安彦麻理絵の秘密の鍵付き日記帳 -4ページ目

安彦麻理絵の秘密の鍵付き日記帳

中年オンナのアレやコレや

こんにちは。自称・謎料理ハンターのアビコです。

 

実は先月、中国で一人旅をしてきた担当編集Sから、こんなお土産を頂いた。

 

 

スーパーで買ったらしい、料理の何か。

漢字は分かるが、中国語は全く分からない。しかし、「ナンタラカンタラの素(もと)らしい」のは伝わってくる。

で、パッケージの裏に「作り方」の説明イラストがあるのだが、これがかなりアバウト。

「大さじ〇杯」などの親切な表示はなく、ただ単に、

テキトーな具材、しょうが&ねぎ、水、醤油や酒を入れた鍋に「コレを入れろ」という指示があるだけ。

にしても「コレ」って一体何なのか・・・・・・・袋の裏を、老眼鏡かけてよくよく見れば、こんな文字が羅列してある!!

 

 

「配料」の所をご覧ください・・・・・これ、どうやら、日本の「だしの素」ならぬ、

中国の「スパイスの素」らしいのだ!!

案の定。

封を開けたとたんに鼻を直撃する、五香粉的な香り!!スパイス、スパイス!!

この香りをかいだ途端に私は、脳内ハッピー状態になってしまった。

パクチーを食べると何故かウキウキしてしまう、あの感覚にそっくりだ。

 

「これは作るしかないでしょう!!!!」

 

謎料理好きとしては、妄想を駆使して、是非とも作って食べてみたい。

とりあえずパッケージの、どぎつい色合いのイラストをもとに、材料を想像してみる。

鶏手羽。赤いのは多分クコの実。茶色いのはキノコか何かだろうか?

さっそくスーパーに出向き、材料調達。

レンコンの安売りにどうしても素通り出来ず、謎料理材料メンバーにレンコンも加わってもらう。

 

帰宅後、調味料の配合にあたって、何か参考になるレシピはあるかしらと思い、色々調べた結果、

うちにあった、川津幸子先生のレシピを参考にさせて頂いた。(手羽先と大豆の煮もの)。

 

てなわけで。

とりあえず鶏手羽に軽く塩こしょうして、フライパンで焼いて取り出しておく。

 

 

そして、鍋に、ねぎのぶつ切り(ぶつ切りのねぎは、煮込むと甘くなってうまい)

ショウガ、レンコン乱切り、しいたけ、クコの実をぶち込み、焼いた鶏肉、水、調味料、

この「スパイスの素」を一袋いれて火を通す。

 

(水どのくらいに対して、コレを何袋入れたらいいのかさっぱり分からなかったが

一袋でもかなり香りが強いので、これだけにした)

 

そして、テキトーに煮込むこと15分。

・・・・・・・部屋中に、なにやら「絶対日本じゃないようなニオイ」が漂い始めた。

「きた、きたきたきたきた~~~~!!!!」

何故か異様な興奮に包まれる私。

にしても、このにおい、「日本の、おふくろの味的」なにおいとは全く異質だ。

これが「中国のおふくろの味的におい」なのだろうか?

まるで台所が、中国にワープしたような感覚である。

肉じゃがや味噌汁、切り干し大根などとは全く違う文化の香り。

とりあえず、煮汁をひたすら味見する。

完全に、パクチーが欲しくなる味だ。

「覚せい剤やめますか・それとも人間やめますか」という、あのフレーズが

おもむろに頭をよぎる。

「パクチーやめますか・それとも人間(以下略)」

強火でガーっと、煮汁をある程度まで煮詰め、さまして味が落ち着くのを待つ。

 

で、出来上がったのがこちら。

 

 

・・・・盛り付け雑&写真ヘタ。すんません。

でも、案の定であった。

案の定、このスパイス煮込みとパクチーのマリアージュは素晴らしかった。

レンコンもほくほく、鶏肉もホロホロで、まるで、何日も食ってない乞食のように

むさぼり食ってしまった私である。

 

で。

食べながら、私の頭の中で、またしても「ある企み」が、ひらめいた。それは。

「このスパイスを使って、薬膳風カレーを作るというのはどうだろう・・・!?」

この小袋をひとつ入れるだけで、普通の煮物がいきなり

「日本じゃない国の煮物」になるのである。

カレー粉だのなんだの、他のスパイスも加えたら一体どうなるのか・・・?

・・・・・わたくしの、新たなる妄想が凶暴なとぐろを巻き始めた・・・・シャーっ!!!

(つづく)