昨日、お客様とトレーニングの話をしていて、「スクワット」の話になりました。
正しいフォームという話題でしたが、基本的なスクワットのフォームは、
①足を肩幅よりやや広くして、
②背中をまっすぐにし、
③膝が前に出ないようにしゃがむ
という方法です。
これが一般的に言うスクワットのフォームです。
でも、僕は
スクワットに正しいフォームはない
と思っています。
まず、先ほどの一般的なスクワットフォームでやってみてください。
重心がカカトに寄りませんか?
もしかしたらこのフォームでしゃがめない方もいるのでは?
そもそも日常生活でこんな姿勢しないのでは?
と思うのです。
もちろん、ももの前やお尻の筋肉を鍛えたいという目的ならばそのフォームが正しいと思います。
しかし、スクワットの目的が、動きやすいカラダになりたい。という場合は、逆に変なクセがついてしまう気がします。
人間は歩くときや走るとき、立ち上がるときなどは、重心を前方に移動させながら動作を行います。
カカトに重心を乗せると、重心が後ろにあるため、前に移動するときに余計な筋力を使ってしまい、疲れやすくなります。
また、動作を筋力のみに頼ってしまうので、スムーズな動作ができなくなってしまいます。
動きやすいカラダをつくるのが目的であれば、重心はカカトよりも前にあるべきだと思います。
そうなると自然と膝はつま先よりやや前に出ます。
ただ、このフォーム、ダンベルなどを持ちながら行う場合や、深くしゃがみ込むといった場合、膝に負担がかかりやすいんです。
膝に何らかの問題を抱えている方や、高重量を扱う方の場合、特定の筋肉のみを鍛えたい方などは逆にカカトに重心を乗せた方が安全かもしれません。
なので、スクワットの「正しい」フォームはないと考えるわけです。
それぞれの目的に合わせて使い分けることができれば一番いいのではないでしょうか。
