選挙の結果が出ました。

 

自民党の単独過半数は避けないといけないと書いたのは3週間以上前ですが、そこからのゴタゴタでさらに支持を失って見事な負けっぷりです。

とばっちりを受けた感もある公明党ですが、絶対数はともかく比率で言うと自民党以上の負けっぷりということになります。

泥船の自民党と一緒になることにメリットはないでしょうし、党首が議席を失ったというのも良い契機だと思いますから、連立を考え直すべきだと思いますけどね。

政権与党に居座るために立憲民主党主導の連立に加わったらその節操のなさが逆に面白いですけど。

 

色々な組み合わせが考えられますのでそういう意味では面白い結果になったと言えます。

政治が安定しないので混乱するなんて意見もありますが、寧ろあんなクソみたいな連中で行う政治が安定した方がいいのか?ってな話で。

 

大物議員が落選したなんて言われてますが、麻生、菅、岸田らの総理経験者は50%以上の得票率で悠々当選。

麻生さんは老害の代名詞みたいな感じですが、年齢の割にはお元気ですからまあヨシとして。

岸田さんもまだ70手前ですし、寧ろ何で総裁選から逃げたんだと思っているくらいで。

最大の問題は菅さんでしょう。

あんな絵に書いたようなヨボヨボのおじいさんを国政の場に送り出しちゃダメでしょうに。

横浜の人、何考えてるの??

 

オーディブルはこちら。

 

聴き始めて分かったことですが、短編小説集でした。

本のタイトルはその中の最初の作品。

主人公の女性の言動が原因と思われるような死に方でその元恋人(未満かな?)が命を落とします。

直接の関係があるのかは死んでしまったので確かめようがないわけですが、残された主人公の方は一生引きずってしまうような重い内容なんじゃないかなあ。

 

一番印象的だったのは最後の作品。

ストレスの連鎖ですね。

誰かかから受けた仕打ちによってストレスを感じて、そのイライラを他の人にぶつけてそれが連鎖していくという内容でした。

コロナ禍に書かれた作品だと思いますからこの得体の知れなかった感染症をモデルにしているのかもしれません。

これも感染症と同じですが、受けたストレスを別のひと一人にそのまま伝染す人もいれば、5人とか10人とかに感染してしまうケースもあると。

一方でそれを大したことと受け止めず自分のところで止めてしまうという、作中では英雄扱いされるような存在のひともいて、なるほど面白いなあと。

 

自分の母親が結構機嫌の良し悪しに左右される人物で。

こうはなりたくないなと反面教師にしているのですが、果たしてちゃんとそうなっているのかどうか。

今後はさらに意識していき、世の中のストレスの吸収剤になろうと思いますw。

 

今日のカードは鍋島直茂。

 

 

昨日、せっかく九州に来ているんだから九州の大名で良かったなんてことを書いたのですが、この鍋島家も九州は肥前の出。

しかも明治維新の中心だった薩長土肥の内の2家が続いたことになりますね。

さらに言えば、後になって思い出したわけですが、出自こそ播磨であるものの一昨日の黒田家も九州・福岡藩の大名でしたね。

九州三連荘ということになるわけですが、これでひょっとしてコンプなのかな?

 

ああ、肥後の加藤清正が九州ですね。

明日がラストの一枚ですが、これで引き当てたら凄いかも・・・。

 

藩祖の直茂はもちろん優秀でしたし、幕末の直正も名君として知られています。

日本の今後も名君に率いてほしいものです。