
4月20日の04:11に受信した Amazonカスタマーサービス を名乗る迷惑メール
以下のメールは4月20日の04:11に受信した 【重要】Amazon異常通知 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、アマゾン <wnpygktlv@service.zhuoyingbz.cn> と記述されえていますが、アマゾンの場合 service.zhuoyingbz.cn のようなドメインで送信してくることは無く amazon.co.jp もしくは amazon.jp もしくは amazon.com もしくは xxx.amazon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、
https://restless-feather-13cf.irstcau45173.workers.dev/?loginid=
xxxx@xxx.xxx.xx (xxxx@xxx.xxx.xx は当方のメアドです) のURLが登録されていました。
アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくはhttps://x×.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
restless-feather-13cf.irstcau45173.workers.dev と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが104.21.82.154で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコにあるデバイスに Cloudflare, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
restless-feather-13cf.irstcau45173.workers.dev は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "wnpygktlv@service.zhuoyingbz.cn" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(wnpygktlv@service.zhuoyingbz.cn) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると service.zhuoyingbz.cn から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 45.159.208.222 で、アメリカのカリフォルニア州ロスアンゼルスにあるデバイスに CGI GLOBAL LIMITED と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク( "セキュリティを確保リンク" の箇所)をクリックしないで即削除しましょう。
Amazon.co.jpでは "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。
どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。
