• 30 Sep
    • 桐朋学園オーケストラが大活躍〜ISCM横浜大会<オーケストラ Ⅱ >

      <ISCM世界音楽の日々2001横浜大会   ~日本現代音楽協会新世紀音楽祭> 公演回顧シリーズ vol.20《オーケストラ Ⅱ 》 桐朋学園オーケストラ “イヴニング・コンサート”10月9日(火)19:00開演/横浜みなとみらいホール 大ホール 1) Milko KELEMEN(クロアチア):        デリケート・クラスターズ(1998/日本初演)2) 小林 聡(日本):   ハープとオーケストラのための「クリスタリゼーション」                    (1997/世界初演)3) Gilles TREMBLAY(カナダ):横断(日本初演)4) 権代敦彦(日本):   FATHER FORGIVE ~The Litany of Reconciliation~                 +IN PARADIUM(1998)演奏:指揮=山下一史 管弦楽=桐朋学園オーケストラ   2) hp.:篠崎史子  3) fl.:田中隆英    4) nar.:オーレン田辺1) 3) 4) 国際審査会入選作品2) JSCM音楽祭出品作品#############################<オープニング・コンサート>における“洗足学園シンフォニック・ウィンドオーケストラ”の出演と並んで、この“桐朋学園オーケストラ”の出演は、教育的コラボレーションとして意義の深いものでした。この音楽祭にオーケストラ公演をいくつ組み込むことができるかという事は、非常に悩んだポイントでした。できることならば、プロ・オーケストラによる演奏会を3つくらいは実現したかったのすが、予算・財源の見通しに照らして考えると、フル・オーケストラ公演は2つが限界という判断に至り、そのうちの一つを、桐朋学園オーケストラに担っていただくことになったのでした。大学を挙げてご協力をいただき、授業の一環としてリハーサルを積み上げた末に、作曲家を交えたリハーサルとゲネプロそして本番と進行して、海外から参加された出品作曲家にも満足を得ることができた、立派な公演が実現しました。・・・山下一史指揮・桐朋学園オーケストラ              (ケレメン作品)・・・・・・小林作品のステージ・・・・・・トランブレー作品のステージ・・・・・・権代作品のステージ・・・これで、全8日間開催の7日目=Festa Day を終了しました。いよいよ残るは最終日=Fainal Climax のみとなりました。明日以降の記事に続きます。

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    • いよいよ来週!=アンサンブル・ヌーボー・ポップスコンサート2011

      <アンサンブル・ヌーボー・ポップス・コンサート 2011>   ~スクリーン・ミュージックとラテンの風~10月7日(金)19時開演/入場無料(未就学児入場お断り)会場/洗足学園・前田ホール(溝の口キャンパス内)指揮/松元宏康 岸本祐有乃演奏/洗足学園音楽大学アンサンブル・ヌーボー編曲/三浦秀秋ナヴィゲーター/佐藤昌弘 松尾祐孝曲目/第1部:アンサンブル・ヌーボー・プレミオ♪A.バローソ/ブラジル♪ポール・モーリア・メドレー♪CAMBA tango 協演コーナー~本番アルゼンチンからの風~♪R.エルナンデス/エルクンバンチェロ第2部:アンサンブル・ヌーボー・スーペリオ♪B.ストレイホーン/A列車で行こう♪B.グレイ/ペンシルヴァニア6-5000♪ロック&ポップス協演コーナー♪ヘンリー・マンシーニ・メドレー♪ノンストップ・ディスコ・ヒッツ・メドレー###########################洗足学園音楽大学アンサンブル・ヌーボーは、管楽器と打楽器と電子オルガンと音響システムを組み合わせた、独自のオリジナル編成のオーケストラです。2004年の創設以来、授業や公演を通じて、様々な名曲を演奏したり、多彩な分野のレパートリーを開拓したり、他の分野の奏者やバンドとも協演を実現したり、創意工夫を凝らしながら成長を続けています。2004年のデビュー・コンサートには、アルフレッド・リード博士(故人)に客演していただき、センセーショナルな発進となりました。2005年7月には、世界吹奏楽大会と言うべき国際音楽祭=<WASBE 2005 シンガポール大会>に出演して、クラシック音楽からポップスまでに亘る広範なレパートリーとバンドネオン(同大出身の平田耕治氏)との協演や本格的な音響空間による新鮮なサウンドで、エクスプラネード・ホール満員の聴衆を魅了しました。(この二つの想い出深い公演については、 後日にあらためて記事にアップしたいと思っています。)その2005年の秋以来、音楽大学では珍しいポップス・コンサートの定期的な開催を続けています。クラシック音楽レパートリーによる(その他、洗足学園音楽大学芸術監督=秋山和慶教授の指揮 による6月の公演=<スペシャル・ライヴ>や、、 12月には年度末の定期演奏会<ワンダー・ライヴ>も 恒例イベントとしてすっかり定着しています。)今回は、~スクリーン・ミュージックとラテンの風~と題して、上記のプログラムを披露します。そして、ゲストや協演者がゴージャスです。洗足学園音楽大学/音楽・音響デザインコース卒業生でもあり、本場アルゼンチンのタンゴの世界と日本を行き来する日本人随一の存在でもある平田耕治さん率いる、本場アルゼンチンで今尤も熱い注目を浴びているタンゴ・バンド=CAMBA tango(カンバタンゴ)との協演、そして、初めて学生によるオリジナル作品による協演となるロック&ポップスコース学生の出演も盛り込んで、ヘンリー・マンシーニ等のスクリーン・ミュージックも織り交ぜながら、“ヌーボーのポップス”が今年も炸裂します。入場無料です。皆様のご来場をお待ちしています。

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  • 29 Sep
    • エレクトーンも世界に羽ばたく〜ISCM横浜大会<エレクトーン・フェスタ>

      <ISCM世界音楽の日々2001横浜大会   ~日本現代音楽協会新世紀音楽祭> 公演回顧シリーズ vol.19《エレクトーン・フェスタ》10月9日(火)16:00開演/横浜みなとみらいホール 小ホール ◉プレトーク(15:45~)テーマ:エレクトーンのための“新作品”の意味合い[出演]  浜田隆樹(エレクトーンシティ渋谷 音楽スタッフ)    松尾祐孝(WMD2001横浜大会実行委員長)[司会]  夏田昌和(作曲家)◉コンサート 使用楽器:YAMAHA ELX-1m, ELX, EL-900m1) Richard GRAYSON(アメリカ):     リフレクション ELX-1のための (2001/世界初演) [演奏] リチャード・グレイソン(エレクトーン)  2) 楠 知子(日本):モード変換するFugue(2001/日本初演) [演奏] 橘 光一(エレクトーン)  3) 盧 厚敏(香港):消えていく色(2001/世界初演) [演奏] 柴田 薫(エレクトーン)  4) Peter HOCH(ドイツ):     秋「葉の音楽が我々の上に落ちてくる」から4作品                      (1992-93) [演奏] 新田佳世(エレクトーン)          ペーター・ホッホ(ナレーション)          佑実聖子(ナレーション)5) 潘 皇龍(台湾):因果(チェアン・ツー:巨木)                   (2001/世界初演) [演奏] 湯 詩婷(エレクトーン)           林 玉卿(ソプラノ)          王 少伊(打楽器) 6) 林 俊希(韓国):サルブリ-エレクトリ          ~韓国伝統舞踊とエレクトーンのための                   (2001/世界初演) [演奏] 厳 眞瓊(編曲・エレクトーン)          林 珥調(舞踊)          張 一勝(打楽器)  7) 夏田昌和(日本):     Gamelaphony ~2台のエレクトーンのための~                       (1998) [演奏] 梅津幸子(エレクトーン)           内海源太(エレクトーン)  協賛:マークアートフォーラム協力:全日本電子楽器教育研究会1) 3) 4) 5) 6) 7) 協賛者推薦作品2) JSCM音楽祭出品作品#############################この<WMD2001横浜大会>の準備段階に、YAMAHA(ヤマハ株式会社)から、嬉しいオファーをいただきました。現代音楽の世界大会の中で、エレクトーンをフィーチャーした公演を持ちたいということでした。ISCM国際審査の要項は既にリリースした後だったので、実行委員会としては、協賛公演という形での実現を目指しました。YAMAHAが、作品委嘱等で協力関係にある海外作曲家の作品や内外の演奏家俊英による華麗なプログラムを策定していただき、現音展としての出品枠も設定していただき、上記の通りのプログラムが実現しました。開演前の短い時間でしたが、この楽器のための新しい作品の誕生を喚起するプレトークも行ないました。それまでの私はエレクトーンとは殆ど無縁でしたが、この<WMD2001>を契機として、以後この世界にも積極的に関与していくようになりました。・・・プレトークの模様・・・YAMAHAに招集していただいた作曲家・作品は、米欧亜及び日本の6作曲家となりました。自作自演、映像を付帯した作品、ナレーションを伴う作品、舞踊との協創作品等、バラエティーに富んだステージが続き、聴衆の耳と目を釘付けにしました。・・・グレイソン氏の自作自演ステージ・・・・・・ホッホ作品のステージ・・・特に、リム・ジュンヒー作品の韓国伝統舞踊を伴うステージのインパクトは一際強烈で、アジアでの開催や<FIFAワールドカップ2002日韓共催>前年度文化イベントといった側面を印象づけることにもなりました。・・・リム作品のアジアのパワーに溢れたステージ・・・日本のテクノロジーと世界の作曲家の交流と触発、そしてアジアの作曲家のパワーの可能性を感じさせてくれた、日本開催ならではの演奏会となりました。

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    • 久しぶりの日本人新大関誕生!〜おめでとう琴奨菊関〜

      大関魁皇の引退によって、日本人大関が居ない番付だった大相撲に、待望の日本人大関が誕生しました。琴奨菊関、おめでとうございます。ここ5場所の成績の、9勝 11勝 10勝 11勝 12勝という星勘定は、歴代大関の昇進に比べても全く遜色の無い安定度です。がぶり寄りに象徴される前に出る相撲に磨きをかけて、横綱を狙える大関として、更にファンの期待に応えてほしものです。ややむらっ気があるのか、上位(横綱・大関)に強くても下位力士に取りこぼして、10番から上積みができないでいた関脇稀勢の里も、今場所は遂に12勝を挙げました。ここ最近5場所の成績で見ても、10勝 10勝 8勝 10勝 12勝ですから、既に相当に安定した地力を持っていることが判ります。ひと昔ふた昔前の時代ならば、琴奨菊関と同時に稀勢の里関にも大関昇進の声がかかってもおかしくない星勘定ではあるのですが、最近はすっかり直前3場所の33勝がノルマという認識になってしまっているようです。優勝10回を記録した横綱北の富士の大関昇進直前3場所は、8勝 10勝 10勝 という星勘定でしたし、その北の富士のライバルで同時に横綱に昇進して大横綱への道を歩みながら、惜しくも現役中に夭折した横綱玉の海の大関昇進直前3場所も、10勝 9勝 11勝 でした。歴代大関・横綱の成績を振り返っても、大関昇進時の星勘定が良い者が必ずしも横綱になっているとは限らない傾向が見て取れます。大関昇進時にあまりハードルを高くすると、却ってそこで疲弊してしまうというという見方もできるかもしれません。とにもかくにも、琴奨菊関と稀勢の里関の二人には、横綱白鵬に対峙して2強・3強時代を作るくらいの気概を持って、更に躍進していってほしいものです。待望の日本人新大関の誕生のグッド・ニュースと共に、日本全体も頑張っていきましょう!今日の写真は、雲と青空と光の織りなす絢です。秋が深まりゆく今日この頃ですね。

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  • 28 Sep
    • ティー・セレモニーと寿司パーティーで日本情緒を満喫!〜ISCM横浜大会

      <ISCM世界音楽の日々2001横浜大会   ~日本現代音楽協会新世紀音楽祭> 公演回顧シリーズ 番外編ティー・セレモニー&寿司パーティー(関係者専用招待企画)10月9日(火)11:00~    /横浜みなとみらいホール レセプション・ルーム ############################ISCM総会の最終セッションが終わり、思い掛けない記念撮影も終わった頃から、寿司パーティーとお茶会を行ないました。ISCM音楽祭のような長期にわたる大音楽祭では、会期中に一度位は、開催地近郊の観光地に出向くような“エクスカーション”が組まれることが多いものです。私も、この横浜大会の中で、例えば「鎌倉」に繰り出すとか、せめて横浜市内の「三渓園」でお茶会を行なうとか、何らかの可能性を検討したのですが、予算と日程がともにタイトであったことから残念ではありましたがそれらは断念しました。それでも、せめてもの日本的な情緒のひとときを設定すべく、「ティー・セレモニー&寿司パーティー」を行ないました。ティー・セレモニー(お茶会)は、横浜コンベンションビューローの協力を得て、市民ボランティアの茶道家にお点前を披露していただきました。海外からの参加者には大変な好評を博して、覗き込むように熱心に所作を観察する方、何杯も飲もうと再度列に並ぶ方など、思い思いに楽しんでいる光景は、実に微笑ましいものでした。さて、下の写真は、寿司パーティーで語らう、ポルトガル支部(Miso Music)代表のMiguel & Paula Azguime夫妻との語らいの光景です。左がミゲルさん、手前の赤い服がパウラさん、中央が私です。この時から、両国の協働プロジェクトが具体的に始動して、後年の度々の相互交流に発展していったのです。様々な出会いがまた次の交流やイベントを生んで行く、創造的な連鎖反応は、こういった国際交流の醍醐味の一つでもあります。横浜に集結していただいた皆さん、本当にありがとうございました。

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    • タンブッコ=TAMBUCO〜打楽器による国際交流の祭典!

      いよいよ、メキシコから打楽器アンサンブルの雄=タンブッコ=TAMBUCOが、今年度の国際交流基金賞の受賞とその記念演奏会のために来日します。民俗音楽から前衛作品まで、広範なレパートリーを有するこの世界的な打楽器アンサンブルの演奏を、この機会にじっくりお楽しみください。###<2011年度 国際交流基金賞受賞記念コンサート>###  ~TAMBUCO PERCUSSION ENSEMBLE~       タンブッコ・パーカッション・アンサンブル~10月7日(金)19:00開演 /トッパンホール / 全自由席2500円(学生1500円)曲目:Claudia Calderon / プリズム(1999)   Raul Tudon / 風のリズム構造 Ⅰ (2009)   Javier Alvarez / メトロ・チャバカーノ(2005)   Paul Barker / 石の歌、石の踊り(2000)   Maria Granillo / オルガニカ(2008)   松尾祐孝 / <SOUND SOUND Ⅳ>           ~尺八、二十絃箏、打楽器の為に~   (2005 / セルバンティーノ国際芸術祭委嘱作品日本初演)   Hector Infanzon / エマトフォニア(2008)   三木稔 / マリンバ・スピリチュアル(1983-84)出演:Tambuco Percussion Ensemble    リカルド・カシャルド アルフレッド・フリンカス    ミゲル・ゴンザレス ラウル・トゥドン共演:三橋貴風(尺八) 吉村七重(二十絃箏)トッパンホールチケットセンター:03-5840-2222             http://www.toppanhall.com/#############################拙作は、世界初演と全く同じ演奏者によって日本初演となります。尺八の三橋貴風氏と二十絃箏の吉村七重氏という、お二人の大家に協演していただける歓びは、作曲家にとってこの上もない宝物です。TAMBUCOの来日公演=受賞記念コンサート、待ち遠しいですね。

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  • 27 Sep
    • ISCM(国際現代音楽協会)総会も和気あいあい〜祝福された横浜開催〜

      <ISCM世界音楽の日々2001横浜大会   ~日本現代音楽協会新世紀音楽祭> 公演回顧シリーズ 特別編ISCM総会(国際会議/関係者専用)/          横浜みなとみらいホール6階会議室Session 1 / 10月4日(木)09:15~13:45Session 2 / 10月5日(金)09:15~12:30Session 3 / 10月6日(土)09:15~11:15Session 4 / 10月7日(日)09:15~11:15Session 5 / 10月9日(火)10:00~13:00Session 6 / 10月10日(水)09:15~12:15(実際にはSession 5 で終了。Session 6は、開催せず。) ###########################ISCM音楽祭では、音楽祭としての側面と共に、国際組織としての年次総会も同時に開催されます。この横浜大会でも上記の通りの日程で、6セッションにわたる会議を準備しました。ISCM総会には、結構議題はあるものなのです。新規加盟国(支部・準会員)の承認、本部役員の選挙、加盟支部の年会費に関する条件の改訂、音楽祭の開催国の立候補と選考、ISCM規約や音楽祭開催についての内規の改廃、その他、関連事項の討議・・・等々です。この年の本部役員体制は次の通りでした。##### 2001年度ISCM本部役員 ######President : Arne MELLNÄS (Sweden)Vice President : John DAVIS (Australia)Executive Committee Member :      Peter TORNQUIST (Norway)    Adina IZARRA (Venezuela)    Wing-Wah CHAN (China-Hong Kong)Secretary General :     Henk HEUVELMANS (The Netherlands)Treasure : Lars GRAUGAARD (Denmark)Leagal Counsel : Dr. Franz ECKERT (Austria)・・・総会の本部役員席の様子・・・左から、事務局長=HEUVELMANS氏、    会長=MELLNÄS氏、    法律顧問=ECKERT博士    役員=CHAN氏####################### ISCM総会は基本的には非常に紳士的な雰囲気で議事が進行します。それでも時には、その年の開催の体制不十分を追求される場面や、小国の代表が自国の作品が演奏されないことを強く抗議したりする場面もあったりするのですが、この2001年の総会は実に和やかでした。(勿論、真剣な討議に白熱したことはありましたが。)とにかく、全加盟支部・準会員(提出のなかった国は除く)がプログラムに網羅されていたこと、拠点会場=横浜みなとみらいホールの素晴らしさ、それに隣接するオフィシャルホテルや近隣商業施設の利便性、ホテルの居住性の抜群の快適性、等の好条件と、連日繰り広げられた多くの日本人演奏家の素晴らしい演奏と、現代音楽祭としては非常に活況を呈した音楽祭各公演の会場の雰囲気等が相俟って、参加者の心は自然に大らかになったのだと思います。・・・和やかだった総会の様子・・・結局、Session 5 で予定された議題は全て消化して、最終の Session 6 はキャンセルとなりました。実行委員長として現場の切り盛りに終始していた私は、総会には殆ど顔を出せないスケジュールでしたので、総会の対応は松平頼曉大会会長と篠原眞顧問にお願いしました。私は結果的に最終セッションになった10月9日に漸くじっくり出席できたのですが、その席上で、本部役員から、我々主催者に対して、横浜開催の素晴らしいホスピタリティーへの感謝の言葉を受けるという一幕もありました。ありがたい瞬間でした。そして更に思い掛けない光景が展開されました。そのセッションが終了した後、本部役員と支部・準会員の代表が自発的に集合写真を撮ろうということになり、会議室近くの屋上庭園に集まって、暫し記念撮影会となったのです。何度かのISCM音楽祭に参加したことの有る私ですが、このような出来事は後にも先にも記憶になりません。「日本初開催を実現できて良かった!」と改めて想いを噛みしめながら胸が熱くなりました。下の写真はその時のワンショットです。

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    • <京都の秋>音楽祭 開幕!〜関西の音楽大学 オーケストラフェスティバル〜

      <京都の秋>音楽祭が開幕しています。9月半ばから11月末にかけて、京都コンサートホールを拠点として、京都市交響楽団定期演奏会やオペラ公演などを含む多彩な公演を並べて、開催されています。今年のファイナルは何と”パリ管弦楽団”の来日公演です。・・・<京都の秋>音楽祭のポスター・・・さて、その<京都の秋>の一環として一昨日に開催された<関西の音楽大学 オーケストラフェスティバル>に、何故か私も行ってきました。・・・というのは、指揮者=秋山和慶氏の提案もあって、最終演目の「惑星」の終曲=「海王星」のステージ裏からの女声コーラス(ヴォカリーズ)を、電子音とのミックスで行なうことになったのです。その方式(正確に言うと電子音のみによる演奏)の実施を今までに二度程ミューザ川崎で行なった経験を持つ私が、急遽“音響デザイン・アドヴァイザー”としてお声掛けいただいて、前日のリハーサルから参加したという事だったのです。今回の会場となった京都コンサートホールは、天井に多数のスピーカーが埋め込んであり、まるで天空から天使の声が降り注いでくるような趣向で、そのヴォカリーズの音響を調整することができました。### 第1回 関西の音楽大学         オーケストラ・フェスティバル   in 京都コンサートホール###2011年9月25日(日)14:30開演 京都コンサートホール入場料:1000円(全自由席)管弦楽・合唱 大阪音楽大学 大阪教育大学 大阪芸術大学  京都市立芸術大学 神戸女子学院大学 相愛大学 同志社女子大学 武庫川女子大学指揮=秋山和慶 円光寺雅彦オルガン=山本真希(相愛大学講師)プログラム ワーグナー/歌劇「ローエングリン」        第3幕への前奏曲と「婚礼の合唱」 サン=サーンス/交響曲第3番「オルガン付き」 ホルスト/組曲「惑星」############################当日の演奏はなかなか充実したものとなりました。多くの音楽系大学の学生が集い、一つの大きなアンサンブルに参加して、その成果を披露する本番を持つというプロセスは、参加した者、そして演奏を聴いた多くの聴衆に、得難い想い出や貴重な経験になったことでしょう。首都圏では、かつては東京文化会館(上野)を拠点として、現在は東京芸術劇場(池袋)とミューザ川崎を共同拠点として、<音楽大学フェスティバル>が継続的に開催されていますが、今度は、関西圏で初めて、複数音楽大学公式協働オーケストラの実現としては日本初と言える、<関西の音楽大学 オーケストラ・フェスティバル>が、京都コンサートホールで開催されたのでした。会場は、多くの聴衆で満席に近い盛況となり、ロビーには参加大学の紹介ブースも並び、ちょとした文化祭のような華やかな雰囲気になっていました。こういった和・輪が今後更に拡がりを見せて、東西や全国の音楽大学の交流にまで発展できたならば、更に素敵な事だろうと、関係者の皆さんと共に想いを馳せました。・・・貴重な経験の場となったリハーサル風景・・・最後に・・・こういった関係当事者の多いイベント・企画には、それを取りまとめる裏方の甚大な労力が不可欠です。今回の私は、指揮者であり京都市立芸術大学教授であられる増井信貴先生(代表実行委員)に大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。そして、この「第1回」の成功をお慶び申し上げます。「第2回」「第3回」・・・そして全国展開・・・大いに楽しみです。・・・<京都の秋>~芸術の秋~ですね・・・

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  • 26 Sep
    • 海外演奏団体も招聘〜ISCM横浜大会<室内楽Ⅳ>バートン・ワークショップ

      <ISCM世界音楽の日々2001横浜大会   ~日本現代音楽協会新世紀音楽祭> 公演回顧シリーズ vol.18《室内楽Ⅳ》バートン・ワークショップ                “イヴニング・コンサート”10月8日(月)19:00開演/横浜みなとみらいホール 大ホール1) Frank DENYER(イギリス):            THE HANGED FIDDLE (1972-73)  2) Martin MAREK(チェコ): 沈黙の声(2000/日本初演)3) Michael EDLUND(スウェーデン):       ヴィオリン・ソロのための(1997-99)   vn.=マッツ・セッテルクヴィスト4) 福士則夫(日本):春霖(1999-2001/改訂初演)5) James FULKERSON(アメリカ/オランダ):           Three Pieces(1999-200/日本初演)6) 南 聡(日本):帯/一体何を思いついた?(1998)7) Ricardo NILLNI(アルゼンチン):             組曲「TWIST」(1999/世界初演)演奏:バートン・ワークショップ 1) 2) 4) 5) 6) 7)  vn.=マッツ・セッテルクヴィスト 3)   (出品作曲家の氏名による特別出演)1) 4) 演奏者推薦作品2) 3) 7) プログラム委員会調整作品5) JSCM音楽祭出品作品6) 国際審査会入選作品#############################ISCMの世界音楽祭という国際イベントとして、海外演奏団体の参加も是非実現したい要素でした。しかし、現実問題としては渡航費や滞在費も含めて招聘経費を全て主催者側が負担しながらの実現は、非常に難しい財源状況でした。そのような中で、ISCM国際本部の拠点=ガウディアムスのあるオランダから現代音楽アンサンブルを送り込んでくださるという、大変ありがたい国際交流協力の申し出がありました。それが、この<バートン・ワークショップ>でした。アメリカ出身の作曲家・トロンボーン奏者=ジェームズ・フルカーソン氏によって1989年に設立され、アムステルダムを拠点として活動を展開している現代音楽室内アンサンブルです。演奏は、非常にヴィヴィッドな感覚に溢れたもので、定期的に「ワークショップ研究」を行なって切磋琢磨しているこのアンサンブルの一体感が有効に作用した演奏を全ての作品で聴くことができました。・・・バートン・ワークショップのステージ・・・・・・福士則夫作品に拍手!・・・・・・南聡作品に拍手・・・この団体の来日を得たことによって、<ISCM世界音楽の日々2001横浜大会>の国際現代音楽祭としての体裁は更に向上しました。バートン・ワークショップとオランダ当局の協力に、心より感謝した次第です。終演後には、実行委員長執務室を兼ねたホテルの居室を会場として、プライベートな懇親会を催して、強行日程で翌日直ちに帰国する演奏者の労をねぎらうと共に、演奏家と作曲家と実行委員会関係者との交流のひとときを持ちました。こういった事が自在にできたことは、拠点会場とホテルが隣接しているという絶好のロケーションの賜でした。「横浜みなとみらい」の地で開催できたことは、当時の唯一の可能性であったこととこもに、本当にありがたいことだったのです。

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    • クイーンズ・スクエアで周辺イベントも展開〜街に繰り出す現代音楽〜WMD2001

      <ISCM世界音楽の日々2001横浜大会   ~日本現代音楽協会新世紀音楽祭> 公演回顧シリーズ 番外編周辺イベント(グイーンズ・スクエアで実施)10月6日(土) 12:00~17:3010月7日(日) 11:00~17:0010月8日(月祝)11:00~18:00この時間帯に下記のパフォーマンスを断続的に展開◉世界各国からの新しいファンファーレManuel Sosa [ベネズエラ]:QuodlibetEduardo Caceres [チリ]:CHILEAN SUSHI (fanfarria)Francois Bousch [フランス]:Soleil LevantA.W.Khurnado [南アフリカ]:fanfare for brassKaare D. Husby [ノルウェー]:Fit a phei Siwa re'heyznByung-Dong Park [韓国]:         Fanfare for ISCM 2001 in YokohamaLuc Roilinger [ルクセンブルグ]:Fanfare for 21th CenturyGintoras Sodeika [リトアニア]:Logo-NGC 6712 CygnusVladimir Hovat [スロヴェニア]:        Fanfare for Two Trumpet and TromboneTerry Marn [イギリス]:FanfaronadoJean-Luc Darbellay [スイス]:YOBULiviu Danceanu [ルーマニア]:Tschycardie TachycardieVladimir Levitti [イスラエル]:FanfareCelso Majola [ブラジル]:Fanfare for a new centuryAndre Laporte [ベルギー]:A Belgian Carillon for Japan藤井喬梓 [日本]:Fanfare 'Call to the Unknowable'トランペット:上田 仁 佐藤友紀 山本英司トロンボーン:加藤直明 大馬直人 有馬祐介コーディネイト:曽我部清典◉“こどもみらい2001”参加ワークショップ    によるパフォーマンス♪♪ 音のかけら ♪♪♪♪ ザ・ボディパーカション ♪♪♪♪ TAKE THE 竹 ♪♪◉チャンチキトルネエド(9月6日の記事参照)###########################“こどもみらい2001” の会期は週末連休に相当しました。その3日間には、横浜みなとみらいホールを会場とした厳粛な現代音楽演奏会や教育プログラムの他に、隣接する商業施設=クイーンズ・スクエアに繰り出して、一般行楽客にもプレゼンテーションを行ないました。◉世界各国からの新しいファンファーレ・・・この催しは、FIFAワールドカップ2002日韓共催の決勝戦開催地に横浜が決まったことに連系して、ISCM加盟各国からの新しいファンファーレを募集して、それをお披露目しようというものでした。広い吹き抜けの空間に、新鮮なファンファーレの数々が清々しく鳴り響いたのでした。こういった周辺イベントの企画も、私=実行委員長が、関係各方面と協議を重ねて策定してきたものでした。気鋭のトランペット奏者=曽我部清典さんにはこの催しのコーディネイトで大変お世話になりました。◉“こどもみらい2001”参加ワークショップによるパフォーマンスこれは、本会場内での成果発表の一部を広く一般行楽客にも公開するイベントでした。大いに盛り上がりました。◉チャンチキトルネエドこの音楽祭の広告塔として起用した現代音楽チンドンバンドが、練り歩きやステージ演奏を断続的に展開して、正に街に繰り出す現代音楽パフォーマンスを楽しく実現してくれました。周辺イベントの拠点となったクイーンズ・サークル

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  • 25 Sep
    • 世界の作曲家達も邦楽器で音楽づくり!〜ISCM横浜大会<こどもみらい2001コンサート2>

      <ISCM世界音楽の日々2001横浜大会   ~日本現代音楽協会新世紀音楽祭> 公演回顧シリーズ vol.17《“こどもみらい2001” コンサート2》10月8日(月)16:00開演/横浜みなとみらいホール 小ホール<こどもみらい2001>としての3日目のイベントです。(<こどもみらい2001>の概要説明については、 9月18日の記事をご覧ください。)コンサートの開演前に、隣接するレセプションルームを活用して実施されたワークショップを見学するという趣向を、ここでも採用して、開場しました。1) 音のかけら [ワークショップリーダー]  金澤健一(美術家)  永田佐知子(打楽器奏者) [アシスタント]   新倉美佳(音のかけら事務局)  参加者=横浜市立浦島小学校      一般公募による参加者(小学校4年生~一般)そして、小ホールのステージに注目を移して、コンサート本体が開演しました。2) 作曲家のための邦楽器ワークショップ [ワークショップリーダー/原案]  坪能由紀子 パフォーマー=  西潟昭子(三味線)  <ISCM世界音楽の日々2001横浜大会>参加の作曲家たち3) ~SEA~ 邦楽器パワー [ワークショップリーダー/原案]  吉原佐知子(箏) 山本普乃(三味線) 松本京子(箏) パフォーマー=横浜市立吉田小学校ことクラブ4) 7人の邦楽器奏者による創作ワークショップ~7つの海~ パフォーマー=  大竹和子・黒沢陽子・松本京子・吉原佐知子(箏)  上原潤一・山本普乃(三味線)  山口賢治(尺八)5) デフィスカバリング ア ニュー ミュージック [ワークショップリーダー/原案]  ジョン・クーニー(作曲家/イギリス) パフォーマー=瀬尾宗利(クラリネット)         宮崎桃子(ヴァイオリン)        野澤佐保子(箏) 上原潤一(三味線)        東横学園小学校6) TAKE THE 竹 [ワークショップリーダー/原案]  牧野淳子(関西音楽教育研究会代表) パフォーマー=山口賢治(尺八)        一般公募による参加者(小学校4年生~一般) [楽器作り協力] 中本 崇 渡邊基子          亀岡市国際センタースタッフこれらのステージも、全日のコンサートに続いてそれぞれに独自の創意工夫に満ちあふれていて、とても楽しい時間を多くの参加者の皆さんと共有することができて、とても有意義でした。事前のワークショップからの積み重ねが十全の効果を発揮していて、一般の(音楽家ではない)参加者がプロの音楽家と一緒に演奏するという触発を得ながら、自主性を持ちながら、音楽ステージを創っていくとう、新しい音楽教育プログラム像が、しっかりと浮かび上がっていました。中でもとりわけ画期的な出来事がありました。“作曲家のための邦楽器ワークショップ”です。このステージは、<ISCM世界音楽の日々2001横浜大会>に、加盟支部・準会員の会議代表や作品が演奏される海外作曲家を対象として、参加者をレジストレーション・オフィスで募集したところ、多数の参加者が集まって実現したのです。午前中に事前ワークショップを行ない、普段がISCM総会(国際会議)で強面の発言を繰り出している某作曲家も童心に還ったように箏に触れながら、ああでもないこうでもないと喧々諤々意見を交換しながら、音楽づくりを展開していったのです。結果としては、3グループに分かれて集団即興創作を行ない、それを連続演奏に繋いで一つのパフォーマンスにまとめた本番になりました。ISCMの歴史上、参加作曲家によるこのようなワークショップの実現は、初めての快挙であると思われます。実行委員長として、ひょとしたらの思いつきで提案したこのワークショップを、見事なカタチで実現してくださった坪能由紀子氏や西潟昭子氏に、厚く御礼申し上げます。このような3日間にわたる<こどもみらい2001>の経験は、私自身にも大きな変革をもたらしました。この音楽祭以後、私もこの教育プログラムの世界に積極的に参画するようになっていったのです。このブログの記事で折々に紹介している「音楽づくり」ワークショップの話題も、こういった経緯から始った活動であるのです。今や、教育指導要領の小学校音楽教科に明記されるに至った「音楽づくり」を、皆さんも何らかの機会の楽しんでみてください。きっと、新しい発見がありますよ!

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    • マーラー/交響曲第5番

      マーラーの交響曲の紹介も5曲目になりました。第1番「巨人」で、青春の息吹とも言うべき門出を飾った後、第2番「復活」、第3番「夏の交響曲」と、声楽を伴う巨大な作品が続いた後、終楽章の声楽が導入されてはいるものの規模は小さくなった第4番「天上の生活」による過渡期を経て、いよいよ中期の器楽三部作と言われる第5番・第6番・第7番に進んでいきます。この第5番は、5楽章構成の規模ながら演奏時間は70分前後で、ああ類フィナーレを持つ明朗な曲調でもあり、またオーケストラのみで演奏できることから、演奏機会には特に恵まれ邸ル交響曲です。伝統的に交響曲やソナタ等の絶対音楽多楽章作品の呼称では、第一楽章の調性を付記する習慣があります。ですから、この曲も「交響曲第5番 嬰ハ短調」と記載されます。しかし、全5楽章の調性を見てみると、第一部 第一楽章=嬰ハ短調 第二楽章=イ短調第二部 第三楽章=ニ長調第三部 第四楽章=へ長調 第五楽章=ニ長調となっています。この曲では、いつものマーラー流ソナタ形式による冒頭楽章に相当するものが、実は第二楽章なのです。ですから、本当は「交響曲第5番 イ短調」と呼んでよいのかもしれません。しかしまた、全体の印象を決定づけている調性は、長大なスケルツォである第三楽章とフィナーレ(第五楽章)を支配しているニ長調です。バロック時代や古典派の時代に成立した習慣は、もはや後期ロマン派のマーラーの交響曲に適用することは、あまり意味のあることではないのかもしれませんね。第一楽章は、トランペットが所謂“運命動機” を連呼して印象的に始る重苦しい楽想の中にも哀愁の漂う葬送行進曲です。本来の冒頭楽章である第二楽章へ導入する序章と考えて良いでしょう。マーラー自身、この二つの楽章を合わせて第一部としています。第二楽章は、マーラー流ソナタ形式の応用による通常の第一楽章に相当するものです。第2主題の再提示が思いきったモノディになってること、展開部がマーラーらしく二段構えになってはいるものの規模が小さいこと、再現部では第1主題と第2主題が渾然一体となって再現されていること、コーダの直前に終楽章のクライマックスを予感させるヴォルテージの盛り上げが挿入されていること、等によってデフォルメされた、マーラー流ソナタ形式と考えられます。第三楽章は演奏時間20分近くに及ぶ長大なスケルツォです。この楽章一つで第二部を構成しています。通常のマーラー流スケルツォは、ABABAcodaといった常識的な構成の外見を持っていることが多いのですが、この楽章はまるでオーケストラの即興演奏を聴いているようで、一言で表現できる構造原理では説明がしにくい複雑さです。マーラー流ソナタ形式の影をまとった自由なロンド、とでも言っておきましょうか。第四楽章と第五楽章はアタッカで続けて演奏される第三部です。トーマス・マンの原作による映画「ヴェニスに死す」で、この楽章を中心にこの作品が背景音楽としてフル活用されて、この曲の世界的な人気が確立した観もあります。管楽器と打楽器が全てお休みで、弦楽器セクションとハープのみによって、連綿としたロマン溢れる音楽が奏でられます。第四楽章の最後にへ長調主和音の第3音=A音(ラ)がそのまま持続されてそれが第五楽章の調性であるニ長調の属音=A音(ラ)にすり替わって、終楽章が始ります。最初はホルンのメロディに導かれて牧歌的な雰囲気で始りますが、やがて音楽は目まぐるしく場面転換を繰り返して、何度も何度もクライマックスが押し寄せては引き、約10分にわたって押せ押せの前進を続けますが、やがて突然の平静が訪れます。しかし音楽はもう一度立ち上がり、遂には壮大なクライマックス=コーダに到達します。この楽章は、マーラー流れソナタ形式とロンド形式と自由なフーガという様々な様式や構成法を組み合わせたものと考えられます。一言でいうならば、「マーラー流ロンドソナタ形式」です。この交響曲の録音はそれこそ星の数ほど沢山リリースされていますので、推薦盤を限定することは困難の極みですが、ロマンの放出と自由奔放な闊達さにおいて、バーンスタイン盤を超えるものはまだ見当たらないと思います。私のライブラリーにあるLP盤をご紹介しておきましょう。(ちょっと変わったジャケット・デザインですよね!)指揮:レナード・バーンスタイン管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニックCBS-SONY / SOC J 33~34

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  • 24 Sep
    • 実行委員長自らタクトを執って〜ISCM横浜大会<弦楽オーケストラ>

      <ISCM世界音楽の日々2001横浜大会   ~日本現代音楽協会新世紀音楽祭> 公演回顧シリーズ vol.16《弦楽オーケストラ》フォノスフェール・ミュージカル・ストリング・アンサンブル                “サンシャイン・コンサート”10月8日(月)13:00開演/横浜みなとみらいホール 大ホール1) 夏田鐘甲(日本):バラード Ⅱ “祈り” Ⅲ “舞”         ヴァイオリンと弦楽合奏のための(1981)            ヴァイオリン=川口静華 2) Massimo BIASIONI (イタリア):      思い出される月光について(1988/96/改訂初演)3) 久田典子(日本):PURSUIT(1993)            チェロ:安田謙一郎4) Thoma SIMAKU(アルバニア):     満月~12のソロ弦楽器のための(1999/日本初演)5) 近藤春恵(日本):     Aria~尺八と弦楽オーケストラのための                   (2001/世界初演)            尺八=三端貴風  指揮=松尾祐孝 弦楽オーケストラ=フォノスフェール・ミュージカル・          ストリング・アンサンブル1) 3) JSCM音楽祭出品作品2) 4) 5) 国際審査会入選作品##########################これまでにも何度が触れてきましたが、この音楽祭のボリュームを少しでも大きくしたいという実行委員会・実行委員長としての意向を実現すべく、私は若手演奏家による弦楽オーケストラの育成をこの音楽祭の3年前から始めました。芸大在学・出身の優秀な若手演奏家に声を掛けて、1999年の自主演奏会、2000年11月の<ISCM世界音楽の日々2001・プレ演奏会>と経験を積んだ上で、この演奏会に臨んだのです。夏田鐘甲作品の演奏で、川口さんの優美な独奏と共に好スタートを切ったアンサンブルは、横浜みなとみらいホールのしかも大ホールという贅沢な音響空間を楽しむかのように、艶やかに飛翔をしてくれました。M.ビアシオーニ作品は、弦楽四重奏と背後の弦楽器群という、特徴ある舞台配置による繊細な効果を狙った作品でした。トーマ・シマク作品には、作曲者自身が、満面の笑顔とともに絶賛の評価をしてくださいました。続く、久田典子作品での安田謙一郎氏との協演は、実にスリリングでした。ズシズシ・ビシビシとチェロの低音のパルスがタクトを振る私の脇腹に突き刺さるかのような、自由闊達な迫力ある独奏に、正に丁々発止の超絶的なやり取りを展開していったのでした。プログラムの最後は、この音楽祭で再三出演していただいて日本開催を象徴する存在として風格を見せつけていただいた三橋貴風氏の独奏を得ての近藤春恵作品でした。非常に難しい作品でしたが、じっくりとドライヴすることができました。それにしても、実行委員長として現場の総指揮を執りながら、同時に弦楽オーケストラ公演丸ごと1演奏会の指揮を担当して、リハーサルからゲネプロと本番に時間を割くという芸当は、本当に大変でした。実行委員会インスペクターの佐藤昌弘氏や事務局スタッフがしっかり現場を運営してくれていたからこそ、私もなんとかその時間は演奏に専念できたのです。スタッフ全員の素晴らしき仕事ぶりに感謝!終演後の楽屋では、汗だくの燕尾服から着替えながら、暫し気絶しそうな程に放心状態になりましたが、演奏自体は素晴らしく上首尾に終わったという達成感と満足感もふつふつと湧いてきて、やがて実行委員長の職務に復帰していったのでした。とにかく、この日は壮絶な体験でした。

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  • 23 Sep
    • 邦楽器は世界に羽ばたく〜ISCM横浜大会<邦楽器>三橋貴風とその仲間たち

      <ISCM世界音楽の日々2001横浜大会   ~日本現代音楽協会新世紀音楽祭> 公演回顧シリーズ vol.15《邦楽器》 “世界に羽ばたく邦楽器” 三橋貴風とその仲間たち10月7日(日)19:00開演/横浜みなとみらいホール 小ホール 1) 村雲あや子(日本):希いに向かって(2001/世界初演)   尺八=添川浩史 箏=田村法子 十七絃=徳野礼子2) Peter GAHN (ドイツ):     一角獣の頭骨を読む-街-(刻みこまれている夢)                        (1999)    箏=久本桂子 cl.=内山厚志 vn.=山口幸恵     打楽器=和田光世 他、拍子木奏者4名 3) 松永通温(日本):     風の時 糸の間-尺八と二十絃のための-(1993)    尺八=三端貴風 二十絃=吉村七重4) Chaya CZERNOWIN(イスラエル):    雑種~芋またはアコーディオン、     アルト・サクソフォン、コントラバスのための                 (1994/日本舞台初演)    笙=真鍋尚之 サクソフォン=斎藤貴志     コントラバス=田邊和弘5) 入野義朗(韓国):尺八と箏の為の協奏的二重奏(1969)    尺八=三端貴風 二十絃=吉村七重6) 諸井 誠(日本):竹籟五章(1964)    尺八=三端貴風1) 3) JSCM音楽祭出品作品2) 4) 国際審査会入選作品5) ISCM歴史的功労者作品6) 演奏者推薦作品##########################折角のISCM音楽祭日本初開催という機会ですから、日本が世界に誇るべき独自の音楽文化である邦楽器をテーマとして演奏会を一つは設定すべきと、国際審査カテゴリー設定の段階から準備を進めてきました。そして、横浜在住で世界的な尺八家である三橋貴風氏に演奏者コーディネイトをお願いして、この演奏会を実現することができました。日本人以外の作曲家による邦楽器を含む作品を2作品紹介することもできました。写真は、P.ガーン作品のステージです。また、故・入野義朗氏の作品の終演時には、禮子未亡人が演奏を祝福してくださいました。プログラムの最後には、三橋氏と私とで相談して、日本の古典本曲の持つ抽象性と西欧現代音楽の先鋭的な表現様式の近似生に、いち早く着目されて書かれた名作=諸井誠氏の尺八独奏曲を配して、三橋氏の渾身の演奏で幕を閉じるという趣向となりました。終演後のステージの様子が、この公演の成功を物語っています。<オープニング・コンサート>や<アンデパンダン展>にも、邦楽器を含んだ作品が何曲もありましたし、この記事シリーズの最後で紹介する予定の<ファイナル・コンサート>にも尺八が登場するので、かなりの数の邦楽器絡みの作品がこの音楽祭で演奏されたことのなります。こういったプログラミングも、日本初開催の印象を強くする大きな要因になったと考えています。様々な時代に成立した多様な伝統音楽が現代まで並行して息づいている日本という国の文化の素晴らしさに、あらためて感謝したいと思います。

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    • 日本人の素晴らしさ〜節電も何のその〜秋到来!

      7月の猛暑・・・、8月にまた猛暑・・・、9月にはいってまた強烈な残暑・・・、こういったこの夏の気象傾向にも関らず、私たち日本の社会は、計画停電を余儀なくされるような混乱を招くことも無く、秋を迎えることができました。暑さも峠を越えて、電力需要のピーク期が過ぎたという判断で、鉄道各社や大企業や事業所に対する強制力の有る節電ノルマは、ようやく終了となりました。私が通勤等で頻繁に利用する某私鉄線も平常ダイヤに戻り、これまで少々不便をかこっていた状況から開放されました。そして、ここ半年の間に根付いた節電の意識と習慣は、ノルマ節電が終了した後も私たちの心の中に、自然に浸透し続けているようです。日本人・日本の社会が持つ「静かな強さ」が、こういった所にも顕著に現れていると言えるでしょう。海外から所用で来られて日本に滞在されている多くの外国人や、海外からの観光客による日本を評したブログ記事が、このところインターネットのニュースを賑わせています。その中には、こういった日本人や日本の社会の持つ、美点を称賛するものが少なくないようです。それにしても、今年の日本は、ここにきて度重なる台風による災害も甚大で、益々大変な状況になってきました。何とか乗り切っていきましょう。頑張れ日本!がんばろうニッポン!いよいよ秋到来! 心静かに紅葉を愛でることができるよう、健やかな晩秋を迎えたいものです。四季折々が素晴らしい日本です。

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  • 22 Sep
    • 日本から世界から〜教育的創作の輪〜ISCM横浜大会<こどもみらい2001コンサート1>

      <ISCM世界音楽の日々2001横浜大会   ~日本現代音楽協会新世紀音楽祭> 公演回顧シリーズ vol.14《“こどもみらい2001” コンサート1》10月7日(日)14:00開演/横浜みなとみらいホール 大ホール<こどもみらい2001>としての2日目のイベントです。(<こどもみらい2001>の概要説明については、 9月18日の記事をご覧ください。)コンサートの開演前に、ロビーを活用して実施されたワークショップを見学するという趣向で開場しました。1) コンピュータでつくってあそぶマルチメディア作品 [ワークショップリーダー]  谷中 優(松戸市立新松戸西小学校教諭・作曲家)  田村幸雄(厚木市立森の里小学校教諭)  ボイス・ストヤーノフ      (作曲家・ピアニスト・パフォーマー/ブルガリア)  延岡純一(松戸市立馬橋北小学校教諭)   参加者=一般公募による参加者(小学校4年生~一般)そして、ホールのステージに注目を移して、コンサート本体が開演しました。2) The Wind Blows [ワークショップリーダー/原案]  岡村知由紀・味府美香・(高知大学大学院生)  大倉幸恵・佐藤晶子・高見江利子・父田由美  寺岡鮎子・松下美保(高知大学教育学部学生) [原案] 坪能由紀子 鈴木俊哉 パフォーマー=鈴木俊哉(リコーダー)       横浜市立東小学校3) グループ・インプロヴァイゼイション・ワークショップ [ワークショップリーダー/原案]  ユミ・ハラ・コーンウェル  (ロンドン・シティ大学音楽学部非常勤講師) パフォーマー=横浜少年少女合唱団4) ザ・ボディパーカッション [ワークショップリーダー/原案]  山田俊之(福岡県久留米市立荒木小学校教諭) パフォーマー=ボディパーカッショングループのメンバー5) “目覚め”(1997/2001) ~ふたりの打楽器奏者と子どもとおもちゃのための《劇活動》 [ワークショップリーダー/原案]  ステファノ・ジャンノッティ(作曲家/イタリア) パフォーマー=加藤恭子 棚田大司(打楽器)         横浜市立東小学校6) ザ ★ みらいブラス!! [ワークショップリーダー]  瀬野宗和  (音楽教育/バンドディレクター/クラリネット奏者) [原案] 坪能克裕(作曲家) パフォーマー=村井秀清(ジャズピアニスト)=        横濱ジャズプロムナード2001より特別参加        横浜市立保土ケ谷小学校         一般公募による参加者(小学校4年生~一般)        グラール・ウィンドオーケストラ        文教大学吹奏楽部これらのステージは、それぞれに独自の創意工夫に満ちあふれていて、とても楽しい時間を多くの参加者の皆さんと共有することができて、とても有意義でした。世界からワークショップの原案を募集して、一般公募による参加者も含めてパフォーマーを募り、教育委員会の協力も得ながら、事前のワークショップも行ないながら準備をして、世界音楽祭の一部として成果発表をするという、希有な機会を実現できたことは、ISCMの長い歴史の中でも非常に珍しく貴重な出来事であったと評価されました。

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    • 本場アルゼンチンからタンゴの風〜CAMBA TANGO 来日

      CAMBATANGO(カンバタンゴ)をご存知ですか?今月下旬から来月下旬まで、来日ツアーを行なう本場アルゼンチンのタンゴ・バンドです。プロフィールを簡単にご紹介しておきましょう。#########################カンバタンゴは、2006年5月ブエノスアイレス市内のパレルモ地区の街角で、ルーカス・ステリンベンセルとアリエル・ロペス・サルティーバルが出会ったことから始りました。そこに「Casa del Tango」のエミリオ・バルガルセタンゴ学校や有名な「Juan D'arienzo 楽団」等に所属していた平田耕治が連絡を受け、このグループの趣旨に賛同して参加しました。この楽団は、バンドネオン、コントラバス、ギター2本によって形成され、魅力的なタンゴオーケストラと南米独特の音楽(フォルクローレ)の両面の要素を兼ね備えています。その出会いの後、練習が始まり、4部合奏としての最初のコンサートは、2006年12月に1200人の観客の前で、ブエノスアイレス市文部省主催による北公園センターで開催された。2007年には、カンバタンゴの人気が高まり、数多くの劇場やミロンガ劇場で演奏するようになり、例えば、サンテルモの「バラクルトゥラル」「ラ・ビルータ」、またブエノスアイレス市で最も有名なミロンガ劇場(ダンスサロン)の「サロン・カニング」、その他1912年に建てられた歴史的なミロンガ「コンフェテリア・イデアル」等で演奏を行なってきました。その他、アミハイ講堂(ピンカス・ズーカーマン等も出演した有名なホール)でも演奏、2007年10月にはエルナン・ベロン監督のドキュメンタリー映画「私の人生におけるタンゴ」に出演、更には2009年には日本ツアー、及びシンガポール&タイ・ツアーも行ないました。2010年にはアルゼンチン外務省後援グループとして、ローマ、ポルトガル等でも演奏し、今現在はカナダ・ツアーを行なっています。今アルゼンチンで最も注目されている楽団です。##########################この楽団の中核を担うバンドネオン奏者は日本人の平田耕治さんです。平田さんは、洗足学園音楽大学の音楽・音響デザインコースで学ぶ一方、それより以前から本番への武者修行を何度も敢行しながらバンドネオンとタンゴの研鑽を積み、本場でも最も評価の高い劇場や社交場で演奏をする常連奏者となる等、日本人でありながら本場のタンゴの世界に棲み、日本との文化の掛け橋を担っている若き俊英です。平田さんは、現代の若者には珍しい程の男気に溢れた青年で、先日の東日本大地震の直後には、コンサートの収益で大量の食材を調達して、東北地方のとある避難所に自らバンを運転して届けるといった行動を軽々と行なっていました。是非この機会に、平田さんとカンバタンゴの熱い演奏、本場のタンゴの風を味わってみてはいかがでしょうか。### カンバタンゴ 2011年ジャパン・ツアー 主要日程 ###9月24日(土)14:00~ / Yokohama casa del tango10月7日(金)19:00~ / 洗足学園 前田ホール   <アンサンブル・ヌーボー・ポップス・コンサート>           にゲスト出演の予定10月13日(木)14:00~ 19:00~ / 鶴見サルビアホール10月25日(火)15:00~ / 名古屋 サロンミューズ10月26日(水)14:00~ / 大阪シンフォニーホール公式HP= http://cambatango.com/home_jap.html#############################最後に、CAMBATANGO の特徴が一目でよくわかるYouTube を貼り付けておきましょう。本場のタンゴの味わいをお楽しみください。

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  • 21 Sep
    • 重低音の魅力炸裂〜ISCM横浜大会<コントラバス・フェスタ>

      <ISCM世界音楽の日々2001横浜大会   ~日本現代音楽協会新世紀音楽祭> 公演回顧シリーズ vol.13《コントラバス・フェスタ》“溝入敬三とその仲間たち”10月7日(日)11:30開演/横浜みなとみらいホール 小ホール 1) 鈴木 聡(日本):Essay Ⅲ ~コントラバス・ソロのための                     (1978)演奏=笠原勝二2) 伊藤高明 (日本):CLOSE TO THE EDGE 2            for three basses(2001/世界初演)演奏=吉田秀 中田延亮 笠原勝二3) 早川和子(日本):礧~4本のコントラバスのための~                    (2001/世界初演)演奏=溝入敬三 中田延亮 笠原勝二 吉田秀4) 国枝春恵(日本):“アーティキュレーション”            独奏コントラバスのための                    (2001/世界初演)演奏=溝入敬三5) 林賢京(韓国):レント(1998/日本初演)演奏=溝入敬三6) 下山一二三(日本):2つのコントラバスのための「深層」                     (1999-2000)演奏=溝入敬三 吉田秀7) Roger TESSIER(フランス):          第5景~4つのコントラバスのための                    (1993/日本初演)演奏=溝入敬三 中田延亮 笠原勝二 吉田秀8) Bryn HARRISON(イギリス): Sabdavidgya(1999/世界初演)演奏=溝入敬三 中田延亮 笠原勝二 吉田秀1) 2) 3) 4) JSCM音楽祭出品作品5) 6) 7) 8) 国際審査会入選作品##########################大会5日目、最初の演奏会は、コントラバス作品の特集です。現音では、1997年開催の<トランペット・フェスタ>を皮切りに、ある楽器に焦点を当てて、その楽器のための作品・書法と演奏・奏法の両面から作品の誕生を喚起するシリーズを開始していました。この<WMD2001>でも、前日4日目の<ピアノ・フェスタ>とこの<コントラバス・フェスタ>の他、7日目の<エレクトーン・フェスタ>を組み込み、日本支部開催ならではの公演コーディネイトをアピールして、海外参加者からも好評を博しました。特にこの演奏会は、コントラバス以外の協演楽器も皆無で、正に重低音の魅力炸裂といった趣の内容となりました。休日とは言え、午前11時半の開演という厳しい日程環境ではありましたが、客席もまずまず盛況となり、大いに盛り上がりました。演奏家のコーディネイトは横浜在住の気鋭の演奏家で、自身、作曲家としても活躍される現代音楽界のトップランナーの一人である溝入敬三氏にお願いしました。溝入氏には、<オープニング・コンサート>での拙作の演奏でも出演していただき、大変お世話になりました。溝入敬三氏、中田延亮氏、 笠原勝二氏、吉田秀氏、の4名で8作品の現代作品を演奏していただくというハードなプログラムでしたが、作品・演奏の両面の充実によって、聴き応え充分の二時間でした。特に、最後の作品=ブリン・ハリソン<Sabdavidgya>の連綿と持続する重低音響の漸次変化の音の綾は、印象的な時空でした。この<コントラバス・フェスタ>は、協会内外からの好評につき、後年にあらためて再企画化され、現音会員内及び一般からの公募作品によって、<コントラバス・フェスタ Ⅱ >も開催されました。・・・下山作品の演奏風景・・・・・・ハリソン作品の演奏風景・・・

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    • いよいよ最終回へ〜「渡る世間は鬼ばかり」

      「渡る世間は鬼ばかり」・・・ドラマ好きの私は、勿論、第1シリーズの第1回放送=1990年10月11日から、毎シリーズの毎回を欠かさずに見続けてきています。1年間4クールのシリーズを10回にわたって制作し続けてきた橋田壽賀子さん(脚本)と石井ふく子さん(プロデューサー)とTBSのコンビネーションに、拍手を贈りたいと思います。それにしても・・・私が折りに触れて「才能」と絡めて言っている「継続は力なり」を正に地で行く、執念とも言えるような凄まじいホームドラマです。番組公式ホームページを見るとhttp://www.tbs.co.jp/oni/登場人物とその相関関係や物語のあらすじを一覧することができます。例えば「家系図」を覗いてみると、http://www.tbs.co.jp/oni/kakeizu.htmlその膨大かつ複雑な人間模様の絡み合いに圧倒されます。「作曲できるって凄いですね。どういうふうに思いつくのですか?」と訊かれることがありますが、私としては、「このような人間模様や物語を思いつけること」の方が、凄いように思います。とても私にはできません。ずっと見続けてきた私が特に思うところとしては、第1シリーズの頃はまだ小さな子役で、子供用のオカモチを持って喜んで店の手伝いをしていた眞(シン)を演じていた「えなりかずき」さんが、番組の発展と共に成長していったことがまず筆頭に挙げられます。その眞君が、最終シリーズの終盤に来て、主人公中の主人公になってきています。果たして大井貴子さん(清水由紀)と結ばれるのか・・はたまた、長谷部まひるさん(西原亜希)と結婚するのか・・やきもきとさせられたここ数ヶ月でしたが、ようやく大井貴子さんとの結婚が成就する方向に物語りが収斂してきたようです。おそらく結婚式のシーンが最終シリーズの大団円に繋がると、私は推測しているのですが・・・22年掛かりの記念碑的なこのドラマシリーズを、きっちり最後まで見届けたいと思っています。9月22日(木)が2時間スペシャル、9月22日(木)が最終回です。今回は2008年版のオープニングタイトルをYouTubeで見つけましたので、今日の写真の替わりにアップしておきます。一段とゴージャスなサウンドになった故・羽田健太郎さん作曲のテーマ音をたっぷりと聴くことができます。

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  • 20 Sep
    • 大ブレイク!〜<ISCM世界音楽の日々2001>カクテル・パーティーは手作り感覚で〜

      <ISCM世界音楽の日々2001横浜大会   ~日本現代音楽協会新世紀音楽祭> 公演回顧シリーズ 番外編カクテル・パーティー(関係者専用招待企画)10月6日(土)21:00~    /横浜みなとみらいホール レセプション・ルーム メインバーテンダー=K氏(実行委員長友人)サブ・バーテンダー=松尾祐孝(酒席走者!?)###########################約50カ国から100名近くの海外ゲストが来日して、国内からの参加者も多く、演奏者も多数出演という国際現代音楽祭ですから、そういった方々の交流の場の設定も、非常に重要な主催者の責務と考えていた私は、<アンデパンダン展第2夜>に相当する公演の直後にもあたり、開催会期半ばの土曜日の夜というタイミングで、カクテル・パーティーを企画したのでした。私の友人であるバーテンダー=K氏の全面的な協力を得て、それは楽しい集いになりました。横浜みなとみらいホールに特別なご配慮をいただき、横浜港の景色を見渡せるレセプション・ルームを遅い時間まで開放していただきました。折から開催中の<横浜トリエンナーレ>の展示作品の一つ、巨大な風船バッタが向かいのビル(インナーコンチネンタルホテル横浜)の外壁に架設されていて、それを眺めながらの談笑にも花が咲きました。・・・またまた司会は松尾&山岸コンビで・・・・・・K氏が持ち込みのハイネケンのパラソルも鎮座して                 会場は楽しい雰囲気・・・・・・実行委員長自ら俄バーテンダーに扮して                 シャンパンをサーブ・・・・・・盛り上がる会場~笑顔~笑顔・・・このような集いの企画・演出については、日本人はとかく苦手と思われていますが、海外の音楽祭などでパーティーの重要性を強く認識していた私としては、主催者としてのポスピタリティーの根幹に関る重要な課題として、このパーティーの実施を密かに画策していたのでした。幸い、このパーティーは好評を得て、以後の会期中、更に参加者から気軽に声をかけていただける雰囲気にもなり、音楽祭の潤滑油の効果を充分に果たすことになったのです。

      テーマ:

プロフィール

マリオ

性別:
男性
誕生日:
猛初夏日
自己紹介:
松尾祐孝(まつお・まさたか) 1959年 東京生まれ 1982年 東京藝術大学音楽学部作曲科...

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