ワイヤーカード、ショートアタックで株価暴落! | 【雨にも負けず】個人投資家奮闘記

【雨にも負けず】個人投資家奮闘記

コロナの余波で、収入が突然ゼロに!
新しい収入源の開拓を余儀なくされ、選んだ仕事が投資。
果たして投資で生活費が稼げるのか?

ミュンヘン郊外にあるワイヤーカード本社

Private Equity

投資をしていると
"Private Equity"
という文字をよく見かけます。

 

えっつ、見かけない?
新聞を読んでいると、毎日のように見かけますよ~。

 

個人投資ファンドという意味です。

 

一番有名なのは、Berkshire Hathaway

投資家の伝説、バフェット氏が創設した投資会社。
この投資会社の総資産額、5ビリオンダラーです。

 

この投資会社は個人で運営されているので、個人投資ファンドという名前。

国家ファンド

その対極が国家ファンド。
日本の年金積立金管理運用独立行政法人。

な、なんという長い名前。

 

名前からだとその仕事が想像できない!

国民が納めた年金の掛け金を株式市場に投資しています。

これは国家ファンド。

 

「年金を株式市場に投資して、年金額を確保しよう!」
と始めたはいいが、そこは素人集団。

17,7兆の含み損。

 

参照 : Bloomberg

 

毎年、払い込んでいる年金で、損ばかり出しています。
お先真っ暗。

 

その対極はノルウエーの国営投資ファンド。
 

オイルで儲けた金を投資して国民の年金を確保しています。

その額8310億ユーロ!

 

アプル社の総資産額に匹敵します!
ノルウエー人は投資のプロ。

日本と違って、毎年4%の儲けを出しています。

 

参照元 Online Money

 

皆まで言えば、これまでのパフォーマンスは340%の純利益。
ノルウエー国民、たったの5百万人ですから、これを山分け。

 

お陰でノルウエーの年金生活者は、悠々自適の年金生活。
日本の年金基金、自分で投資するのはやめてノルウエーに頼んだほうがいい!

投資方法の違い

国家ファンドは、あまり怪しい会社には投資しません。

ノルウエーはドイツの会社が好きで、メルセデス、BASF, SAP, バイヤーなどに投資しています。

 

一方、個人ファンドは怪しい投資家の宝庫。

 

例えば、
「投資したいけど、株が上昇しすぎて、この額で投資するのはちょっと。」
というケースがあります。

 

そんな場合に個人投資家が行うのが、ショートアタックです。

ショートアタック!

ショートアタックをかける株式会社を選ぶと、銀行から株を借りてきます。

 

例えば、ドイツ銀行の株を10/株ユーロで借りてきます。

 

すると、
「この銀行の支払い能力が疑われる。」

という記事を載せます。

 

ネットや新聞に。

これが100%の嘘でも、株には大打撃。
8ユーロまで落ちます。

 

ここで株を銀行に返します。
儲け2ユーロ/株。

 

個人ファンドも膨大な資金源を抱えています。

500万ユーロでショートアタックをかければ、100万ユーロの儲け。
もろいですね~。

 

良く似た方法が
「空売り」
という手段。

 

銀行から借りた株を一気に売りに出します。

相当の量じゃないと駄目ですけどね。

 

すると株価は9ユーロまで落ちます。

 

ここで株を買い戻し、銀行に返します。
儲け1ユーロ/株。


500万ユーロでショートアタックをかければ、50万ユーロの儲け。
もろいですね~。

 

これが理由で個人ファンドは評判がよろしくありません。

ワイヤーカード、ショートアタックで株価暴落!

去年、ワイヤーカードという会社が、この個人ファンドの攻撃に遭いました。

「会社の帳簿がおかしい。」
という嘘をネットで掲載。

 

50ユーロに迫らんとしていた株が30ユーロ付近まで急降下。

 

「今だ!」
と私も同乗買い。

 

この会社は、カードなどの支払いシステムを提供する一種の銀行。

ネットでお買い物をする人の数が上昇するに比例して、会社の売り上げも上昇。

 

「イケイケどんどん。」
だったんですが、株が高くて手が出なかったんです。

 

数ヵ月後、株価が44ユーロまで復活したので、売却。
一か月分のお給料に匹敵する純利益が出ました。

ごっつあんです。

 

一ヵ月後、第二のショートアタック!

 

株価が38まで落ちたので、
「今だ!」
と私も同乗買い。

 

数ヵ月後、株価が44ユーロまで復活したので、売却。。
おいしい利益を確保。
半ヶ月分のお給料が出ました。

一株で二度儲かる?

「一銘柄で二回も儲かった。」
とすっかりご機嫌でした。

 

ところがこの株、その後、信じられない急成長。
 

今や、
「ドイツ銀行」
を株で計算した総資産で追い越し、
「ドイツ最大の銀行」
に成長。

 

今や株価は200ユーロに迫る勢い。

そう、44ユーロで売った株が、1年後、200ユーロ!

儲かったのに、ものすごく損をした気分です。