遅ればせながら今年の凱旋門賞をYouTubeで観ました。
トレヴが圧巻の連覇という結果の一方で日本馬三頭は惨敗といってもいいですね。

皆一緒だと思いますが、一番残念なのはハープスター。
彼女自身というよりは陣営にガッカリです。
あれが彼女の競馬だと言ってしまうのは簡単ですし、逃げだととってもいいと思います。
あんな乗り方(指示?)で勝てるレースだと思っているのでしょうか?

そもそも、過去4度あった日本馬の二着全てにおいて同コース同距離であるフォワ賞を好走(一着か二着)してから本番に臨んでいるという明確な事実があるわけです。
牝馬のハープスターは同日のヴェルメイユ賞でいいわけですが、何れにせよなぜそういうスケジュールを組まなかったか。

それからジョッキーです。
結果的に力の足りなかった須貝厩舎の2頭はともかく、ハープスターは乗り方次第でもう少し何とかなったと思います。
そもそもその乗り方次第でいかようにも勝てた阪神JFとオークスを僅差で落としているわけです。
この騎手を乗せ続けているだけでも疑問なのに、海外経験の浅い彼をそのままで本番に臨むとは。
地元紙は日本通で凱旋門賞4勝のペリエが空いていた、と皮肉っていたそうですが・・・。

日本の騎手にこだわるというのであれば二着2回という結果をもつ蛯名騎手という手もあったと思います。
そもそも僕が川田騎手の立場だったらハープスターが自分の手で凱旋門賞出走という可能性が高まった時点で海外遠征を敢行しますけどね。
馬の方はいろいろ事情があるでしょうが、騎手はムチ一本でどこでも乗れるはずです。
どこでもじゃ意味ないかもしれませんが、少なくとも少しでもロンシャン競馬場での騎乗機会を増やす努力をすべきだったと思います。