8月13日
今年も無事に合同慰霊祭が終わりました。

合同慰霊祭では、
私たちがお送りした故人様へ
年に一度お祈りを捧げる機会として
毎年この時期に行わせて
いただいております。

お盆の海は波が高いため
以前は、スタッフのみで
行っておりましたが
ご遺族様からのご要望も多く
平成28年よりご都合のついた
ご遺族様と共に行うようになりました。

年々希望されるご遺族様が増加し
安全を考え
今年は2回に分けて 出航いたしました。


過去の合同慰霊祭の様子


波が高かった為
1便2便の写真を一緒に
載せさせていただきます。

出航


散骨海域にて
スタッフより献花



ご遺族様より献水を行い祈りを

例年通り
波と、うねりが強くある中
無事に終了することが
できました。




去る平成18年 
これがフェニックスの船出でした。

「海洋散骨」が
周知されていなかった当時
フェニックスは、多くの方々により
批判や意見を言われ続けてきました。

しかしながら
社長であり船長の松永は
遺族の想いに寄り添い、応えるべく
周囲から理解されない孤独と
闘い続けてきました。

社長もまた海を愛しています。

だからこそ
小樽市や保健所、漁業関係者、海保に
様々な意見を聴き、学び
知識を持ち
使命を果たすかのごとく
粛々とフェニックスの海洋散骨を
信念のもと確立してゆきました。

そして、平成24年
きっと出逢うべくして
私は海洋散骨に携わるようになりました。

初めて見た海洋散骨。
「ご遺骨が儚くも美しい」
これが私の正直な気持ちでした。

そして、こんにちまで
スタッフ一同
故人様とご遺族様の求める
「フェニックスの海洋散骨」を
模索し続けてきました。

たとえば

日本海洋散骨協会へ加盟し
日本全国の同業者から
アドバイスを受けたり

その繋がりで、
漁業組合などの方々と
話す機会を得たり

散骨屋、葬儀屋の観点ではなく
化学の観点より
ご遺骨の成分分析をしたり

散骨後のご遺族様の未来のために
手元供養品を作製したり

多くの方々の支えにより
広い視野で散骨や粉骨について
考えることが出来るようになり
選択肢も無数に広がりました。

そして、
問い合わせも年々増え続け
施設見学者も増えてきました。


ただ、これはひとえに
今までフェニックスと出逢って下さった
故人様のお力添えによるものだと
感じてなりません。


合同慰霊祭は
私たちスタッフにとって
故人様に哀悼の意を捧げる場であり
故人様に感謝する場でもあります。

そしてまた、御遺族様の未来を
見守ってくださるよう
お願いする場でもあります。

今年も無事にセレモニーを
終了できたこと

心より感謝申し上げます。



最後に
私たちフェニックススタッフには
共通点があります。

それは、どのスタッフもいい意味で
「人間くさく熱い心を持っている」 
ということです。

社長は
信念を貫き孤独に立ち向かい
多くの犠牲と痛みを一人で受けとめ
スタッフを護り続けているからこそ
熱く優しい心を持っています。


総支配人は
前職、前々職にて
「死の現場」に携わってきたからこそ
その生々しい死と直面した
痛みのわかる優しい心を持っています。


二人の女性散骨スタッフは
散骨の略歴を読むだけでも
故人様を想い
ご遺族様の想いを感じ、涙を流す
そんな優しい心を持っています。


そして、私は、過去に
大切な人達を喪いすぎました。
考えなくとも未だに夢に出るほど
まだなにか私自身背負ってるものが
あるようです。
そんな遺族としての深い苦しみや
心の痛みと共に生きる弱い人間だからこそ
「死」と共に
生きて行けるのかなと感じています。
それが私の人間らしい弱さであり
強さであると思っております。



私は、どんなに忙しくとも
故人様とご遺族様への熱い気持ちを
持ち続けることのできる
スタッフを本当に誇りに思います。

そしてまた、フェニックスと
出逢って下さった故人様をも
心から敬い誇りに思っています。

これからも私たち
フェニックススタッフ一同
たゆまない努力のもと
故人様、御遺族様に尽くして参ります。



合同慰霊祭へご参加くださった方々には
心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。