松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

創造芸術は人間の根源的な表現欲求と知的好奇心の発露の最も崇高な形。音楽家・作曲家を目指す貴方、自分の信じる道(未知)を進んでいきましょう。芸術・音楽・文化と共に東日本大震災を乗り越えよう~頑張れ日本!〜がんばろうニッポン!


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川崎をテーマにした曲を集めたコンピレーションアルバム
「おんまちベストコレクション」をご存知ですか?。
2010年に第1弾「好きです・かわさき♪」が発売されて、
多くのみなさんに楽しんいただけたそうです。
そして、大好評に応えて
第2弾「カラフル・かわさき」が発売されました。

今回は「カワサキストリートミュージックバトル」で
活躍した若いアーチストの曲や、
「いーじゃんだんす」で歌われている曲、幻の楽曲として
音楽素材がほとんど見つからなかった「川崎音頭」、
「音楽のまち・かわさき」のマスコットキャラクター
「かわさきミュートン」をテーマにした曲など、
全17曲のバリエーション豊かな内容になっています。

皆さんも是非お聴きください。
音楽のまち・かわさき推進協議会がお贈りする、
楽しいアルバムの紹介です。

関連サイトURL
http://tvkshop.net/SHOP/XL-76190.html

カラフルかわさき2

【収録楽曲】

1 「かわさきの風に乗って」有坂ともよ 
2 「花火~音楽のまち・かわさき~」かわさきfutureアーティスト 
3 「川崎おどり」NeoBallad
4 「川﨑市歌」(ダンスバージョン)CAMARU 
5 「川崎市歌」(児童合唱バージョン)川崎市立坂戸小学校合唱団
6 「好きですかわさき」ちょっキんず 
7 「やっぱ川崎」MARUGAN 
8 「川崎音頭」
9 「川崎純情音頭」川崎純情小町 
10「続・溝ノ口太陽族」manzo 
11「LUCKY FLOWER~宮前兄妹テーマソング~」PLECOと凜 
12「かがやいて麻生」ゆりがおか児童合唱団 
13「パワフル応援団」PanPopParadise 
14「らら♪ミュートン」宮下敏子
15「川崎」ちょっキんず   
16「最幸のかわさきTheBestHAPPINESS!」CAMARU 
17「かわさきの空へ」ジャムスタンマジック 
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チャンプルハウスは、東急・池上線S駅下車、
徒歩約6分にある小さな沖縄風居酒屋です。
今年度もお世話になりました。
来年度もよろしくお願いします。

先日、店主=K氏が、
島人参を千切りにして生で出してくださいました。

島人参千切り

色は薄オレンジ色、味は苦味やエグ味がほとんど無く、
とても食べやすい味でした。
何もかけなくてもほんのり甘味があって美味しいですが、
香付け程度にほんの少し醤油を振っていただくと、
お酒のつまみとしても行ける味わいになりました。
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ブラームスの4曲の交響曲、それぞれに個性の豊かな
出来の良い4兄弟といった趣です。
4月7日の記事での4曲をまとめた音楽談義に続いて、
ポツポツと、各曲の魅力について
私なりの寸評を披露していますが、
今回が最後の<交響曲第4番ホ短調>になります。

この作品の特徴は、まず何と言っても終楽章の構造に
シャコンヌ(パッサカリア)を採用したことでしょう。
バロック時代に盛んに用いられた様式を、
ロマン派の時代に終盤に見事に復活させた名曲
といって良いでしょうか。
すでに、<ハイドンの主題による変奏曲>の終曲で
シャコンヌ(パッサカリア)をロマン派の時代に
復活させていたブラームスですが、
この<第4番>の終楽章の神々しいまでの存在感こそが、
真のブラームスの代表作としての輝きを
燦然と放っていると思います。

このの交響曲は、1885年に作曲家自身の指揮による
マイニンゲン宮廷管弦楽団によって初演されました。
初演前の友人・知人のこの曲に対する反応は、
必ずしも捗々しくはなかったようですが、
実際の初演では、楽章毎に拍手が起こるほどの好評で、
翌週にはハンス・フォン・ビューロー指揮での再演も行われ、
一気に名曲として認知されたようです。

さて、楽章毎に音楽を追っていきましょう。

第1楽章は、ソナタ形式による冒頭楽章です。
叙情性たっぷりの主題が柔らかに、
しかし熱い情念を内包しつつ
ジワリと始動するような、独特の出だしが先ず印象的です。
この冒頭楽章は基本的には力強く前進するように
随所で発展を見せますが、結局のところ聴き終わると、
ロマンを湛えた悲劇性を感じさせる音楽になっています。

第2楽章は、緩徐楽章です。
子供の頃に初めてこの楽章を聴いた時(妙な感想ですが)、
「エジプトのピラミッドの前で昼寝をしているような感じ」
と思ったものでした。
その種明かしは、音楽・作曲の勉強を進めていくうちに
次第に判ってきました。
冒頭の主題がフリギア旋法で書かれているために、
古代的(オーセンティック)な感興をもたらすのです。

第3楽章は、本来ならば舞曲楽章(メヌエットやスケルツォ)
が置かれるところですが、ブラームスは交響曲の第3楽章に、
典型的なスケルツォ(或いはメヌエット)を
一環して置きませんでした。
特にこの<第4番>の第3楽章は
行進曲的なスケルツォといった趣になっています。
ソナタ形式を上手く活用して、舞曲楽章の標準である
(複合)三部形式を感じさせるようなフェイクも織り込み、
まるで終楽章のように力強い音楽が構築されています。

第4楽章は、ブラームスの最高傑作と言う人も居る
シャコンヌ(パッサカリア)構造を採用した終楽章です。
テーマ+30変奏+コーダという構成は、
バッハの<無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番>
の終曲=有名なパッサカリア楽章や、
同じくバッハの<ゴルトベルグ変奏曲>の構成に通じる
伝統的な規模となっています。
しかし、ソナタ形式の洗礼を受けているロマン派の作曲家
としての独自性が盛り込まれています。
テーマ+9変奏(計10サイクル)が主要主題部、
続く6変奏(6サイクル)が緩徐部(副主題部)、
続く8変奏(8サイクル)が展開部、
更に続く7変奏曲(7サイクル)が再現部、
そしてテーマからなだれ込むコーダという構成によって、
シャコンヌ(パッサカリア)とソナタ形式が
見事に融合を果たしているのです。

このブラームス<交響曲第4番>の他、
チャイコフスキー<交響曲第6番「悲愴」>や
マーラー<交響曲第9番>にも見られる
“4楽章構成の第3楽章に終楽章のような力強い音楽を置く”
という共通点は、単なる偶然ではないように思われます。
ロマン派の終盤という時代・社会状況が
芸術家の心理に与えた影響がきっとあるのだと考えられます。

YouTubeにカルロス・クライバー指揮/
バイエルン国立歌劇場管弦楽団の演奏がアップされているので、
リンクを貼り付けておきましょう。
かつて私も、この組み合わせの演奏をFMをエアチェックして
カセットテープに録音してよく聴いたものでした。


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今日で2015年度はおしまいです。
明日から2016年度が始まります。

明日が入学式という大学も多い事でしょう。
新入社員の方もおられることでしょう。

これからの日本、そして世界を、支え、
創造していってください。

皆様のご健勝をお祈りいたします。

白梅の立つ夜景

桜並木の径5
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大相撲3月場所(大阪場所)を振り返ってみましょう。
まず、上位と主な好成績者の結果を見てみましょう。

横綱:白鵬   14勝1敗(優勝)
大関:稀勢の里 13勝2敗(準優勝)
大関:豪栄道  12勝3敗
前頭1:琴勇輝 12勝3敗(殊勲賞)
前頭7:魁聖  11勝4敗
前頭11:逸ノ城 11勝4敗
横綱:鶴竜   10勝5敗
前頭4:勢   10勝5敗
前頭6:妙義龍 10勝5敗
前頭13:御嶽海 10勝5敗
前頭14:大栄翔 10勝5敗
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横綱:日馬富士 9勝6敗
大関:琴奨菊  8勝7敗
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今場所の前半は、先場所優勝の琴奨菊の横綱昇進の話題で
大いに盛り上がりましたが、後半戦で失速したのは残念でした。

替わって、稀勢の里の全勝街道に注目が集まりましたが、
白鵬の壁を破ることができず、惜しくも優勝を逃しました。
しかし、千秋楽まで気力を落とさず、
前に出る相撲で13勝2敗の星を挙げたことは、
来場所以降の横綱昇進に繋がる活躍と言えるでしょう。

豪栄道は、大関に上がって初めて会心の場所でした。
9勝が一度であとは8勝と負け越しという、
惨憺たる成績の連続だった汚名を、
多少は濯ぐことができたでしょうか。
来場所以降もこの元気が続く事を期待しましょう。

日馬富士と鶴竜の両横綱は、たまに優勝はするものの、
調子が上がらないと10勝前後という凡庸な傾向が続いています。
鶴竜に至っては、横綱昇進後に一度も
13勝以上の成績を残していません。
そろそろ、横綱審議会から引退勧告が出ても
おかしくはないでしょう。

白鵬は、自身が目標として語ってきた36回目の優勝に
見事に到達した感慨に浸っていることでしょう。
しかし、優勝を決めた千秋楽の一番は、情けない相撲でした。
後味の悪い場所にしてしまった責任は否めません。

YouTube / 白鵬 36回目の優勝!強烈ヤジに謝罪!
      朝青龍が大ブーイングに大激怒!


5月場所は、稀勢の里が全勝優勝でもすれば、
横綱昇進の話題も出るでしょう。
とにかく、相撲内容が良い場所になって、
大いに盛り上がってほしいものです。





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日本現代音楽協会と(公財)品川文化振興事業団の
協同事業「音楽探究シリーズ 現役プロ作曲家に学ぶ!」
シリーズの4~6月期の中で、
私が担当する講座を紹介しましょう。

メープルカルチャーセンター西大井校
(横須賀線・湘南新宿ラインの西大井駅前)
で開講される講座です。
皆様の参加受講をお待ちしております。

http://www.shinagawa-culture.or.jp/hp/
menu000000200/hpg000000122.
htm#hpg000003603

講座名=音楽探究シリーズ~現役プロ作曲家に学ぶ!
      マーラー交響曲各曲探訪
講師=作曲家 松尾 祐孝
曜日・時間=土曜 17:00 ~ 19:00
期間・回数=5/21、6/18 全2回
受講料=3,800円
国際現代音楽協会(ISCM)の日本支部「日本現代音楽協会」
に所属する現役作曲家を講師として迎え、
音楽の楽しみ方や知識を専門家から直接学べる講座です。
マーラーの交響曲について、1曲ずつ時間をかけて
丁寧に解説しながら鑑賞していきます。
第1番「巨人」、第2番「復活」を予定。
※対象:高校生以上
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問合せ・申込み:03-3774-5050
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私が大好きなマーラーの交響曲の各作品別のシリーズを
遂に開始いたします。皆様の受講をお待ちしております。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-マーラー「巨人」LP

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-マーラー復活・メータ盤


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ブラームスの4曲の交響曲、それぞれに個性の豊かな
出来の良い4兄弟といった趣です。
4月7日の記事での4曲をまとめた音楽談義に続いて、
ポツポツと、各曲の魅力について
私なりの寸評を披露しています。

今日の記事は<交響曲第3番へ長調>です。

もっとも演奏時間が短い小振りな佇まい・・・
全部の楽章が弱奏で閉じられるという珍しい構成・・・
半音階的な和声運用を駆使した新鮮なロマン性の表出と
ブラームス独特の叙情性や憂愁の深化・・・というように、
比較的地味なイメージがあるこの<第3番>ですが、
一方では終楽章の前進的・肯定的な音楽前進もあって、
かつての名指揮者=ハンス・リヒターは、
『ブラームスの「英雄」だ!』という言葉を残しています。

この三番目の交響曲は、1883年に交響曲に温泉地として名高い
バーデン・バーデンに滞在して作曲され、
同年12月にハンス・リヒター指揮による
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によって初演されました。
<第2番>も同じ演奏陣による初演でした。
どちらも大成功だったということです。

さて、楽章毎に音楽を追っていきましょう。

第1楽章は、ソナタ形式による冒頭楽章です。
冒頭の印象的な和音進行の中に潜む動機=
Fa-La♭-Fa という音型が、
へ長調でありながらへ短調への接近も感じさせる
響きの陰影を醸し出します。
実はこれが全曲を統一する主要動機になっていることは、
第2番冒頭のRe-Do#-Reと並んで有名な話ですね。
この響きの陰影を内包しつつも、
この冒頭楽章は基本的には力強く前進していきます。
提示部終止に反復記号は記載されています。
演奏時間が短い分、実際に反復を実施される演奏の頻度が、
高いのではないでしょうか。

第2楽章は、緩徐楽章です。
<第2番>の第2楽章に続いて、
“ソナタ形式を応用した緩徐楽章”とでもいうべきな、
発展的な昼間部を擁した充実した音楽になっています。

第3楽章は、本来ならば舞曲楽章(メヌエットやスケルツォ)
が置かれるところですが、ブラームスは交響曲の第3楽章に、
典型的なスケルツォ(或いはメヌエット)を
一環して置きませんでした。
特にこの<第3番>の第3楽章は
舞曲楽章の性格から遠いところにあるもので、
感傷的なテーマが印象的な三部形式による
感傷的な間奏曲となっています。
その旋律が有名で人気の高く、フランク・シナトラや
大貫妙子によって、歌詞を付されて歌唱されています。

第4楽章は、ブラームス流終楽章ソナタ形式の応用です。
<第2番>の動機を活用しているように聴こえる
何かを模索するような雰囲気の第1主題に始まり、
やがてこの作品の基本動機の核となる三度音程が
絡みはじめ,力強い音楽が前進していきます。
楽章の構成としては、<第1番>の終楽章で採用した
展開部と再現部を一体化した独自のソナタ形式の
序奏を無くして規模を小さくしたものと考えると
かなりすっきり理解ができます。
力強い音楽のまま押しきらずに、
最後は回想や憧れを暗示するような穏やかな結尾となります。

弱奏で全曲を閉じる交響曲は、
古典派からロマン派中期まではほとんど例を見ません。
ところが、この作品の書かれた時期、
つまり19世紀終盤から、このブラームス<交響曲第3番>や
チャイコフスキー<交響曲第6番「悲愴」>の登場から、
次第に様相が変化していきます。
マーラー<交響曲第9番>を筆頭に、二十世紀に誕生した
交響曲には、弱奏で曲を閉じるものがとても多くなります。

さて、この<第3番>、ブラームスの交響曲の中では
最も演奏頻度の低いものかもしれませんが、
独特のロマンティシズ厶を讃えた音楽性を愛好している方も、
きっと多くいらっしゃることでしょう。
フランソワーズ・サガン原作の映画「ブラームスはお好き」
にも流れてくる、女性に人気の高い交響曲と言えるでしょうか。

仕事場のライブラリーにあるCDのご紹介です。
指揮=ギュンター・ヴァント
管弦楽=北ドイツ放送交響楽団
RCA / BVCC-37252
$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-ブラームス第1・3番ヴァント盤

指揮=レナード・バーンスタイン
管弦楽=イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
による演奏のブラームスは珍しい組み合わせですね。
<交響曲第3番>第3楽章のYouTubeをリンクしましょう!
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先日、久しぶりに国立新美術館に行ってきました。

MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事
MIYAKE ISSEY EXHIBITION: The Work of Miyake Issey
のプレス公開のお邪魔してきました。
なかなか楽しくカラフルな展示ですよ!

http://www.nact.jp/exhibition_special/2016/MIYAKE_ISSEY/

会期=2016年3月16日(水)~6月13日(月)
   毎週火曜日休館 ただし、5月3日(火・祝)は開館
開館時間=10:00~18:00 金曜日は20:00まで
     入場は閉館の30分前まで
会場=国立新美術館 企画展示室2E
   〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
主催=国立新美術館
共催=公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団、
   株式会社 三宅デザイン事務所、株式会社 イッセイ ミヤケ
協賛=株式会社 資生堂、株式会社マリ・アート、
   三井不動産株式会社
協力=Artemide S.p.A.、株式会社NTTドコモ、
   セーレン株式会社、東リ株式会社
観覧料=当日:1,300円(一般) 800円(大学生)
    前売/団体:1,100円(一般) 500円(大学生)

YouTube / 「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」
    予告映像/ Trailer of "MIYAKE ISSEY EXHIBITION:
       The Work of Miyake Issey"


そして、国立新美術館の建物そのものも魅力的です。
黒川紀章氏の設計による波のようなガラスのファサードは、
いつ見てもなかなか優美です。

国立新美術館
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日本現代音楽協会と(公財)品川文化振興事業団の
協同事業「音楽探究シリーズ 現役プロ作曲家に学ぶ!」
シリーズの4~6月期の中で、
私が担当する講座を紹介しましょう。

メープルカルチャーセンター西大井校
(横須賀線・湘南新宿ラインの西大井駅前)
で開講される講座です。
皆様の参加受講をお待ちしております。

http://www.shinagawa-culture.or.jp/hp/
menu000000200/hpg000000122.
htm#hpg000003603

講座名 音楽探究シリーズ 現役プロ作曲家に学ぶ!
モーツァルトの晩年の二大名曲探訪
~「ジュピター」と「レクイエム」を聴きながら
講師=作曲家 松尾 祐孝
曜日・時間=土曜 17:00 ~ 19:00
期間・回数=4/23 1DAY
受講料=2,000円
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
国際現代音楽協会(ISCM)の日本支部「日本現代音楽協会」
に所属する現役作曲家を講師として迎え、
音楽の楽しみ方や知識を専門家から直接学べる講座です。
モーツァルトの晩年の傑作、交響曲第41番「ジュピター」と
「レクイエム」をテーマにして、
天才作曲家が到達した境地の魅力に迫ります。
※対象:高校生以上
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
問合せ・申込み:03-3774-5050
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

YouTube / 『アマデウス』 予告編


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ブラームスの4曲の交響曲、それぞれに個性の豊かな
出来の良い4兄弟といった趣です。
一昨日の記事での4曲をまとめた音楽談義に続いて、
ポツポツと、各曲の魅力について
私なりの寸評を披露しています。

今日の記事は<交響曲第2番ニ長調>。

あまりにも偉大なベートーヴェンの9曲の交響曲という
巨峰群を意識するあまり、交響曲の作曲には特に慎重な態度で
望んでいたヨハネス・ブラームス(1833-1897)は、
着想から完成まで21年もの歳月をかけて、初めての交響曲=
<交響曲第1番ハ短調>を1876年にようやく脱稿しています。
更に改訂を重ねて、1877年に決定稿が完成して、
ジムロック社から出版されました。

長年にわたる重圧から解放された作曲家は、
今度は1877年に一気に二番目の交響曲、
つまりこの<交響曲第2番ニ長調>を書き上げました。
初演は、ハンス・リヒター指揮による
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団でした。

さて、楽章毎に音楽を追っていきましょう。

第1楽章は、ソナタ形式による冒頭楽章です。
開始の瞬間、Re-Do#-Re という音型が
さりげなく奏されますが、実はこれが
全曲を統一する主要動機になっていることは、
音楽ファンの間では有名な話ですね。
<第1番>の重苦しい雰囲気とは打って変わって、
伸びやかで清々しい楽想が淀みなく続いていきます。
ベートーヴェン<交響曲第5番>と<交響曲第6番「田園」>
の同時期に作曲した類似性と音楽的正格の対照性にも
どことなく似ているために、
ブラームスの「田園交響曲」とも呼ばれています。
提示部終止に反復記号は記載されていますが、
あまり実施はされていないように思います。

第2楽章は、緩徐楽章です。
ブラームス独特の哀愁が漂う楽想は、ここでも健在です。
構造を解読すると、“ソナタ形式を応用した緩徐楽章”
とでもいうべきでしょうか。
緩やかなテンポながらじっくりと展開を繰り広げていく様は、
この作曲家の手腕の高さを物語っています。

第3楽章は、本来ならば舞曲楽章(メヌエットやスケルツォ)
が置かれるところですが、ブラームスは交響曲の第3楽章に、
典型的なスケルツォ(或いはメヌエット)を
一環して置きませんでした。
この<第2番>では、メヌエット風の間奏曲といった感じの
主部とスケルツォ風(但し2拍子系)の副次部の組み合わせで、
ABABAとなっています。

第4楽章では、明るく力強く前進する音楽を聴くことができます。
ソナタ形式によって構成されていますが、
展開部の冒頭で第1主題がかなり明確に登場するので、
ロンド・ソナタ形式と言ってもよいと考えられます。
ベートーヴェンの<交響曲第7番>の終楽章の、
あのロンドソナタ形式による活気溢れる音楽に一脈通じる、
聴く者の希望と勇気を鼓舞してくれる音楽です。

ブラームスの交響曲の中で、
最も屈託の無い明るい音楽を聴くことのできる
この<第2番>を愛好している方も、きっと多いことでしょう。
私も大好きな曲なのです。
かつて、FM放送をエアチェックして聴いた
カルロス・クライバー指揮による演奏のヴォルテージが、
今でも脳裏から離れません。

仕事場のライブラリーにあるCDのご紹介です。
指揮=ギュンター・ヴァント
管弦楽=北ドイツ放送交響楽団
RCA / BVCC-37253
$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-ブラームス第2・4番ヴァント盤
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