小型犬の飼い方 その2 | シニア犬 最期まで幸せでいてほしいから

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小型犬を飼ってすぐに始めるトレーニング
 今日は小型犬を飼い始めたら、すぐにでも始めたほうが良いトレーニングについてまとめます。 
 小型犬は、中・大型犬と比較すると、怖がりさんが多いように感じます。まあ、当然ですよね?あんなに小さな身体ですから、たとえば人間を見上げた時、私たちで言えばゾウを見上げるような感じになるのですから。そうそう、音とか動きに対しても過敏に反応する個体が多いように思います。だから社会化期から若年期を通して、意識的に慎重に馴化・社会化をすすめることが重要です。つまり、人生いえ、犬生で出くわすであろういろいろな音、いろいろな人(子供を含む)や動物、傘や杖などの物、お留守番や車移動、病院での診察などいろいろな状況に対して、きちんと制御しつつ、つまり恐怖を与えることがないような配慮をした上で、少しずつ慣らしていくことが求められます。

 もちろん、身体のどこを触られても平気なように、特に足先や首回りなどを犬が来たその日から毎日優しく触っておくこともお勧めします。小型犬はお洋服を着る機会が多いと思いますからその動作にも慣らす必要がありますね。小型犬は寒さに弱い子が多いので、特に寒冷地ではコートなどが必須ですし。
 歯みがき練習も必要ですね!お口が小さいし、乳歯が残存しやすいので歯列が乱れやすく、食べかすが残りがちだからでしょうか、歯石が付きやすいように感じます。これによって歯周炎が生じることになり、血液中に細菌がばらまかれ、腎臓や心臓の病気の原因になるわけです。だから、飼い始めた時から、お口を開けたり、お口の中に指を入れたり、小さな歯ブラシを入れたりというように少しずつ歯みがきの習慣をつけなくてはいけません。
 そうそう、肛門嚢絞り・爪切りにも慣らさなくてはいけません。小型犬のほとんどは肛門嚢に分泌物がたまった状態になり、指で押しだしてやる必要があります。大型犬なら排便時に一緒に押し出されるので定期的に絞る必要が無い個体も多いのですが、小型犬は違和感からお尻を床に擦り付けたり、さらに貯留が進んで肛門嚢破裂を起こしてしまったりという個体が多いのです。爪についても体重が軽いからでしょうか、同じくらいの距離の散歩をしていたコリーやハスキーに比較して、減りかたが遅かったように感じます。爪切りを嫌がる小型犬は多く、その原因は抑えられることへの恐怖または以前に深爪をされて痛かった経験によるようです。そんなにぎりぎりまで切らなくても良いのですから(笑)、何度も行う楽しいお手入れという感じで進めるのがよいでしょう。歯ブラシをする際にも爪を切る時にも楽なので、両足(腿)の間というか上に犬を頭を足先側になるように仰向けに寝かせた状態でリラックスできるように練習しておくのはとても役に立ちます。
 前回書いたように小型犬のとりえ(笑)の一つに移動がとても楽であることがあげられます。そのためには小さいときから、クレート(ケージ)で落ち着いて静かにしていられるように練習しておく、つまりクレート好きにする練習も必要です。公共交通機関を利用しての移動が可能だから・・・。私は犬連れ仕事を依頼された時、ルカなら本州であれば飛行機と電車、バス、地下鉄など、北海道なら電車での移動を選択することが良くありました。これが中・大型犬になると、本州ならレンタカーを借りる、または誰かに車送迎を依頼しなくてはなりませんし、道内でも長距離を運転する羽目になるわけですから!だからでしょうか、そういえばルカはわが家の他の犬よりもクレートというかキャリーをいくつも持っていました。下に車輪が付いたもの、折りたためるテント生地でできた軽いもの、飛行機OKのプラスティックもの、かわいらしいドッグスリングなどなど・・・。ああ、小型犬の総費用が高くなるわけだ・・・。続きます!

 

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