夫と同じ墓にだけは入れないでくれと言い残して亡くなった女性、幼少期のトラウマで恋人の姓になることを拒否し結婚を断った女性、フェミニストを自称しながら夫婦別姓を認めない恋人に、不信感が募る女性・・・
いろんな年齢層の登場人物たちが直面する「家」や「墓」の問題。
年齢的にも現実問題として迫っていることだから興味深く読んだ。
本当に家や墓って何なんだろうね。「家を継ぐ」という概念が薄くなってきた時代にはそぐわなくなってきているんだろうな。
それにしてもこの小説の登場人物のように今時言いたいことをすべて飲み込んで夫につくす我慢強い妻ってそうそういるのかな?