犬の入手先 | シニア犬 最期まで幸せでいてほしいから

シニア犬 最期まで幸せでいてほしいから

ブログの説明を入力します。


テーマ:

ブリーダーから犬を買う
 ブリーダーから犬を買うメリットって何?という質問を受けたのでまとめてみたいと思います。すでに書いてきたようにブリーダーと言ってもいろいろですから、始めに私が思う「本当のブリーダー」はどのような人かを書いておこうと思います。もちろん、希望を言えば限りなくなってしまうのですが、①扱っている犬種の遺伝疾患を熟知しブリーディングに用いる犬には諸検査を受けさせて健康な個体だけを選別することにより遺伝病の予防措置を講じていること、②その犬種のスタンダードに沿った交配を行っていること、③母犬保護を考え1年間に1産を超える出産をさせていないこと、④繁殖犬、子犬を含め、すべての犬たちが動物福祉にかなって飼育されていること、⑤子犬は犬舎を出るまで母犬や同胎犬と一緒に育て、社会化や馴化に積極的な取り組みをしていることがクリアしてほしい条件です。一言でまとめてしまえば、犬が大好きで、しかもその犬種が特に大好きで、勉強熱心で犬種の維持・発展に取り組む積極的な姿勢を持っていることでしょうか。
 私は犬を飼う時、犬種と雌雄を先に決め、次にブリーダー探しを始めます。なぜなら私の場合、いつも犬を飼う具体的な目的があるからです。ブリーダーから犬を手に入れる利点はたくさんあります。彼らはまだ数週令の子犬をみて成長したらどのくらいの大きさになるか、毛量はどうか、身体のバランスはどうかなど、どんな容姿に育つかがわかるのです。さらにどんな性質、つまりどんな行動をとるようになりそうかなども予想できるようです。だから、私たち飼い主がこのような犬を欲しい、このような生活を犬と楽しみたいと話せば、「この個体が条件にあっていると思いますよ」とか「今いる子犬の中におすすめできる犬はいませんから、次まで待ってください」というような適切な答えをくれるのです。たくさんの子犬を育ててきたからこそできる「犬選びの目」は本当にすごいものです。私がコリーを入手したブリーダーもそうでした。もともとセラピー犬として迎え入れることを目的にコリー種を選択した私に選んでくださった「のあ」はまさにセラピー向きの犬でした。もう一頭、「ちょっと性質に難があって犬を知らない方にはおすすめできない犬がいるのですがご一緒以いかがですか?」と言われた「シオン」は、本当に成犬に達したころ「うわあっ!あららあ!」というような行動をとって「2か月の時に○○さんが言っていたのはこのことだったのか」と私を驚かせたものでした。
 すべての人がブリーダーから犬を買う必要はないかもしれません。でも、真のブリーダーからなら、より健康な、将来予測のしやすい犬を手に入れることができるわけですから、初めて犬を飼う人、犬に対して具体的な希望を持っている人は、購入先としてブリーダー第一選択にすべきです。いろいろな相談にのっていただけるでしょう。あっ、場合によっては「うちの犬は残念ながらお分けできません」と断られることもありますので、ご承知おきください。
 

獣医師・南佳子さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります