安彦麻理絵の秘密の鍵付き日記帳 -2ページ目

安彦麻理絵の秘密の鍵付き日記帳

中年オンナのアレやコレや

20代の頃は男の前で、「わたし、ガキ舌なんですぅ~♪」なんてほざいていた。

実際、ガキ舌だったわけだが。

しかし、そんなふうだった自分が中年以降、熱烈な辛党ババアになろうとは、

変われば変わるもんだ。辛い食べ物にはなんの興味もなかったのに。

思えば34歳で離婚した、あのあたりからジワジワと辛い物が

好きになっていった気がする(なんかヤバい闇を感じる)。

 

とにかく今では、ハバネロソースなしでのパスタやピザは考えられない。

玉ねぎで味噌汁を作った日は、玉ねぎが甘いから、必ず七味をふる。

子供舌に合わせて作ったカレー(甘口)には、カイエンヌペッパーをプラス。

そんなふうに、辛味の調味料が、私の生活には欠かせないものとなっている。

 

柚子七味は、柚子の香りがフワーンとして美味。

 

左がカイエンヌペッパー。風味よりも、ストレートに辛味をプラス。

右はチリパウダー。チリコンカンとかの煮込み料理に、辛味だけでなく風味も加えたい時に

大活躍。どちらも欠かせない台所の常備品。

 

左がハバネロソース。コイツの味を知ってから、タバスコから卒業。

タバスコのような酸味はなく、おいしくて、なくなると困る。

右はハリッサペースト。唐辛子にハーブとかが練り込まれた調味料。

コクがあっておいしい。肉の煮込みとかに直接つけて食べてもよし、

調味料として料理に加えてもよし。韓国料理のコチュジャンとかそんな感じ?

これも、なくなると困る。この写真、なんだかもう残量少なくて、見た目がきれいじゃないが、

それだけ私がヘビーユースなのを、分かって頂けたらと思う。

 

こちらもハリッサペースト。お友達のイライザ・ロイヤル女王様のパリみやげ。

パリではスーパーで普通にハリッサが売ってるらしい。なんてうらやましい。

(私はいつも、ハリッサはアマゾンで購入)

こちらのハリッサ、私がいつも使ってるやつよりも、辛味は控えめだったが、

ハーブの香りが際立っててすごーく素敵な味だった。

メーカーによって味も違うんですね。

 

こうやって見ると、自分の台所に、韓国あたりの辛味調味料が全くないという事に気が付いた。

多分、あのへんのものって、辛味よりも甘味が強いからかもしれない。

 

さて。

日々、こんなふうな辛味調味料達と、ステキ辛党ライフを営んでる私だが。

最近、ものすごく気になって仕方がない調味料があった・・・・・それは。

 

実は私、大食いユーチューバー、ロシアン佐藤の大ファンで、しょっちゅう彼女の動画を

観てるのだが。そこでよく、料理の「味変(あじへん)」として登場するのが・・・・・・・・

「ブット・ジョロキア」なる唐辛子で出来た調味料である。

 

この「ジョロキア」という名の唐辛子、2007年にギネスで「世界一辛い唐辛子」

として認定を受けている。

その辛さは、ハバネロが50万スコヴィルなのに対して、ジョロキアは100万スコヴィル。

(スコヴィルとは、唐辛子の辛さを計る単位。ちなみに現在は、

「ペッパーX(エックス)」なる唐辛子が世界一らしく、その辛さの数値が、

なんと318万スコヴィルらしい←コレを使ったソースが売られてるそうだが、さすがに私は

試す気はない)

 

というわけで、この「ジョロキアの一味唐辛子」を、料理にほんの少しかけただけで、

「かっっっら~~~~!!!」と、凄い顔してヒーヒー言うロシアン。

この光景を観るたんびに、私は毎度毎度気になって仕方がなかった。

 

「・・・・だから、一体どのくらい辛いんだろう・・・・?????」

 

辛党ならば、誰しも抱く、疑問&好奇心。

ここまでくると、「ジョロキア」に挑戦せずして、自称・辛党は名乗れまい。

というわけで、さっそくアマゾンで検索である。

レビューを見ると、皆、「辛い」「でもおいしい」と、なかなかの高評価。

一味唐辛子の方が1930円もするので、今回は835円(それでも高い)の、

七味の方をチョイス。

で、送られてきた商品がコチラだ。

 

 

・・・・・・・「りょう君のジョロキア」。

さっそく、「りょう君って誰だよ?」との疑問がわいたが、

実は、この唐辛子製造会社の社長、竹内僚さんの事らしい。

竹内さんはバングラディッシュで、現地人に裏切られながらも大変な苦労をして、

この、ジョロキアの栽培・加工をなしとげた人なのだそうで。

 

そんな、竹内さんの奮闘が書かれてる本がコチラだ↓。りょう君の一代記。

 

 

これを読まずして、ジョロキアを口には出来まい。

というか、「読んでからの方が、深い感動を味わえそうだ!!」という事で。

「早く、辛さを試したい」という、はやる心を抑えつつ、とにかく読む、読む、読む。

 

・・・・・いや、想像以上に凄い内容であった。

日本で安穏と暮らしてる私には驚くような事ばかりで。

とにかく、かのバングラという国は、日本の常識が全く通用しない、とんでもない国のようだ。

そんな国で事業を起こして、なんとか軌道にのせた竹内さんもスゴイが、

それ以上に大変だったのが、このジョロキア加工。

本当に過酷な作業らしく、粉砕の際、実際に触れずとも、空気感染で体がもの凄く痛くなるらしい。

だから、気温40度以上の中、長袖の上に、上下カッパでゴム長靴。帽子・ゴーグル・二重マスクの重装備で

作業を進めるそうなのだ。しかしそれでも、咳やくしゃみ、鼻水が大変で、1日に30回くらいシャワーを浴びるらしい。

なにしろ、カプサイシンが直接皮膚に触れようものなら、その激痛っぷりは凄まじいらしく、

何も知らずに作業を進めた当初、作業場は、阿鼻叫喚の地獄絵図と化したらしい。

 

「・・・・・・こんなもん、食えんのか・・・・?????」

・・・・・・・本を読んでの、正直な感想である。

この商品の値段の高さは、この「過酷な作業代も含めて」、な気がしてくる。

 

とりあえず、昨晩の残りのカレーを温める。

カレーは、トップバリューの甘口カレー。通常ならここにカイエンヌペッパーをプラスするが、

今回は「ブット・ジョロキア」・・・・である。

なんでも「悪霊の唐辛子」という意味らしい・・・・・「まいばすけっと」で買った、甘口のカレーに

「悪霊」をオンするというのも、なんだか間抜けな話だが。

とにかく「かけすぎたら大変な事になる」と思い、もの凄く用心しながら、ほんの少し、一振り二振り・・・

・・・・・・と。

突然、皿の上の空気が「辛くなった」のである。

カレーも辛くなったんだろうけど、その周りの空気まで辛くなったのだ。

この状況、かなりビビったけれど、でもなぜか、嬉しくて嬉しくて思わず顔がニヤけてしまった。

で、緊張しながら一口パクリ。

 

「・・・・・あら!!??うまいじゃないの!!!」

 

ほんの少し、という量が丁度良かったらしい。

これ、一味だったらもっとストレートに、カーっと辛さが突き刺さってきたと思うが、

七味だから、それ以外の風味も味わえて、なかなかイケる。

トップバリューの甘口カレーが、「悪霊」のおかげで、グンと格上げされた味になったのだ。

「いい買い物をした!!新しい辛味ワールドを発見出来た!!」

とまぁ、ホクホクになりながらカレーをたいらげた私。

 

・・・・・・・が。

これ、「シラフの時だったからよかった」のである。

やはり、酒が入ると、誰しも気が大きくなるものである。

だから、酔って緊張の糸が切れてる時に、ジョロキアに手を出したらどうなるか・・・・。

 

 

・・・・・ご覧ください。

料理中央部分に「パサリ」と振りかけられたジョロキア。

ウキウキしながら「このくらいは大丈夫だろう♪」と思ってかけた所・・・・。

一口食べて、私の口の中がいきなり、

「デスメタルの超ハードなライブ状態」と化した(←白眼になって悶絶する私をご想像下さい)。

多分、読者の皆さんは「たったこれっぽっちで!?」と思うかもしれないが、

相手はエスビーの七味唐辛子ではない。過去にギネス認定を受けてるヤツだ。

とにかくもう、口の中がビリビリと痛くて、犬のように八ツ八ツ八ツ・・・と口呼吸。

慌てて水を口に入れるも、衝撃が収まらない。

まさに、口の中が火事になったようである。

・・・・・そんなわけで、酒が入ってる時のジョロキアは、超危険である。

やめたほうがいいかもしれない。

やはり、シラフの時よりも手元が狂うし、適正な量を振りかけられない。

嗚呼、常に緊張感を持って接しなくてはならない調味料・・・それがブット・ジョロキアである。

 

さて、そんな「大火事」に見舞われて数日後。

夫が駅前のドン・キホーテでこんなものを買ってきた。

 

 

デス・ソース・・・・・・・ドクロマークのデス・ソース。

そのツラ構えから、愛用のハバネロソースよりも数段辛い(というかタチが悪そう)

というのが伝わってくる。

で、当然、好奇心にかられ、さっそく試してみた所。

・・・・・・・・・・・・・・・・うーん、これ、好きになれなかったです。

なんか、「唐辛子にガソリン混ぜた」みたいな味?

どうも後味が「重い」のである。その重さが、ガソリンを連想させるのか。

いや、私はガソリンを飲んだ事ないが。

なので、どうもコイツには手がのびない。

結局、冷蔵庫の肥やしと化してる辛味調味料である(と言いつつ、写真では量、ある程度減ってますが)。