子供にはやめて〜( ; ; )キッチンペーパーで作るマスク
マスクが売り切れ続出
という状況を受けて
キッチンペーパーで簡単に作れる
とSNSに投稿されている方が多く
これはこれで大変
と思っています。
紙は強くて安全
は こうぞみつまた の時代
今や私たちはケミカルまみれなのです
以前の朝日新聞に掲載されましたが(しかもかなり前です!改善が見られません)
クッキングペーパーや紙ナプキン、ティーバッグ、コーヒーフィルター、ティッシュペーパーなど新パルプの13品から、環境ホルモン作用が問題視されるビスフェノールA(略号BPA)が、1グラムあたり34~360ナノグラム(ナノは10億分の1)検出された。クッキングペーパーが最大値だった。
再生紙で作った持ち帰り用サンドイッチや鶏の空揚げの箱など8品からは同じく190~2万6000ナノグラムが出た。最大値のサンドイッチの箱は、BPA溶出が問題視された食器などに使われる合成樹脂のポリカーボネートと同レベルという。
さらに、再生紙9品から発がん性が指摘される4・4’-ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン(略号MK)も1グラムあたり1700~1万2000ナノグラム検出された。野菜用段ボール箱が最大値だった。
顕微鏡検査から、再生紙の繊維中にインキや感熱紙の成分とみられる残留微粒子が見つかり、これが原因物質と見られる。新パルプ用紙の原因物質は、はっきりしない。
食品衛生法に基づき、食品向け容器や包装に使うプラスチックや陶器、金属などは使用可能な材質や有害物質の溶出基準がある。しかし、紙製品の規制はない。
尾崎研究員は「人体に直接被害を与える濃度ではないとみられるが、紙製品にも何らかの基準は必要」と指摘している。
<厚生労働省監視安全課の話> 紙容器は問題視されたことがないため、規制してこなかった。危険を指摘する結果が出されたのであれば、内容を確認したうえで、必要があれば検討したい。
■主な紙製品に含まれる物質の量(単位は製品1グラムあたりのナノグラム)
BPA | MK | |
◇新パルプ製品 | ||
クッキングペーパー | 360 | - |
〃 | 190 | - |
紙ナプキン | 90 | - |
ティーバッグ | 68 | - |
紙コップ | 64 | - |
◇再生紙製品 | ||
野菜用段ボール箱 | 2000 | 12000 |
ピザの箱 | 1300 | 8100 |
〃 | 370 | 5100 |
鶏の空揚げ用箱 | 2400 | 4800 |
サンドイッチの箱 | 26000 | 3900 |
《朝日新聞社asahi.comより》
少ないなら大丈夫なんだ!
と思ったあなた
チリも積もれば
です!
使い捨てでないと危険
などと根拠レスの意見をテレビで発言するドクターもいますが
(コロナウイルス感染について読んで頂けばわかるはずです!https://ameblo.jp/petitange0829/entry-12573292485.html)
コットンや麻で作ったマスクを
安全な洗剤で洗えば
繰り返し使えます。
一昨日
ハンカチマスクの作り方を
ご紹介しました。
是非お作りになってみてくださいね
紙ナプキンと同様
粘膜から化学物質が経皮吸収され
体内に蓄積されてしまわぬよう
大人はまだしも
未来のある子ども達を
ケミカル汚染から守るのも
大人の仕事ではないでしょうか。
怖いのは
コロナウイルスだけではないのです