犬飼育のアドバイス 飼い主別その3 | シニア犬 最期まで幸せでいてほしいから

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お子様のいる飼い主さんの場合 その2
  ご家庭にお子さんがいらっしゃる場合の犬飼育についてのアドバイス第二弾です。予告どおり、今回はいわゆる幼児または児童と呼ばれる年代のお子さんがいらっしゃるご家庭で犬を迎える際の話をまとめます。
  ペットショップなどでかわいい子犬を見て、またはお友達の家にいる犬と遊ぶ経験をして「お世話は絶対に自分がするから、うちでも犬を飼いたい!」とねだられた経験のある親は多いものです。たしかに、犬を正しく飼うならば、そして子どもと犬が良い関係を結ぶならば、とても良い影響を与えることが報告されています。思いやりの心・責任感・協調性・共感性・自制心を育み、相手を尊重し、さらには生命や自然に対する畏敬の念を持つようになるとされています。言語発達にも効能があることが知られていますし、身体的にも免疫機能をあげるからでしょうか、小学生では欠席数が少ないことさえ報告されています。
  でも、ご家族全体の幸せのため、さらには飼おうとしている犬の幸せのためにまずは本当に犬を正しく飼い、子どもと犬が良い関係を結ぶことができるかをゆっくり考える必要があります。自分自身の世話を自分でできない子どもが「お世話を全部自分がする」と言ったって絶対に信じてはなりません!まあ、そんなことは百も承知でしょうが(笑)。子どもの教育のためにペットを是非というならば年齢に見合った動物種、まずは犬でなければならないかを熟考すべきでしょう。例えば、昆虫、魚類、両生類、爬虫類、鳥類と選択肢はたくさんあります。哺乳類であっても、リス、ハムスター、モルモットなどはいかがでしょうか?犬を飼うならば、親の大きなヘルプが必要になるのは目に見えています。そのための時間が親にあるかどうかをじっくり考えてみなくてはなりません。
 さて、犬を飼った場合には子どもと一緒に話し合って、年齢に見合ったお約束をきちんとするべきです。小学校1年生の児童に「お世話は全部あなたがすること」などという無理なお約束はさせないでください。お世話の義務は、少しずつ増やしていけばよいのです。始めは、起床時、出かける時、帰宅時、寝る時には家族にするように犬にも挨拶をすること、トイレが汚れていたら必ず親に伝えること、夜のごはんは親と一緒に与えること、犬が自分の部屋(クレート)にいる時にはそっとしておくことくらいでしょうか?お休みの日に親と一緒にお散歩に行くこともいいですね。
 そうそう、子犬は確かに表情も、しぐさも可愛いものです。でも必ず甘噛みをします。子どもの多くはこの甘噛みに対して上手に対処することができません。子犬を育てることはとても手がかかるので親の負担も大です。犬はどんどん大きくなり半年もすれば子犬の面影はなくなりますから、子犬である必要はないと思うのです。というより、子犬や青年期の犬よりも絶対に成犬がおすすめです。動物保護団体などや動物愛護センターではある程度トレーニングされている子ども好きな成犬を保護し、飼育者をさがしている場合があります。

 

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