パリバルセロナ、
今年は午前の便だったので、
6時半にはタクシーを呼びました。
1月のパリの朝6時台はまだ真っ暗。
当然お店のシャッターも全部閉まっています。
でも、車窓から外を眺めていると、
たまに宝石のように、キラキラ光って開いているお店が…
パン屋さん
そういえばリヨンに留学してたときも、
すべて閉まるクリスマスの朝に、
パン屋だけは開いてたなぁ〜
こんな暗くて寒いうちから仕事に行く人たちは、
遠くからパン屋の光を見るだけでちょっとほっこりするんだろうなって思いながら、
店の中にチラホラいる人たちの姿を目で捉えました。
年末のブログで紹介した本にも、パン屋で働く若い男の子の話がありました。
食べ物に不足はないが、なにせ朝3時起きなので睡眠が足りない、という状況設定で、
しかも12月のパン屋は大忙しだから、
クリスマスイブの日もミサに行かずベッドに倒れ込み、天使が夜中に迎えに来ても全然起きない
ねえねえ、この頃のパン職人は朝3時に起きてたんだってとエドに言うと、
今でもパン屋ってそんな感じとちゃう開店までにパン焼き上げないといけないし、とさくっと答えるエド。
そうなのか…パン屋の生態に関しては、間違いなくヨーロッパ人のほうが詳しいです
もう1つ本の中で面白かったのが、12月は売り物のパンだけじゃなくて、村の人たちが持ってくるホリデー用のパン生地を焼く+焼き上がったら家まで届ける仕事もあって多忙だった、ということ。
確かに今でこそヨーロッパではみんなオーブン持ってますけど、でも昔はケーキだのパンだのは家で焼けない人がほとんどでしたよね
このことも目を丸くしてエドに報告すると、
あ〜それオレが子どもの頃もやってたなと。
やはりパン屋の生態に関しては…(以下同文)。
ちなみにバルセロナは、パン屋が開くのがフランスよりも遅いです。
7時〜7時半が多いかな
日曜日はもっと遅くて8時とか。
まだ市内に住んでた頃、週末に早起きしたエドが、子どもたちが起きる前にクロワッサン買いに行くかって家を出たのに、
開いてなかった、パン屋が8時って遅いやろと呆れてたのを思い出します