『そして、バトンは渡された』 瀬尾まいこ | ふぁいのだらだらな日々

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生まれたときは水戸優子。

幼い頃に母親と死別し、父親と二人暮らしをしていたが

小学生のときに梨花さんが現れ、父親と再婚。

しかし父親の海外赴任を機に、父親と梨花さんは離婚し

優子は梨花さんに引き取られる。

中学生になる直前に、梨花さんは優子を連れて泉ヶ原さんと結婚するが

すぐに梨花さんは出て行ってしまう。

その後、梨花さんは森宮さんと結婚し、高校生になった優子はそこに引き取られる。そして梨花さんと森宮さんが離婚した後も、優子は森宮さんと二人暮らしを続けている。

 

父親3人、母親2人。

血のつながりのない親たちをバトンリレーされながら

大人になっていく優子の物語。

 

 

 

親の都合で、たびたび環境を変えられてしまっても

それを受け入れるしかない優子が不憫すぎて

こんな環境でよく素直に育ったものだ、と思ってしまった。

 

梨花さんの強引さが、優子への愛情の深さゆえだとしても

親となったそれぞれの人がみんな、やさしく愛情を注いでくれていたとしても、ちょっとしんどい環境だよなぁ。

まあ、血のつながりのない子どもを、無償の愛で育てる人たちがすごいけど。

 

それにしてもいつのまにかフェイドアウトしていた浜坂くんはどうなったのかちょっと気になる・・・

 

映画化されると知って、「あー、前に読んだなあ」ということは

思い出したけれど、内容はほぼおぼえていなかったので再読。

探してみたけれどブログにもアップしていなかったし。