隙間です

過ぎ去る 言葉が ずっと 怖くて 

胸が苦しくなる

僕が この世の中から 消えても

隙間より

true

                     1ピース


ゆっくりと ゆっくりと 冷たいコンクリートの上で君たちは重なり合っていたね

秋晴れた 平日の路地裏で 君たちは紅色のジグソーパズルに変わっている

とても 日差しが頬を 強く突き刺し 僕の影が 画の中で遊んでいる

この世界では 不公平という事が感じられない すべてが平等なのだ

もう 枯葉とは呼ばないよ もう君たちは幸せの葉なのだから

君たちに Smooth Smile   君に Only Smooth Smile

そして 隣にいる君を抱きしめた そして ずっと 君の事を感じていた

僕の胸に残った 最後のワンピース いつか はめることができるのであれば




とても とても 透き通るような輝かしい目でずっと 僕を見ていたね

夕暮れの公園で 君と上手に片方ずつはめた 毛糸の手袋を想いだす

君の小さな 手のひらを握りしめ だれもいない 神宮の歩道を歩いた

今 君の世界は幸せかい。。 まだまだ 僕は こちらで精いっぱい生きてるよ

もう 死ぬなんて言わないよ もう僕は 一人じゃないのだから

君たちに Smooth Smile   君に Only Smooth Smile

そして 乾いた葉をつかんだ そして ずっと 幸せの誓いを遠い太陽に告げた

足元に落ちていく 最後のワンピース あの時に はめることができていれば



詩:隙間

隙間です

想うほど

月日が経つのが早く感じる。

4年前も

今も

なにも変わっていない

僕がいる

隙間より



                 声

僕の鼓動が聞こえますか       貴方の心が深く感じられるのなら

僕はどうなってもいいのです     貴方の声が聞こえるだけでいい

雪解けの太陽の下で         僕は山の向こうをずっと眺めています

太陽よ 貴方の力をわけてください  神様よ いるのならば 見ていてください

やまびこのように心に響く      微かな 声を探しています

貴方のそばに一生いたいから     僕が眼を閉じるまで 君を見ていたいのです



僕の愛情が届いていますか      君のやさしい言葉が僕の命ならば

僕はどうなってもいいのです     君の事を抱きしめるだけでいい

国道の路肩に座り          僕は生きている実感を肌で感じています

太陽よ 貴方の光をわけてください  神様よ いるのならば 見ていてください

やまびこのように心に響く      微かな 声を探しています

ほんの少しだけの人生なのだから   僕が死ぬまで 君を忘れたくないのです


                       詩:隙間

本当に多くのメールをありがとう

言葉でしか 感謝の形しかなりませんが

改めて ありがとう

2008 2月の

あのときの想い

隙間です

僕の想い

届いていますか

答えなんて ない 人生

君の笑顔だけが

僕の源なんだ

隙間より

心の隙間カチンコ

               つながり


飾りなく歩いてきた道を 今 二人で見つめなおしています

少し秋が訪れる前の静かな湖が部屋の窓から見えるホテルで 

ロウソクが灯火のように僕らは 優しく揺れ 哀しく怯えていた

 人の言葉で左右されることが とても嫌で 都会で迷い苦しんで

 ずっと 君を待っていたんだよ もっと 君と繋がっていたい

 つながりばかり 追い求めてきたけど 最後は ここの場所なんだ

愛される意味を探そうよ そして 君も僕も 新しいつながりを求めて




どれだけの事をしてきたのかも 僕らは過去を忘れてしまったね

森の匂いがする だれもいない公園のブランコで

 子供の頃のように 僕らは 嬉しく頬笑みを浮かべ 遊んでいた

きりかぶの年輪の上に腰を下ろし 背中を合わせ ずっと同じ夜空を見てる

 ずっと 君を待っていたんだよ ずっと 君と繋がっていたい

 つながりばかり 追い求めてきたけど 最後は  君の場所なんだ

愛させる意味を探そうよ そして 君も僕も 新しいつながりを求めて


詩:隙間