和道流 みくうかい 土曜日

「お楽しみはあとで」




今日も下背に空気を送り込むことから。



テニスボールを使ってのアメフトパス練習に意欲が高まりましたね。太刀取りで体をかわしながら相手の小手を打つなんて、全力で走りながらボールを取りにいくのと同じくらいの精密さが求められるよね。

さぁ、ここで数学の問題です。

「Aさんは秒速8メートルで横向きに走り出します。Bさんは秒速5メートルで後ろに3歩走ったあとにAさんに向かい秒速何メートルで、そして正面から何度のところにボールを投げたらAさんが胸元でキャッチ出来るか求めなさい!」

「え〜わからない。求められるの?」

「求めようと思えば求められると思うけど、そんなことを計算してたら、投げられないよね。パッとキャッチしているところをイメージして、身体に任せると無意識に頭や身体が計算してくれてちょうどいいところに投げてくれる。すっげぇコンピュータで高速計算することを身体や脳は自然と行っている。だから空手でその感性を磨いて無意識に動く事ができるようになりながら、数学で何が起こっているのかを意識的に理解することができると、物事の捉え方が拡がるんじゃないかな。」とお伝えし。



アシュタンガヨガは太陽礼拝ABと前屈のアーサナ。

瞑想して礼。

今日も太刀取り2本目を先に進めよう。かわして裏打ちまで行ったから、腰の開閉で前に入る動きだ。基本組手3本目の3挙動目と下半身は同じ動きかと。じゃあ今日は基本組手3本目をやろう。



それができるようにまずは移動基本の要領で、腰の締めと開きを使い、基本組手1本目から3本目までの取りと受けの下半身の動きを行っていこう。



スピードや距離は求めず、足から入らず腰から移動し足がついてくるように。



3本目までの動きが一通り終わり給水。ここまでで1時間。水を飲みきる彼。「まだあと30分あるよ」と伝えると「えっ、またそれしか経ってないの?」と。



ここからは相手をつけて基本組手。スピードは求めず、腰の締め開きで動くことを意識していこう。
で結局基本組手2本目までで時間がきて終了。



基本組手3本目は次回だな!
お楽しみはとっておこう。