東日本大震災と原発に最も近かった教会 | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

私の卒業した神学校でお世話になった先生のひとり、佐藤彰先生。

今から10年前に原発に最も近い教会(5km圏内)の中で被災(当時は神学校の卒業式に出席のために現地にはいなかった)。その後、教会の人たちと共に、地域の人たちと共に避難、流浪の旅を続けていく…

 

今の時代を含め、今何ができるのか?神様の御思いなどを改めて考えさせられます。↓、よければどうぞ~

 

①まずは、被災後3/24の記録・お話。その下にはこの牧師の様々な記録のリンクがあります。

今日は3月24日(木曜日)、今朝礼拝でマタイの福音書5章を開き、私たちをイエスが世の光、地の塩と呼んでくださることを学びました。今回の巨大地震が、大患難の始まりではないか等諸説飛び交っていると聞きましたが、私たちにとって大きな患難であることに違いはありません。塩が塩けを保つのに、あるいは取り戻すため、ふるわれ、火の中を通ることは必要でしょう。ヘブル書12章には、「主に責められて弱り果ててはならない。」とあります。子どもを訓練しない親がいないように、私たちも、思いもかけない試練に襲われたととらえないで、これは神の愛ゆえの訓練プログラムととらえたいものです。 

 

昨日、私たちは雪山で、主の暖かなまなざしを意識しながら、味わいある卒園式、卒業式を行いました。手づくりの卒業証書に、替え歌を交じえた「ほたるの光」に続く「仰げば尊し」。もちろんみんな、泣きました。私たちは、すっかり泣き虫集団になり、涙腺を止めるバルブが折れたまま状態で、いまだ直す人が見当たりません。よく頑張ったねと皆が心から祝福し、涙の記念写真を撮りました。ひょっとして被災地で歌った「仰げば尊し」の替え歌が、どこかのテレビ局で取り上げられ、話題を呼びひだりうちわの生活に入れるかもと一瞬頭をよぎりましたが、どうやらそれはなさそうなので、公開します。

 

1.仰げば尊し 我が師の恩

教えのにわにも早や幾年

思えばいととし この年月

今こそ別れめ いざさらば

 

2.被災の土地でも 恵みあふる

家族でむかえた この良き日よ

あなたの小さな手が なつかしい

新たな歩みに 祝福あれ

 

私たちもやがての日、神様から「よく頑張ったね」、とおほめのことばをいただく震災卒業式を迎えるのでしょうか。

 

プロ野球選手はペナントレース前体を鍛え、自己コントロールし、その上でスタートラインに立ちます。主もこの群れを愛し、特別な訓練プログラムの中におき、やがての時に備えさせようとしているのでしょう。いい加減泣いてばかりいないで、立ち上がりましょう。

 

(福島第一聖書バプテスト教会 佐藤彰牧師)

 

②被災中の記録のまとめが↓(7分ちょっと)よければどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=qib9ZuI3WfA

 

③特集が↓(8分ちょっと)

https://www.youtube.com/watch?v=yv58R-a91CI

 

④被災後の後援会(1時間ちょっとと長めですが)

htps://www.youtube.com/watch?v=0Z1yMgqOjMQ

 

⑤震災後1年、聖書のお話

https://www.youtube.com/watch?v=KOhFrWMycy0

 

⑥また、震災後の詳細な記録が教会ホームページ(避難生活報告の項目)から見れます。

http://f1church.com/

 

画像の本ではさらに細かい毎日の記録が読めるので、もし興味があったら買ってみてください ^^) _旦~~勧める私にはもちろん、一銭も入らないのでご安心を(笑)