逃げるが勝ち | この世の外ならどこへでもーモラハラ・DVからの自己回復日記

この世の外ならどこへでもーモラハラ・DVからの自己回復日記

2012年より「望郷解毒酒場」という謎のタイトルで書いてきたこのブログ。
離婚後は解毒する「毒」も無くなったのでタイトルを変えました(2021・4より)
*ブログ内のすべての文章・エピソードのコピー・転載は禁止しています。

とにかく、モラなDVな人と対峙する時に、負けない!とか頑張る!は厳禁です。

逃げるが勝ち、もしくは負けるが勝ちなのです。この場合は。

「おまえはひとりでせいぜい頑張れよ♡」と、置いて逃げるのが正解。

 

ひとりで生きるのを、怖れてるのはじつは相手のほうだからです。

被害ツマじゃなく。

私も「お前なんかひとりで生きていけない」とか「野垂れ死にしろ」とか、さんざん言われましたが、ひとりになってかなり充実して生きてます。

野垂れしんでねーしw(/・ω・)/

 

すでに別れたモラ夫さんが、このコロナ禍の渦中、子どもや元妻に「オレ可哀想」メールを送ってきてる例を良く聞きますが、ひとりで不安に耐えられないからです。(うちの子供のとこにも来ましたが、「気持ち悪い」と一蹴されたようですw)

 

対して、被害ツマが元夫に「私寂しいのメール」を送る例は聞きません。(中には洗脳が融けて無くて、そうする場合もあるかもですが)

 

精神的な後遺症でいろいろ大変だとしても、被害ツマは普通に生活していけるスキルもあるし、不安から誰かを頼るとしたら、もっと別の人を頼るし、その友人関係も持っています。

 

*モラな人々には、友人が少ないと思います。SNSとかでたくさん繋がってるとしても表面的な付き合いのみで、リアルで相談を聞いてくれる親身な人は、まずいないでしょう。

 

ねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねー

 

モラな人と共存していくための、被害者側のカウンセリング等はいろいろありますが、仮に良いものであっても、共存のための工夫や手法は永続的に使うものじゃないと思ってます。

 

私も、そうしたもののうち、joeさんのメソッドhttps://ameblo.jp/moraharagekokujo/entry-12597804603.html

にはいろいろ助けられましたが、日々読んで実践しようとしていたのは、2016年ころから18年ころまでの2年間です。

いわゆる自分軸を取り戻しはじめてから、徐々に見なくなり、自分の考えと感覚で動き、別居・離婚にいたりました。

 

なぜjoeメソッドにいったのかといえば、それの目標がおもに、「自分を取り戻す」「自由を取り戻す」ってところにあったからです。

 

離婚せずに夫と平和に共存する、っていうのを掲げてはいますが、あのメソッドをやってくと自分の考えや感覚がなんだったのか、思い出していくことになります。

 

その結果、モラハラをしづらくなった夫と、ある程度共存できる、ってことになるわけですが、そこは最終目標にしちゃだめです。

 

最終目標を「自分軸を取り戻す」におかないで、単に夫と平穏に暮らすとか暴力がなくなるとかに置いてしまうと、ぬるま湯につかったまま火にかけられてることに気づかずいつか茹で上がって、ほんとに自分を失くしてしまうことになります。

「ゆでガエル理論」

同じ状況にいつづけると、環境の変化に気づかないまま、大変なことになっているという寓話から唱えられている理論

 

自分軸を取り戻すと、なんで私こんな男と居るんだろ?と疑問に思って、ぬるま湯から出たくなるのが当然だからです。

そのうえで、金銭的なメリットとかその他のメリットが結構あって、共存を選ぶ、って人もいるかもしれませんが。

 

大したメリットもないし、これからもたぶん無いし、自分の貴重な人生の時間を削って、一緒にいるのは割に合わないな、と私は思ったんで。

 

 

何で一緒に居るの?とか、そんなに嫌ならサッサと離婚すれば?

という言葉に追い詰められる感じは、わかるし、だから耳に心地よいことばでお茶を濁す期間があるのはしかたないんだけれど(私もそうだったんで)

 

しかし、どこかで誰かにガツンと現実を言われることが、動くきっかけになることもあったりする。

目が覚める、というか。

 

リアルな周りの人はまず他人の家庭の問題に介入してきません。

なんか変だな、とか大変そうだな、と思っても、だからどうしろ、とは言えない。はっきり助けを求められない限り。

 

でも思い起こせば、私は誰かに介入してほしいと思ってました。

自分で決めることではあるけど、自分が選ぼうとしてることが間違ってないと言われることを待ってた気がする。

あまりに自信を失って長く経ってたので、自分の考えに全くなんの確信も持てなかったから。

 

で、言ってくれた人がいたので動く気になれたし、動き始めてからも叱咤激励してくれる人々がいてくれたことで、メソメソグズグズ言いながらも、なんとか進もうと思えました。

 

現実をきちんと指摘されることは、必要なんだと。

自分が避けたい部分が、一番大事なことだったりするから。

それで、こんなブログを書いてたりする。

 

 

「どんなに長くても、こいつの介護だけはしたくないから、その前に撤収」と私は決めてました。なんの見通しもなかったけどw

結果、介護までには20年かそれ以上前倒しで撤収できました。

 

ゴールを決めてしまうと、自分自身も無意識にそのために情報を集めたり動いたり話したりし始めるようです。

その結果、決めたことが実現していくのは、確かです。

べつにスピ系の話でもなく。

「いつか」と思ってると永遠に「いつか」なので、ゴールを決めるのは大事。多少前後しても別にいいんだし。

 

 

まあ、私もゴールだと思って「離婚」にたどり着いたら、またここからスタートだったわ、といまだに右往左往していますが、自分(と子供)のための努力なので、ここからは努力のし甲斐もあります。

 

まず、いまのゴールを決めましょう、何の見通しも無くても。

そうすると、徐々に形になっていきます。