【イオン銀行】お取引目的等の確認のお願い と題したフィッシング詐欺迷惑メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

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毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
4月15日の10:03に受信したイオン銀行【イオンダイレクト】名乗る迷惑メール

 

以下のメールは4月15日の10:03に受信した 【イオン銀行】お取引目的等の確認のお願い と題したメールです。

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。

 

は、イオン銀行 <mcq@gmail.com> と記述されえていますが、イオン銀行の場合 gmail.com のようなドメインで送信してくることは無く xx.aeonbank.co.jp もしくは aeonbank.co.jp で送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://www.guachebao.com/ のURLが登録されていました。

 

イオン銀行のURLはhttps://www.aeonbank.co.jp/が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

 

www.guachebao.com と云うURLの発信先を調べてみましたが、このドメインはインターネット内に存在していないようですので既に削除されたかインターネットに接続されていないようですのでアクセスできません。

 

メールのヘッダーを確認してみると "mcq@gmail.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(mcq@gmail.com) と合致しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると gmail.com から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 175.173.162.0 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市にあるデバイスにChina Unicom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

gmail で送信すると送信元は gmail.com とはならずに mail-xxx-xxx.google.com のような表示になるため、明らかに不正で気を付けないといけないメールです。

 

中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス (175.173.162.0) にgmail.comと云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。

 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

本文中に "お客様お客様の直近の取引についていくつかのご質問がございます、" との記述がありますが、"お客様お客様" と二度繰り返しています。

これって、焦っているの? 懇願しているの? それとも単にコピペミス? ww

 

イオン銀行からも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないで削除するように注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。