こんばんは!
愛知県豊橋市のピアノ教室、
鋤柄ピアノ教室講師の鋤柄知里です。


今日は、午前中に自分のレッスンでした(^^)

まず初めに、プーランクの即興曲第15番「エディット・ピアフをたたえて」を見て頂きました。
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今大人の生徒さんがこの曲を弾いてみえるのですが、所々私も疑問点があったため、生徒さんに間違ったことを教えてしまっては大変!と思い、私も先生に一度見て頂くことにしました(^^)


プーランクは、朝にしか作曲活動を行わない方だったようです。
太陽の昇る時間帯に作曲…
この曲は、太陽が昇るように上行する音形を多用されていて、c mollという調性であってもそこまで重暗さを感じさせません。

美しく、どこか切ない…
そして途中まるで光が差し込むかのようにC durに転調したと思ったら、最後は悲しくc mollの和音が響き渡ります。

本当に、素晴らしい曲ですね(^^)


そしてこの曲では、今まであまり使ったことのない、ソステヌートペダルを使用しました。
ソステヌートペダルとは、真ん中のペダルのことです(^^)
なかなかこのペダルを使うことはないので、よく「真ん中のペダルってなぁに?」と生徒さんに質問されることがあります。


1番右は皆さんご存知の通り、ダンパーペダルですよね
ダンパーが一斉にピアノの弦から離れるので、指を鍵盤から離しても弦は振動したままなので弾いた音が伸びたままになります。

そして、1番左のペダルも時々使用されますね。
こちらは「ソフトペダル」です。
ハンマーが打弦の位置をずらして、3本叩いていたのが2本になるので、少し音が小さくなります。
小さくなるだけでなく、音が少し柔らかくなるというのも特徴です。



最後に、真ん中のペダル。
こちらは「ソステヌートペダル」と言い、主に特定の音のみを伸ばしたい時に使用されます。

今回見て頂いたプーランクでは、低音1音ずっと伸びている所が多々あります。
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例えば、写真の1段目最後の小節から、Cの音が3小節に渡って伸びていますね(^^)

もしもCの音を残そうと思ってずっとダンパーペダル踏みっぱなしにしてしまうと音が濁ってしまいます。
しかし、踏み替えてしまっても、Cの音がぷっつり消えてしまいます。

このような場合は、Cの音を弾いた直後にソステヌートペダルを踏み、その後ダンパーペダルも使い普通にこちらは踏み替えて弾いても、Cの音は伸びたままになるのです(^^)

とはいえ、プーランクは多少は濁っても大丈夫なので、ソステヌートペダルを使用せず、ダンパーペダルを浅く踏み完全には踏み替えず…などいろいろな弾き方があり、試してみました(^^)


この曲はテクニック的にそこまで難しいということはないのですが、とっても奥が深いです。
大人の方向きの曲ではないかと思います(^^)


先生に一度見て頂いて、大分理解出来たので良かったです(^^)
Hさん一緒に頑張りましょう☆



そして次に、バッハのc mollのトッカータを見て頂きました。
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先程のプーランクに続き、またまたc moll…(^^;;笑

こちらは、最初の一音目から、「違う!」となかなか先に進まず…(^^;;
バッハは、特に強い精神力を要すると思います。
2回目のフーガ辺りから、一回崩れたらわ~!と一気に大崩壊(°_°)
難しいですね…(^^;;

でも、大好きな楽曲なので、素敵な演奏が出来るように頑張りたいと思います(^^)





最後までお読みくださり、ありがとうございました





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