シニア犬 最期まで幸せでいてほしいから

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あなたのワンコ、良く眠っていますか?
 クリスマスも終わり間もなく2017年が幕を閉じようとしています。大掃除とはしないことにしているわが家ですが、それでもお風呂の天井とか、家具の裏側とか日頃は掃除を行わない場所が気になる今日この頃です。そんな中、いつものようにのんびりと寝ている犬が少しうらやましくなったりします。
 わが家のるかは正しいポメラニアンですから(笑)、僧房弁閉鎖不全症と気管虚脱と診断されて6年になります。この10月にはおそらく腱索でも切れたのでしょうか、肺水腫を発症し、ひどい呼吸困難になり10日ほど酸素ハウスにお世話になりました。便利ですよね!酸素ハウスを自宅にレンタルできるのですから。そんなるかですが、病状はすっかりおちついて朝晩の投薬で咳もほとんどせず、暮らしております。というか、良く寝ています。具合が悪かった時、呼吸がものすごく早く、もちろん動きまわることはできないのですが、寝ることもできない。四肢を投げ出して眠るなどという姿は全く見られませんでした。伏せたり、座ったり、上半身を起こしたりと本当にしんどそうでした。でも今はとにかく良く寝ています。フラッシュをたいて写真を撮っても起きない(笑)。時々、息をしているのか心配になって、胸の動きを確認したりするくらいです。今のところ彼は昼も夜もすごく良く眠っています。まあ、良く眠ることができるというのはとてもよいことです。 

 さて犬の睡眠ですが、ご存知のように睡眠には大きく分けでREM睡眠(逆説睡眠)とNon-REM睡眠があります。REMとは身体は眠っているものの脳が起きている時以上に活発に動いている睡眠で、犬でも呼吸が速くなったり遅くなったり、寝言をいったり、走っているかのごとく足を動かしますね。Non-REMは1~4相に別れ、前半は浅い睡眠、後半の3,4は深い睡眠(徐派睡眠)です。犬の睡眠については、昼行性動物としての睡眠、つまり夜間のほうが睡眠の時間が長く、睡眠の質の良い寝方をしていること、成犬で平均1日あたり12~15時間の眠っていること(犬はヒトに比べてNon‐REMの1、2相の時間とREM睡眠の時間が長くNon-REMの3、4相は短いので、全体として十分な身体と脳の休息のためには人よりも長く寝る必要があるのです)が知られています。また、加齢と共に睡眠にも変化が生じ、シニア犬ではREM睡眠が明らかに減少し、日中の睡眠時間、特に徐派睡眠の時間が増加してきます。次には、夜間の睡眠中断と不眠時間が増加してきます。犬が高齢性認知機能不全を患うと、昼夜逆転が生じ深夜から早朝にかけての吠えや徘徊が問題となることが多いのはこれらによると考えられます。
 さて、話をるかに戻します。るかはずうっと自分のクレートで寝る犬でした。でも、肺水腫になった時、急変したらすぐに対応できるようにと私たちのベッドの横に簡易ベッドを置き、その上に酸素ハウスを設置しました。そして、その日から彼は、私たちの寝室で一緒に寝るようになりました。酸素ハウスを返却した後は私たちのベッドへと自ら移動してきて私の足元が彼の一番のお気に入りの寝場所となりました。でも残念ながらベッドは高すぎて自分で上ることはできません。だから私たちが寝る時間になると、先頭きって寝室へと入っていき、「のせろ」とのたまい、私たちは抱っこして彼をベッドにおのせするという毎日です。犬と一緒に同じベッドで寝るなんて獣医さんに怒られますよ!ふふふ。いいんだもーん。寝てまーす(笑)。ちなみにもう一頭の犬らむちは簡易ベッドを独占し、明け方寒くなると勝手に布団の中にもぐりこんできます!
 みなさま、今年も一年間ご愛読いただきありがとうございました。良いお年を!

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