最近のサッカー事情に疎いと告白してしまった通りなんですが、日本代表が敗退した後はすっかり熱が冷めてしまいました。

とは言っても後は決勝戦と3位決定戦を残すだけですからクライマックスなわけで。

このレベルになるとさすがに面白いだろうなと、ABEMAで準決勝二試合のハイライトを見ました。

 

試合を一から見ることもできるし、ハイライトも選べる。

しかも自分の好きな時間に。

今更ながらですがABEMAが放映権も持っていてくれて本当に良かったです。

ネットで話題になっていた本田圭佑と岡田さんの対談もかなり面白かったし。

 

アルゼンチンの勝利は順当と言うところでしょうかね。

バロンドール受賞者で主将で10番を背負っている者同士というメッシとモドリッチの対決だったわけですが、この両雄以外のメンバーの差が大きかったということだったのかなと思います。

 

フランスの勝利はそれ以上に順当だと思いましたが、モロッコの健闘も光りましたね。

決定機も何度かあったような気がするのですが、それでも点が入らないという。

華麗な攻撃サッカーに目が行きがちですが、フランスの守備力も相当なものと感じました。

 

気になったということでもないんですが、フランスは黒人が多いなあと。

以前から一定数居たわけですが、さらにその比率が増えているというか。

まあモロッコはアフリカ大陸にあるとはいえ、ほぼ北端ですからアフリカ色はないのかもしれませんが、パッと見では外見だけでは逆なんじゃないかと思うくらい。

 

偏見と捉えられると不本意ですがね。

まあ肌の色だけでは判断できなくて、顔のつくりとか見るとモロッコ代表も決して白人ではないんですが。

 

黒人が運動能力に秀でているのは誰も反論の無い共通見解だと思います。

日本国籍保有者という括りで言うと。

黒人父と日本人母の間に生まれた大坂なおみが一番有名ですかね。

世界ランキング一位になったこともあり、こういっては何ですが、今後も血統的に純粋な日本人(表現が正しいかはともかく意図は伝わりますよね?)では到底到達できないレベルの結果と思います。

 

それからこれも同じ組み合わせですが、NBAで活躍する八村塁。

野球で言うと、日本一を達成したオリックスの宗佑磨もそうですかね。

素晴らしい活躍と思います。

日本人びいきの言い方をすれば、黒人の圧倒的な身体能力と日本人の緻密さのハイブリッドと言うか。

 

ああ、そうそう。

陸上短距離のサニブラウンも同じですね。

 

サッカーで言うと、今の日本代表だとシュミットが外国人父と日本人母の組み合わせみたいですね。

いくつか挙げた例とは違って黒人ではないですけど。

 

血統的に純粋な黒人だけど日本人として国を背負って戦ったのはバスケの馬瓜姉妹でしょうか。

彼女たちにとって母語は日本語でしょうし、と言うよりも外見関係なく日本で日本人として生きていた人物と思います。

そういう意味では何ら違和感はないというか。

 

さらにそういう意味では。

ラグビーの日本代表にはやはり違和感を感じるんですよね。

ルールに則っていることは重々承知しているんですけどね。

 

サッカーの場合は日本国籍を有していないと代表になれないわけで。

ラモスさんとか、少なくとも幼少時は日本人(日本国籍)になるなんて想像していない人なんかが覚悟をもって帰化するっていうのは日本人としてはやはりありがたく。

関係が決して良好とは言えない韓国とか北朝鮮国籍から日本に帰化するような選手はその覚悟に敬意しかありません。

李忠成選手とかね。

 

ラグビーに話を戻すと。

繰り返しますがルールに則っている以上いいんですけど、僕個人の判定基準としてはやはり一定以上の日本語でのコミュニケーション能力は必要と言うか、条件としてほしいんですけどね。

そういう意味では英語圏の国は相互的に行先が複数あって有利ですがw。

 

日本語ペラペラで主将も務めたリーチ・マイケルなんかは何の問題も無いですし、これは結果論かもしれませんけど日本滞在中に日本人の奥さんと結婚してその結果日本国籍を得たみたいなパターンも全然ありです。

せっかく世界と対等に渡り合ってこれるようになった現在の結果に対して水を差すようですが、20年前に実際にラグビーをプレイしていた僕自身の率直な感想です。

 

当時はラトゥさんとか学生時代に日本に来日して、それが故に日本語でのコミュニケーションに何ら問題が無かったわけで。

そういう人物が、国籍は別として(帰化することなく)日本代表としてプレイしたいということであれば全く問題ないわけで。

 

サッカーは今後も国籍を代表の条件とするような気がします。

でも今後は生まれながらに日本人でありかつ、黒人の血を持った人物が増えてくると思います。

サッカーに関してもそういうメンバーが大半を占めるような時代が来るかもしれませんね。

 

繰り返しますが、僕の希望としてはルーツとか外見はどうでもよくて。

日本代表となるからにはその母語である日本語で普通に意思疎通が図れることを求めたいですね。

 

そうそう。

時期的にW杯真っ最中なわけですからサッカーに話を戻します。

フランス代表のFWにテュラムがいるらしいですね。

98年の初優勝時、ジダンとともにその立役者と言っていい、あのリリアン・テュラムの息子だそうで。

その当時のキャプテンだったデシャンが現代表の監督で、チームメイトの息子がメンバーって・・・。

競馬みたいな血の繋がりを感じましたw。