9月末に「沖縄で、インフルエンザが流行」というニュースを見た方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今年はなぜ、こんな時期に?いつももっと寒い時期じゃなかったかな???と思う方も多いかと思います。

この異例の早い時期に沖縄で流行した理由としては、長雨の影響で室内で過ごすことが多かったことから感染が広がったのではないか、という説や、流行っているタイプが台湾などの東南アジア諸国で流行している型と同じであることから、その影響も受けていると考えられます。

 

また、いま話題のラグビーのワールドカップによって海外から来たサポーターの人たち(ラグビーが強い国が丁度今インフルエンザが流行る「冬」のため。)から感染が拡大しているのももう一つの理由だそうです。

 

通常のインフルエンザワクチンについては、過去のこちらの記事(インフルエンザワクチンの効果と打つ時期について)にまとめてありますが、今回通常より早く流行してしまった場合、

 

・いつから今年のワクチンは打てるのか?

・抗体の持続期間を考えると、どのタイミングでワクチンを打つのがいいのか?

 

などについて簡単にまとめたいと思います。

 

≪ インフルエンザの流行ピーク ≫

通常、11月下旬頃からインフルエンザは流行し始め、

1月下旬~2月中旬にピークを迎え、3月頃に収束します。

 

≪ 湿度とインフルエンザ ≫

温度:20度以上

湿度:50~60%以上

 

になると、インフルエンザの感染力は鈍るといわれています。

しかし、感染力は低下しますが、完全になくなるわけではありません。よって、湿度が高い時でも注意が必要になります。

 

≪ インフルエンザワクチンは何回打つべきか? ≫

インフルエンザワクチンの最大の目的は、感染してしまったとしてもインフルエンザ脳症などの「重症化」を防ぐことにあります。

そのため、免疫機能がしっかり確立している大人の方であれば、

通常1回で大丈夫です。

お子様の場合は、2回打つことが推奨されていますが、国によっては、10歳以下でも1回でよいというところも多いようです。

 

≪ ワクチンの有効期間 ≫

インフルエンザワクチンは通常2週間ほどで抗体ができるといわれており、5カ月程度効果を持続できるといわれています。

 

≪ ワクチンをいつ打つべきか? ≫

10月から今年のワクチンを打つことが可能になります。

しかし、いま、ワクチンを打ってしまうと、2月頃にその効果が切れてしまうことになります。

一応、ブースター効果(昔覚えた免疫の記憶を呼び起こすこと)があるので、5ヶ月たったらすぐにその効果が切れるという訳ではありませんが、この後の流行のことを考えると、

沖縄に行く予定がある方や受験・子育てなどでどうしてもこの時期に感染したくない人以外(不妊治療をする方や妊婦の方も含みます。)は、通常通り11月頃にワクチンをうつのがおすすめです。そうすれば、1月末から3月のインフルエンザにも対応が可能となります。

 

※不妊治療中の方や、妊婦の方がインフルエンザワクチンを打ってよいのかなどの疑問については前回の記事にまとめてありますので、そちらをご覧ください。

 

フェニックス本院でも、アートクリニックでもインフルエンザワクチンを打つことができますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。