安彦麻理絵の秘密の鍵付き日記帳 -5ページ目

安彦麻理絵の秘密の鍵付き日記帳

中年オンナのアレやコレや

こちら、34歳で離婚した時に買った電子レンジ(オーブン機能付き)。

 

 

それが、ついに先日ぶっ壊れてしまった。

15年間、苦楽を共にしてきた電子レンジだ。まだ小学生だった頃の長女とスポンジケーキとか

焼いたっけなー、などと、ミョーにしんみりしてしまった。

 

で、、新しく買い替えたのがこちら。

 

 

以前のものより一回りデカく、トーストが最大4枚焼ける。

 

にしても、最近のオーブンレンジって色んな機能がついててびっくり。

自動メニューを選択すれば、パン生地の発酵とか、

五目豆やら茶わん蒸しとか色々作れるようなのだ。

しかし私は、普段は、電子レンジで料理しない派である(酒飲みながら大鍋で煮込むのが好き派)。

だから当初は「こんなに機能あっても使いこなせないだろうな」と、思っていた・・・・・・が。

取扱説明書に「オヤ?」と目を引く、気になる機能が書いてあった・・・・それが。

 

「ノンフライ」なる機能である。

なんでも、オーブンで、揚げずに唐揚げが出来てしまうらしい。

「・・・・それ、うまいの???」

誰しも思う疑問である。

そして。

唐揚げ以外に、「ハンバーグを焼いてくれる機能」もついていた。

肉、こねてまとめたら、そのまま付属の角皿にのせれば、あとはほったらかしでいいらしい。

ひっくり返したりしなくても、オーブンが勝手に焼いてくれるようなのだ。

「・・・・だからそれ、うまいの???」

 

実は私、「唐揚げとハンバーグ」に関しては、ほぼほぼ「家で食べたいと

思った事がない」のであった。ミートボールは食べたいと思うけれど、

ハンバーグは全く食べたいと思わない。

そして、唐揚げに至っては「あれは家ではなく、居酒屋で食べるもの」という

位置づけなのであった。

だから、出来る事なら、家で作るのは避けたいメニュー。

自分が食べたいと思わないものなんて、正直作るのがめんどくさいのだ。

 

しかし。

「唐揚げとハンバーグ」・・・・それらは、子供が好きな食べ物のツートップである。

お子様ランチにも欠かせない、黄金のメニュー。

当然、うちの子供らも大好きだ。ゆえに、しょっちゅう、食わせろ食わせろとせがまれる。

しかし、こちらとしては「・・・・めんどくせぇ・・・」の一言である。

だから、出来合いのハンバーグなんかでその場をやり過ごすのだが、そうすると

「肉の味がしない!」と、文句を言われる・・・・・いや、それは分かる。

手作りハンバーグとは、味がどっか違うの、私にも分かる。

唐揚げに関しても、スーパーの総菜なんて買ったって、量が足りない。

子供ら3人の腹を満たすには、500グラム以上なければ満足しないのである。

だから、経済的な事を考えたら、結局、買うよりも自作、である。

 

そんなわけで、新・オーブンレンジの「唐揚げ・ハンバーグ機能」に、一縷の望みを見出した私。

とりあえず、ノンフライ唐揚げに挑戦してみようと思い立った。

で、どうせやるなら「油で揚げた正統派唐揚げ」と比較味見してみたい。

そう考えたら、なにやら胸がワクワクしてきた。

スーパーで唐揚げ用の鶏肉を、約900グラム激しく買い込み、土井善晴先生のレシピで、

もっちゃらもっちゃらと下味をもみ込んだ。

 

ちなみに、ネットで調べたら(うちのレンジもそうだが)、どこのメーカーのレンジも、

ノンフライ機能で唐揚げを作る時は、何故か「唐揚げ粉をまぶす」のを推奨している。

「唐揚げ粉使用じゃないとうまく作れないのか??」と思ったが、

色々調べてみたら、別にそういうわけでもないらしい。

私はあまり、唐揚げ粉が好きじゃないので、今回は使用しないで作ってみた。

 

で、おいしく作るコツとしては、最後に肉に片栗粉をまとわせる時、

「粉っぽく」まとわせるのではなく、しっかりともみ込む方がうまくいくらしい。

ゆえに、ノンフライ機能では「竜田揚げは向かない」という事になる。

 

そんなわけで、肉の半量を直接角皿に並べ、、ノンフライ機能スイッチオン。

うまく出来るのか胸をドキドキさせつつ、残りの半量を油で揚げる。

約23分後、レンジから調理終了のお知らせ音が。

「どれどれどれどれ!!!!」

ガバっとレンジのドアを開け、出来上がりを確認。

「・・・・んんんん???」

パッと見、油で揚げた唐揚げよりも、肉が小さく縮んでるように見える。

そして、肉から出たアブラでちょいとベタっとしてるような気が。

すかさず肉を網の上に乗せてアブラを切る(ここ、重要)。

見た目に関しては、ちゃんと油で揚げた方の唐揚げに軍配が上がった。

どーしたって「正統派」の方が、カリっとしてるふうに見える。

・・・・・しかし。

この時の判断が、のちに意外な展開におよぶとは、この時私は想像もしていなかった。

 

 

さて、こちら。どちらが正統派の唐揚げでしょうか?

正解は右です。

 

 

これ、どちらの唐揚げでしょう?

正解は、ノンフライです。

 

にしても、いやー、ビックリしたのである、味。・・・・・・同じ。

いや、全く同じというわけではない。

そりゃあ正統派の方がやはりうまい。でもそれは、作り立ての衣の歯ごたえがあるから。

しかしそれも、例えば「弁当箱」に入れて数時間したら、その「歯ごたえ」は望めなくなる。

多少はシンナリしてしまうものだ。

で、ノンフライの唐揚げ。

ビックリしたのだが、これが最初から、作り立ての段階で「すでに弁当箱に入ってた唐揚げ」なのである。

激しくカリっとはしていない。それが「弁当箱に詰め込まれた唐揚げ」にそっくりなのだ。

そんなわけで、油で揚げた正統派も、1時間放置してたら、食べた感じが、

ノンフライとさほど変わらない状態になっていた。

スタートラインでは、出来上がりの見た目で負けていたノンフライが、

時間の経過とともに、正統派とさほど変わらなくなっていたのだ。

 

で、家族に食べ比べをしてもらった所、「どっちもうまい!!」との事である。

私も、両方うまいと思った。

長男が「明日の社会科見学の弁当も唐揚げにして!!」と言うので、

二つ返事で了解し、またもスーパーで肉を買い求め、

下味を、もっちゃらもっちゃらともみ込んだ。

(普段だったら、絶対にこんな事ありえない)

 

さて、翌朝。

これがまぁ~~~~、ほんっと~~~~に楽!!!!!

なにしろ、オーブンに肉ぶっこんで、ほったらかしにしてる間に、

卵焼きだのアスパラのソテーだの呑気に作ってられるのだから。

誰だって、朝っぱらから揚げ物なんてしたくないもんだ。

それから解放されるって、なんて素晴らしい事だと、本気で感動してしまった。

・・・ああ、そのうちくるであろう「中学・高校の弁当持参」にも、この「魔法の四角い箱」で

対処が出来る・・・・いや、もうマジで真剣に「弁当作りに苦痛を感じてる人」に

オススメしたい所である、この、ノンフライ機能。

正統派唐揚げの良さも認めつつ、手抜きしたい時はノンフライ。

私は唐揚げ粉は使用してないので、そちらの出来具合がどうなのか分からないが、

今後、弁当のおかずに唐揚げを作る際は、迷わずノンフライ、である。

(当然、後片付けも楽)

 

で、その日の昼、余ってたノンフライ唐揚げを食べたけど、

フツーに、とてもうまかった。

めでたし、めでたし。

(ちなみに後日、ハンバーグ機能を使ってハンバーグ作ってみたが、

こちらも子供らに好評であった、めでたしめでたし)