた特設公式サイト〖AS Campus〗がアクティヴに展開しています。是非覗いてみてください。www.sgas2016.com大学案内パンフレットの最新版がリリースされました。声優アニメソングコースの紹介ページも賑やかな誌面になっています。パンフレットの請求は、洗足学園音楽大学の入試センターまでコンタクトしてください。問い合せ:洗足学園音楽大学・入試センター     TEL:044-856-2955"クール・ジャパン" を代表する日本独自の文化芸術として内外から熱い注目を集めているアニメやゲームの世界には、「声」に関連するアーティストが大活躍しています。声のキャラクター=「声優」やテーマソングや挿入歌で大ブレイクが相次ぐ「アニメソング」のシンガーやシンガーソングライター、或いはその両方の領域にわたって活躍する方々が、近年では大きくクローズアップされています。大晦日のNHK<紅白歌合戦>にもアニメコーナーが盛り込まれる等、この分野の盛り上がりは留まることを知らない勢いです。自分の「声」を活かして、皆さんも日本が世界に誇るアニメ&ゲームカルチャーシーンに羽ばたいてみませんか!?昨年の3月28日(土) から回を重ねて毎月開催してきた10回に及ぶ<オープンキャンパス>には、多数の高校生、中には中学生や大学生や社会人、そして留学生が参加してくださいました。来年=2017年4月入学志望者向けのオープンキャンパスが、この3月26日(土)から、ほぼ毎月1回のペースでの開催が、開始となりました。次回は5月29日(日)です。どうぞお気軽にご参加ください。http://www.senzoku.ac.jp/music/examination/exam/b.php問い合せ:洗足学園音楽大学・入試センター     TEL:044-856-2955

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    • キャンパスの植栽は春満開〜その1

      洗足学園のキャンパスには、植栽管理専門のベテランの方が手入れをされている見事な植栽があちらこちらにあります。今日からすこしずつ、春満開の草花をご案内していきましょう。

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プロフィール

マリオ

性別:
男性
誕生日:
猛初夏日
自己紹介:
松尾祐孝(まつお・まさたか) 1959年 東京生まれ 1982年 東京藝術大学音楽学部作曲科...

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