隙間です

いつからか

君が遠くなり

いつからか

君が僕の隣にいた

隙間より

心の隙間

              君の前

手のひらを空高く 鋭い視線の太陽に 小さい手を大きく広げてみた

指先が10までの人生ならば 今 僕はどこの場所にいるのだろう    

人さし指ですか 中指ですかと 考えながら 眩しい光を指で目を隠したね

寒く かじかんだ手 頬を軽く触った手 嬉しく 明るく 二人でつないだ手

あぁ どんな苦しいことがあっても あぁ 泣きたいときがあっても

君の前では一生 笑っているから 僕は  ずっと  忘れないから



小鳥たちが天高く 冷たい群青の空を 羽根をのばし未来を飛んでいた

僕の腕が鷹のような羽根ならば 今 僕はどこの場所に飛んで行くのだろう

遠くの山ですか 寒い雪ある山頂ですかと 笑いながら 冬の風を感じていたね

大群となった鳥 孤独になった鳥  鳴き声を聞きながら 巣に戻る鳥たち

あぁ どんな挫折ががあっても  あぁ 悲しいときがあっても

君の前では一生 素直でいるから 僕は ずっと 忘れないから

                    詩:隙間

隙間です

体調が悪すぎる。。

仕事を半年以上 休んでいる

スタッフがいるから 僕が ここにいる

あまり やる気がしないんだ

朝早くに起きて、 新しい友達と散歩する

この代官山の街も荒れてきた。。

雑貨屋、アパレル関連の 出入りが激しい。。

20歳の頃 単身でアメリカのデトロイトに渡った

周りもだれもが 知らない人だった

でも アメリカは 僕を

ちゃんと

迎えてくれた

今の 日本

息苦しい 街になった

隙間より

心の隙間



              風の色

   静かな夏の終わりだった 過去の想いを胸にしまい
   
   少し涼しくなった山の上の湖畔を ただ 二人で歩いた

   ただひたすら 湖に泳いでいる自由な魚を羨ましいそうに見てた

   目まぐるしく進んでいく時間 僕らと同じような心で動く空
   
   君は こう 下を向きながら呟いた  風の色は何色ですかって

   目に見える光輝く未来    目に見えない 心の色 

   ずっと 僕らは 手をつなぎ 芝生の上で 目をつぶってた
 
   one time  for you       all time     for you

   


   高速道路近くの公園で 売れない大道芸を見てた
   
   アイスクリームを頬張りながら 久しぶりに二人で笑ってた

   目の前にいる 子供連れの家族が とても微笑ましく思えた

   うまくいくことができない歯がゆさ 僕らの求めている夢空間

   君は こう うつむきながら ささやいた 風の色の何色ですかって

   目に見える二人愛情  目に見えない過去の色

   そして 僕らは 手をつなぎ ずっと幸せを待っていた

    one time for you         all time     for you


   詩:隙間

心の隙間

隙間です

ときどき ときどき ある教会に歩いて 祈りにいく

なにも どこそこの教も 通っていない

ただ スッと 君の近くにいたいのだ

祈ることの大切さ

そこで 会話をする

いまは そこが 幸せである

隙間より

true

                虹愛

君の目の優しさがとても悲しくて 無言のままで僕をずっと見ていたね

ホコリかぶった時計の針の音だけが聞こえるだけの薄暗い部屋だった

考えると ベットの上の君はいつも いつも 恥ずかしそうにしていたね

交じり合い 君の脈を体中に感じて 一夜だったけど 心底から愛したね

君の吐息が僕の耳元でささやいて 君の横顔が僕には愛おしくて

君の体のぬくもりが身に沁みて なおさら 僕は君に愛情をあげたね

だけど もう 僕の前には君はいない  君の前にも僕はいないから

だから 元気を出そうよ ずっと 君を想っているから


君の香水の匂いがずっと忘れられなくて 交差点でフッと後ろを振り返るよ

部屋には取り残された十字架が置いてあり 蛍光灯の輝きでいつも泣いていた

考えると 鏡に映る君はずっと ずっと寂しそうに笑っていたね

唇を触れ合い 君の目を見ながらカーテンの隙間から光が射すまで愛し続けたね

君の濡れた髪の毛が揺れ 君の手のひらが僕には愛おしくて

君の透明な背中が身に沁みて なおさら 僕は君に笑顔をあげたね

だけど もう 僕の前には君はいない 君の前にも僕はいないから

だから 勇気を出そうよ これが二人の人生だから



詩:隙間

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