暴力団組員の片桐は、命を狙う他の組の組長を追って
タカラヅカの舞台の客席に紛れ込んでしまう。
いざ決行しようとしたその瞬間に思いがけない出来事が起き
それが片桐の人生を大きく変えることになる・・・
宝塚歌劇団の娘役・野火ほたる
とヤクザの片桐蛍一。
共通するのは名前の「ほたる」だけでまったくの別世界で生きるふたりだ。
陰からほたるを応援し続ける片桐の想い、
そしてふたりの運命は・・・
タカラヅカとヤクザとは、また突飛な組み合わせを思いついたものだなあと思ったが
いつの間にか引き込まれて読んでいた。
中山可穂さんは初めてだったが、不思議な文章を書く人だ。
小説というより、何か淡々とした記述を読んでいるかんじ。
それなのに感情移入してしまう。
おもしろかった。
しかし・・・
ラストはあれでよかったのかな?
ワニケンの教えに反していないか?![]()