
5月22日の18:08に受信した Amazon 【Amazonカスタマーサポート】 を名乗る迷惑メール
以下のメールは5月22日の18:08に受信した お客様のアカウント情報の更新が必要です と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、Amazon.co.jp <pnqxcwp6wiytxy@amazon.co.jp> と記述されえていますが、アマゾンで使用しているドメイン (amazon.co.jp) で送信されてきていますが、ユーザー名(メールアカウント)を pnqxcwp6wiytxy で送信してくることは無いので 、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://panda-u79q-6ehg.qewc9y3c.workers.dev/?loginid=xxxx@xxxx.xxxx.jp&t=1xxxxxxxx2 のURLが登録されていました。
アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://××.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
panda-u79q-6ehg.qewc9y3c.workers.dev と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが172.67.161.142で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコにあるデバイスに Cloudflare, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
panda-u79q-6ehg.qewc9y3c.workers.dev は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "pnqxcwp6wiytxy@amazon.co.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(pnqxcwp6wiytxy@amazon.co.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると w28.localdomain から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 103.139.192.66 で、インドネシアのBandung Rayaバンドン・コタにあるデバイスに PT Cloud Hosting Indonesia と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク( "アカウント情報の更新ページへ" の文字列)を絶対にクリックしないで即削除しましょう。
Amazon.co.jpでは "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。
どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。
