「一番好きな花」ドラマを見て


「はい、二人組になりましょう!」

で主人公4人は苦労してきた…。


さとっちの小学生時代は人数的に足りたり減ったりでクラス替えも多くて、社交的な子が多くて、隣のクラス、同じクラスにならなかった子とも友達で恵まれていた。


6年生の時、自分でも幸せものだったと思う。

誰にでも合わせてたから、自分の意思とかもなく、周りが楽しければ自分が幸せと思える子だったので。

修学旅行の時に部屋決めで、6年生で初めて一緒になって仲良くなったグループの友達の班からと、5年生の時に親友になった子が6年生で一緒になった子と仲良くしてた二人組の両方から、さとちゃん、こっち来て!と誘われた。

人生で最初で最後だと思うけど、かなり悩んだ末に、6年生で仲良くなったグループの部屋に行った。


その頃、自分的にその年の一番親友だった6年で一緒になった子との自分との3〜5人で遊ぶのが一番楽しかった。けど、上の迷った2つのグループ以外の二人組とで3人で遊んだ時も、さとっちはウチラと遊ぶのと〇〇ちゃん(6年生の時の親友)達と遊ぶのとどっちが楽しぃー??と普通に聞かれた。

決まって〇〇ちゃん達とは言えないから、うーん?と濁して笑顔を返した。


なんだか。そんな思い出が蘇ってきた。

女子の三人が難しいと言われるけど、5年生も6年生も中1も別のグループで三人だった。

あまりお喋りが得意じゃなかった自分的に、あとの2人が話しているのをニコニコして聞いて、笑って、時々話すのが楽だった…。


だけど、ドラマの主人公達の気持も凄くわかる。


中学生では学区外であり、馴染めなかった。

自分自身だけの問題じゃないと思う。環境が大きく変えた。つまらなかった。


中1の移動教室で1人で理科室に向かうこともあった。ずっと学区の中学校に行きたかった。皆に会いたかった…。

上手く行かないと、馴染めなくて入れない事がそのまま続くのが、グループの恐ろしいところ。

中1の三学期で馴染めて、仲良くなったのに、クラス替えでまた別々。

知らない人ばかり…。

せっかく大親友と一緒になったけど、大親友が不登校になり、また1人。

たまに声かけられるけど、その他は1人。

途中から、3年間一緒だった親友と仲良くなれけど、体調崩して休みがちだから、いない日はまた1人。


記憶の中で思ったのが、成人式の同窓会。

学級委員だった女子が、私は欠席で出したのに、出ようよ!と誘ってきた。

結果、出てみたけど、数名と久しぶり!と会えたけど、その横にいる友達の友達は、ん?誰?とさとっちの顔を見て顔が曇る。

自分がそんな存在だと悲しくなった。

結局、誘ってきた幹事の学級委員女子は八方美人で、みんなの所に行く。

さとっちの立場なんて考えてないし、今思えば優しさに欠ける…。

ただの人数集めで、学級委員女子の、自分のクラスの出席率の数値を高めるものだけだったのではないかと思えてくる。

本当の友達じゃない。ただのクラスメイト。

嫌われてなくても距離感はある。


そんな過去を思い出した。


「ひとつだけの花」

色々と考えさせられますね。