今日は自転車通勤をして疲れました。

状況確認のために、と普段より早い出社を求めるメールを確認したのは今朝の出勤直前。

いつもは歩く道のりを自転車で最寄り駅へと向かいました。

駅に向かう途中から長蛇の列を目にしましたが、原因は駅への入場制限を行っているとの事。


想定外ではありましたが、自転車で会社に向かうことを決心して飛ばす事80分。

結局定時から10分ほど遅れてしまいましたが、無事会社につくことができました。

朝からかなり汗だくになってしまいましたけど。

当初の計画から少々変わったとしてもその中で最善の策を導くことができたと思っています(大袈裟ですが)。

これも一人旅をこなしてきた中で培われていた感覚だと思っています。


一方。

まるで無計画なのがそれこそ『計画停電』。

昨夜確認したところ、僕が住む地域は第一と第二の両方のグループに含まれていました。

「発表が遅すぎる」とか、僕と同じく「グループの判別がつかない」とネットでは非難轟々でしたがこういう事態ですしまあそれは止むを得ないでしょう。

今更どちらのグループに属するかなんて確認する術は無さそうなので朝起きてから判断すれば良いと思って床につきました。


今朝予定の時間になっても停電が始まらないので第二グループになったのかと思ってTVを観てみると、第一グループの停電は見送ったとの事。

これじゃどっちか判断できんじゃないの、と思いながら会社に向かいました。


会社でネットやTVで確認していると第三グループまで見送ったことが分かりました。

まあ無いなら無いでそれでも構わんけど、と思って早目に帰宅すると第五グループでは停電を実施したとか。

しかもグループ全体ではなく一部だけとの報道です。

どうしてこういう不公平なことをするんでしょうか・・・?

全くもって理解できません。


こういうときこそ皆で協力するべきでしょうに。

どうせ消費電力量がピークに達する今夏には避けられない対策法なんですから、多少電力に余裕があったとしても今から実施すべきでしょう。

今からそういうことに慣れていかないと、冗談抜きで夏場は死人が出そうな気がします。


結局やるかやらないか全く不明な状態で家を出るよりよっぽどマシだと思います。

そういうところでセーブした電力を少しでも電車に回してください。

朝夕の通勤時間帯だけでも極力通常運行状態を保持すべきです。


会社の同僚と話しましたが、こういうところの感覚がズレまくってるんですよね。

税金などサラリーマンに多くを頼らざるを得ない構造になっている日本なのですから、通勤手段を奪っては駄目なんですよ。


「絶対安全だ」と謳いながら管轄外のエリアである福島と新潟に原発を建てる東京電力。

そして実際にどちらの原発でも何らかのトラブルが起こっている事実。

今後存続できるんでしょうかね??


いずれにせよ、(今のところ)放射能の影響が及ばない場所で高見の見物になってしまっています。

別に我々のせいではないですが、首都圏の電力が福島の方々のリスクによってもたらされていることが如実に明らかになっています。

停電の痛みくらいなんてことないでしょう。

皆で分かち合いましょう!!


最後に、本当に残念なのが大学の先輩に当たる菅総理。

TVの映像も枝野官房長官ばかりです。

もちろん専門外でしょうが、弁護士の枝野さんより応用物理が専門の貴方の方が原発の説明は適任でしょうに。

事実はどうであれ、丸投げしているようにしか伝わってきませんよ。


一方、枝野さんは良くやっていると思います。

出す情報に関して批判もあるようですが、それは彼の責任によるものではありません。

限られた情報を分かりやすく国民に伝えるという務めを見事にこなしていると思いますよ。