左差し備忘録です。

 

2023/5/5 未明

★4/30(日)の帰宅後

奇行・妄言がパワーアップ

複数新パターンが加わった^^;

 

明らかに一週間SSをした際の

習慣との混同もありそうで、

そちらはいずれ解決しそうな気はするのだが

そうでない方面も多数増えたのには

イヤな予感が的中したと思う一方で正直困惑。

そのうちの一部

 

★先週父不在時にあるドット絵を描いた

タタリかも知れないがw

それと同じ事をしている

帽子だと言っている^^;

転倒時のケガ防止のため

家の中でも帽子はかぶっているのだが

いつの間にかアレに変わっていた。

コレは最も実害がないやつかなw

 

★夜中中声を挙げるようになった。

悲鳴のようなものもあるが

基本それなりに辻褄の合った

会話になっているようだ。

仕事上の業務連絡?

「パワーオフ」とか言っている。

 

まぁこっちは眠りを妨げられるがw

大声を挙げるのは悪いことじゃない

リハビリの『パタカラ』は進んでしてくれんし

自然なリハビリになるんじゃないか^^;

このままかすれてしまうよりよっぽどマシ。

 

せっかくだから横道に逸れようか

夜中中大声も祖父(母の父)で慣れているw

当時今の父より高齢であった。

ただし老い先不安によるネガ感情の独白

認知症でなくタダのクセ、言いっ放し

夜中に他人を詰問するわけではなく

聞き流しで問題のないものであった。

 

だが、それこそ毎晩、夜中中だった。

私の後一緒に暮らした親戚は一ヶ月と持たず

音をあげ施設行きとなったけど^^;

伯父は経済にゆとりがあり

当時の最高級の老人ホームに預けたが

最後はカゼをひいて身体拘束

それからあっという間に亡くなった。

 

奇癖はあっても頭は最後までシッカリしていた

のだが、風邪をひいても活発に動きたがるので

拘束をされたのだという(当時親戚の談)

事実かどうかは知らぬがさもありなん

申し訳ないが拘束こそせずとも

今も一部通じるところがありはしないだろうか。

認知症状について簡単に対処出来ることでも

家族の訴えよりセンモンカ優先って

結局同根だと思いますよ。

 

祖父は夜更かしの父とは

違い就寝は早かった

規則的に20時くらいには就寝していたが

夜中から明け方にかけ

ネガティヴな独り言がひどかった

 

私は祖父の夜中の叫びは具に聞いていた。

あるとき、いつもと違う

聞いたことのない独り言、大声で

「おえいさ~ん」と何度も叫んだ。

そのうち「死んだはずだよおえいさん」

って歌まで始まったw

 

翌朝一体誰なのか尋ねたところ

幼少時のお手伝いさんで二十歳くらいの女性。

優しい気立ての良い人であったそうだが

祖父は随分イジワルして、ツラく当たって

申し訳ないことをしたとしみじみと語っていた。

 

その後故郷の山形へみんなで行って

お墓参りをするキッカケとなった。

この言い方は何だが、

私が普通ありがちなように

毎晩の奇行とただ忌避感を抱くだけで

耳を傾けることがなかったら祖父は

心に大きな蟠りを抱えながら

彼の世へ旅立つことになったかも知れない。

こういうのが私の原点にはある。

 

★さて、また父に戻ります

相変わらずベッドに身体を預けて

眠ってくれない。

ベッドに腰掛けて上半身だけ

折り曲げた状態で寝ている。

これじゃ肩・背中・特に腰

痛みが治らないのは道理だが

言うことを聞いてくれない。

最初にこの状態に陥ったのは

「夜中の頻尿」という物理的要因だったが

今は妄想が主のようだ。

 

★2時頃の話だと「母の面倒を見てくれ」と

呼び出しがあったのだという。

それでまるで相手と電話で話しているかの如き

独り言が続いていた。

トラブルの元になりかねないので

父には母が入院していることは伝えていない。

 

急な対応に迫られるので

いつでも起きられる状態に

していなければならないから

キチンとベッドで寝ないのだという。

この時点でイヤ~な予感がしたのだが

とりあえず「呼び出しには僕が応じるから。

お父さん今大変でしょ。コロナタイサクで

施設も二人同時には来て欲しくないみたい」

と諭し、ベッドにキチンと寝かせることは

出来なかったけれど、独り言は止まり

説得は一見成功したように見えた。

 

★大声は問題ないが……これは困る^^;

午前3時15分、ウトウトしているところへ

玄関の扉を開ける音。

もしかして、と思ったら

やっぱり初めての徘徊(未遂)だった。

母に会いに行こうとしたのだろう。

 

我が家はエレベータなしのマンション3階。

今の父の状態だと転倒する確率大。

しかもアンラッキーなことに

団地の超大規模工事中で階段も例外ではなく

普段より歩きづらい状態なのだ。

今回は幸い足取りがシッカリしていたようで

1階踊り場付近で捕まえられた。

 

右手で杖

左手には何故かしっかりと

ボロボロのちぎれた新聞が握られていた。

これは尿漏れ用に本人が敷いているもの。

母の徘徊(未遂)は数え切れなくて

何度も私が捕まえた。

しかし常に手には手提げ袋だった。

それを考えると父のは相当ヤヴァイ

気の毒な状態である。

 

★いよいよ徘徊タイサクも加わったのか

慣れているとは言え

母より神経を使うことになりそうだ。

母は元気で活発だと行動範囲が広がった。

だが今の父は全く逆のパターン。

退所前より明らかにヨロヨロしているのに

行動範囲が広がってしまった。

今回は触れなかったが

家の中での奇行の一因でもあり

相当厄介である。