前回のブログではワークショップの中で国語力UPと結びつく部分についての台本の一部をご紹介しました。

それを見て中には、成績を上げるためには確かに役立ちそうだけど休日にまで勉強するみたいであまり気が乗らないなあと、思われた方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回のブログでは音楽に関するところの台本の一部をご紹介したいと思います。


【台本の一部】

音楽には、きれいに聞こえるためのお約束、法則、きまりごとがいろいろあるのです。

みなさんのまわりにも、交通ルールや、学校の校則や、おうちでのお約束があって、それらを守ったほうが物事がスムーズに進むのと同じことです。

音楽も、このお約束を守って曲を作ると、きれいな曲になります。

でも、これを絶対守らなければねらないかというと、音楽は「芸術」なので、破ってもいいのです。

別に、先生に怒られたり、警察に逮捕されたりはしません。

お約束を破った音楽はどうなるかというと、きれいというよりは、ちょっとインパクトのある、刺激の強い、スパイシーな曲が出来上がります。

ですから、お約束どおりの曲は、きれいではあるけれど、単純で退屈だともいう見方もできます。

その意味で、芸術においては、「きまりごとは破られるためにある」とも言えます。

~中略~

では、この曲全体の構造がわかったところで、パーツをみていきましょう。

まずは、メロディとリズムを全体的に見てみましょう。

私たちは、先ほどこの詩を音読しましたが、そのとき、この詩がとてもリズミカルであることに気づいた人はいますか︖(挙手)

みなさんは、和歌・短歌・俳句という日本の伝統的な詩は、「五七調」「七五調」というリズムを持っているということを、きっと学校で習ったことがあると思います。

こういう、一定のリズムのある詩を「定型詩」と言います。

日本文学史では、明治以降に生まれた、短歌や俳句ではない、西洋の詩を真似た詩のことを「新体詩」と呼びます。
この詩は、西洋の詩のスタイルを真似ているので新体詩ですが、同時に、「七五調」のリズムを持っている定型詩です。

「五七調」も「七五調」も、音楽の拍子で言えば2(4)拍子になりますが、この曲は2拍子でできています。

作曲家は、この詩の本来のリズムを損なわないように、音楽のリズムをあてはめていっていますね。

しかも、日本語の抑揚と、メロディの高低が一致しています。

このことから、作曲者が詩と詩人をとても尊重していたことがうかがわれますね。

【配布資料の一部】

「音楽とことばのワークショップ」配布資料5.音楽のアナリーゼ入門


§はじめに:芸術との関わり方 ~音楽の場合~

*作る

*演奏する(楽器、歌)

*聴く、鑑賞する

(1)音楽鑑賞の方法

■ 感覚的に感性で聴く(右脳的)

■ 音楽理論をふまえて、分析的に聴く(左脳的)

(2)楽曲分析(アナリーゼ)の方法


A.全体を概観する

楽曲の構造の検討→楽式論的アプローチ

※テーマやモチーフの配置、対比なども含む


B.部分を分析する

1. 西洋音楽の三要素の検討

(1) メロディ(旋律)

(2) リズム(律動)→楽式論的と関係ある部分あり

(3) ハーモニー(和声)→和声学的アプローチ
2. その他の要素の検討 例:速度→リズムと関係あり、音色→ハーモニーと関係あり 等々


如何でしたでしょうか。

かなり本格的に音楽理論の中身にまで踏み込んでいますね。

修明学園についてはこちらから
http://www.syumei.co.jp/

アーティストたちの画像をご覧になりたい方はこちらまで


それでいて噛み砕いた形でやさしく説明してあり、国語の学習とも結びつけてお話しているので音楽についてあまり詳しくない方でも十分に楽しめる内容になっているのが分かると思います。

このように今回のワークショップでは音楽と国語の双方を学習しながら、両面から学力向上を図っております。

それでも次のように思われる方もいらっしゃるかもしれません。

確かにこの「お菓子と娘」という作品について音楽と国語の融合という観点から楽曲についても詩についても大変よく理解できた。

それは勉強になり良かったが、そこから鑑賞文や批評文を書くなんて自分には、ましてや子供にはとてもできそうにないと。

そうお考えになるのは当然だと思います。

きちんとした文章を書くだけでも大変なのに、演奏を聴いた上で、テーマを設定して自分の意見を述べることは困難な作業に違いありません。

ですがそれを手助けするための様々な補助資料を用意しておりますし、又実際に書かれた方についてはご提出いただければ弊社のスタッフが添削した上で、アドバイスを加えてお返し致します。

ご要望がございましたらフォロー講座も無料で実施する予定です。

その際には今回のワークショップを踏まえた上で、お感じになられたご疑問やご質問にもお答えしていきますのでご安心いただければと思います。

ところで本日確認したところまだわずかですが席に余裕があるようです。


内部生は初回のみ無料になりますのでご興味のある方はお早めにお申し込みください。

【音楽とことばのワークショップ開催のご案内】

第1回 音楽とことばのワークショップ

開催日:5月24日(日)

時間:開場13:30 開演14:00

場所:修明学園浅草橋教室7階

対象:親子ご一緒にご参加ください。大人の方だけの参加もOKです。

料金:一般1,000 円(内部生は500円、初回のみ無料)

前回もお伝えしましたが専用のFacebookページもございます。
そこだけに公開しているより詳細な情報もございますのでそちらも是非ご覧になってください。

それから何とアーティストのみなさんに参加された方だけを対象とする特典を用意してもらうことができました。

内容は秘密なので当日のお楽しみとしてください。


これまで長々とこのブログでこのワークショップについての情報をお伝えしてきましたが、第1回のご案内はこれで最後になります。

あまり例のない取り組みであるが故に、私達も試行錯誤しながらどうにかこうにか今回の開催にこぎつけることができました。

しかしながら未完成の部分、実験的な部分が残っているのは確かに事実です。

ですから参加者の方々とこのワークショップの実施を何回かに渡って繰り返していくことでより満足できる、より内容の濃いものにしていきたいと考えております。

こうした方がいいのではないかとか、こういうことをしてみたいとか、ワークショップの修正点・改善点についてのご意見・ご要望がございましたら次回以降の内容に反映していきますので忌憚なくおっしゃってください。

2020年度の新試験制度の教育理念に対応したサービスは現状では大手も含めたどの学習塾も満足したものを提供できているとはいいがたいと思います。

新しい時代の主人公となる子供達の育成のためにも私達にお力をお貸しください。

日程の都合で今回どうしても参加できない方も次回以降の開催の際には是非お越しいただけたらと思います

何卒宜しくお願い申し上げます。

当日ご参加いただける方についてはスタッフ一同お会いできることをこころより楽しみにしています。

どうか宜しくお願い致します。




修明学園についてはこちらから
http://www.syumei.co.jp/

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