虚無の中での遊戯

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2018-06-27 01:04:43

ストリップショーについて

テーマ:ブログ

お久しぶりです。

最近めっきり盛った格好をすることが少なくなり、Na+Hをゴシックカジュアルに着ることにハマっています。

 

久しぶりのブログがゴシックでもロリータでも無い話題で申し訳ないのですが、

そもそもここを読んでいる人なんて全宇宙で数人だと思うので、

私の考察メモ的な感じで投下します。

 

先日東京へ行った際に、渋谷道頓堀劇場へストリップショーを見に行ってきました。

少し前にTwitterか何かで「女性歓迎、女性こそ見てほしい」みたいな

レポートを見かけて以来気になっていたので。

確かに、女性は2000円で見られますし、チケットもぎりのおばちゃんもにこやかに迎えてくれましたし、思ったほどアウェー感はありませんでした。

 

狭い劇場の中にはメインステージと、花道の先に円形のステージがあり、

ステージからごく近い距離から客席が並んでいました。

平日の昼間でしたが、常連客のような男性で、7割満席。

6人ほどの女の子が、一人ずつ20分ほどのショーを行い、

500円での撮影会、アンコールのサービスタイムという流れでした。

私が見られたのは時間の都合上3人だけでしたが、

ロリ系の子と明るくエッチなお姉さんとちょっとワイルド系お姉さんと

バリエーション豊かなプログラムが見られたと思います。

みなさんポージングがアクロバティックで、こういうポージングは

ストリップショーとかAVとか「見せるエロ」ならではの文化なのかなとか考えていました。

 

もっとムンムンしたスケベな空気が漂うのかと思っていましたが、

どちらかというと芸術品を楽しむというイメージの方が近かったです。

もちろん、全裸になりますし性器は丸見えというかむしろ見せつけられるし、

ショーとしての自慰もしているのですが、まったくエロいと思わない。性欲を煽られない。

観客の男性たちもただじっと見守るだけです。

 

そのあとの撮影会では、女の子がファンのリクエストにこたえたポーズで撮影を

されていました。「脱いで」と言われたら造作もなくあっさり脱ぎますし、

そのあとに並んでいるファンに「裸でもいいですか?」と聞く場面もあり

もはや裸の価値は双方にそこまでないのだとさえ感じました。

明るくなった会場の片隅で、裸の女の子とファンが普通に会話をし、

それを平然と受け入れているあの空間一帯が、日常の中に現れた異常のように

思えて、妙に感慨深かったです。

 

だって、日常であれば女の裸と言えばタブーというか、

見ようとすると犯罪になりえるものだし、

好きなアイドルの裸なんて見られるものではないのに

あの場では、最初から全裸なんです。

 

現在は昔ほどエロコンテンツへのハードルが高くなく

見ようと思えば無修正のものなんていくらでも見ることができるので

「性器」に対する期待感というか、神聖感というかそういうものは薄れているはずです。

隠されれば隠されるほど、その対象への好奇心は強まりますからね。

だから恐らく昔はストリップショーとは強烈なものだったのだと思います。

 

隠されるほどに価値は上がり、見たいという欲求から想像力を掻き立てられ

その布一枚をとる権利はその女性本人のみにあり

その女性の動きに翻弄されながら最後の瞬間まで期待を最大限に高める…

というのが私の思う裸体の価値というか、ストリップ論です。

なので、欲を言えば、ショーの中でもっと性器は隠して欲しかったです。

焦らして焦らして最後に見せてもらえた方がありがたみがあるというか(笑)

ショーの中盤で見せられると、飽和状態になるんですよね。

 

恐らく現代において、ストリップショーは、性器を見ることが最終目的ではないのです。

 

ではストリップショーは何なのか?

 

それを確認するために、もう一度渋谷へ行かないといけませんね。

今度は全員のショーを見たいですし。

 

ところで、私の脳裏にずっとジャン・ボードリヤールの『象徴交換と死』の

「ストリップ」の章がちらついているのですが、内容はさっぱり忘れました。

多分この章を授業で扱った時に、先生が名古屋の老舗「銀映」へストリップショーを見に行った時の話をしてくれたことだけ覚えています。

 

この辺の現代思想と絡めても、ずいぶん楽しめそうなコンテンツだと思います。

 

 

ではまたいずれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017-04-03 22:24:58

『KERA』発行終了、バイブルは休刊のニュースを受けて考えたこと

テーマ:ゴシックロリータ

ファッション誌「KERA」が月刊誌を終了しデジタルに移行へ 19年間の歴史に終止符

2017年03月29日 

 

ファッション誌「KERA(ケラ!)」が4月15日発売の6月号をもって月刊発行を終了し、デジタル版に移行する。デジタル版では、デジタルマガジンやSNSを融合させた総合サイトを通じて、スマートフォン世代の読者に向けた新しい「KERAコミュニティー」の提供を目指す。デジタルマガジンは5月16日からスタートする予定。また、ケラから派生したムック「ゴシック&ロリータバイブル(Gothic&Lolita Bible)」は5月24日発売予定号を休止する。

 1998年に創刊した「ケラ」はジェイ・インターナショナルが発行。「いちばんリアルな原宿ストリートマガジン」 を掲げ、原宿の個性豊かなストリートファッションを19年間にわたり発信してきたが、現代の読者ニーズや出版業界の変化に伴い月刊誌としての発行形態を見直しデジタルへの移行を決めたという。今後はデジタルマガジンとして再スタートを切り、リアル店舗とECサイトとの連携を強化するなど雑誌のブランド力を活用したマルチメディアを展開する予定。

 

(Fashionsnap.com News より)

 

さて。このニュースはゴシック&ロリータ界隈で大きな話題となりましたね。

休刊を惜しむ声や、読者だった時代を懐かしむ声でSNSが大賑わいでした。

 

つい先日、「女子学研究」に掲載する論文(的なもの)の中でKERAについて語りました。

KERAはゴシック&ロリータ&パンク系ファッションの、唯一の月刊誌でした。

主な読者ターゲットは10代ですが、実際の読者層は10~30代だと思われます。

これだけの幅広い年齢層が、同じファッション雑誌を共有することは非常に珍しいです。

「読者が成長していかない」「大人にならない」という点を、問題提起しましたが、

10代向けのファッション誌が次々と休刊に追い込まれる中、よくここまで続いていたのは

もしかしたら20~30代の読者が支えていたのかもしれません。

 

最近の若い子って雑誌買わないらしいですからね。

だから30代~向けの雑誌ばかり増えるんでしょう。

あと、しっかり分析してないので定かではないですが、KERA休刊を嘆いているのは

リアルな読者ではなく「あの頃読んでいた」過去の読者のような気もします。

 

私の個人的な話をすると、「KERA」は実用目的で購入したことはありません。

論文を書くネタの資料としてたまに購入していました。

実用では「Gothic&Lolita Bible」のほうが圧倒的に活用していました。

特に初期の三原ミツカズさんが表紙を描かれていた時代は、

誌面の世界観やモデルさんの着こなしにとても憧れていたものです。

Mana様の切り抜きも集めていました。

 

このブログの過去の記事でもゴスロリバイブルについて触れていますが、

創刊当時と比べると、ここ数年(2010年代)は独特のパワーや神聖さが薄くなり、

世間に対する間口が広がって明るい光が差し込まれている印象でした。

個人的な意見を言わせてもらうと、

私は創刊当時の閉鎖的で神聖で、どこか不気味な雰囲気が好きでしたね。

 

そもそも全く別のバックグラウンドを持つゴシックとロリータを、

一冊の雑誌で共存させていたのですから、特に下妻物語以降のメディアに

注目されたあたりから、アングラ志向のグループが誌面から消えていったのは

当然と言えるでしょう。

そして残った方が、「カワイイ」文化の代表という看板を背負ってきたのだろうなと思います。

 

この「カワイイ」ってやつは恐ろしいですよね。

ゴスやゴスロリは「カワイイ」に分類されるものではないと思うのですが、

なんかしらないうちに、その波に巻き込まれてしまった感じがします。

 

雑誌がなくなったからと言って文化そのものがなくなるわけではないので、

ゴシック&ロリータの時代が終わったとか、そういう意味での悲観視はしていないのですが、

雑誌がなくなると私のような文化研究者が後追いできなくなり、未来から見ると

その文化の存在がなくなっているかもしれない、という危機感はあります。

 

ネット媒体にすると、全世界同時に情報が共有できますし、

情報が提供されるスピードも速いのでメリットも多いですが

ネットは後に残らないのです。情報が更新されてしまったら、過去のものは参照できなくなりますしいつ消えるかわかりません。

雑誌なら、何年でもおいておけるし振り返ることができます。

ネット上のゴシック&ロリータの画像は残るかもしれませんが、それがいつ、どこで、だれが、何のために

着ていた服なのかはわからないかもしれません。

雑誌という媒体なら、少なくとも国立国会図書館には残されますので

歴史を保存することができます。

 

そういう理由で、私は紙媒体で何かしら形に残しておいてほしい。と考えています。

「じゃぁ作ってみれば?」という声もありますが、

何をどうしたらいいのかさっぱりわかりませんっ!!!

誰か協力してくれ…!!!!

理想とやる気と割と具体的な構想はあり〼

 

 

雑誌がなくなったことでこの文化がどうなっていくか、見ものですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

2017-03-23 17:28:49

Salon Corset Night Vol.11

テーマ:ブログ

よかった・・・ちゃんとブログあった…

 

かれこれ2年ほど放置してしまいました。

近況をお話しさせていただくと、

ゴスロリに縁もゆかりもないところで普通に働いています。

その傍ら、女子学研究会に所属してなんとか「研究者」という

ポジションを保っています。今度発行される論文集?同人誌?に寄稿しましたので

またいずれ報告します。ちなみに、大人ロリータについて書きました。

 

あと、2015年の年末から空前のX JAPANブームが訪れ

すっかりYOSHIKIさん中心の生活になっています。

曲を聴いては涙し、ライブ映像を見ては涙し、ライブに行っては涙し、

私ってこんなに涙もろかったか?と思うほど、

普段動かない鉄のような感情をガンガン揺すられています。

現在映画が公開中ですが、本当に奇跡の塊のようなバンドだと思います。

同じ時代に生きていてよかったと心から感謝しています。

 

さて。

一番最近のお話をします。

「Salon Corset Night」というイベントに参加してきました。

AGIさん主催のコルセットイベントです。

もう11回目になるそうですが、私は去年から2度目の参加です。

中心となっているスタッフの皆様も、集まるお客さんたちも

本当に美意識が高くて、それぞれの世界観をお持ちの方ばかりで

どこを見ても感嘆するばかりでありました。

ゴシックとかロリータとかフェティッシュという言葉に縛られない、しかし源泉はきっとみんな同じだろう、

という全く新しいスタイルが次々と生まれている最先端の場所だと思いました。

 

そんな中、私はオリエンタルゴスな感じで挑みました。

デンジャラスヌードで購入したネックレスをコーデの中心にして

あれこれやっていたらベリーダンサーみたいになり、

じゃぁもっとアクセサリーがいるな…と、直前になってForever21に駆け込んだり

しました。小道具としてのアクセサリーは、ファストファッション系にたくさんあるので

とても助かりますね。

肝心のコルセットはBaby Doll Tokyoさんのハニーラインコルセットです。

金具はゴールドで、写ってないですがリボンは赤です。

内側の布がボルドーっていうのが見えないオシャレでたまりません。

着けた感じが軽くて、締めてても全然動作に支障がないし

長時間着けていても平気!!お値段はそれなりにしますが、それだけの価値はあります。

ひと月前にオーダーしたのですが、憧れのBabyDollで、あこがれのミラノ様に

コルセットを締めてもらったり選んでいただけるというスーパー幸せな時間でした。

たまにミラノ様から電話がかかってくるのも、10代からミラノ様に憧れていた

身としては、贅沢な出来事でした。はぁ幸せだった。(電話の内容は配送についてですが)

 

イヤリングとスカートははヌーデンルードのものですので、

ほぼ全身が原宿のセレクトショップでそろえられています。

原宿ってやっぱりすごいんだな・・・。

名古屋にはないものばっかりだ

 

前回参加させていただいたときにお知り合いになった方々とも再会でき、

またそこから新しい輪が広がって仲間がどんどん増えていくのが楽しいです。

念願のドイツのゴシック祭りに行くチャンスが、ここにきてようやく到来したか・・・!?

という場面も。いや、必ず来年こそドイツに行きます。

 

 

撮っていただいたもの。

リップもゴールドにしたのですが、

最近流行りなのか全然見つからず、あきらめかけていたのですが

ほかの用事で立ち寄ったドンキで見つけました。安くて発色良くてこれはイイ。

 

まだまだ余韻が冷めやらぬ感じですが、

ここでいただいたパワーとご縁を大事にしつつ前に進もうと思います。

 

 

 

 

2015-05-03 22:24:36

ロマンティカ ルル ルーム

テーマ:ブログ
お久しぶりです。

生きてたよ!(笑)

今日は馴染みの本山で開催された「ロマンティカ ルル ルーム」に行って来ました。




あまり名古屋ではお目にかかれない
Sakizoさんのタイツやグッズ、
Enchantlic Enchantilly のお洋服があるということで
これは滅多にないチャンス!!!

とルンルン気分でした。

実は、先日Juliette et Justineの服をポチってしまって
貧乏極まる感じなんで、なにも買わずに眺めるつもりでしたが…






オトラント城スカートが、
プリント欠けのB品ということで衝撃の

6,000円!!!!

でしたので買ってしまいました。
すでに持ってるオーガンジーの「真夜中」と合わせたら、立体感増して雰囲気出ること間違いない!






ほら!!
雨に煙るオトラント城のようだ!!
たまらん。誕生日はこれを着ることにします。

代表の川村さんともたくさんお話しできました。
すごく親切で話しやすくて、好きなものも似てて楽しかったです!


あと、Sakizoさんご本人もいらっしゃってて
画集にサインもいただいてしまいました。
何年も前から好きで、個展を見に行ったり画集買ったりしていたので本当に嬉しい!









タイツもとってもかわいかったけど、
私が履くと柄が台無しになるので、
タイツを履いてる娘が描いてあるポストカードを買ってきました。





あー!!かわいいー!!!
部屋に飾ろう。

行くまで正直面倒くさかったけど、
行ってみたらかなり満喫して来ました。
2014-10-19 16:35:29

ブリデコVol.7に行ってきました。

テーマ:ゴシックロリータ
おひさしぶりです。生きてます。

昨日はようやくブログに書けるようなイベントに参加できました!!!

そうです。ブリデコに行ってきました。
ずっと行ってみたかったので、満を持しての参加です。
ブリデコは今回で7回目の開催となるイベントで、
正式には「ブリリアントデコレーションズ」と言うらしいです。
オフィシャル→http://3-f.jp/bd/

今回は昼・夜公演に分かれていて、
私は夜公演に参加してきました。

会場に着くと、普段お目にかかれないような過剰装飾をした
お嬢さんたちがたくさんいて、もう入り口でワクワクしっぱなしでした。
むしろ、会場の下の階にあるファミレスでボンネット軍団が
優雅に休憩をしているのを見た時点で
「ウホホッ!!!」となりましたな。

一緒に参加してもらった子も、めちゃくちゃ派手で
自分がとても地味に見えました。て言うか本当にこれは地味だ。
すごく凝っててウィッグもお洋服も全部素敵でした。
こんな子と友達でいられて、私は誇らしいぞ!!



わたくしは一番右。
BOZのロングスカートを、ありったけのパニエでふくらましてあります。
15年前のゴスロリバイブルって感じでしょ?w


ブリデコの夜の部は、ブランドによる物販、一般参加者によるファッションコンテスト、
BKさんの進行による物語仕立てのファッションショー、ミニライブ
という構成でした。もりだくさんです。
イケメン俳優さんたちも、モデルとして出演されたり、
途中の芝居コーナーにも出てきてBL的な展開になったり…。

BKさんが、アリスの物語やその当時の歴史背景などを、その博識さを生かして
悪魔のいでたちで語ってくれていました。
「現代の科学が進歩するにつれ、怪奇幻想のような不可解なものは
社会から排除されてきた」という話は、私も以前に大学院で
ロマン主義の関連で聞いたので、印象的でした。
ゴシックの根源は、闇に恐怖感を持つ、というところにあると思います。

街灯の明かりが届かない、あの路地の向こうから、
人でも動物でもない何かが現れるのではないか、とか。
夜中の墓では死者がよみがえってさまよっているのではないか、とか。

科学や医学が発達すればするほど、そういう正体のわからない「恐怖」は
無くなりましたが、想像力は乏しくなりました。

ゴシック&ロリータって究極の想像力ファッションなんだと思います。
非日常的なテーマを掲げて、実際にはみたこともないそのテーマに
向かって、洋服やアクセサリーで世界を構築していくのです。
だからある意味「大人」になってしまうと、できなくなるのでしょう。

ところで、ブリデコの中で取り上げられるファッションが
「ゴシック」なのか「ロリータ」なのかと言われたら、もうその
どちらでもないな、というのは以前から感じていました。
主催のBKの一人、カイエさんのブランド「Triple*Fortune」にしろ
最近ぐいぐい存在感を強めている「Juliette et Justine」にしろ
「ゴシック&ロリータ」という言葉では説明ができないところにあります。
だから、新しい言葉が必要なのですが、これがなかなか出てこないんですよね。
簡単だから「ゴスロリ」ってまとめているけど、
もはや全然「ゴスロリ」じゃない。

少女嗜好が強いわけでもない、死への憧れの表れでもない。
ではこれは何だ。

新しい定義を作る必要がありそうです。



ああそうそう。
物販で、sakizoさんの画集2冊と、
Triple*Fortuneさんのボンネットを購入しました。
ボンネットの画像を載せようと思ったのですが、
あまり上手に撮れなかったのでいずれ着用して写真撮ります。
念願のボンネットなのですごくうれしい!!!!!!
圧倒的なゴージャスさです。たまらん。



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