• 31 May
    • ニュートン

      実は私は科学雑誌「ニュートン」を愛読しています。定番の理論から最先端の観測データ・発見・研究まで、奇麗な写真と図解を交えて解り易く紹介してくれる、優れた月刊誌です。定期購読をしていて、毎月送られてくるのが楽しみですが、ここ数年は忙しさのあまり読む方が追いつかず、仕事場の片隅に堆く"積ん読"状態になっていますが、時間を見つけてはせっせと読み楽しんでいます。音楽は、音を媒介として聴覚(一部は触覚も)を通して心理に働きかける娯楽・芸術ですから、音という物理現象と密接な関係にあります。また、音楽作品を享受するにはその作品・曲を聴き通すための一定の時間が必要ですから、時間という概念からの物理学と密接な関係があります。私は、子供の頃、宇宙物理学者にも興味があったのですが、子供心の中で、音楽と科学の共通性を直感していたのかもしれません。先端科学と現代音楽を含む先端芸術は、人間の根源的な知的好奇心の発露という点においても、共通するものと言えるでしょう。私が20代のある年のある月の「ニュートン」にアインシュタインと相対性理論の特集が掲載されました。特に”特殊相対性理論”の着眼点の斬新さと簡潔な原理に、心を魅かれました。そして、時間や空間が必ずしも同一不変ではないことを、実感することができるようになったのです。この個人的な細やかな発見は、私にその後の人生に大きな影響を与えたと自覚しています。作曲そのものの歓びが増しましたし、音楽そのものを柔軟に捉えることができるようになった気がします。人間は、まだまだ不完全な生物かもしれませんが、哲学・科学・そして音楽をも生み出したり享受したりすることができるのです。何と素晴らしいことでしょうか!今日の写真は、雑誌「ニュートン」の最新号の表紙です。このところは、当初予告されていた内容を大幅に変更して、大震災と原発事故の問題をわかり易く解説してくれる綿密な内容の特集が組まれています。

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  • 30 May
    • <タイムスクープハンター>〜市井の人々の生き様に見る歴史の核心〜

      実はテレビドラマが大好きな私ですので、先日の「<JIN-仁>vs<マルモのおきて>」の記事に続いて、今日はNHKが放送している<タイムスクープハンター>を話題に取り上げましょう。この番組は、「未来に存在する"タイムスクープ社"のジャーナリスト=沢嶋雄一(要潤)が、時空を超えて様々な時代にタイムワープして、時に本部のタイムナビゲータ=古橋ミナミ(杏)のバックアップサポートを得ながら、歴史的な人物ではなく一般的な庶民の生活に密着取材を敢行するというストーリーになっていて、毎回、日本の様々な時代の名も無い人々の生活を訪ねていきます。時空超越型社会ドキュメンタリーとでも言うべき密度の高い内容に、私は注目しているのです。緻密な時代考証に基づくセットや衣装や言葉、タイムスリップした先々で登場する登場人物(一般市民)に扮する(無名かもしれない)俳優さん達の本当にその時代のその人々になりきったかのような演技、等が相俟って、毎回毎回、感動のストーリーが展開します。決して歴史の表舞台には登場しない市井の人々が、かくも必死に真摯に律義に生きていたのか・・・と、胸が熱くなる想いが込み上げてきます。このような人々の営みがあったからこそ、この国=日本があるのだと、静かな感動に包まれます。政治家でもなく、貴族でもなく、有名人でもなく、一般の市民の活力と気力が社会の根底を支えている事を改めて認識させてくれる、素敵な番組だと思います。今、この時代も、我々一般市民が・・・日本の底力を発揮する主役なのです。頑張れ日本! がんばろうニッポン! です。この<タイムスクープハンター>は、NHK総合テレビで毎週木曜日22時からの放送です。写真は、江戸時代にタイムワープしたような佇まいの金毘羅歌舞伎の芝居小屋です。香川県の金毘羅様の参道の脇に、移築・復元された歴史的な建造物です。

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  • 29 May
    • <JIN〜仁>の時代にタイムスリップ?〜江戸東京博物館

      今日は、私の好きな場所をご紹介しましょう。東京は両国にある"江戸東京博物館"です。JR総武線に乗って両国駅と錦糸町駅の間で北側の車窓を眺めていると、中空に浮いたような巨大な建築物が目を惹きます。それが江戸東京博物館です。企画展も興味深い開催が次々と予定されていますが、とにかく何時行っても常設展が面白いのなんのって・・・まだ行ったことが無い方は是非行ってみてください。特に、江戸時代の町並みや風物を忠実に再現したセットや模型は、大人も子供も夢中にさせる精巧さです。ずっと見ていて飽きません。当時の江戸っ子の活気が伝わってくるようです。特別展「五百羅漢~増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信」が現在開催中のようです。目下、今クールのドラマ視聴率1位をぶっちぎりで独走中の<JIN~仁>の時代=幕末へのプチ・タイムスリップを楽しみに、皆さんも"江戸東京博物館"に行ってみてはいかがでしょう。公式ホームページは下記のアドレスです。http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/写真は"江戸東京博物館"の模型を2カット。見ているとワクワクしませんか!三井越後屋(現在の三越の前身)の模型両国橋界隈(江戸東京博物館や両国国技館の地元)の模型

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  • 28 May
    • リニューアル・オープン〜音楽ホットライン

      私のもう一つのブログ・サイトをリニューアル・オープンしました。<松尾祐孝の音楽ホットライン>http://phonosphere.blog.ocn.ne.jp/phonosphere/としました。こちらには、私の関係する近々のイベント情報が常時一覧できるようにしておきます。また、質問や問合せにも対応できる設定にしています。このアメブロ・サイトと併せてご覧いただけると嬉しいです。世界に繋がる芸術・文化・娯楽の共通フォーマットでもある"音楽" についてだからこそ、皆さんとは "正格な" (格が正しいと書きます。正確とは異なる言葉です。)情報を共有したいと願っています。今後も、このアメブロのサイトには、1日1記事アップを励行して、様々な事象や思考に想いを馳せていきます。どうぞお楽しみに!写真は、ド~ンと、富士山です。

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  • 26 May
    • 日本現代音楽協会創立80周年記念事業ファイナル〜出品者公募

      我が国の現代音楽の作曲家の統括団体であり、ISCM(国際現代音楽協会)の日本支部でもある日本現代音楽協会は、1930年に「新興作曲家連盟」として発足して以来、昨年で創立80周年を迎えました。そこで、昨年度と今年度の2年間の企画を"創立80周年記念事業”と位置づけて、様々な演奏会等のイベントを開催しています。その一連のシリーズの首都圏での最後の開催にあたるファイナル・イベント=<新しい音楽のカタチ~軌跡と未来>が、2012年1月21日(土)・22日(日)の2日間、浜離宮朝日ホールを拠点に開催する予定になっています。そこでは、「管楽器を主体とした室内楽作品」「コンピュータ音楽作品」「ヴォーカル・アンサンブル作品」「ピアノ・デュオ作品」「弦楽器を主体とした室内楽作品」等のカテゴリーの出品枠を設定して、協会会員のみならず一般からも広く出品者を公募します。応募は無料ですが、出品者としてノミネート(選曲)された場合、規定の出品料(応分の入場券と引き換え)が発生します。詳しくは、日本現代音楽協会にお問い合わせください。もうすぐ協会ホームページに情報もアップされるでしょう。(ホームページには BOOKMARK からジャンプできます。)国際的に活躍する協会会員も多数出品することになる見込みですし、現代音楽の歴史を振り返るアンソロジー作品プロジェクトとして、内外の著名作曲家の名作の上演も織り交ぜたプログラムが、2日間の5~6公演で展開される予定です。そこで発表する新鮮な作品の誕生が期待されている訳です。どうぞ皆様、奮ってご応募ください。2001年に、創立70周年記念事業の一環の最終年度(この時は1999年度~2001年度の3年間)のビッグイベントとして<ISCM世界音楽の日々2001横浜大会>(ISCM世界音楽祭&総会の日本初招致・開催)と、教育プログラム=<こどもみらい2001>と、日本現代音楽協会の通常年事業を組み合わせて、複合音楽祭=<日本現代音楽協会新世紀音楽祭>として開催してから、早くも10年が経過しようとしています。この10年の間に、文化庁や民間財団助成や企業協賛等の創造文化に対する支援の社会環境は、率直に言って縮小傾向の一途を辿っていますが、協会の作曲家の出品熱意はいささかも衰えず、むしろ活発化してきています。文化芸術や科学技術までが、費用対効果という旗印の下での短期的視野での仕分け論に左右されがちな昨今の社会状況ですが、無から何かを生み出す創造芸術やテクノロジーの進歩は、人類の根幹に関る重要な営みですから、恒久的な視点が必要です。一人でも多くの方に、美術館に行くような感覚で、現代音楽のイベントにも足を運んでいただき、作品と対峙して、自分なりの感興を掴む歓びを知っていただけたら・・・もっともっと素敵な世の中になると、私は信じています。だってだって、クラシック音楽の伝統から連綿と繋がる現代音楽までの様々な様式の成立や変遷は、知れば知るほど興味深くまた楽しいのですから・・・では、現代音楽・現代芸術に乾杯!リスボンの老舗カフェでシャンパンを!

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  • 24 May
    • A Double Fiber of Resonance 再演情報〜ポルトガル/カシュカイシュ

      過日にも記事にしましたが、ISCMポルトガル支部=Miso Music Portugal のレジデント・アンサンブルであるSond'Ar-te Electric Ensembleが、私の作品 "A Double Fiber of Resonance" を含む、日本とポルトガルの現代作品によるプログラムを、リスボン西郊の国際的保養地=カシュカイシュで来る6月10日に演奏することになりました。この程、アンサンブルのHPに情報がアップされたので、ここにサイトをご紹介しておきます。http://www.sondarte.com/SondAr-te_Electric_Ensemble/2011_June10th.htmlご覧いただくとお判りになると思いますが、昨年が日本=ポルトガル修好150年記念の年であったことや、種子島以来の450年以上にわたる両国の交流の長い歴史に因んで、船と海の情景をあしらった浮世絵風のポスターが、目を惹きます。(下に貼り付けておきます。)私の作品の他、日本現代音楽協会の会員である門脇治氏と三枝木宏行氏の作品も演奏されます。いずれも室内アンサンブルにライヴ・エレクトロニクスを付加したこのアンサンブル独特の演奏編成の為の作品です。特に、三枝木氏の作品は、電子ドラムと電子ピアノを組み込んだ新機軸を含んだ作品で、今回がポルトガル初演になります。大震災に見舞われた日本に思いを馳せて、急遽、このような内容のプログラムに切り替えてくださった、ポルトガルの友人達の友情と厚意に、感謝したいと思います。世界中の友人達が見守ってくれたり、応援してくれたり・・・素晴らしい絆です・・・頑張れ日本! がんばろうニッポン!

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    • AO入試徹底指導&相談会

      新年度も早2ヶ月近くが経過して五月下旬を迎えています。音楽大学の受験をお考えの方は、そろそろ本格的に始動しないと間に合わない時期になってきましたよ!先日の記事の再録ですが、音大受験対策の話題をもう一度・・・音楽大学を目指す受験生やそのご父兄の皆さんは、「AO入試」という言葉をご存知の方も多いでしょう。しかし、その内容の詳細を認識していらっしゃる方は、あまり多くないというところが現状ではないでしょうか。AOという言葉は、アドミッション・オフィスの略称です。従来からある一般的な入試での一発勝負による選抜方法以外に、各教育機関のニーズに応じた推薦や自己アピール等の要素を取り入れた選抜方法を工夫して実施する傾向が、ここ10年で随分と浸透してきているのです。私の勤務先でもある洗足学園音楽大学は、その「AO入試」を最も有効に活用している教育機関の一つと言えると思います。受験希望者を継続的に指導・支援して最終受験に導きながら、単なる選抜の域を超えて個々のレベルアップを図りながら少しでも高い水準で入学を迎えられるように考えられた、導入教育一体型といえるような実施内容を推進しています。特に、音楽・音響デザインコースの実技試験に代表される「自己アピール」での人物評価を大きくクローズアップした選抜方法は、卒業生の動向に照らしてみても充分な成果を挙げていると言えるでしょう。来る5月28日(土)12:00~15:00に、<AO入試徹底指導&相談会>も開催されます。洗足学園プレップ・ミュージック・スクールの主催です。下記ホームページから申し込みも可能です。http://www1.senzoku.ac.jp/prep/不明な点は同大学入試センターにお問い合わせください。時代も移り変わり、一般大学も音楽大学も、入試の有り様が随分と変わってきています。しかし、それでも尚、入試というハードルに向かって、一心不乱に努力をして目標に邁進する経験が、その人の能力や気力の向上を促すことに、変わりはないと思われます。入試を契機として、音楽の基礎素養や地力をアップすることができれば、人生の大きな目標にそれだけ近づくことができるのです。皆さんの夢が叶うことを、私も応援しています。写真は、香川県の金毘羅様の桜のアンコールにしました。一昔前まで、入試合格の電報文の定番は「サクラサク」でした。来年の皆さんの「サクラサク」をお祈りしています。

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  • 23 May
    • 大河ドラマの想い出〜テーマ音楽の魅力

      先週金曜日(20日)の記事で上杉謙信に思いを馳せたので、今日は、戦国時代の題材がしばしば登場するNHK大河ドラマを話題にしましょう。確か、今年の「江~姫たちの戦国」が第50作ですね。大河ドラマの魅力は、豪華な俳優陣の迫真の演技や華麗な映像は勿論のこと、それらがテーマ音楽と相俟って、長く記憶に残るところにあると思います。こどもの頃は、家族で夕食をとった後の団欒の中で、よく大河ドラマを見ていました。幼い頃の記憶に残っているのが、次の2作です。第6作(昭和43年)「竜馬がゆく」主演=北大路欣也(坂本竜馬)現筰=司馬遼太郎 音楽=間宮芳生第7作(昭和44年)「天と地と」主演=石坂浩二(上杉謙信)原作=海音寺潮五郎 音楽=冨田勲まだ小学生でしたから、物語の内容をどれくらい理解していたかについては心もとないのですが、デビュー間も無い頃の北大路欣也さんや石坂浩二さんの、若々しい演技と美男ぶりに見入っていた記憶があります。中学生時代に非常に強く関心を持って毎週欠かさず見たのが、第11作(書和44年)「国盗り物語」でした。主演=平幹二朗(斎藤道三)   髙橋英樹(織田信長)近藤正臣(明智光秀)現筰=司馬遼太郎 音楽=林光テーマ音楽も非常に勇壮で、強い印象が残っています。その後は、次第に自分の活動(音楽の勉強や友達付き合い等)で、日曜日の8時台に落ち着いていることが少なくなり、あまり大河ドラマを見なくなってしましました。やがて、VHS録画再生デッキの爆発的な普及、DVDやハードディスク・レコーダーの普及、更にはブルーレイ・レコーダーの登場、といった時代の流れの中で、録画して好きな時間に見ることができるようになった頃、私の心を捉えたのが、第41作(平成14年)「利家とまつ」でした。主演=唐沢寿明(前田利家)松嶋菜々子(まつ)原作=竹山洋 音楽=渡辺俊幸物語の進展と流麗な音楽に、どんどん惹きつけられていきました。この頃から私は、日本史をしっかり認識し直すことを強く意識するようになっていきました。以後、大河ドラマは毎年のように全回見るようになりました。(内容や音楽がつまらない年は見ませんが・・・)近年のシリーズで私を魅せてくれた作品は、次の通りです。第43作(平成16年)「新選組!」主演=香取慎吾(近藤勇)山本耕史(土方歳三)原作=三谷幸喜 音楽=服部隆之第46作(平成19年)「風林火山」主演=内野聖陽(山本勘助)原作=井上靖 音楽=千住明第49作(平成22年)「龍馬伝」主演=福山雅治(坂本龍馬)原作=福田靖 音楽=佐藤直紀「新選組!」は、この有名な題材を"若者の群像記"として描いた傑作中の傑作でしょう。放送開始直後は"大河ドラマらしくない"等と揶揄する声も聞かれましたが、私に言わせればそれは全くの見当違いで、実際に近藤勇にしても土方歳三にしても、10歳台から30歳位までの物語なのですから、青春の群像として描かれてこその題材と、私は考えます。三谷幸喜ならではの、新鮮な大河ドラマでした。音楽も非常に柔軟で印象的でした。テーマ音楽だけでなく、各場面の背景音楽が、意外性も有り且つ粋でした。「風林火山」は、テーマ音楽の勇壮さにおいて「国盗り物語」に並ぶ印象を発散していました。現代の名優=内野聖陽さんの演技も圧巻でした。「龍馬伝」は、映像に撮り方・創り方が、今までと全く異なり、大河ドラマが新しい時代に入っていくことを強く印象づけました。光の使い方が非常に大胆且つ繊細で、時代考証に基づく当時の市井の生活感を忠実に再現するがゆえの埃っぽさや汚さがとてもリアルで、ハイビジョン時代ならではの映像だと感じました。発表当初には意外性をもって迎えられた福山雅治さんの主演が、蓋を開けてみれば色気のある青年龍馬像を見事に表出していました。どの大河ドラマも、音楽と映像が渾然一体となって、脳裏に焼き付いています。音楽は、純音楽として作品そのものを楽しむ場合も、映画やテレビ番組やゲームソフト等の音楽のように映像を伴う場合も、何れにしても素晴らしいものです。作曲家を目指している若い皆さん、様々な世界に羽ばたいて、魅力ある音楽をどんどん創り出してください。下の写真は、大河ドラマのサントラCDの表紙3点、上から順に「利家とまつ」「新選組!」「風林火山」です。    

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  • 22 May
    • 「JINー仁」vs「マルモのおきて」

      今日は日曜日です。夜には視聴率の高いドラマ番組が目白押しです。NHK総合テレビの20時からは大河ドラマです。今のクール(4月~6月)で私が特に注目しているのが、21時からの枠での民放ドラマの対決です。TBSが伝統の「日曜劇場」枠で、今クールは<JINー仁>の満を持しての続編・完結編です。それに対抗するのが、フジテレビの「ドラマチックサンデー」枠の、<マルモもおきて>です。視聴率争いでは、前シリーズで話題沸騰して期待度抜群の<JINー仁>が、おそらくリードするでしょうが、<マルモのおきて>の天才子役2名の演技とヒューマンなストーリーが相俟って、手強い対抗馬になっているようです。ちなみに私は両方とも録画して、しっかりチェックしています。その<マルモのおきて>のキャスト&スタッフのリストhttp://wwwz.fujitv.co.jp/marumo/caststaff.htmlを見ると、音楽を担当している作曲家は、澤野弘之さんと山田豊さんの二人ということが判ります。実はその中の山田豊さんは、この3月に洗足学園音楽大学の音楽・音響デザインコースを卒業したばかりの新人です。いきなりの大抜擢、このドラマでのデビューはもとより、今後の活躍が期待されます。さて、今夜もこの両ドラマの放送です。"幕末にタイムスリップした医師の物語" と"犬が言葉を話す?!ヒューマンな物語" の対決です。貴方はどちらをご覧になりますか?テレビ地上波放送の地デジ切り替えまで、あと2ヶ月程になりました。写真は、東京スカイツリーを仰ぎ見た構図です。カメラを構えると、首が痛くなるどころか、後ろにひっくり返りそうです。

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  • 21 May
    • 現代アートを楽しもう!〜 21_21 DESIGN SIGHT へ行こう!

      建築・デザイン・現代アートが好きな私が時々訪ねるスポットの一つに、"21_21 DESIGN SIGHT" があります。http://www.2121designsight.jp/六本木の再開発で誕生した都会のオアシス=ミッドタウンの公演の中に立地しています。建築は安藤忠雄氏の設計で、鉄筋コンクリート打ちっ放しの壁面と、長大な鉄板を折り曲げた屋根の稜線の組み合わせが、周囲の風景に溶け込みつつも、何とも大胆且つ厳粛な空間を生み出しています。ディレクター:三宅一生(みやけいっせい)佐藤 卓(さとうたく)深澤直人(ふかさわなおと)アソシエイト・ディレクター川上典李子(かわかみのりこ)の陣容で、独特の視点に立脚した企画展を発信しています。また、企画展に連系した教育的イベントも開催される等、単なる展示の場としてのみならず、新しい時代のアートの拠点として、独自の存在感を提示しています。今現在は「倉俣史朗とエットレ・ソットサス」展 が、7月18日まで会期を延長して開催されています。http://www.2121designsight.jp/program/krst/今回の企画展に限り、特別割引入場が実施されています。大学生 [通常] ¥800 →¥500中高生 [通常] ¥500 →無料音楽も、美術も、デザインも、作品とじっくり向き合う時間や経験は、心に豊かな栄養を与えてくれます。写真は勿論 "21_21 DESIGN SIGHT" の遠景です。

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  • 20 May
    • 上杉謙信も弾いていた〜琵琶という楽器の魅力

      ここ数日の記事に登場してきた<琵琶悠遊>の作曲を契機として、私は琵琶という楽器の魅力に取り憑かれていきました。1990年に尺八という楽器に運命的な出会いをして以来、邦楽器作品を数多く手掛けてきた私ですが、琵琶は未知の領域でした。5月16日の記事でもお話した通り、2006年に<ミュージック・フロム・ジャパン>から琵琶を含む楽器編成の指定を含んだ作曲委嘱をいただいた私は、早速、初演の奏者の田原順子さんのお宅にお邪魔をして、楽器や奏法についての情報を今節丁寧にご教示いただきました。以前の記事でも述べてきたように、私は、新しい楽器と出会う際には必ず、その奏者から楽器と奏法のレクチャーを受けるようにしています。皆さん、とても親切に丁寧に教えてくださいます。新しい作品の誕生に期待を込めて、正に共同作業=協創として考えていただけているのだと思います。ありがたいことです。田原さんにからは、結局、楽器を一艇お預かりすることができ、私は直接に楽器を触りながら、ああでもないこうでもないと、運指や奏法の可能性を探求しながら、作曲を進めることができたのです。田原さんのお心遣いに感謝大です。琵琶という楽器、平家物語に代表される語り物の楽器として、日本の伝統楽器の中でも独自の地歩を形成していますが、尺八や三味線や箏のようには広まっていない実情があります。実際に、楽器の制作者も極めて少ないようですから、楽器の入手もかなり難しいようです。田原さんからお預かりした楽器をケースから取り出して・・・ただ形だけ真似ではありますが開放絃を弾いてみると・・・何だか魂が洗われるような心に響く音が鳴るのでした。ド↘ソ↗ド↗ソソ(第4・5絃は同一音高を二重に張ります)という単純な音の組み合わせなのですが、1ストロークの撥だけでも一つの音空間ともいうべき、独特の色合いの世界が現出するのです。琵琶と言えば、上杉謙信が弾いていたことが有名です。近年のNHK大河ドラマでも、「風林火山」の(何とGacktが演じた)上杉謙信も、「天地人」の(阿部寛演じる)上杉謙信も、瞑想に耽りながら琵琶をつま弾いていました。私もとても厳粛な気分に浸りながら、琵琶の音を確かめながら、作曲を進めていったのでした。このような次第で、私はすっかり琵琶の魅力に取り憑かれて、以後、今日まで琵琶のための作品を計5曲も書いているのです。更に、今現在6曲目を作曲中です。写真の替わりに洗足学園音楽大学伝統音楽デジタルライブラリー公式YouTubeの琵琶の演奏を貼り付けましょう。演奏は勿論、田原順子さんです。http://www.youtube.com/user/senzokuonline?gl=JP&hl=ja

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  • 17 May
    • 速報!〜S-MAPS公式HPオープン!

      音大受験生の皆さんへのニュース速報です!私が洗足学園音楽大学で企画・運営しているS-MAPS=洗足学園プレップ・ミュージック・スクールの公式ホームページがオープンしました。長らくお待たせしました。S-MAPSは、スクールの英語表記Senzoku Musical & Academic Prep School の頭文字です。「エスマップス」と読んでください。”S”は"洗足"や"Sound"を象徴します。"MAPS"は地図の複数形、皆さんの心の中の地図を象徴します。「洗足の新しい地図を描いていこう!」「心のサウンド・マップを創っていこう!」という願いを込めたネーミングです。<ベーシック・トレーニング・ラボ>は、音楽基礎能力を育成する無料講座で、既に開講しています。興味のある方、音大受験の勉強の仕方が判らない方、独学の不安を解消したい方、復習として利用したい方、自分の実力試しをしたい方、等々、今年度の受験生ならばどなたでも参加・受講できます。<サマー・チクルス2011>は、AO入試に連動した受験生向け教養有料講座です。7月下旬から11月上旬にかけて8回シリーズで開講の予定です。その他にも、様々な講座や指導を行なっています。詳しくは、新設ホームページをご覧ください。http://www1.senzoku.ac.jp/prep/大学・大学院HPトップページhttp://www.senzoku.ac.jp/music/index.htmlの右下のバナーをクリックしてジャンプもできます。いつも同じ事を言うようですが、何事も継続することが大切です。皆さんが、目標に向かって、弛まぬ努力を積み上げて、念願が成就して、音楽家・作曲家・音楽人・音楽業界人として、社会に羽ばたき、心豊かな音楽人生を実らせられることを、私もお祈りしています。写真は、一昨年に竣工した洗足学園溝の口キャンパス内の新校舎「ブラックホール」の外観です。この校舎では主に、音楽・音響デザインコース、ミュージカルコース、電子オルガンコース、ジャズコース、ロック&ポップスコース、の授業やレッスンが行われています。コンピュータや機材がずらりと並んだ演習授業室、防音の行き届いたレッスン室やアンサンブル室、ミュージカル・ダンス・スタジオ教室、数多くの個人練習室、そして、プロ仕様の混獲的な録音スタジオ等の多彩な施設・設備を完備しています。

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  • 15 May
    • TAMBUCO〜国際的打楽器アンサンブル

      この所の私のブログ記事に再三登場している"タンブッコ"ですが、実は私にとっては2005年が初対面ではなく、5月3日・4日の記事で話題にした<ISCMメキシコ大会>の打楽器コンサートでの演奏を、既に聴いて(見て)いました。そこでは、日本の島津武仁氏の作品や2月18日の記事で紹介している Julian Yu 氏の作品も演奏していました。このアンサンブルは、基本メンバーは下記の4名です。Ricardo GallardoAlfredo Bringas Raúl TudónMiguel González大人数が必要な場合には後輩の打楽器奏者達がエキストラ出演しているようです。メキシコといういと、マリアッチ等に代表されるラテン的な、或いは民俗的な、伝統芸能のイメージが強いかもしれませんが、このアンサンブルは、全く国際的な現代打楽器アンサンブルです。同じ年の5月に、"岡田知之打楽器合奏団" に拙作をプログラミングしていただき、<台北国際打撃楽節>に参加して、"クロマータ"や"ミシガン大学パーカッション・アンサンブル"等の世界的な打楽器合奏団の演奏を目の当たりにしてきたばかりだった私にとって、その"タンブッコ"の演奏はそれらに勝るとも劣らない新鮮で充実したものに感じられました。その "タンブッコ" と日本の楽器(尺八と二十絃箏)の協演のための作品(昨日の記事を参照)を書く機会が12年後に訪れた訳ですから、時の流れと縁には感慨深いものがあります。"タンブッコ"の公式ホームページはこちらです。http://www.tambuco.org/bioeng.html1993年と2005年の2度にわたって、私はメキシコの地を踏んだことになります。まさか二度も訪ねることになろうとは思いもよりませんでしたが、やはり文化の底力を感じさせる素晴らしい国でした。必ずしも治安は良くありませんから、一人旅でぶらりと行くことはお勧めできませんが、機会があったら訪ねてきることをお勧めしたい国です。写真は、メキシコの大地の風景です。内陸部でのバスや列車からの車窓は、延々とこのような感じです。

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    • 大相撲に思うこと・・・

      私は実は、大相撲ファンでもありました。過去形の表現にしているのは、近年の大相撲の取り組み内容が、あまりにも面白くなくなったために、最近はほとんど見なくなってしまっているからです。そして今年に入ってからはとうとう「八百長問題」が露見して、先場所は中止、今場所も「五月技量審査場所」としての開催という非常事態・異常事態になってしまっています。大変残念な話です。その「五月技量審査場所」も今日で中日(なかび)です。私が大相撲を意識して見始めたのは"大鵬"の現役最後の時代、"北の富士"と"玉の島"(昇進後の"玉の海")の横綱同時昇進、"輪島"と”貴ノ花"の出世争い、あたりからです。次第に興味が深まっていき、毎場所後に自分なりの翌場所の番付編成をするほどに、熱中していきました。毎場所の"北の湖"と"輪島"の千秋楽決戦に長い相撲も力が入りました。"貴ノ花の涙の初優勝"もテレビで目の当たりにした。"千代の富士"と"隆の里"の4場所連続千秋楽決戦は、歴史的とさえ言えるような凄まじいものでしたし、"若・貴フィーバー" の頃も、相撲内容は面白かったです。しかし、次第に骨のある日本人力士が次第に少なくなってしまい、ハングリー精神では外国人力士にすっかりお株を奪われてしまう為体になってしまい・・・。身体、筋力、骨格力を鍛えずに、体重ばかり重い力士の相撲は、見ていて少しも面白くありません。他人がたじろぐような訓練や修練でも継続的に取り組み続け、地道に地力を蓄えていって自分の能力を開花させていく、というプロセスにおいては、相撲も修業も音楽の勉強や練習も精神的な根底は共通します。つまり「才能は自分の心の中にある」ということです。確かに、部屋の制度や十両以上(つまり関取)にならなければ給料が支払われないという前時代的な雇用体系等は、現代っ子には全く魅力が無いでしょう。更には、力士出身者のみによる理事会で経営をしてきた体質は、現代社会にあっては時代遅れも甚だしいのかもしれません。今般の事態を契機として、時代にマッチした体質の改善が望まれます。しかしそれでも私は、大相撲が実はまだまだ好きなのです。再び、興味を持って固唾を呑んで毎場所を注目するような大相撲が蘇ってほしいのです。その理由は、何かというと・・・番付の仕組み、昇進の仕組み、優勝争い、等を代表的な要素とする相撲そのもののシステム自体が、文化として非常に興味深いということなのです。この文化を決して絶やしたくないと思うのです。これからでもまだ遅くはないでしょう。気骨と気概を持った若手がどんどん登場して、大相撲に再び活気を取り戻してほしいものです。”歌舞伎” "文楽" ”能" "大相撲" ・・・日本が世界に誇る興行の文化です。そして ”相撲甚句” や "櫓太鼓” も、素晴らしい音楽文化です。写真は、ベースボール・マガジン社から刊行されたDVD雑誌「国技大相撲名勝負セレクション」の第1巻です。"貴ノ花"の初優勝のシーン(表紙の写真)等、マニア垂涎の場面の数々が収録されています。私、このシリーズ全20巻を取り揃えております。

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  • 14 May
    • AO入試とは!?

      新年度も早1ヶ月半が経過して五月半ばを迎えています。音楽大学の受験をお考えの方は、そろそろ本格的に始動しないと間に合わない時期になってきましたよ!今日の記事は、久しぶりに、音大受験の話題にしましょう。音楽大学を目指す受験生やそのご父兄の皆さんは、「AO入試」という言葉をご存知の方も多いでしょう。しかし、その内容の詳細を認識していらっしゃる方は、あまり多くないというところが現状ではないでしょうか。AOという言葉は、アドミッション・オフィスの略称です。従来からある一般的な入試での一発勝負による選抜方法以外に、各教育機関のニーズに応じた推薦や自己アピール等の要素を取り入れた選抜方法を工夫して実施する傾向が、ここ10年で随分と浸透してきているのです。私の勤務先でもある洗足学園音楽大学は、その「AO入試」を最も有効に活用している教育機関の一つと言えると思います。受験希望者を継続的に指導・支援して最終受験に導きながら、単なる選抜の域を超えて個々のレベルアップを図りながら少しでも高い水準で入学を迎えられるように考えられた、導入教育一体型といえるような実施内容を推進しています。特に、音楽・音響デザインコースの実技試験に代表される「自己アピール」での人物評価を大きくクローズアップした選抜方法は、卒業生の動向に照らしてみても充分な成果を挙げていると言えるでしょう。来る5月28日(土)12:00~15:00に、<AO入試徹底指導&相談会>も開催されます。洗足学園プレップ・ミュージック・スクールの主催です。詳しくは洗足学園音楽大学HPにアクセスして、近日中に開設予定の同スクールのサイトをお探しいただくか、同大学入試センターにお問い合わせください。時代も移り変わり、一般大学も音楽大学も、入試の有り様が随分と変わってきています。しかし、それでも尚、入試というハードルに向かって、一心不乱に努力をして目標に邁進する経験が、その人の能力や気力の向上を促すことに、変わりはないと思われます。入試を契機として、音楽の基礎素養や地力をアップすることができれば、人生の大きな目標にそれだけ近づくことができるのです。皆さんの夢が叶うことを、私も応援しています。写真は、今年の桜のアンコールにしました。一昔前まで、入試合格の電報文の定番は「サクラサク」でした。若い方はご存知でしょうか。

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  • 10 May
    • 東京圏で唯一常設の邦楽器演奏コンクール〜東京 邦楽コンクール

      昨日の記事で現代邦楽研究所に触れましたので、その主催による演奏コンクールについてもご紹介しましょう。邦楽器の演奏コンクールは、日本全国に数々開催されていますが、東京圏で常設のコンクールは、実は皆無なのです。現代邦楽研究所が洗足学園音楽大学の附属研究所に移管された時を契機として、この<東京 邦楽コンクール>が開催されることになりました。今年度で第8回を迎えます。応募要項等、詳しい情報は下記のサイトをご参照ください。http://www.senzoku.ac.jp/music/school/laboratory/traditional/concours08_koubo.html過去の優勝者・入賞者・入選者の多くは、現代邦楽界や現代音楽シーンで、活発な活動を展開されています。箏・十七絃箏・二十絃箏・二十五絃箏、三味線(細棹・中棹・太棹)、琵琶、尺八・笛・笙、打楽、等々あらゆる楽器の奏者が同じ舞台で競ってそれを審査するという事は、審査員にとっても非常に難しいことですが、採点公開方式による本選会では、また素晴らしい演奏の数々が聴かれることでしょう。我こそはと思っておられる邦楽器演奏家の方、新鮮なレパートリーをもって、どうぞ参加・応募して、現代邦楽界に更なる新風を吹き込んでください。さて今日は、写真の替わりにYouTubeを貼り付けましょう。洗足学園音楽大学・現代邦楽研究所のホームページに開設されている伝統音楽デジタルライブラリーにアップされている拙作です。<コントラストリングス第2番>~ "悠久の書" からの断章~水野佐知香さん(ヴァイオリン)と田原順子さん(琵琶)の素晴らしい演奏をお楽しみください。http://www.youtube.com/user/senzokuonline?gl=JP&hl=ja#p/u/1/sf9mdgVxzfs

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  • 07 May
    • Sond'Ar-te Electric Ensemble〜ボルトガルの素晴らしき友人達!

      先日、ポルトガルの友人からメールをいただきました。ISCM(国際現代音楽協会)ポルトガル支部でもある、Miso Music Portugal 代表のパウラ・アズギーメさんからでした。ポルトガルの皆さんには、昨年暮に、レジデント・アンサンブルの "Sond'Ar-te Electric Ensemble"と共に来日していただき、<日本=ポルトガル交流2010>ワークショップ&コンサートで、素晴らしい演奏を聴かせていただきました。写真はその時のリハーサル風景です。そして、今度は、日本の大震災という事態に接して、日本に想いを馳せて、昨年に演奏していただいた日本人作品の中から3曲をもう一度プログラミングしてくださるということのお知らせでした。本当にありがたいお話です。まだ詳しい情報はHPにもアップされていないようですが、http://www.sondarte.com/SondAr-te_Electric_Ensemble/Concerts2011.html私の作品の他、三枝木宏行作品、門脇治作品(仙台市在住)が、リスボン西郊に位置する国際的保養地=カスカイス(カシュカイシュ)で演奏されるということです。下の写真は、その海と街の風景です。国境を越えて、地球の裏側までも、心は繋がっていることに、感謝したいと思います。頑張れ日本! がんばろうニッポン!写真は、昨年暮の演奏会の後の打ち上げのカットです。沖縄料理で盛り上がった夜の想い出です。素晴らしき友に感謝!

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  • 04 May
    • <宮本妥子パーカッション・リサイタル>作品公募

      作曲家の方、作曲家を目指している若い皆さん、日本現代音楽協会からの作品公募の情報をここでもご紹介します。関西圏を拠点に活躍されている宮本妥子さんによる、ホール現代作品による打楽器リサイタル(来年1~3月に京都芸術センターで開催予定)で初演する作品を募集しています。会員以外からの一般公募枠ですので、どなたでも応募可能です。奮ってご応募ください。情報詳細は、右側BOOKMARKの「日本現代音楽協会HP」からジャンプしていただくか、下記のpdf.をご覧ください。宮本妥子パーカッション・リサイタル作品応募要項http://www.jscm.net/form/miyamoto.pdf宮本さんは、長くドイツで研鑽を積まれた後、関西圏に拠点を据えて、目覚ましい活躍を展開されている、キュートな女性パーカッション奏者です。普段は穏やかな微笑みを絶やさない方ですが、一端演奏を始めると、まるで鬼神のごとく、切れ味鋭いパフォーマンスに没頭されます。私もこの演奏会に新作を書く予定ですので、宮本さんの演奏を思い浮かべながら、楽しみに筆を進めるつもりです。新しい作品の誕生の瞬間に立ち会うこと、初めての演奏家にインスパイアされる経験、これらも、作曲家にとっても音楽愛好家にとっても、とても幸せな時間と言えるでしょう。今日の写真は、京都駅ビルの大空間です。古都に忽然と出現した巨大な建築は物議をかもしもしましたが、今では京都の玄関口の名所としてすっかり定着した感があります。私も大好きな場所です。

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  • 03 May
    • 初めてのヨーロッパの想い出〜<ISCM '92 Warsaw>追記

      4月5日~7日にアップした記事、<ISCM世界音楽の日々'92ワルシャワ大会>の体験記を書いた後で、過去の資料を掘り起こしてみると、想い出深い写真が出てきたので、追伸として幾つかアップしましょう。1枚目は、モスクワの赤の広場の風景です。私の欧州初体験は、ここから始りました。2枚目は、Diego Luzuriaga 氏と語らう私です。この出会いが、後年の日本とエクアドルの間の音楽文化国際交流に繋がっていったのです。3枚目は、拙作の演奏直後のカーテンコールのシーンです。(<飛来>Ⅳ~独奏ピアノを伴う室内オーケストラの為に~)ピアノ独奏のLouise Beaaetteさんと握手のシーンです。この時、客席にWitold Lutoslawski氏が居られたのです。4枚目は、終演後に地元の放送局からインタビューを受けて、必死で英語で応対している私です。「東欧の犠牲者へのレクイエムとして書いた作品が、 このワルシャワの地で欧州初演されて非常に嬉しい。」という内容を説明したつもりでしたが、上手く伝わったかどうか。最後は、当時のISCM事務局長のHenk Heuvelmans氏とLouise Bessetteさんと、私のショットです。これらの写真のシャッターを切ってくれた地元紙の若いカメラマン氏とも、随分と親しく話をしました。私の初ヨーロッパ体験は、様々な出会いで彩られています。この年から、私の国際的な活動が本格化していきました。約20年前の想い出です。次の記事からは、1993年に開催された<ISCMメキシコ大会>の体験記をご紹介していきましょう。

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  • 02 May
    • 新RPG登場!〜 オンラインスクール by 洗足学園

      ゴールデンウィークの後半の連休を、音楽の基礎理論や聴力を活かしながら遊べるRPGで、楽しく過ごしてみませんか!私の勤務先でもある洗足学園音楽大学は、インターネット無料学習サイト「オンラインスクール」を開校しています。音大受験に必要な基礎能力、「楽典」や「聴音」の自習・独習を支援するソフトの他、音楽史等に関連した様々な視聴覚資料がアップされています。中でも最近外部から注目されているものが、ロードプレイングゲーム(RPG)仕立ての音楽基礎能力トレーニングソフトです。最近、新しい作品<うきうきバルーン>がアップされました。興味のある方は下記のサイトを覗いてみてください。<うきうきバルーン>http://www.senzoku-online.jp/theory/gakuten/balloon/UkiukiBalloon.htmlそれから、以前からアップされている<失われた音問村>もありますので、ご案内しておきます。<聴音RPG~失われた音問村>http://www.senzoku-online.jp/RPG/RPG.htmlその他、「総合講座」には、私の講座も掲載されています。講座 第10回 「音楽は社会と共に変遷する!」その1http://www.senzoku-online.jp/synthetic_chair/音楽大学受験を目指している方も、音楽を趣味として楽しんでいる方も、この「オンラインスクール」を有効にご活用ください。今日の写真は、先日の記事に添付した香港の新開発地区=サイバーポートにあるル・メリディアン・ホテルの客室からの夜景です。昨年秋に行ってきました。何だか未来宇宙都市に居て空中に浮遊しているような美しくも不思議な感覚の中で、眠りにつきました。

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