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[花冷えの季節]
年度末の5日間が「花冷え」で始まりました。
昨日の雨で桜が心配でしたが、開店前に用事を済ませる為に近くの公園の横を通ったら・・・わずかですが「蕾」があったので満開間近?と思ったら、日の当たる場所は一部「葉桜」に!3月中は予報では雨マークがないので、何とか持ちそうですが・・・
冬のハーフコートを羽織って出かけたのですが、ちょうど良いくらい冷え込んでいました。
冬から春への季節の変わり目の今、不定主訴のお客様が多く、心身がシャッキリしないようです。クシャミ鼻水と言っても、全てが花粉(花粉にくっついた様々な化学物質)に反応している訳でなく、温度差による反応もあります。
話は変わりますが、大河ドラマ「どうする家康」が昨年の「13人の鎌倉殿」を超えられるかどうか?ですが、私の中では、まだまだ鎌倉殿に軍配が上がっています(笑)両方とも厳しい戦いの時代の物語ですが、戦いにおいて強い敵が攻めて来る時には、万全の作戦を考え準備を怠(おこた)りません。しかし、絶対勝てそうな格下の敵の場合は油断する事もあります。
そう!私たちの心身も、厳しい真冬の冬将軍に対しては万全の守りをしていますが、春の足音が聞こえて暖かい日があると、守りが緩(ゆる)みます。例えば最高気温が20度を超えたあくる日に5度以上も下がると、油断していた心身がビックリ仰天!15度あっても異様に寒く感じます。真冬に15度もあったら暖かくて仕方ないのですが。
冬の寒い時にキュッと閉まっていた毛穴が、春先の暖かさに開き、寒の戻りで前日より5度低い空気にさらされてしまう!つまり冬の間閉めていた家の窓を、春の陽気に誘われて開けたままにしておいたところへ、冷気が入って来た!と言えば分り易いでしょうか?
花粉症に対する有名な処方に「小青竜湯」があります。しかし春先にこの処方があまり効かない人がいるのは配合生薬の「麻黄」が関係しています。この麻黄の働きは「表の寒症による頭痛、発熱、悪寒を温め、強く発汗して治す」とありますが、発汗すれば毛穴が開きます。毛穴が開くと冷気が入って来ますね。発汗すれば、気化熱を奪って冷えますね。
つまりゾクゾクして冷えがあるクシャミ鼻水には、小青竜湯ではない処方の方が良い場合もあります。
(逆に夏から秋への花粉症には、小青竜湯が良い場合が多い)
冬から春への季節の変わり目は、気持ちがウキウキする場合も多いですが、それとは裏腹に1年で一番体調を崩し易い季節です。年度が変わって生活環境がガラッと変わる人も多いですしね。まずは温かい物を腹八分目で食べて、しっかり睡眠をとる事が大切ですね。
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