次の目的地、大善寺は勝沼ぶどうの発祥地と言われる場所。境内にぶどう畑があったり、本尊の薬師如来はぶどうを持っていたり…と山梨らしいお寺…とのこと。
思わず怖じ気付くほどに立派な山門を抜けると、目の前にはぶどう畑、そして石段。
石段を上ると、立派な薬師堂がドドーン！
眼下に広がるぶどう畑を眺めながら…お堂の中へと入ります。
お堂の中。立派な厨子が一つ、そして等身大の十二神将がズラリ。
厨子の中の薬師三尊は5年に一度だけのご開帳。
残念がりながら、十二神将をじっくりと観ていくことにします。
彩色の具合によるのかもしれないけど、この十二神将、やけに生々しい姿。
ギラリっと目を見開き、歯をむきだしている方などもいて、ちょっぴりホラーっぽかったり…
その姿は何とも個性的で…そしてカッコいい！
う～ん。
すごいぞ…山梨仏…。
これはまた時間つくって見仏に来なければならんなぁ…と思ったのでした。
…というわけで、今回の見仏旅行はこれにて終了。
数々のすばらしい出会いに感謝しつつ…、今晩の宿へと向かいましょう…。