ヨコ おもちゃで遊ぶ??
ヨコがおもちゃに興味がない事は以前お話しましたが、
その後も色々な形、素材を試しましたが、全く興味を示しません
2日前にスーパーでヨコのおやつを探している時に、
今まで試した事のないおもちゃを発見しました。
それは猫用おもちゃで、棒の先にネズミ型のぬいぐるみが
紐でつながっている物でした。
このネズミはウサギの毛で出来ているので、ビーグルの
狩猟本能を呼び起こし…と、少し期待し購入してみました。
さっそくその日のトレーニングでヨコにそのネズミを見せた途端、
ガブりっと噛み付きました。
何度か繰り返しても、そのネズミのおもちゃに食いつきます。
私は「やっぱりウサギの毛は違うんだなぁ~これで、
一緒に引っ張りっこをしたり、物をくわえ持って来るといった
特技を教えられる」と、かなりテンションが上がってしまいました。
この日はこれで時間もなくなってしまったのでトレーニングは
終了しました。
そして本日、うきうき気分でそのネズミのおもちゃを
ヨコに差し出しました。
そしたらなんと・・・全くの無反応。「あれっ?」と思い、
いろいろネズミを動かしてみたりしましたが、全く無視…。
私はちょっと落ち込みながら、別のトレーニングを開始しました。
いつもと特に変わった様子もなく、おやつもよく食べ元気なヨコでした。
ではなぜ、2日前に興味を示したあのネズミのおもちゃに
今日は全く無反応なのか・・・
トレーニング終了後、私が考えた「ネズミのおもちゃ」に
対する結論はこうです。
2日前
「ほら、新しいおもちゃだよ~」
クンクン…「おっ、新作のおやつだなっ」
ガブガブ
「お~、楽しそうに遊んでるネェ~」
「なんかカテエなぁ?、ガムかぁ?」
ガブガブ・・・
「よ~し、今日はこれぐらいで、また今度これで遊ぼう」
「あれっ?食べる前に取られちゃったし、
やっぱりあれはおやつじゃ無かったんだ」
「あんまり美味しくも無かったし・・・
今度は別のおやつにしてねっ」
そして今日
「ヨコ、ネズミだよー」
「それは食べれないんでしょ、知ってるよー」
プイッ
ウサギの毛に反応した事は、狩猟本能が働いた事に
変わりはないのですが…
ヨコがおもちゃで遊ぶ日はもう少し先の話になりそうです。
もちろん、おもちゃだけにこだわっている訳ではありませんよ
おやつにはこだわってくださ~い
大型犬用首輪
先月、スクールの研修の一環として私が行なった
「首輪作り勉強会」に参加して頂いた方が実際に
首輪作りにチャレンジしてくれました。
(2人目です)
4月より担当犬とのトレーニングも開始されています。
その担当犬(ラブラドール・レトリバー)に 似合う色柄の
生地を選び、いざミシンで…のはずでしたが、どうやら
生地の厚みの関係でミシンの針が折れてしまうなど、
縫う事が難しいとの事でした。
私が使用しているのも一般家庭用ミシンですが、その中では
比較的パワーのあるミシンなのでミシンでの作業は引き受け
完成した首輪がコチラです。
小型犬用と比べるとかなり大きいです
ラブのホックは女の子で~す
ホックやヨコやたくさんのスクール犬達の様子は
コチラのブログで ⇒ 用賀校 ワンDAフルLife
担当犬自主トレーニング その4
担当犬ヨコとのトレーニングを一ヶ月ごとに振り返っています。
今回は先月(4月)のトレーニングの様子です。
(やっとブログが追いついてきました)
4月の目標
「まて」の時間と距離rを延ばす。
レベルチェック項目のトレーニング
「まて」のトレーニング開始時
ヨコ、まてっ
あたりまえですよね
「おすわり」をさせて、何も指示を出さずに少し待ってみます。
次の指示はなんですかぁ?
クリッカーを鳴らし、ご褒美をあげます。
なんで何もしてないのに… まっいっか
徐々に時間を延ばしてみましたが、『じっとしている⇒ご褒美』
というようには理解してもらえず、すぐに動いてしまったり「ふせ」
をしたりしてしまいました。
ハンドシグナルと言葉をつけ、これは指示なんだよ
という事を伝えようと思いました。
その際に、ハンドシグナルが他の指示に似ていないよう
に気をつけました。
「まて」と言う言葉も、「たて」などに似ているので、
「まて」は少し強い口調などで変化をつけてみました。
「まて」を教える際は、まず飼い主の目の前である程度
マテが出来てから、少しずつ距離を離していき、最後には
飼い主の姿が見えなくなったり、色々な刺激の中でも
「まて」が出来る様にしていきます。
ヨコの場合は少し距離を置いた「まて」から始めてみました。
その方が、「まて」はその場から動かない事だということが
分かりやすいと思ったからです。
そっちに行っちゃダメ
そして「まて」の場合は、「まて」の終わり(解除)をはっきりと
伝えてあげる事も大切です。
始めのうちはクリッカーを鳴らすだけの解除でしたが、
解除と同時に自分の所に呼び寄せ言葉もかける様にしました。
犬もじっと座っているのはつらい事です。
呼び寄せることにより開放感もあり、より「まて」の終わりが
はっきりすると思いました。
ふゥ~、やっと開放された。
「まて」のトレーニングはご褒美をもらえる頻度も少なく、
犬にとってあまり楽しいトレーニングでは無いと思います。
そのため、このトレーニングばかりをあまり続けて行っても、
犬はすぐに飽きてしまいます。
まだやるの~
「まて」のトレーニングの間に、散歩や他のトレーニングなどを
挟むと集中力も回復し、効率のよいトレーニングが出来ました。
「まて」の時間や距離は少しずつ少しずつ延ばす事、
犬の様子をよく見て、できるだけ失敗させない事などが
「待て」に関しては重要だと言う事がわかりました。
こうして1分間の「まて」が出来るようになりました。
今後は時間を延ばすと共に、刺激のある場所や私の姿が見えなく
なっても「まて」ができる様にトレーニングを継続していこうと思います。
(試験まであまり時間がありませんが…)
犬に「まて」を伝える方法は、他にもたくさんあると思います。
今回私がヨコと行なったトレーニング方法は、
もしかしたら遠回りもあったのかも知れません。
しかし色々悩みながらもここまで たどりつけた事は
自分にとってよい経験になったと思っています。
担当犬自主トレーニング その3
気がつけばもう5月に入り、担当犬ヨコとのトレーニングも
残すところあと2ヶ月を切りました。
少し前の事になりますが、トレーニング3ヶ月目を振り返ってみます。
3ヶ月目(3月)の目標
「おすわり」・「ふせ」・「たて」をハンドシグナルと言葉の
どちらでも出来るようにする。
「ヒールポジション」・「まて」
まず、「おすわり」・「ふせ」・「たて」がハンドシグナルで
ほぼ(9割)出来るようになったので、それぞれに
言葉(ボイスシグナル)を付けていきました。
この段階で言葉を教えるのには理由があります。
当然ですが、いきなり犬に「おすわり」と言っても
何の事だかさっぱり理解出来ません。
もちろん「おすわり」も出来ないのでご褒美をもらう事が
出来ません。
そこで「おすわり」と言った後に「おすわり」のハンドシグナルを
出す事で「おすわり」が出来て、ご褒美をもらう事ができます。
それを繰り返す事で犬は「おすわり」という言葉の後に
座ればいいんだという事を理解していきます。
ヨコも徐々に言葉だけでも指示が伝わる様になってきました。
いつ、どの様な状況でも、というまでにはいきませんが・・・。
それから「ヒールポジション」のトレーニングもこの頃から始めました。
「ヒールポジション」とは犬が人の横(左側)に同じ向きで
並んでいる状態です。
この状態で一緒に歩くことを「ヒールウォーク」といいます。
この「ヒールポジション」も「おすわり」や「ふせ」同様に、
クリッカーとご褒美(おやつ)を使いトレーニングをしました。
おやつを使っての誘導からハンドシグナルへの移行も、
この頃にはコツもつかめてきたので順調にいきました。
これまで比較的順調に進んできた私とヨコのトレーニングですが、
この月の後半から始めた「まて」という項目は これまでの様には
いきませんでした。
それは今までやってきた事はヨコが私の指示で
何か行動すればご褒美を貰えていたものが、「まて」に関しては、
何もしない⇒OK(ご褒美)という違いがあることです。
これをヨコにどう伝えるかということで色々悩みました。
先日の「お泊りトレーニング」 でも少しお伝えしましたが、
この「まて」につきましては、「担当犬自主トレーニングその4」
にてお伝えしようと思います。
担当犬模擬レベルチェック
いよいよ来月に担当犬のレベルチェックを控え、
昨日その模擬が行われました。
この模擬では、自分のこれまでのトレーニング成果を
把握出来るだけでなく、他の同期生の進行状況や
担当犬との関わり方などを見られる貴重な場です。
本番のレベルチェックでは28項目ありますが、
その中の10項目を模擬として行いました。
結果から申しますと、私とヨコは8項目合格を貰いました。
そして、同期生の中でこの日最もよい成績(9項目合格)を収めた
のが、がっちゃん(ミニチュア・ダックス)とその担当者です。
試験官の方もおっしゃっていましたが、このペアはお互いが
各項目を常に楽しみながらやっているというのが、
見ている側にも良く伝わってきました。
そういった面では、私ももう少し「ヨコに声賭けなどを
してあげられれば良かったかなぁ」と思いました。
やはり私の方が少し緊張もしていたと思います。
そんな中ではヨコは非常に良く頑張ってくれたと思います。
苦手だった「まて」も1分間しっかり待ってくれました。
同期生たちの各担当犬との関わりを見て参考になった面も多く、
自分自身のこれからの目標もより鮮明になったことが
一番良かったと思います。
3週間後のレベルチェックに向け、一日一日を大切に
トレーニングに取り組んで行こうと思います。
がっちゃんの奮闘記は ⇒ コチラ
から
オレだって、やるときゃ やるよ~