20181/07/26 母の入院先にある同一フロアにあるつろげる部屋からの景色

 

今日の土曜は台風の1日です・・

 

転院した翌日の日曜日に担当医より、週の中には検査が全て終わるので、平日に病名と今後の処置について説明をしたいとの打診がありました。

 

ちょっと涼しい木曜に休みをいただいて、私の運転で親父と一緒に母の入院する病院に!

 

 途中で親父の携帯に母より「早く来い!」とのラブコール?が入るが親父は無視して、早めの昼食を病院を通り過ごした先の、回転ずしへ! 回転ずしならどこでも頼む「潮汁」を早々にオーダーして、マグロをそれなりに食べて病室に! 

点滴をつけた母は以前に比べると目を開けていて、顔自体が多少元気になっていました。

 

約束の予定時間から2時間以上待たされて、担当医2名による説明で、病名は「多発性骨髄腫」であり、この病気に起因して脊髄の圧迫骨折が複数個所、腎臓の機能悪化、両足のむくみ・・・薬による胃炎、十二指腸の炎症と出血、完全にフリーズして動けなくなった母の状況が説明されました。

 

「多発性骨髄腫」は骨髄の中の白血球の1種類が癌になる病気とのこと・・・

 

 転院翌日にMRI&CT検査後の説明で目にした、椎間板ヘルニア等で見かける写真とは比べ物にならない、スカスカの脊髄、つぶれた腰椎、神経に大きく食い込んだ腰椎等・・担当医も「ここまでひどい圧迫骨折はまれである」と絶望的なコメント!あの写真をみれば誰でもそう思うと思う映像でした。

 ・骨粗しょう症と加齢と働きすぎがここまで体を傷つけてしまうのかと、落胆し覚悟も決めていたのですが・・・

 

 「多発性骨髄腫」は完治はしないが、かなり研究が進んでいて、各種薬を初めとして対処方法が確立できているので、3ヵ月程度でかなりの改善がみられるので心配ないですとの説明。

 

 想定外の希望に親父も私も・・・思わず頬が緩みました。

 

 母は昭和7年生まれ・・・86歳を迎えて、既に大往生の域には十分に達してるのですが、今より元気になる兆しがあるだけでも「ホッ」の一言です。

 

 それにしても、入院慣れした親父も慣れないお袋も・・・強運というか・・・死の淵から生還が相当数あります。

 

私は、20代前半に交通事故で亡くなった兄が、三途の川の向こう岸で・・・、両親を来るんじゃないと蹴とばしてると思ってます。

*かれこれ20年以上前から・・・、天国か地獄か知りませんが・・・兄のことです・・・両親には言えない悪さをしてると思ってます。

 

まー想定外に良い方向の予定です・・! 未来はわかりませんが・・

 

 今までの流れを時系列で・・・記録のために列挙です(日記の要素があるのでご容赦ください)

 

母の病状の経過

22017/正月 病気の気配は全くなく・・いつまでも生きていそうな気配!

2017/01/15? 運転免許更新のため、それほど必要でない・・白内障の手術を受ける。

         医者より3日間は眼のための屋外に出ないようにとの、アドバイス!

 

         手術後5日目ごろから布団から起き上がるのに30分以上かかり、体の動きがぎくしゃくし始める。

 

         かなり体が固まってきたので、家族は動揺する。

 

2017/03       血液、各種カメラ、ウィルス感染、脳外科等・・あらゆる検査を受けるが異常がないと告げられる。

         「特に脳の障害は全く見当たらない」との専門医の言葉に安堵する。

         私と妻がお世話になってる先生の一番信用している看護士さんが、「老人病はないから!」と言ってくれる。

 

その後、暖かくなるにつれ改善に向かうが、

日常生活では、足が上がらなくなる、布団での寝起きに時間がかかるなど・・・老人病?的な傾向がみられ、母の主治医は無責任に年相応ですからと薬だけを出しまくる。

 

2018/04      かなり動けなくなり、介護認定を申請する・・

        

2018/05      ゴールデンウィークに愚息を入れて家族でレストランで食事!*もうみんなで外食をするのは最後だと思う。

   

2018/06     お助け車を購入、一人では動けなくなり・・、椅子に座っていても眼を閉じたまま苦しい症状。

        見ている方も苦しくなるぐらい痛そう。どこが痛いかが本人はわからない。

 

        6月下旬から足がむくむ。足はとても冷たく・・・・ストーブを欲しがるくらい。

 

 そして、今月(7月)!  

 

2018/07/04 親父のお世話になってる大きな病院に介護タクシーを頼んで受診

                腎臓が悪いので、むくみや腹水があるので利尿剤を与えられる。

2018/07/05 利尿剤を服用して、トイレに行っていたが・・・トイレで動けなくなる。

        夜、救急車を読んで母のかかりつけの医者へ! 若い先生が担当!

                ・圧迫骨折、脱水症状、腎臓はそれほど問題なし・・・要点滴!・・・

        入院施設が無いので・・自宅に戻ってよいと言われるが・・

        自宅での看護はこの状態では不可能と告げ・・・・相当数の病院に断られ・・・救急車で勝浦の個室に!  

        そこで、簡単な検査!  胆石が出た後がみられる・・軽い出血?とのこと・・

        点滴始まる。

 

2018/07/07 点滴のため、むくみは無くなり・・かなり安心する。

        担当医から、圧迫骨折、胃炎、十二指腸の炎症がかなりひどい(胆石と間違えたのは十二指腸から出血と思われる)

 

2018/07/14頃

        どうも背骨に癌の兆候が見られるので、大きな病院での検査入院が必要と言われる。

2018/07/17

                 やっとコルセットが届くが・・装着の仕方がかなりいい加減であまり効果なしだった(後で発覚)

2018/07/20

                 夕方、親父から電話があり・・急遽、明日の土曜。介護タクシーで鴨川の病院へ転院が決まる。

2018/07/21

                 お昼に清算を済ませて、介護タクシーで1時間弱、鴨川まで

        *救急入口から入り、早々に検査の嵐・・・

2018/07/23

                かなり、ストレスのかかる麻酔と検査! 朝から昼過ぎまで行われる。

2018/07/26

               担当医より説明と検査がほとんど終わったことを告げられる。

       大切なことは、食べる努力とリハビリへの気持ちと伝えられるが・・・・

 

 少し、生きる元気が出てきたようです・・、かなり耳が遠くなったようです。

ここ3カ月の記憶はほとんど忘れてます。 愚息でのレストランでの食事、畑に植えたトマトのこと程度で・・

病院のこととか・・・・、痛かったことさえ忘れてます。 忘れるほど痛かったのだと思います。

 

 取り急ぎ、大きなことはおきそうもありません・・・・助かりました。先はどうなるかわからないけど!

 

  夏の家族旅行もキャンセル、初めて母が入院したままでお盆を迎えます・・いろいろあります。

 

  父は、母が元気になることで、喜んでおります・・・かなり痩せたけど!・・・母が帰ってくるまでに・・・

寝室にエアコンを入れると言っております。

  *実家の周りは水田なので夜は涼しいのですが・・冬のためのようです・・その上、土壁の家なので・・・エアコン設置もたいへん。

 

まー 前をむいて当分行けそうです!  

 

仕事に集中できたなかったので、仕事もかなり溜まってる上に、体力の必要な案件が数件飛び込んできました。

仕事をチャンと片付けて、頑張ります。

 

長文を読んでいただきありがとうございました。

 

*読んでいただいてる、クライアント、スタッフの方々・・・、仕事ちゃんと頑張りま―す。早々に明確な指示と納品頑張りますので少々お待ちください。

 

 明日から、また灼熱の夏に戻ります。