柿は潮に弱いのです。 我が家で一番古い柿の木がこの有様です。
先週22日の台風21号が運んだ潮風で・・・緑の葉っぱで美味しく育つはずだった次郎柿が
泥水をかけた柿の木になってしまいました。かろうじて葉が樹にぶら下がってますが・・・
風が吹けばすべて落ち葉になります。
我が家の柿は収穫&販売を前提としてるのでしっかり育てます。実を収穫しても青々とした葉を纏う柿の木は翌年も美味しい実をつけてくれます。
潮風にさらされた柿の実は上の写真のように黒くなります。
黒くなる = 傷がつく! ・・・なのでもちろん販売はできません。
その上、急激に柔らかくなるので・・・腐る?感じです。
黒い部分は、時間が経つとその部分がブカブカになります。
前の柿畑は・・・いつも柿があまり見えないのですが・・葉っぱが全て落ちて
実も黒く傷ついて・・・ほとんど売り物ならないだけでなく・・・
落ちて腐っちゃうのです・・・。上の写真だけでも・・出荷寸前のすごい数の柿の実です。
何トンもあります・・
腐ると、蜘蛛をはじめとする虫が異常発生して・・大変なのです。
実家へ向かう道から見える柿はみな葉を落とし、一見・・晩秋のような柿の風情ですが・・
実情は違います。
今年の柿は、これでほぼ終了です・・・1か月も早く!
幹へのダメージが少ないと良いのですが・・・かわいそうです。
自然はすごい!

