松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

創造芸術は人間の根源的な表現欲求と知的好奇心の発露の最も崇高な形。音楽家・作曲家を目指す貴方、自分の信じる道(未知)を進んでいきましょう。芸術・音楽・文化と共に東日本大震災を乗り越えよう~頑張れ日本!〜がんばろうニッポン!


テーマ:
<ISCM世界音楽の日々2001横浜大会
   ~日本現代音楽協会新世紀音楽祭>
公演回顧シリーズ vol.12

《JSCMコンサート Ⅱ ~日本の作曲家たち》
              “現音アンデパンダン展”
10月6日(土)19:00開演/横浜みなとみらいホール 小ホール

1) 宗像 和(日本):
  四季 -枕草子「序」に拠る-(1999)
      vcl.=長明康郎
2) 福井とも子(日本):
マ・リ・ン・バ(1995)
      mar.=葛西友子 大竹秀晃 志水大祐 
3) 久留智之(日本):
  わか プリーツ(2001/世界初演)
      vn.=本澤和香
4) 安良岡章夫(日本):
  ジェスト~独奏ハープのための(2000/世界初演)
      hp.=早川りさ子
5) 藤井喬梓(日本):
  水の中の空~笙とピアノのための(2001/世界初演)
      笙=石川 高 pf.=井上郷子
6) 中川俊郎(日本):
  苺状の実(2001/世界初演)
      hp.=早川りさ子
7) 神津 裕(日本):
  いのり-オーボエと弦楽四重奏のために(2001/世界初演)
      ob.=森枝繭子 vn.=中部恭子 横山和加子 
      va.=神谷美穂 vc.=エマニュエル・ジラール
8) 末吉保雄(日本):
  コレスポンダンスⅨ-弦楽四重奏のために(1999)
      vn.=中部恭子 横山和加子 
      va.=神谷美穂 vc.=エマニュエル・ジラール

選曲根拠:全曲「 JSCM音楽祭出品作品」

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ISCM音楽祭としての演奏会に加えて、JSCM=日本現代音楽協会
の通常年恒例事業に相当する演奏会も併せて開催した事により、
8日間にわたるこの音楽祭は、日本現代音楽協会の会員にとって
も「我々の音楽祭」という意義を強く共有できることに繋がり、
会場には多くの会員や日本人作曲家の姿がみられました。
2日目の《JSCMコンサート Ⅰ ~日本の作曲家たち》と、この
《JSCMコンサート Ⅱ ~日本の作曲家たち》が、平常年度の
《アンデパンダン展》に相当する演奏会でしたが、各曲それぞれ
に創意工夫の満ちあふれた、日本作曲家の地力と多様性と充分に
アピールする内容が実現しました。

福井とも子作品では、1台のマリンバを3人の奏者で演奏する、
先鋭的でありコミカルでもあるステージが繰り広げられました。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-福井とも子作品の演奏

中川俊郎作品では、作曲者自身が音具を持って助演に加わり、
独特にユーモラスな時空を生成しました。
$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-中川俊郎作品のステージ

その他には邦楽器も登場する作品もあり、日本人作曲家が
様々な境界を柔軟に超えたり行き来したりしながら、
多彩な創造を展開していることを、
海外からの参加者にも強くアピールできたことは、
素晴らしく有意義であったと考えます。
実際に、こういった<現音展>と<ISCM音楽祭>の
合同開催による刺激が功を奏したのか、
その後の現音の会員内の出品意欲は、
社会経済状況の不透明感とは裏腹に、活性化していったのです。

<ISCM世界音楽の日々2001横浜大会>&
<日本現代音楽協会新世紀音楽祭>は、
これで全日程の丁度半分、
4日目までの公演を完了したことになります。
回想録はまだまだ続きます。
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ボストン・レッドソックスがワールド・シリーズ第6戦で
勝利を収めて、4勝2敗で見事に制覇しました。

本拠地=フェンウェイパークに戻ってきたRソックスは、
序盤から打線が繋がって6点を先行し、
カージナルスも終盤の反撃を強めましたが、
7回二死満塁のピンチを田沢投手が150キロ超の速球で
凌ぎきり、9回は上原がピシャリと押さえて
最後の打者を三振に打ち取ってゲームセットとなりました。
胴上げ投手となった上原を真ん中にして
マウンドに歓喜の抱擁の和が拡がりました。

最後の三振を奪った直後の上原選手が、
「ナンバーワン!」と叫びながら右手指を一文字にして
天に向かって突き上げていた姿が印象的でした。

日本選手の大活躍があってのワールド・シリーズは、
あのヤンキースでの松井選手のシリーズMVP以来となります。
嬉しいものですね!

頑張れ日本選手! がんばろうニッポン!

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-暮れの街はイルミネーション
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洗足学園音楽大学・音楽教育コース「第9回定期演奏会」
いよいよ今度の日曜日「文化の日」の開催です。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-ME定期2013チラシ


今年度からリニューアル・スタートとなった音楽教育コースに、
このの4月に久しぶりの新入生が入学してきました。
丁度、昨年度の4年生の卒業と入れ替わる形での入学ですから、
新1年生達は上級生に頼ることができない環境の中で、
自主的に行動しながら精一杯の練習や準備を進めています。
そういった状況に相応しく、イベントの総合タイトルを
「~はじめの一歩~」とすることにしました。
概要は下記の通りです。皆さんにご来場と応援をお願いします。

##### 洗足学園音楽大学 / 音楽教育コース #####
         「第9回定期演奏会」
          ~はじめの一歩~
2013年11月3日(日)16:00開演(15:30開場)/ 前田ホール
     入場無料 予約不要 未就学児入場可

プログラム概要
 第1部「日本の音で」
  清流のぼり打ち(太鼓)
  羽衣(能)      他
 第2部「みんなの声で」
  合唱:森山直太郎/虹
     三木たかし/心の瞳
      その他、
      東日本大震災の被災者の中から誕生した作品等

出演:洗足学園音楽大学 音楽教育コース生・教員
ゲスト:音楽教育コース卒業生
    川崎市立久本小学校4年生
    神奈川県横浜翠嵐高等学校

主催:洗足学園音楽大学
   コンサートガイド・予約=www.senzoku-concert.jp
   問合せ=演奏部 044-856-2981(平日10:00~17:00)

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第1部では、本学の音楽教育コースの大きな特色である
邦楽や邦楽器に本格的に取り組むというカリキュラムの成果を
存分に披露することになります。

まず「能」や「謡曲」の世界に触れて実習をする
「邦楽実習(謡曲)」という授業の成果として、
「羽衣」等の舞台が繰り広げられるでしょう。
流石に囃子方までは学生ではカヴァーできませんので、
授業でご指導をいただいている鵜澤久先生のご尽力により
現場のプロの方に賛助出演していただくことになっています。
当コースの卒業生有志も参加してくれるそうです。
照明や衣装も相俟って何とも贅沢なステージになることでしょう。

続いては、篠笛を中心に邦楽器に取り組む授業、
「邦楽実習(笛)」の成果発表となります。
近年の恒例として、和太鼓も併せて取り組んで、
エキサイティングなステージになる予定です。
この授業を指導されている西川浩平先生の
アイデアマンぶりが光るステージになることでしょう。

邦楽もキャンパスに共存するという
洗足学園の特徴をフルに活かしたカリキュラムの成果を
皆さんにも目の当たりにしていただけることと存じます。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-大学案内2014版ME定期写真

邦楽への取り組みと並ぶ本学の音楽教育コースの
もう一つの大きな特色に、地域社会との連系が挙げられます。
この第2部では、そのようなカリキュラムや活動の
成果の一端を披露できることでしょう。
ゲストとして、キャンパス近隣の小学校の生徒と、
横浜翠嵐高校の合唱部(音楽部)の皆さんが、
出演してくださいます。
勿論、コースの卒業生有志の皆さんも大勢駆けつけてくださり、
大人数の合同合唱を楽しむことになります。

音楽教育コースの学生は、「ウィンドアンサンブル」の授業での成果
として自分の演奏できる楽器で小学生の合唱に器楽で参加したり、
高校生との合唱のコーナーでは、指揮やピアノ伴奏も
手分けをして担当することになっています。
平素の「合唱実習」の授業で指導をしていただいているのは、
合唱指揮者として著名な辻秀幸先生です。
辻先生のタクトの下での合同合唱が今から楽しみです。

その合同合唱の最後に、印象的な作品を演奏する予定です。
東日本大地震・大津波およびその関連事故の被災者の中から
誕生した感動できな合唱曲=「群青」です。
この作品については、10月8日の記事に詳しく掲載していますので、
そちらをご参照ください。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-合唱曲「群青」

11月3日「定期演奏会」への皆様のご来場をお待ちしております。


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毎週水曜日夜の「大相撲」記事シリーズ、
ここ暫くは平成4年初場所(1月場所)の千秋楽
の模様を振り返っています。

横綱:貴乃花が改名前でまだ貴花田の四股名で、
出世街道をまっしぐらに上っていた時代、
初優勝を遂げた場所の千秋楽の、
幕内の取り組みから最後の表彰式までをご覧いただけます。

今夜は3回目のアップです。
幕内前半の取り組みの時間帯ながら、場内は超満員の盛況です。
今現在の大相撲の空席が目立つ場内とな大違いの賑わいです。
しかし、一番一番の取り組みや
各力士の体つきや相撲ぶりを見ていくと、
それももっともと頷けると思います。
後に大関まで上がっていく懐に深い長身力士=貴ノ浪が
入幕2場所目のこの場所で10勝目を挙げた相撲など、
興味深い取り組みが続きます。


YouTube / 貴花田 最年少初優勝1992年初場所 03/11

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さて、“コントラストリングス”シリーズの
最新作の初演が間近に迫ってきました。

10月6日の洗足学園音楽大学SMCシリーズで久しぶりに
ご一緒した旧友であり世界的二胡奏者である許可(Xu KE)氏と
二十絃箏奏者の重鎮である吉村七重氏のお二人を、
今年の春に再演(二十絃箏作品)された際に、
たまたまお引き合わせできる機会があり、
そこでの会話から両大家が協演する作品を
近いうちに実現するという構想が生まれたのです。

そして、この夏に脱稿した作品が、
<コントラストリングス第3番~二胡と二十絃箏の幻想曲>
という訳です。
中国の伝統楽器の中の抱絃楽器=二胡と、
日本の伝統楽器の中の拡張版である伏絃楽器=二十絃箏の
対照と協創を意図した作品ということで、
迷わずに“コントラストリングス”という
タイトルを冠することにしました。

作品は通奏される約12分の音楽になりました。
先ず、漂うような楽想による“プロローグ”に始まり、
二胡による短いカデンツァ風のパッセージを経て、
“愛の歌”に移行してたおやかにヴォルテージを上げていき、
今度は二十絃箏による短いカデンツァ風のパッセージを経て
両楽器がスリリングに疾走する“プログレッション”で
一気呵成に結尾まで到達するという構成になりました。

許可(シュイ・クゥ)氏と吉村七重氏の演奏の触発を
作曲者自身も多いに楽しみにしているところです。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-アンデパンダン展2013第2夜

###現音<秋の音楽展2013>アンデパンダン展 第2夜###

2012年11月11日 [月] 17:30開場/18:30開演
  東京オペラシティリサイタルホール

下山 一二三/飢渇河原燈籠[作曲2013年/初演]
  vc.=松本卓以 bass-cl.=菊地秀夫 
  perc.=山本晶子 相川瞳

内本 喜夫/プレリュードとファンタジー[作曲2013年/初演]
  vc.=翠川敬基

北條 直彦/独奏フルートのための「響きのゆくえ」
                [作曲2013年/初演]
  fl.=増本竜士

岡坂 慶紀/弦楽四重奏曲[作曲2010年/初演]
  アンバーカルテット
  vn.=久米浩介 佐藤奏 va.=高木真悠子 vc.=荒井結子

林 文夫/海~佐藤春夫詩集より「海の若者」「伊都満譚詩」
                  [作曲2013年/初演]
  bar.=竹澤嘉明 pf.=持田みどり

植野 洋美/ Transponder -for trumpet and piano
                [作曲2013年/初演]
  tp.=曽我部清典 pf.=植野洋美
  
梶 俊男/archon for viola solo[作曲2013年/初演]
  va.=般若佳子

田口 雅英/三味線弾き歌いの為の「女宮木」
              [作曲2013年/初演]
  三味線=山本普乃

松尾祐孝/CONTRASTRINGS no.3[作曲2013年/初演]
  二胡=許可 二十絃箏=吉村七重

北條 美香代/花信風~アコーディオン・ソロのための~
                  [作曲2013年/初演]
  ac.=大田智美

チケット:4,000円(全自由席)
日本現代音楽協会
電話:03-3446-3506 E-mail:aki2013@jscm.net 
            ウェブサイト:www.jscm.net

主催:日本現代音楽協会(国際現代音楽協会日本支部)
助成:一般社団法人日本音楽著作権協会 
後援:一般社団法人日本作曲家協議会

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<ISCM世界音楽の日々2001横浜大会
   ~日本現代音楽協会新世紀音楽祭>
公演回顧シリーズ vol.11

《“こどもみらい2001” シンポジウム》
10月6日(土)16:00開演
/横浜みなとみらいホール レセプション・ルーム

テーマ:学校及び社会教育における
    クリエイティブな芸術活動の展開

パネラー:衛 紀生
     (演劇評論家・舞台芸術感興フォーラム代表)
     黒沢 伸
     (金澤21世紀美術館建設事務局学芸員)
     ユミ・ハラ・コーンウェル
     (ロンドン・シティ大学音楽学部非常勤講師)
司会:坪能由紀子
   (こどもみらい2001監修・音楽監督、
          高知大学教授、東京藝術大学講師)

############################

2001年に横浜の地で開催することが決まった段階で、
わたしの頭に自然に沸いてきたスローガンがありました。
「“みなとみらい” de “こどもみらい”」というものです。

幕末・明治維新期から世界との交流・交易の窓口として
栄えてきた港湾都市=横浜の、ベイサイドの新開発地域=
みなとみらい地区の文化的ランドマークの一つとして
誕生したばかりの “横浜みなとみらいホール”
を拠点としてすること・・・
翌年のFIFAワールドカップ日韓共催の決勝戦開催地も
横浜に決定したこと・・・
横浜トリエンナーレの初開催も
2001年の同時期に決定したこと・・・

このような開催環境の中で、そこにこどもたちが集って、
現代音楽や現代美術にも通じるような創造的なプログラムを
世界から集まる作曲家や音楽関係者にも提案できたら、
どんなに素敵であろうかと、想いを馳せていったのです。

そして、音楽祭会期が10月3日~10日に確定した所で、
その半ばの週末連休=6日(土)・7日(日)・8日(月祝) に、
<こどもみらい2001>と題して教、
教育的プログラムを盛り込むことにしたのです。

その結果、この音楽祭全体の実行委員会とプログラム委員会
の陣容が、以前にも紹介した通り、このようになったのです。

###<ISCM世界音楽の日々2001横浜大会>開催組織###

〘実行委員会〙 

名誉会長:高秀秀信(横浜市長)
名誉顧問:齋藤 龍(財団法人横浜市文化振興財団理事長)
大会会長:松平頼曉(作曲家/日本現代音楽協会委員長)
実行委員長:松尾祐孝(作曲家/日本現代音楽協会事務局長)
副委員長:小鍛冶邦隆(作曲家/日本現代音楽協会国際部長)
     渡壁 暉((作曲家/日本現代音楽協会委員長)
実行委員:中川俊郎(作曲家/日本現代音楽協会国際部長)
     安良岡章夫(作曲家/日本現代音楽協会広報部長)
     長塚義寛(財団法人横浜市文化振興財団事業推進課長)
     金子哲理(横浜みなとみらいホール企画室長)
事務局長:福士則夫作曲家/日本現代音楽協会副委員長)
こどもみらい2001プロデューサー:
     坪能克裕(作曲家/日本現代音楽協会委員長)
インスペクター:佐藤昌弘(作曲家/日本現代音楽協会会員)
        久行敏彦(作曲家/日本現代音楽協会会員)

〘プログラム委員会〙

委員長:小鍛冶邦隆(作曲家)
委員:下山一二三(作曲家) 中川俊郎(作曲家)
   松尾祐孝(作曲家)  松平頼曉(作曲家)  
   長木誠司(音楽学/東京大学助教授)
   坪能由紀子(高知大学教授/東京藝術大学講師
               こどもみらい2001音楽監督)

注)情報は2001年当時のものです。

##############################

日本の音楽教育界でのこの分野のパイオニアである
坪能由紀子氏を“音楽監督”として、
日本現代作曲界でいち早くこの分野に関心を持って
継続的な活動を展開して来られている坪能克裕氏を
“こどもみらい2001プロデューサー”として、
この壮大なプロジェクトは実現していったのです。

“こどもみらい2001”としての開催公演は、
初日の6日(土)がこの<シンポジウム>、
7日(日)が<コンサート Ⅰ ~みんなでつくる・みんなでたのしむ>、
8日(月/祝)が<コンサート Ⅱ ~ワガッキ バクハツ>
というラインアップでした。

別冊プログラムも制作しました。
$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-こどもみらい2001別冊

また、夏休みの時期も含めて、事前のワークショップ等の活動
も展開した上で、10月に“横浜みなとみらい”に結集して、
その成果を披露し合うことができたのです。
$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-こどもみらい2001スケジュール
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今日はCONTRASTRINGSシリーズの第2弾の紹介です。

<コントラストリングス第2番~悠久の書からの断章>

10月19日の記事にアップした琵琶協奏曲、
<悠久の書>~琵琶と弦楽の為に~(2008)の初演の後、
初演独奏者の田原順子さんのご紹介と頼で、
急な話ではありましたが、
琵琶とヴァイオリンの二重奏作品を作曲しました。

時間的制約も有り、また<悠久の書>のスピンオフ作品
のようなイメージが依頼を聞いた瞬間に脳裏を駆け巡ったので、
結果として下記のような作品が誕生しました。

この作品もまた、邦楽器の中の絃楽器=琵琶と、
西欧楽器の中の弦楽器=ヴァイオリンとの
対照と協創をコンセプトとしている作品になったので、
1999年に作曲した三味線とコントラバスの為の作品に続いて、
“コントラストリングス”のタイトルを冠することにしました。

♪♪♪<CONTRASTRINGS no.2>
             ~"悠久の書"からの断章~♪♪♪

洗足学園音楽大学/伝統音楽デジタルライブラリー
(http://www.senzoku-online.jp/traditional/)
及び(YouTube)にアップされています。
演奏は、水野佐知香さん(vn.)と田原順子さん(琵琶)です。



実演の演奏会としての初演は、田原順子さんのお計らいで、
私としては初めて書いた琵琶独奏曲の初演と併せて
翌年の夏に実現しました。

####### ~弾き・語り・琵琶~ 田原順子 #######
          2009年7月23日(木)
      昼の部:14:00開演 夜の部:19:00開演
          会場:門仲天井ホール

 琵琶弾き語り/うたうされこうべ
        (原作=松谷みよ子 作曲=田原順子)
 川崎絵都夫/琵琶とヴァイオリンの為の組曲(改訂初演)
 松尾祐孝/コントラストリングス第2番
       ~悠久の書からの断章~ (舞台初演)
 J.S.バッハ/シャコンヌ
 松尾祐孝/<波唄>~亀山社中幻想~(委嘱初演)

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-田原順子@門仲天井2009
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スポーツには、時に審判の判定が
大いなる物議を巻き起こすことがあります。

例えば、かつてのオリンピックでの柔道の決勝での、
掛け技と返し技の妙味を見抜けなかった
野暮な国際審判員が起してしまった
悲劇的な決勝戦は、未だに記憶に鮮明です。

野球というスポーツは、
あらゆるプレーに審判の判定が欠かせないものですが、
それだけに過去から疑惑の判定や微妙な判定から起きた
騒動やエピソードに事欠きません。

かなり以前の巨人戦のホームスチール事件は、
翌日の新聞の1面を飾った写真が、
審判の判定の正しさを証明することになった
珍しい事例でした。

広岡監督率いるヤクルトと上田監督率いる阪急の対戦だった
日本シリーズの最終戦で、
ヤクルトの大杉選手の放ったレフト線ポール際の
大ホームランを巡る判定への、
上田監督の1時間以上の猛講義も
有名なエピソードです。

さて、今年のポスト・シーズン、
MBLのワールド・シリーズでは、
三塁手と奏者の交錯が走塁妨害と判定されて、
それでサヨナラ勝ちが決まるという後味の悪い試合があったり、
日本シリーズでも、明らかに誤審と思われる判定が
試合の趨勢を決定的にしてしまったりと、
審判泣かせの場面が相次いでいます。

選手も必死ならば、審判も大変です。
頑張れ選手! 頑張れ審判!
頑張れ日本! がんばろうニッポン!

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-大鉄橋からの紅葉・晩秋の夕景

すっかり秋が深まってきました。これは昨年の紅葉の夕景です。
今年の紅葉は綺麗かな・・・と楽しみにしている私です。
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<ISCM世界音楽の日々2001横浜大会
   ~日本現代音楽協会新世紀音楽祭>
公演回顧シリーズ vol.10

《室内楽Ⅲ》アール・レスピラン “サンシャイン・コンサート”
10月6日(土)14:00開演/横浜みなとみらいホール 大ホール

1) 仲俣申喜男(日本):いつか夜の仄かな闇より現れでて…
(1994)  
2) Boguslaw SHAEFFER(オーストリア):
            シー・ハーブ(2001/日本初演)

3) 田中吉史(日本):6人の奏者のための Φ(1998-99)

4) Pierre-Yves ARTAUD(フランス):CHITRA(1996)

5) Cecille ORE(ノルウェー):MUNQUAM NON(1999)

6) Thorteinn HAUKSSON(アイスランド):Glœtur
    (2001/マークアートフォーラム委嘱作品世界初演)

7) Bent SøRENSEN(デンマーク):月なき夜
    (1997/マークアートフォーラム委嘱作品日本初演)

演奏:指揮=安良岡章夫 1) 3) 5) 6) 7) 
   室内楽=ア-ル・レスピラン 1) 2) 3) 5) 6) 7)
   サクソフォーン=斎藤貴志 2)
特別出演:フルート=ピエール-イヴ・アルトー 4)

協賛:マークアートフォーラム

1) JSCM音楽祭出品作品
2) 3) 4) 国際審査会入選作品
5) プログラム委員会調整作品
6) 7) 協賛者推薦作品

#############################

約1億円に限定されていた予算・財源の制約の中で、
(それでも筆舌に尽くしがたい苦難の末に
何とか調達できた資金・財源でしたが・・・)
国際現代音楽祭として恥ずかしくない規模の開催を
具現するには、様々な仕掛けが必要でした。

オーケストラ演奏会の記事でも触れたように、
フル・オーケストラの演奏会は2公演が精一杯でした。
その状況を補完すべく、日本現代音楽界を支えてきた優れた
室内オーケストラ・室内アンサンブルの出演を
かなり早い段階から周到に準備しました。
その他、私自身が芸大出身者を主体に弦楽オーケストラを
この年をターゲットにして育成して1公演を計画する等、
開催全体としてのボリューム感に不足がないように、
最大限の注意と努力を払いました。

そういった施策の効果が最大限に発揮されたことで、
この音楽祭は本当に華やかな国際現代音楽祭になったのです。
それを支えてくださったのは、主催者の期待に応えて、
いやそれを上回る素晴らしい演奏を実現していただいた、
各出演団体や演奏者のパフォーマンスにあったと言えます。

さて、この<アール・レスピラン>に託した公演は、
大ホールが会場ということでもあり、
一層華やかなステージとなりました。

作曲家としても世界的な大家として著名な、
ピエール-イヴ・アルトー氏が丁度別件で来日中で
この時期は関西方面に居られるということで、
新幹線での往復という強行日程で出演していただきました。
国際審査会入選作品を自作自演で聴くことができました。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-ピエール-イヴ・アルトー氏自作自演

その他、長年にわたり北欧圏の作曲家との交流を展開され、
この音楽祭の協賛者にもなっていただいた
マークアートフォーラムの委嘱作品2曲も
事前の調整でプログラミングされて、
国際色が更に豊かな内容が実現したのです。

・・・安良岡章夫指揮&アール・レスピランの演奏風景・・・
$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-安良岡章夫&アール・レスピラン

国際審査会入選作品のみならず、
内外の個性的な作品が一堂に会して、
それらを日本の演奏家が高水準の演奏で披露して行く演奏会が、
連日にわたって繰り広げられたのです。
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昨日の記事で紹介した私の造語タイトルの一つ、
「コントラストリングス=Contrastrings」の第1弾です。

この作品の誕生は1999年に遡ります。
当時、洗足学園音楽大学に音楽学の教員として
勤務しておられた芦川紀子氏が企画・構成にあたっておられた
<MUSIC LAB 1999 音楽の実験室>というシリーズがありました。
その第7回公演に際しての委嘱作品として誕生したという訳です。

この回では、気鋭の三味線奏者=西潟昭子氏に
スポットライトが当てられることになり、
三味線と西欧楽器のための二重奏曲を書くことになりました。
そこで、三味線とコントラバスの触発し合いながらも
深刻ではなく楽しい音楽を書こうと思い立ちました。

作曲を進めながら、邦楽器の中の絃楽器と
西欧楽器の中の弦楽器の対照と協創という作品の持つ
キーワード二つ、対照=Constrastと絃・弦=Stringsを
組み合わせて、Contrastringsという
新たな造語タイトルが頭に浮かび上がりました。

作品は次にような4つの部分が切れ目無く通奏される
約10分の音楽として完成しました。
先ず、定常的な拍節感の全く無い
【第1部分=プレリュード】に始まり、
コントラバスがメロディーを浮遊するように歌い上げる
【第2部分=メロディア】を経て、
三味線とコントラバスがメカニックなアンサンブルを初めて見せる
【第3部=スケルツォ】でヴォルテージを上げて、
無窮動の同音連打パッセージの中で
二つの楽器が丁々発止のやり取りを繰り広げる
【第4部=トッカータ】をスリリングなクライマックスとして
全曲の幕を閉じます。

初演コンサートの情報を含めて、この作品のデータを
下記にアップしておきます。

###<Contrastrings No.1>
      ~三絃とコントラバスの為の四章~(1999)###
     MUSIC LAB 1999 (芦川紀子主宰)委嘱作品
Ⅰ. プレリュード Ⅱ. メロディア Ⅲ. スケルツォ Ⅳ. トッカータ
           演奏時間:約10分

初演コンサート:
♪♪♪♪♪♪ MUSIC LAB 1999 音楽の実験室Ⅶ ♪♪♪♪♪♪♪
           時を超える古典  
    〖西潟昭子の三絃 - 邦楽古典からの問いかけ - 〗
         企画・構成 :芦川紀子
        1999年6月18日(金)19:00開演
      グリーンホール相模大野・多目的ホール
曲目:地唄 / 三絃二重奏曲「楫枕」 三絃三重奏曲「太鼓の曲」
   田中悠美子 / 「向かい合って en presénce」
   松尾祐孝 / Contrastrings No.1(1999年・初演)
   菅野由弘 / 波濤の舞 - 三味線とピアノのための -
                  (1999年・初演)
出演:西潟昭子(三絃) 田中悠美子(三絃)
   吉田 秀(コントラバス) 大竹紀子(ピアノ)
助演:野澤徹也(三絃) 上原潤一(三絃) 大森美樹(三絃)
   
$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-MusicLab1999

初演は白熱した素晴らしい演奏で飾っていただきました。
以後、様々な場面で、様々な演奏家の方々に、
演奏されている作品です。

楽譜等のお問い合わせは、
作曲家に直接コンタクトしてください。

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