イオン銀行【AEON CARD】を名乗るフィッシング詐欺迷惑メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

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毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
4月8日の11:36に受信したイオン銀行【AEON CARD】名乗る迷惑メール

 

以下のメールは4月8日の11:36に受信した AEON ご利用確認のお願い と題したメールです。

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。

 

は、AEON <yolxxkuv@AEON.org> と記述されえていますが、イオンカード及びイオン銀行の場合 AEON.org のようなドメインで送信してくることは無く、イオンカードの場合 email.aeon.co.jp もしくは ma.email.aeon.co.jp もしくは aeon.co.jp のドメインで送信し、イオン銀行の場合 xx.aeonbank.co.jp もしくは aeonbank.co.jp で送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://aragobeirut.com/ のURLが登録されていました。イオン銀行のURLはhttps://www.aeonbank.co.jp/が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

 

aragobeirut.com と云うURLの発信先を調べてみましたが、このドメインはインターネット内に存在していないようですので既に削除されたかインターネットに接続されていないようですのでアクセスできません。

 

メールのヘッダーを確認してみると "yolxxkuv@AEON.org" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(yolxxkuv@AEON.org) と合致しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると AEON.org から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 114.234.180.175 で、中国の江蘇省徐州市にあるデバイスにChina Telecomと云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

AEON.org と云うドメインを調べてみると、IP アドレスが34.75.104.115で、アメリカのカリフォルニア州マウンテンビューにあるデバイスにGoogle LLCと云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス (114.234.180.175) にAEON.orgと云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。

 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

イオンからも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないで削除するように注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。