『花束は毒』 織守きょうや | ふぁいのだらだらな日々

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大学生の木瀬芳樹は、以前、家庭教師をしてもらっていた真壁さんが脅迫を受けていると聞き、代理で探偵事務所に相談に行く。

北見探偵事務所。そこには木瀬が中学生のころ、同じく中学生ながらに探偵まがいの仕事をしていた北見理花がいた。

 

結婚を間近に控えた真壁さんに、結婚をやめるように忠告する複数の手紙。

いったい誰が、どんな理由で?

 

生真面目で一本気な木瀬と、子どものころから鍛え上げて来た推理力と捜査能力を駆使する北見が、それぞれのやり方で真相に近付いていく・・・

 

 

 

なかなかおもしろく読めた。

帯で煽っている通り、読者をどんどん裏切ってくる展開。

 

中学生時代、木瀬には

「探偵」の範疇を越えてやりすぎと映った北見の行動が、

大人になった今、どう変化したのか、していないのか。

 

検察官である木瀬の父親とか、絡んでくるかと思ったけれど出てこなかったな~

あと、弁護士の時雨さんとか。

興味深いキャラたちが深掘りされてないのがもったいない。

今後のシリーズ化を目指してるのか?

 

 

 

では最後に今日のチェッカーベリー。

今年は花つきがいい気がする・・・