昔 手品本でみたマジック。

数理トリック。

 

1.何か数字を思い浮かべてください

2.その数に1を足してください

3.次にそれを2倍してください

4.更に4を足してください

5.も一つオマケにそれを2で割ってくさい

6.最後に最初に思い浮かべた数を

引いてみようじゃ あ~りませんか

 

さぁ、ズバリ当てましょう

あなたの頭の中にある数は

3ですねっ!

 

これでビックリすることもしばしば。

良くある手品です。

 

以上のことを数式で表してみます。

最初の数をaとします

1を足して2倍;(a+1)×2=2a+2

それに4を足す;  2a+2+4=2a+6

2で割る   ;(2a+6)÷2=a+3

最初の数を引く; a+3-a=3

 

つまり答えは必ず3になります。

これは実は当たり前のことを

さも勿体ぶった複雑な手続きを踏ませて

錯覚させるトリックなわけです。

 

もしこれを思いっきり

単純化させたらどうなるか。

『何か数を思い浮かべてください。

その数から貴方の思い浮かべた

数を引いてみてください。』

 

さぁ、当ててしんぜよう。

ずばりゼロですね。

 

a-a=0

これなら絶対にダマされる人はいませんよね。

でも、理屈は最初の手品と全く同じなのです。

 

手品はこれを発展させているものも多い。

楽しく魅せるエンターテインメントです。

 

ところがこれと全く同じ手口が

サギに用いられたらどうか。

 

何度も貼って恐縮ですが

2020年クリスマスに

流行ったチェーンメール。

うっかりダマされた方も

多いのではないでしょうか。

 

これは前半は当たり前のことを言っています。

しかし最後の部分

「今度こうなるのは1000年後」

というのはデタラメです。

 

これも楽しいジョークですが

実は詐欺でも頻繁に

同じ手口が使われています。

 

当たり前の事を

さも新しい発見のように語り

最後に嘘をたたみかける

この手法を

『も一つオマケにア~くさい』

表した偉人がいらっしゃいます^^;

オマケ、とってつけた結論はクサイのですw

 

ここからしばらくはスライムの独り言です。

「ウイルスの変異が起こる」のも 

「高齢者風邪毎年亡くなる」のも

ごく当たり前の事。

 

これをあらゆる方法で

さも人類が滅びかねない異常時のように

思い込ませ恐怖を煽り

過剰な対策を当然と錯覚させたのが

この2年間のソードーの正体。

老若男女、これで救われた人より

大事なものを失った人の方が

多いのではないでしょうか。

 

ま、このことはさておき

話を元に戻します。

手品なら楽しいですが

詐欺でも同じ事は頻繁に起きています。

注意に越したことはないですね。

 

あらゆる邪念を振り払って

単純化してみると

真実が見えてくる事って

意外に多いのかも知れません。

 

バカボンのパパの生き方を見ていると

そう感じることも多いですwww

 

あ、ここまでの内容じゃ

ダジャレがないように見えちゃいますね。

『前髪前が見えない

 

 

ブラックジャック

あの前髪じゃ手術もしにくかろうに

というのは素人の発想。

実は咄嗟に備えたもの。

 

暗反応って言うらしいんだけど

ゲリラ的停電、あるいは電気もないまっ暗闇

彼は普通の状態で手術が出来ない事も多い。

だから常に暗闇に片目を慣れさせておくんだね。

……ってまたウソです。

 

でも海賊の眼帯は、そのためってのは

本当のようです。

 

我々もふだんから

「暗闇に目を慣れさせておく」

いざ真っ暗になった(された)とき

普通より動けます。

サギの典型的サギ文法は頭に入れておく

と良いかもしれませんね。