シングルマザーの正子は、宝くじを当てて建てた『屋根だけの家』で
姉と妹と暮らしていた。
そこへ遊びに来た友人あぐりと百夜がそのまま居候を始める。
血のつながった姉妹との生活にストレスを感じていた正子は、
姉と妹に出て行ってくれるように言い渡し
あぐりと百夜との同居を選ぶ。
さらに正子・百夜・あぐりは3人で姉妹を名乗ってカフェをオープンさせる・・・
血縁なんて縛りは必要なくない?
叶姉妹も阿佐ヶ谷姉妹も血縁ではないではないか!
・・・まあ言いたいことは理解できたが、
逆になぜそこまで「血縁」とか「姉妹」とかを意識しているんだろう?と思ってしまった。
別に気が合う者同士で同居したり共同経営したりするってだけじゃあダメなんだろうか?
姉と妹のいなくなった穴を埋める存在が必要だったんだろうか?
ということは、姉と妹の存在がとても大きかったということなのでは・・・?
正子に不当に追い出されたのに、カフェのオープンに訪ねてくれるなんて
血縁だからこそではないかと思うけどね。
文章はとても読みやすかった。
しかし、最終章は不要だったかな・・・唐突すぎる。
この作者は何作か読まないと良さが分かりにくいみたいなので
またチャレンジしてみようかな![]()